2016年07月12日

No.1728 大阪木村塾BS経営セミナー 7月度開催

7月5日 大阪市北区にある手品家梅田店で大阪木村塾BS経営セミナーを開催。
BS経営のケーススタディとして
有限会社エム・カンパニー代表取締役の松木克浩さんをゲストにお迎えした。
堺市にある同社は1992年創業、翌年に設立。
大阪南港を物流拠点として畜肉商品に特化した「畜産物流」で急伸する。

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松木さんは1970年生まれの46歳。
高校卒業後、運送会社や不動産会社、工場を転々として21歳の時に起業した。
きっかけは「誰か大手食品会社の食肉を運ぶ人はおらんか?」という知人の声。
高校時代から「社長になって金持ちになる」と決めていた松木さんは、すかさず手を挙げた。

友達を引き込んで社員1人、代行運転で売上70万円からスタートした事業は、
試行錯誤しながらも拡大した。
原動力は「いい時計をして、いいところで飲みたい。大きな家に住みたいという欲望」。
4年目には精肉店を開業して失敗。
5年目には事業が認可制から許可制となり、資本調達に奔走。
それを機に自身はドライバーを辞めて営業活動に専念した。

売上が上がり従業員が増えると「私利私欲」はさらに強くなり毎夜、繁華街に繰り出した。
しかし、一方では資金繰りや人間関係、人財育成の問題にぶち当たった。

「すべての問題は自分の行動にある」。
気付かせてくれたのは10年目に入会した日創研での学びだ。
以来「物流を通じて社員・お客様に幸せを届ける」というエムカン理念を持つことに。
理念があれば行動が変わり、社員や荷主企業からの評価も変わった。

松木さんがBS経営を学ぶようになったのは、さらに10年後の2013年。
「数字を入れた夢ビジョン」を打ち出して公言すると、夢がカタチになり勢いが加速した。
「ビジョンを決めると、それを実現するためのアイデア(戦略)が生まれます。
しかも一つではなく無数に。もちろん、それに挑戦するのは壁もあるし
失敗もする。でも、失敗してもスキルがつくので最後には成功します」と話す。

その甲斐あって、今年度は3年前に打ち出した「自己資本1億円」を突破する。
計画していたエムカン物流センターも予定より早く実現した。

BS経営の威力はそれだけではない。
ビジョンを共有すると幹部が育ち、金融機関を味方に付けて資金調達が容易になる。

セミナーでは「30期 自己資本3億円、幹部社員の年収1,000万円」を掲げた。
そして、このBSビジョンを叶える戦略として
お客様の会社で余っている食材をWEB上で販売する「エムカン牧場」、
外食産業として「エムカン一人焼肉」の展開などビジネスプランが広がる。
さらに50期2043年には牛のテーマパーク「エムカン牧場」という長期的ビジョンも描く。

私もかつては「私利私欲」の塊だった。
決算書といえば損益計算書の売上高や利益にしか興味のない経営者。
それがバブルの崩壊を機に、自己資本の持つ意味と重要性に気付き
経営とは「公利公欲」であると気付いた。

では、公利公欲とは何だろう?
お客様や社員のために経営するといった道徳的、倫理的な精神論だけでは足りない。
経営とは「人・もの・金」という社会の経営資源を使って儲けさせてもらうことだ。
だから、儲かれば社会に還元する。
経営者であれば「税金を払う」か「雇用をつくる」か。
それが究極の公利公欲である。

松木さんは現在60名を超える社員さんを雇用するだけでなく
まもなく自己資本1億円のステージに立とうとしている。
それは、同じくらい税金を払って世の中に還元したという証でもある。
だからこそ、それが信用となり金融機関からの資金調達を容易にする。

今回、自ら「自分にチャンスを与える生き方をしなさい」というテーマを掲げ、
決算書を開示して事例発表された松木さん。
会場には社員さん6名のほか取引先の金融機関の方も同席された。
BSビジョンは、社員さんにとっては自社で働く自信と誇り、
金融機関をはじめ取引先の方にとっては信用と信頼につながるにちがいない。
エム・カンパニー50期に私は102歳! ぜひ、うれしい報告を聞きたいものだ。

BSビジョンは何度も公言してこそ実現する。
みなさんも、ぜひ、ビッグなBSビジョンを社員さんや取引先の関係者の方の前で公言してください。

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☆いただいたアンケートより抜粋

・ 数字を乗せて話す、ビジョンを語るというのはこういうことなんだということが分かりました。組織づくりという部分でも学びがありました。
・ 夢・ビジョンを明確にすると戦略・やり方は無数に出てくる!! ビジョンを明確に、そしてどんどん公言します。
・ 「社長の仕事を3つ」という質問に「人を育てる・夢を創る・勉強する」。インパクトがありました。
・ 本日あらためて自分が考えるべきことと、行動しなければならないことが分かりました。松木社長のような数字に強い、勉強して夢を大きくもつ経営者になります。
・ BS経営とは大きい会社ではなく強い会社。そのためには自己資本を殖やす。明確なビジョンを持ち、公言する。そしてやり続けることが大切。
・ 「うまくいったらお金が儲かる・失敗したら経験が儲かる」会長の言葉が刺さりました。やはりビジョンは幹部や社員さんのイメージできる「カタチ」と財務の両方をしっかりつくっておかないといけないと実感できました。
・ 今から2年間独立しようと思っています。その決意を固めるために参加しました会長の話も松木さんの話も元気の素になりました。
・ 松木社長がすごく楽しく話している姿を見て、社員さんもワクワクすると思いました。
松木社長の「素直に学んだことを実践されている」のが今の結果だと思います。
・ 話を聞いて自分が抱えていた悩みの解決の糸口が見えた気がしました。「やはり自分もついている」と感じました。
・ 一つひとつビジョンを達成されていくエム・カンパニーの50周年が楽しみ。自分も出資できるように個人資産を貯めておきます!
・ BS経営に刺激を受けました。夢、ビジョン、心が膨らみました。続けて学んでいきたい。
・  松木社長を支えたのが白川常務だったというお話しを聞いて、私もわが社の社長にとって必要な社員になりたいと思いました。

投稿者 Katsuo : 02:03

2016年07月02日

No.1727 木村塾やってみよう会6月度例会A

6月28日、大阪市北区の手品家・梅田店にて第89回「木村塾やってみよう会」が開催された。
今回の発表者は潟_スキン川西 専務取締役 兼、
阪神クリーンサービス鰍フ代表取締役を務める名越卓さん。
経営理念に「喜びの交換で環境も人も心も美しく」を掲げ、
掃除用品のレンタルサービスや、事業所向け衛生管理業務を展開する。

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1979年生まれの37歳。
お祖母さんが昭和45年に創業したダスキンのフランチャイズ会社の3代目だ。
「祖母は苦労人で口減らしのために大阪に出て名越の家で育ったと聞いています。
ダスキンを創業したのは40歳の時。車がないのでリアカーを引き、汚れた雑巾を集めて
新しい雑巾と交換したそうです。雑巾を洗った対価に代えるのではない。
喜びと喜びの交換だ、と言ったことが創業の精神につながっています」と話す。
自身は「祖父の膝の上」で育った。一本気で優しく人に慕われる性格はお祖父さん譲りだ。

しかし、家では母親に甘えられず母親との確執に悩んだ。
「ほめられた体験がなかったんです。いくら勉強でいい成績を取っても
走りで1番になっても、もっとできるだろうと一度もほめてくれなかった」。
もっとも、20年来のこのモヤモヤは数年前に晴れた。
「私を後継ぎとして立派に育てなければならないという母なりの責任から出たものであることが
分かったのです。母と酒の席で一緒になった時に初めて聞くことができました」。

少年期はサッカーにのめりこみプロ選手を夢見た。
しかし、実力面で届かず高校時代に断念。「人生初の挫折」だった。

父親の助言もあり米国シアトルにある大学に進んだ。
留学中の武勇伝がある。
「シアトルは日本人も多い街。バイト先で日本人なら寿司を握れるだろうといわれて、
握ってみたら評判に。勢いでマリナーズ寿司やイチロー寿司もつくって稼ぎました (笑)」
5年後に帰国。東京にあるダイキンFC店に就職、営業職に就いた。
全国のダスキン加盟店でも売上トップ3に入る優良店舗。
そこで新規開拓のため1日70件の家庭を回ったことも。
異国の地やバードな営業で鍛えた精神力がいまの原動力になっている。

その後、川西に戻ったが、自社が「ちっぽけ」に思えた。「父もたいしたことはない」。
「あるものに気付かず、ないものねだり」と気付いたのは
日創研の起業家養成スクールに通ったのがきっかけだ。
現在、ダスキン川西は社員22名、パート43名、委託スタッフ120名。
専務として66歳の社長を支え、「社員がこの会社で働いてよかった、
子供もこの会社に入れたいと思ってもらえる会社」を目指す。

社内では、社員さんのモチベーションを上げるさまざまな取り組みを展開している。
月1回の勉強会の他、3か月毎に実施する「経営理念プレゼン大会」もその一つ。
全社員が経営理念をどのように実践しているかをプレゼンし、投票して入賞者を表彰する。
最初は勉強会を開いても人が集まらなかった。
何とか1人でもと考えた名越さんは、始業前の7時に出勤、場所を設けて
粘り強く参加を呼び掛けたところ次第に人が増え、それがプレゼン大会に繋がったという。

また、3年前から同じくダスキンのFC店、阪神クリーンサービスの社長に就任。
「FC店だから出来ないと決めつけていた事業も、常識とらわれずに挑戦したい。
インバウンドの増大でネットを活用した民泊が増加していますが、
それらを対象にした清掃サービス事業の展開を視野に入れています」。
木村塾で「BS経営」を学び始めた名越さんは力強く語る。

最後に45歳となる7年後の両社のBSビジョンを公言した。

「まだ何もチャレンジをしたこともない人生」と振り返る名越さんだが、
話を聞き終わった皆さんからは「留学時代も含めてすごいチャレンジャー」と
行動を称えるフィードバックが寄せられた。

ダイキンという企業は、FC創業者鈴木清一氏の創業者、鈴木清一氏の教えもあって
素晴らしい倫理的理念を掲げ、社会貢献を実践しておられる。
それは本当に素晴らしいことだ。
しかし、経営は右手に論語、左手にソロバン。
明治時代の偉大な起業家、渋沢栄一も言っている。

今後はそこに「BSの自己資本」という目標を付け加えて経営を実践していただきたい。
企業にとってBSは、過去から現在、未来の経営状況を測る通信簿。
そして自己資本は企業にとっての貯金だ。
何があっても揺るがない、盤石な経営基盤となる自己資本こそ「変化対応力」だ。
この神器を手にすれば社会的信用がますます高まり、さらにビッグチャレンジが可能になる。

「今回発表して胸をはってもいいんだと、自分に自信が持てた。
これからのチャレンジに対して勇気になります」と語った名越さん。
若いだけに真の起業家となり、高いステージに立たれることを期待している。

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☆いただいたアンケートより抜粋

・ お客様だけでなく社員の幸せも同時に叶えていく器のでかさ、男気を感じました。右手にモップ、左手にソロバンを持って達成してください。
・ 祖母様の言われた創業精神「喜びと喜びの交換。雑巾を洗った対価に代えるのではない」という言葉に感動しました。ご本人はチャレンジしなかったとおっしゃったけど、アメリカ留学、お寿司を握って売上を上げた話、就職先での1日70件の飛び込み営業、起業家養成コースに入られたことなど、37歳で素晴らしいチャレンジがあると思いました。
・ インバウンドの拡大を見据えてAirbnb (エアビーアンドビー)の部屋の掃除等、時代の変化に合ったサービスの提供をする。従来の枠組みにとらわれないことが大切だと気付かされました。
・ 名越さんの留学での経験や社員さんが喜ぶ経営ができているという時点ですごいなと思いました。
・ 経営理念のプレゼン大会の話がすばらしかった。自社でも取り入れます。地域貢献のお掃除教室、理念に基づいた会社のイベントとリンクして社員さんと経営陣の溝が全くありません。理念のプレゼン大会が功を奏しているのかと思います。
・ 経営者の家系に生まれた名越さんの話。生い立ちからビジョンまでとても分かりやすかった。皆さんの質問で様々なことが深堀されて勉強になりました。

投稿者 Katsuo : 00:49

2016年07月01日

No.1726 2016年6月度 実践目標の進捗報告

今年も半年が過ぎた。年々時間が過ぎるスピードを速く感じる。
皆さんの実践目標の進み具合はいかかでしょうか。

75歳になり「光輝高齢者」になると宣言した今年だったが
ドクターストップがかかり、登山とアスレチックトレーニングを中断している。
しかし、それ以外は順調に推移し、「読書」とヘルスケアの「フロア階」が好調だ。
とくに、登山とアスレチックの代わりに始めたフロア階は
毎日の「100フロア階」が習慣になってきた。
ちなみに100フロア階は階段を昇るが、「階段100段」ではないので念のため(笑)。
建物の高さ3メートルを1フロアとして、上った階段をフロア換算したものだ。

その成果も踏まえ、先月は年間目標を5,000階から1万階に、
さらに今月は2万階にと大幅に上方修正した。
おかげで体も馴染み、元気を回復している。

「光輝高齢者」はいくつになっても希望を胸に、生きる喜びをもって歩む人だ。
その人生を全うするためにも、いかに体調を管理するかが試されているように思う。
まさに「変化対応力」が求められる。

半年を過ぎて目標通りに進んでいない方も、諦めたり落ち込んだりすることはない。
思うように進んでいない方は今から頑張ればいい。
状況が変われば臨機応変に軌道修正すればいい。
そのためにもこまめに目標進捗をして、最終的にめざすゴールにたどり着きたい。

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☆では、私の6月度実践報告を

・減量、減塩、断酒
・万歩計242/500万歩
・ヘルスケア、フロア階(3u換算)11,860/20,000階(目標再修正)
・登山8/20回

・読書55/30冊
・英会話34/50回
・写経4,435/4,500枚(累計)

・大阪木村塾受講生 683/1800名

・益田市活性化への
「第一回マジックフェスティバル」
「デザイン思考講」

投稿者 Katsuo : 00:57

2016年06月30日

No.1725 「ダスキン近畿ネットワーク21」で講演

6月17日15時から吹田市にあるダスキン本部で「ダスキン近畿ネットワーク21」
定例会が開かれ、講演させていただいた。
潟_スキン近畿エリア加盟店の若手経営者・幹部の方々が集まる定例会。
4月に続いて2回目の講演だ。

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今回はBS経営の実践例としてマジックポット代表取締役・前田真孝さんをお連れして
その極意をお話しさせていただいた。
同社は2008年設立。
大阪梅田にある手品家梅田店ほか、本社のある広島ほか全国4店舗の直営店と
マレーシアを含むFC店4店舗を展開する。

高校教員を経てマジックバーの経営を始めた前田さん。
「マジックでは食えない」という世間の常識を覆すべく、
マジシャンを雇用して会社組織にし、マジシャンの地位向上と業界の発展を目指す。
BS経営に出会ったのは3年前。
店舗を増やして赤字経営に陥った前田さんが、私のところに相談に来られたのが始まりだ。

経営者には2つのタイプがある。
損益計算書(PL)の売上高を上げることに注力する単年度志向の「PL型」と
長期的視野でバランスシート(BS)の自己資本を積み上げる未来志向の「BS型」だ。

前田さんは典型的なPL経営者だった。
「エンターテーメントでマジックを世界に」と素晴らしい理念を掲げるが、
未来に対する数値目標がなかった。
そして、数字といえば関心があるのは現在の売上だけ。
売上が上がっても無駄な税金は払いたくないので節税に徹した。

BS経営は、バランスシート(BS)の自己資本を強くして盤石の財務基盤を築く経営だ。
同時に5年後、10年後のなりたい姿を描いて実現する未来ビジョンの経営でもある。
BS経営を学んだ前田さんは「2020年に上場、自己資本3億円」というBSビジョンを掲げた。

それから2年、BSビジョンの数字にはまだ及ばないが驚くべきことが起こった。
それは「人財と資金と情報」が集まってきたこと。
社内でBSビジョンを共有すると経営社員が育っていった。
それだけではない。前田さんのBSビジョンに共鳴して
一流企業や取引先銀行に勤めていた人が、会社を辞め、退職金を持って入社した。
さらに、このBSビジョンに金融機関からの融資や情報が集まった。

BSビジョンを掲げると、いまやるべき課題が見えてくる。
それが明確になると戦略が生まれる。

PL経営とBS経営の間には「税金川」という、あまり渡りたくない川が流れている。
しかし、納税は社会貢献の最たるもの。
税金川を渡ることで「公の力」が付けば、世の中からの恩恵が押し寄せる。
この川を渡った人のみが、新たなステージに立てる。
ビッグなBSビジョンは、人を惹きつけ、社会を味方に付ける。

「経営は右手に論語。左手にソロバン」。
明治時代の起業家、渋沢栄一も言っている。
ダスキンさんは創業者、鈴木清一氏の「道と経済の合一」を願う「祈りの経営」で有名だが
ここに「BSビジョン」という未来志向のソロバンを持っていただくと
その願いはさらに加速し広がるだろう。

懇親会は皆さんと同世代の前田社長に任せて私は失礼したが、
向上心の強い若い人たちと交わるとエネルギーがいただける。次回が楽しみだ。

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☆いただいたアンケートより抜粋

・ 社員に経営感覚を身に付けさせるためにBS経営は非常に有効だと思いました。数字をオープンにするか否かについては悩んでいましたが、BSビジョンを共有するためにも検討します。
・ 私がやろうと思っていたことの着眼点を示していただいたので驚きました。先代の影響力が強く一気に変わることはできませんが、今は根回しの時期だと我慢しながら虎視眈々とできることから始めます。
・ 私は従業員ですが、会社に未来が見えないとモチベーションが保てません。BSビジョンを社員の夢として共有するという考えに共感しました。
・ 単年度で経営を判断することのもろさ、BSビジョンを示すことで長期的なビジョンをイメージさせ夢を与えることができるという所にBS経営の素晴らしさを感じました。まずは自分からBSビジョンを公言します。
・ 私はまだ経営を引き継いでいませんが、今の段階から会社をどうしたいかというビジョンを持ち、社員と共有したい。
・ ビジョンの共有、明確化が大事だとは気づいていましたが、ここまで本気で取り組んでいませんでした。「5年後自己資本1億円!!」気合いが入りました。
・ 「自己資本を殖やす、税金を払う、社員の成長と安定」。BS経営は素晴らしい。会社に戻り、夢の日付を付け、ビジョンを語ります。
・ 数字を入れたビジョンをつくり計画を具体的に進めていける組織を目指します。
・ 創業者から「キャッシュフローがすべてだ」と教え込まれ、無借金経営を続けていますが、発展性がないようにも思っていました。BSビジョンを語り、社員と共有し実践することで夢が実現する。一つの道が見えました。
・ 私も完全にPL型社員でした。考え方が変わりました。10年後、20年後の未来を数字入りの言葉で計画し実行することが大切だと感じました。
・ BSの考え方を持ち、「いつまで」という明確なプランを立てて実行する。数字が戦略をつくる。それが未来へと導いてくれると思いました。

投稿者 Katsuo : 00:09

2016年06月24日

No.1724 木村塾パワーアップセミナー「あなたにとって幸せとは?」

6月21日 大阪市北区にある手品家梅田店で第1081回パワーアップセミナーを開催。
テーマは「あなたにとって幸せとは?」

パワーアップセミナーは当り前すぎて普段は意識しないようなテーマが出るので面白い。
今回もまさにそうだ。
プレゼンテーションを通して、改めて幸せとは何かを考えるきっかけになった
という参加者が多かった。

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色んな幸せの形があった。
「笑顔あふれる環境が自分にとっての幸せ」
「社員さん、お客さんから頼りにされるのが幸せ」
「家族との何気ない時間が幸せ」
「人間関係が充実していることが幸せ」
「人に与えられることができる状態が幸せ」
「家族が幸せであることが幸せ」

人は一人では生きられない。つくづく幸せとは人との関わりの中でつくられるものだと思う。
こんなことを話した方があった。
「振り返ると今まで多少の不満はあったりしたが「不幸」と感じたことはない」。

私もそう思う。
父親が亡くなった時、いよいよ食えなくなってメシの種を探しに大阪に出た時、
取引先に切られた時…色々あったが、それを不幸だと思ったことはない。
くよくよ思い悩む暇もなかったというのが実感だ。
『逆境に勝る師なし』という本を書いたが、自分では一度も逆境など思ったことはなかった。
あれは本屋さんが付けたタイトルだ。「こう書かないと売れませんよ」と(笑)。
しかし、今となっては、それもすべて自分に与えられたステージだと思うし
このステージが今をつくった。
感謝すら覚える。

この日本に生まれて十分すぎる人生、幸せすぎる人生を送らせてもらった。
見渡せば本当にチャンスだらけだ。
日本ほどビジネスがしやすい国はない。
だから、自分がいただいた恩を世の中にお返ししたい。
このようなセミナーを通じて皆さんの起業家魂を引き出していきたいと思っている。

かといって、日本人全員が起業家になればいいとは思っていない。
ただ、人口の5%くらいの割合で起業家が登場しないと国は衰退してしまう。
まだまだ日本には起業家が足りない。

何を幸せと感じ、何を求めるかは人さまざまだが
ここに集まる皆さんには、ぜひ、自分のステージを活かすことを考え、実践してほしい。
やったらやっただけ必ず「経験」か「お金」が儲かる。
何もやらない人は、何も儲からない。

皆さんには自ら逆境(ステージ)を作るような気概を持ってやっていってほしい。

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☆いただいたアンケートより抜粋

・ 改めて自分にとって幸せとは?今後どうすれば幸せになれるかという課題に直面できました。十人十色の幸せを聞くことができて面白かった。
・ 幸せとは愛し愛されて認められ、いろんな形があることを再確認できました。今後もっと幸せになるにはどうしたらいいかを考え、そこから成長したいと思います。『生き様は死に様』。祖父が亡くなった時に父が言っていた言葉です。
・ 幸せとは結局、人に与えて自分が満足できることだと。人間関係の悪い人は幸せとは程遠いと思った。
・ 改めて聞かれて回答に困りました。それを意識して生きていた訳じゃなかったんだということに気付きました。「振り返った時に幸せだったという」Kさんの言葉になるほど、と思いました。テーマを与えられて話すのは大切だし、楽しい。
・ 周りの人の意見を聞くことで、自分の中で眠っていた感情が発見できてよかった。
・ 話し手は聞き手の目を見て話さないと伝わらないと実感た。

投稿者 Katsuo : 00:22

2016年06月22日

No.1723 木村塾やってみよう会6月度例会@

6月14日、大阪市北区の手品家・梅田店にて第87回「木村塾やってみよう会」が開催された。
今回の発表者は長谷川夕起さん。この春、6 年間勤務した大手企業を退社して起業された。

創業した「way u(うぇい)」は、「セミナー・コンセルジュ」でもある長谷川さんが
セミナーを開催したい人に対してコンサルティングや運営支援事業を行う。
一方、並行して長谷川さんを含めて仲間4人と中小企業経営者や個人事業主が
安心して暮らせるコミュニティを目指す「so 咲(ソーサク)」を設立。
「人の役に立ちたい、困っている人に寄り添いたい」という視点から
ビジネスと社会貢献の2本柱で新事業を展開する。

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1984年、サラリーマン家庭の長女として西宮市で誕生した長谷川さん。
生後間もなく原因不明の川崎病に罹り、九死に一生を得たこともあって
ご両親は長谷川さんをひときわ慎重に育てた。
小さい頃は、外遊びが好きで怖いもの知らず。人前に出るのも大好きだった。
しかし、乳児期の病気を理由に運動を制限される環境に置かれた。
大人になっても引きずる「積極的なのに引っ込み思案」という性格は
そんな乳児期体験が影響している。

小学校2年の時に神戸市内に転校。
かわいくて勉強のできる西宮の山の手のお嬢さんは、クラスの人気者になった。
長谷川さんは学校でも家でも自分を押し殺して期待に応え、いい子を演じ続けた。
ただ「自分のことは自分で決める」。
とくに進路に関しては親に相談したことはなかった。

転機は高校時代。入学したのは県内からツワモが集まる有数の進学校。
今までのようにがんばっても中間止まり。どうしても上には登れなかった。
「でも、はじめてロボットから人間になれた気がしました」と振り返る。

ちなみに長谷川さんのお父さんは勤め人だったが、母方のお祖父さんは台湾出身の起業家。
その他の親族もほとんどが自営業。
逆に「いい学校に入って、いい会社に勤める」コースを着実に歩む長谷川さんに対して
親戚中から期待が寄せられた。
卒業後、第二志望校ではあったが兵庫県立姫路工業大学の工学部に入学。
「親に頼るばかりでは」と、ハンバーガー屋でバイトするとすぐに貯金が貯まった。

大学3年になり家を出て学校に近い姫路で下宿を始める。
バイト先もホテルの配膳の仕事に変わるとますます貯金が増えた。
「使う目的もないのにひたすら貯金が増えるのが楽しみでした」と笑いを取る。

大学院に進み、好きな解析や分析の仕事ができる神戸製鋼の関連会社に就職。
しかし、入社早々、希望とは反する神戸製鋼の別機関に出向となり粛々と仕事を続けた。
給料もよく、趣味のダンスや旅行、エステにと出費してもお金が貯まった。
ある時、貯金利息の低さから「もっと殖やし方があるのでは?」と気付いた。
将来への備えも含め資産運用に興味を持ち株式投資を始める。
一時はそれで生活をする考えもよぎったが、さすがに現実的ではなく勤めを続けた。

「何か違う。私の人生はこれていいのだろうか」
入社時からずっと抱いていた疑問が、6年目にして限界にきた。
木村塾に参加し始めたのもそのころだ。
環境を変えたくて社外の外たちと交流を始めると、
本来の好奇心旺盛な自分を押し殺していることに気付いた。
「失敗したくなくて無難な道ばかり選んできた。変化を嫌って今まで逃げてばかりいた」。

退職を決意した長谷川さんが真剣に自分と向き合う中で辿り着いたのが、この結論
「人と関わって人の役に立つ仕事をしたい」。
あふれるように起業のアイデアが沸き、起業にこぎつけた。

経営とは、世の中の人・もの・お金を使って、それを10倍にも100倍にもして
再び世の中に還元することだ。
長谷川さんの発表の中で「資産運用」という言葉が出たが、
会社経営において資金調達と資産運用は、ビジョン実現に向けた戦略の要となる。

たとえば1000万円の資金(資本金)があったとする。
これを元にビジネスをすれば、どれくらいの利益が出せるだろう?
私の経験だと平均的な運用益は年5%ぐらいだ。年50万円の利益をつくれる。
仮にこの1000万円を全額融資に頼ったとしても、今なら年2%程度の利息で調達できる。
ならば20万円の利息を払って50万円儲けられたら30万円が手元に残る。
元手が1000万円で30万円なら、1億だと300万、10億ならば3000万円のプラスになる。

決算書のBS(バランスシート)は経営者の通信簿。
BSの自己資本はいわば会社の貯金。
そして、この貯金を使って、いくら利益を出せるか。それが経営力というものだ。
自己資本1000万円、つまり会社の貯金が1000万円あれば、1億円の融資が受けられる。
会社経営において資金調達は借金ではない。いかに資金調達をして資産運用をするか。
お金そのものを働かせることに注力したい。

起業に当たって長谷川さんは、事業計画書を携え銀行に融資を求めたという。
しかし、結果はアウト。
事業計画がまだそこまで固まっていなかったことが原因かもしれない。
しかし、この行動力は素晴らしい。
失敗と成功は同じラインにある。
成功の反対は失敗ではなく、やってみないことだ。
動き出した長谷川さんは確実にゴールに向かって近づいている。

「会社員じゃないと暮らしていけないと思っている人は多いと思いますがそうじゃない。私が先陣を切って証明したい」。
最後に個人事業主である長谷川さんは「貯金」という形で、10年後のビジョン目標を公言した。

大企業という、安心安泰の「箱」から飛び出て起業家の道を選んだ長谷川さん。
もちろん、箱の中で終える人生も悪くはない。
しかし、世の中の人全員が箱の中に入っていたら、社会は進化しない。
人口の5%くらいは、箱から飛び出て新しい事業を興していかないと日本は滅びてしまう。

会場にはご両親の姿があった。
「この会は自己開示の最高の場。勇気を奮って発表して一皮むけた気がします。
これまで心配をかけてきた両親に対して感謝を伝えられました」。
晴れ晴れと話す長谷川さん。
まだ31歳。勇気ある一歩を踏み出した女性起業家に大きな拍手が送られた。

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☆いただいたアンケートより抜粋

・ 「妥協を知る」「変化を恐れる」「逃げていただけ」自分とすごく似ているところがあると思いました。ただ、行動力には尊敬の念を抱きます。刺激になりました。
・ 「数字は戦略。言葉を生む」「お金を働かせる」「会社の役割は@雇用を生むA税金を払うB社会の役に立つ事業を行う」今回の気付きを今後の活動に活かします。
・ 人のために何かをする。それは人を気遣うことができるから。ビジョンが決まれば後は走るだけです!! 共に学び共に成長しましょう。
・ 赤裸々な半生の振り返り。心に響きました。
・ 長谷川さんの生き様で一貫していたのが「変わること」。その「変わること」について考え、苦しんできたことが伝わりました。その中で「やりたい」と思えることを見つけ、進めていく姿が素晴らしい。
・ 「社会のためになる会社が人をつくる」しっかり心に刻みます。
・ 退職することを考えて株をするとか将来を見据えた長谷川さんの行動力がすごい。変化を嫌う人生と語っていたが、結果的には若いときから培った行動が今の長谷川さんをつくっているのだと思った。
・ 若者同士一緒になって力を合わせて日本を盛り上げたいと思った。
・ 自分のことを発表する勇気、それと行動力がすごい!
・ 長谷川さんの人が好き、人のためになりたいという気持ちがビジョンに反映されていることに感銘を受けた。

投稿者 Katsuo : 00:30

2016年06月10日

No.1722 大阪木村塾BS経営セミナー 6月度開催

6月7日 大阪市北区にある手品家・梅田店で大阪木村塾BS経営セミナーを開催。
今回は会場でもある手品家を展開するマジックポット代表取締役
前田正孝さんをゲストに迎え、BS経営の極意をお伝えした。

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前田さんは高知大学を卒業後、高校教員を経て2008年に同社を設立。
「マジシャンでは食えない」という世間の常識を覆すべく、
マジシャンを雇用して会社組織にし、マジシャンの地位向上と業界の発展を目指す。
現在7期。社員23名を率い、全国4店舗とマレーシアを含むFC店4店舗を展開する。

原点は小学校時代にテレビで見たマジック体験。感動した前田さんは
録画したビデオを見て習得し、家で披露したところお父さんが驚嘆して誉めまくった。
その成功体験が「超絶プラス思考」の前田さんを育てた。

BS経営に出会ったのは3年前。
「店を増やし売上は上がっているのに、キャッシュがない」。
挙句は3,000万円の赤字経営に陥った前田さんが、拙著「BS経営のススメ」を読んで
私のところに相談に来られたのが始まりだ。

「経営は右手に論語。左手にソロバン」。
明治時代の起業家、渋沢栄一の言葉だが、数値目標のない理念だけでは、経営はできない。
「エンターテーメントでマジックを世界に」という理念を掲げる前田さんには
未来に対する数値目標がなかった。
「数字といえば現在の売上だけ。しかも売上と利益は同じものだと考えていたくらい。
売上げが上がったけど無駄な税金は払いたくないので社内旅行にラスベガスへ出かけたら
後で請求書が来てえらいことに(笑)。そんなレベルの経営者でした」。

BS経営は、バランスシート(BS)の自己資本を強くして盤石の財務基盤を築く経営だ。
同時に5年後、10年後のなりたい姿を描いて実現する未来ビジョンの経営でもある。
BS経営を学んだ前田さんは「2020年に上場、自己資本3億円」というBSビジョンを掲げた。

セミナーでは創業以来の決算書を開示し、
BS経営導入後、ここ2年間の変化について話した。
その中で起こった「凄い変化」の一つが人財。
一流企業や取引先銀行に勤めていた人が、前田さんのBSビジョンに共鳴して会社を辞め、
しかも退職金を持って入社したという。それが征矢副社長と財務担当の小原さん。

優秀な人財を仲間に引き込んだことで運営が飛躍的に前進すると共に増資もできた。
社内でBSビジョンを共有すると経営社員が育っていった。
さらに、このBSビジョンに金融機関からの融資や情報が集まった。

一方「BSビジョンを掲げる最大のメリットは、いまやるべき課題が見えてくること。
BSビジョンの数字にはまだまだ及びませんが、目標に到達するために
何をやらなければならないか。何が足りないか。それが明確になると戦略が生まれる。
まずはビジョン実現に向けて、銀座出店と梅田店をシアター会場にリニューアルします」と話す。

現在ショー、マジシャンの派遣、グッズ販売、社会貢献の4事業を展開するが、
新分野としてマジックとエデュケーション(教育)、コミュニケーションを合わせた
「マジケーション」に乗り出す。
名付けたのは、手品家にも出演する世界級のマジシャン、セロだという。
「できるからするんじゃない。するからできる。それが私の哲学」
前田さんは言い切った。

経営者には2つのタイプがある。
損益計算書(PL)の売上に終始して税金を払いたがらない「PL型」と
しっかり税金を払ってでもバランスシート(BS)の自己資本を積み上げる「BS型」だ。
両社の間には「税金川」という、あまり渡りたくない川が流れているが
納税は社会貢献の最たるもの。
税金川を渡ることで「私利私欲」から「公利公欲」の経営者に変わるはずだ。
「公の力」が付けば、世の中からの恩恵がドドッと押し寄せる。
この川を渡った人のみが、新たなステージに立てる。
ビッグなBSビジョンは、人を惹きつけ、社会を味方に付ける。

この春、新たに「もっと多くの人をもっと喜ばせたい」という理念を掲げた前田さん。
BSビジョンの力を得て必ず夢を実現させるだろう。
会場は前田さんの超絶プラス思考の空気に包まれた。

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☆いただいたアンケートより抜粋

・ マジシャンの社会的地位向上という前田社長の強い、熱い信念がひしひしと伝わってきて説得力がありました。無限の可能性があるマジックにはインバウンドも東京オリンピックもチャンスにあふれていますね。
・ BSビジョンに人が引き寄せられる。人生理念も本当に素晴らしい。人間的魅力にあふれ話を聞くだけで元気になります。
・ とても勉強になりました。すごく刺激になりました。上がったモチベーションを継続できるようBS経営をもっと学びたい。
・ 「未来ビジョンを見て今、しなければいけない行動、必要なことをする」。「やったことしか残らない」とにかく響きました!
・ 将来どうなっていたいのか。そのためには今どうするべきか、何をするべきなのか。具体的なビジョンがあることで自分の考え、意思が変わり、周りも変えるということが分かりました。
・ 「BS経営を知って頭の中が変わり、未来が変わった」「私(社長)の言葉が変わったら社員がついてきた」という話に感動しました。
・ PLとBSの違いについて大変大きな気付きがありました。
・ 皆が隠したがるお金のことをきちんと表に出して明確にビジョンを持たないとダメだと気付きました。
・ マジックポットはマジックに特化したBS経営により株式上場も期待できる会社だと思いました。
・ これだけ大きな劇場もあって経営状況は順調だと思っていたのですが、その後ろには大変な努力をされている話を聞いて勇気づけられました。私もやろう、チャレンジしようと思いました。
・ 数字を入れたビジョンが夢を現実化して、アクセル全開で頑張れば必ず誰かが応援してくれる。素晴らしいですね。
・ 技術もあるが一番は前田社長の根本にある想いなのだと思う。普段からの思想、行動がとても表れていた。社員としてこの会社にいて本当に良かったと思った。社長、凄い!

投稿者 Katsuo : 00:45

2016年06月02日

No.1721 2016年5月度 実践目標の進捗報告

梅雨入りを前に爽やかなお天気が続いています。
みなさんはいかがお過ごしでしょうか?

さて、転倒による怪我で病院の中からスタートした今年だったが
先月の京大病院での検査でも大きな問題はなく、快調な日々を送らせてもらっている。

今年掲げたテーマの一つである「減量、減塩、断酒」。
中でも減塩と断酒を実践しているが、その成果は絶大だ。
何しろ50歳を過ぎて、昨年までは150以上、高いときは170あった血圧の数値が
グンと下がり、最近では130台をキープしている。

減塩食はさぞかし大変では? と、よく聞かれるが、あにはからんや。
麺類のスープを飲むのを止めたことと、外食を控えて家めしを食べている程度。
それだけで健康になれるわ、家内も喜ぶわで、一石二兆だ。
益はあっても悪いことは何もない。

また、転倒以来、過度な運動も禁止されたため
アスレチックの代りに階段昇降を始めたが、これがまた絶好調だ。
行き先々でエスカレーターを避けて階段を上っている。
先月はフロアに換算すると1日平均100階くらい登った。
六甲山をフロア換算すると約200階だから、2日に1回六甲登山をしていることになる。
我ながら良く頑張っているなあと、この足を労ってやりたくなる。

若い頃は食生活や健康について考えたこともなかったが、
あらためて健康であることのありがたさと大切さを実感する今日この頃だ。

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☆では、私の5月度実践報告を

・減量、減塩、断酒
・万歩計207万/500万歩
・ヘルスケア、フロア階 8770/10000階(目標上方修正)
・登山8/20回

・読書44/30冊
・英会話25/50回
・写経4328/4500枚(累計)
・大阪木村塾受講生 585/1800名
・益田市活性化への
「第一回マジックフェスティバル」
「デザイン思考講座」開講

投稿者 Katsuo : 00:42

2016年05月28日

No.1720 木村塾やってみよう会5月度例会A

5月24日、大阪市北区の手品家・梅田店にて第86回「木村塾やってみよう会」が開催された。
今回の発表者は関西を中心にコメディー大道芸人でマジシャンとして活動する
“大ドジ芸人”「あざーずのず」こと野末隼(しゅん)さん。

「マジシャンだというと器用なんですね、と言われますが目茶目茶、不器用なんです。
でも、不器用だからこそ努力を重ねる。何度も何度もできるまでやり続ける。
不器用であることは才能です」。
「大ドジ芸人」のキャッチフレーズには、そんな生き方に対する誇りが隠されている。
今回も「不器用だからこそ人生」というテーマでお話された。

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1987年静岡県浜松市で印刷業を営む家に生まれた。3人兄弟の末っ子。
兄たちの間を取り持ち、空気を汲む。そんな繊細な少年だった。
小学校の時にお祖父さんからマジックの手ほどきを受けた。
人前で演じると受けた。
「人が喜こんでくれることがうれしい」。それが今の仕事の原点になっている。

しかし、中学校では映画のワン・シーンを演じてみたりしたがあまり受けなかった。
高校時代はアーチェリー部に入り心技体を磨く傍ら、お笑いにハマり
せっせとお笑い芸人のマネをして教室の人気者になった。

子ども好きで保育士を目指して愛知県の日本福祉大学に進学。
大道芸のクラブに入部し、しばしば福祉施設などを慰問。
2年になると「恋とバイトに明け暮れ」、バイト代を貯めて福祉先進国スウェーデンを訪れた。
ストリートチルドレンの支援活動をするため訪れたフィリピンでは
子どもたちの笑顔に触れ「お金があるから幸せにつながるわけではない」と学んだ。

運命を変えるきっかけとなった1冊の本がある。
公園でたった一人ゴミ拾いを始めた活動が人々の共感を呼び、
全国的なムーブメントを起こした、荒川裕二さんの著書『半ケツとゴミ拾い』という本だ。
卒業前には自身も大学のある美浜町の海岸でゴミ拾い活動を始め、
地域を巻き込んで表彰されるという経験も。これが自信につながった。

卒業後は浜松に戻り、大手の福祉事業団に入社。
しかし「理想と現実のギャップ」に愕然として半年で退社。
「人生は妥協してはいけない。楽しいこと、人を楽しませる仕事をしたい」。
決意した野末さんは、退社の翌日にお笑いのメッカ、大阪へ。
そして向かった先は、運命の書の著者、荒川さんが経営する会社アラカワポーク。

幸いアルバイト採用され、チェーン展開するラーメン店で働く傍ら
荒川さんの鞄持ちをしながら講演先でマジックをしたり、経営を学ばせてもらったりした。
ラーメン店にいたのは1年間。
その後、マジックバーでマジシャン見習いや路上での大道芸で経験を積み
パフォーマーとして独立。

来阪して5年。現在、イベントを中心にショーで生計を立てる。
パフォーマーとしての年収は出演料と「投げ銭」を合わせて約600万円。
「多くの人に助けられてここまで来た。芸を磨くことが人への恩返しになると思っています」。
2018年に「株式会社のずえアートプレイス」を興す予定だ。

「不器用は才能。苦労は財産」。これが野末さんの座右の銘だ。
「弱点は個性、チャームポイントになる」と、弱点を素直に認めたうえで努力を重ね
不可能を可能にする野末さんの姿に誰もが心を打たれた。
「フリーで好きな仕事をしながら、これだけの年収を取れるコツは?」
という客席からの質問に
「好き勝手にするのではなく、常にお客さんのニーズをとらえて応える。
感謝の気持ちを忘れず、当り前のことを当り前にする。それに尽きます」と答えた。

個人事業主の野末さんはビジョンの中で目標額を「収入」という形で設定したが、
それは会社でいえば「売上」だ。
これを「貯金」目標に変えてほしい。

現在28歳の野末さんは2年後に法人化するという。
会社ならば、貯金はバランスシートの「自己資本」だ。
個人の貯金と異なるのは、毎年の利益の中から税金を支払わなければならない。
ちなみに自己資本1,000万円をつくることができると、
金融機関の信用が高まって1億円の資金を引き出せる。
これが実現できれば経営者のステージが1ランク上がり、全く新しい世界が見えてくる。

経営は「右手に論語、左手にソロバン」。
そういったのは明治時代の起業家、渋沢栄一だが、経営には言葉(理念)と数字が欠かせない。
遠回りでも愚直にこつこつとやり続けることが野末さんの才能ならば、
これほど強い武器はない。これからは、数字目標を掲げてチャレンジしてほしい。

成功すれば金が儲かる。
失敗したら経験が儲かる。
どちらも儲かるのだから、やるしかない。
10年後の「のずえアートプレイス」に期待している。

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☆いただいたアンケートより抜粋

・ 「不器用は才能、苦労は財産」。人格、性格は幼少期の体験や環境で決まっていくが、人生は自分の性格ではなく行動によって決まっていくものだと気付いた。勇気を出して行動したことで新しい道が開ける。すべては自分の行動。やるかやらないか。
・ 周りから反対されても、それは「やったことがないから」。「自分はいま証明するためにやり続けている」「自分が証明」と言い切る野末さん。すごく格好いい。
・ 28歳の若さで「当たり前を当たり前にやる」「感謝の気持ちを忘れない」とおっしゃる姿勢に私も初心を忘れずに頑張ろうと思います。
・ 「やってみなわからん、やったことしか残らん」ホンマこの言葉に尽きます。不器用は才能!! 不器用は努力、「努力」なのです。勉強させていただきました。
・ 幼少期からお兄ちゃんたちの仲を取り持ち周囲の人の気を汲み、成長して来られた中で築かれた人柄は素晴らしい。お父さん代り、お母さん代りの人をはじめ皆さんの好意的なお話を聞いて、野末さんのファンがどんどん増えていってると感じました。
・ 同じ芸人としてマジックバーという「箱」があり、お客様が来て下さり演技をする場所があるという幸せを再確認しました。個人事業主から法人になり、会社経営をしていくということに大道芸人という職種の可能性を感じます。
・ 「不器用は才能」という言葉に感銘を受けました。不器用を逆手に取り長所にするという考え方は大きな気付きでした。人格の良さも大きな利点になるということも!
・ まだ28歳! 漫画家になるという夢を持つ我が息子にもお話しを聞かせたかった。
・ 私のサラリーマン生活と全く異なる信念を持った生き様に感心した。頑張れ!
・ 「不器用は才能」に共感できました。僕自身も今までの仕事がすべて苦手、コンプレックスのあることをたまたま選んで生きているので「弱点=個性」という考え方はすごく正しいと思います。
・ 物理的に不可能なことを実現する。それがマジックだ!人生は不可能の連続だ。
・ 今の活動は「芸」への恩返し=「人」への恩返しという言葉が印象に残った。自分が足を踏み入れたカルチャーに対してリスペクトを持ち、その発展のために人生を全うする姿勢で日々を生きたいと思う。

投稿者 Katsuo : 00:40

2016年05月27日

No.1719 平成28年度第2回益田木村塾 人生向上セミナー開催

5月17日19時から益田市駅前ビルEAGA3階大ホールで平成28年第2回益田木村塾を開催。
「人生向上セミナー」第2回目は、株式会社マジック・ポット代表取締役・
前田真孝さんをゲストに迎え、ビジョンの力とBS経営についてお話しさせていただいた。

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プロマジシャンでもある前田さんは全国8店舗のマジックバーを展開する経営者。
13名のプロマジシャンを含む社員17名を率いる。
「マジックでは食べられない、というのが常識。だからこそこの業界を変えて、
マジシャンの社会的地位を高める」と熱い理念を掲げる。

前田さんは1980年、高知市生まれ。
マジックの世界に引き込まれたのは9歳の時に観たテレビ番組だった。
録画したビデオを繰り返し再生してトリックを見破り、家族の前で披露したところ
お父さんが驚きを全身で表して絶賛したそうだ。しかも何回やっても!
この成功体験が前田さんの「超絶プラス思考」の土台をつくった。

高知大学時代には奇術部を立ち上げ、マジックの世界大会に出場するなど実績を重ね、
セミプロとして活躍した。
大学卒業後は高校の化学教師になったが、ここでも奇術部を立ち上げて生徒に伝授。
高松市内に小さなマジックバーを開き、昼は教師、夜はマジシャンという生活を送った。

その後、教師を辞めてマジックバーの経営に専念。
店舗を増やしたが経営は順調ではなかった。
33歳の時には5店舗目の三宮店で債務超過に。
「頭にあるのは売上だけ。経営を全く分かっていなかった。でも、この失敗のおかげで
木村会長やBS経営の勉強につながった。ピンチはチャンス」と話す。

「BS経営」を実践して以降の同社の躍進はめざましい。
BS経営は、売上ではなく自己資本を厚くすることで強いBS(バランスシート)をつくり、
会社の屋台骨をしっかり築く経営だ。
BSでビジョンを語り、それを社員と共有すると素晴らしい社員が育った。
一人ひとりが経営センスを持つと、考える社風が生まれる。
BS経営は、社員一人当たりの自己資本を高めるとともに社員のモチベーションを上げ
優秀な社員を育てる人財育成のメソッドでもある。

「マジシャンの社会的地位を上げるために上場し、エンターテイナーの学校を創ります」。
力強く未来を語る前田さん。壮大なビジョンは人を魅了し、人を動かす。

セミナーでは前田さんによるマジックショーも行われ、会場は興奮の渦に包まれた。
次回は8月。
次回のゲストで今回私たちと一緒に益田入りした三上良平さんを紹介させていただいた。

福井県あわら市にあるファーストトレード(株)代表取締役の三上さんは
日本海にある地方都市に居ながらインターネットを使ってグローバルなビジネスに挑み、
資本金100万円の会社をわずか数年で驚異的なBSを持つ優良企業にされた。
「地方だから、資金がないから、知識がないから、経験がないから」
三上さんの話を聞けば、そんな言い訳は通用しないことをお分かりいただけるだろう。

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また、この日午前中には、前田さんが西益田小学校から要請を受けてマジックを公演。
高学年の児童を対象にマジック体験を交えてマジックの素晴らしさを伝えた。
さらに午後は校内にある学童保育所でもマジックショーを披露。
プロマジシャンによるショーは生まれて初めて、という子どもたち。
身を乗り出して魅入るその姿に、見ている私の心臓もドクドクと脈打った。

マジックは自己肯定感を高めるのにとっておきのプログラムだ。
人前でマジックをして成功体験を重ねることで子どもたちは大きな自信を付ける。
マジックに興味を持った子供たちの中から一人でもマジシャンが育ってくれることが
私の願いでもある。

セミナーと連動して前日の23日には島根県芸術文化センター・グラントワで
「益田マジッククラブ」が開催された。
昨年9月の発足から数えてもう7回目。
前田さんらマジシャンの熱い指導で参加メンバーの力量はどんどんレベルアップしている。

現在、益田では「益田木村塾」と「益田マジッククラブ」に加え
3カ月毎に開催している「デザイン思考講座」の3つのプロジェクトが進行している。
いずれも故郷、島根県益田市への恩返しになればと始めた活動だが
果たして「起業家の街、益田」「マジックの街、益田」の誕生なるか。
やってみなわからん。
5年後の益田が楽しみだ。

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投稿者 Katsuo : 00:47

2016年05月26日

No.1718 木村塾パワーアップセミナー「自分が大事にしている価値観は?」

5月17日 大阪市北区にある手品家・梅田店で第1080回パワーアップセミナーを開催。
私が益田に出張中のため門浦智さんにレポートをお願いした。

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初参加の方、1年ぶりの方、久々の方も加わり14名の参加となった。
テーマは「自分が大事にしている価値観は?」

「両親を喜ばせたい」「家族への想い」「人に感謝」
「やりたいことを徹底的にやる」「即断即決」
「変化を起こすこと」「クリエイティブであること」
「笑顔でいること」「論語の仁と礼」「初志貫徹」
「継続は力なり」「ルールを守る」等々。

人の数だけ個性があるように価値観がある。
価値観は様々だが、それがその人の行動のベースになっている、ということが
伺いしれたプレゼンテーションになった。

私自身(木村)は、価値観とは会社経営でいう「理念」であると思っている。
理念とは文字通り理想と信念。
なぜ経営をするのか、使命は何か、といった経営の指針となるものだ。
会社経営だけが経営ではない。経営とは生きる、ということ。
家庭経営もあれば人生経営もある。
ならば、より良い人生を送るためには、自分はこう生きるのだ、という
人生理念をしっかりと固めておきたい。

ちなみに、私の人生理念の一つに、裸で生まれて裸で死んでいきたい、ということがある。
この日本に生まれて十分すぎる人生、幸せすぎる人生を送らせてもらった。
その恩を世の中にお返しするということ。
今はそれに向かって邁進している。

「良い価値観を持てば、良い行動、良い結果が訪れる。
このセミナーや共に学ぶ仲間とともに、価値観を共有して磨き上げていきたい」
パワーアップセミナーの主催者である門浦さんは
こんな言葉でレポートを締めくくってくれた。

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☆いただいたアンケートより抜粋

・ 経験や環境により価値観の違い、その人そり人の言動などもそれによってすごく変わることが分かりました。それぞれの価値観を大切にすることが大事だと気付くことができました。
・ 他の人が大事にしている価値観を聞いて自分自身に落とし込むことかでき参考になりました。人前で自分の価値を語ると、改めて自分はどういう人間なのかを気付くことができました。
・ もっと話ができるだろと高を括っていましたが、思いのほか話がまとまらず皆さんの話に圧倒されました。伝えたいことをはっきりさせてそれに向けて話す努力が必要だと感じました。
・ 時間内に発表する難しさを痛感。浅田先生にフィードバックいただいた言葉で元気になりました。
・ 変化すること!「3日前は暗黒」という位、変わり続ける。変えてみた結果、良い方向に行かなかったとしても、さらに変え続ければ「変える前より絶対に良くなる」。だからとにかく形を変えてみるのだ。
・ 「家族」「感謝」「愛」などといったワードを出す方が多かった。そういうワードがすぐに出るのは素晴らしい。
・ 話すことで精一杯。自分や聴衆の目、我状態はよくわからなかった。意識を向けてやってみよう。「プレゼンはプレゼント」という意識はまだまだ。

投稿者 Katsuo : 00:38

2016年05月20日

No.1717 大阪木村塾BS経営セミナー 5月度開催

5月10日 大阪市北区にある手品家梅田店で大阪木村塾BS経営セミナーを開催。
クランプ椛纒\取締役、門浦智さんをゲストにお迎えして
BS経営の極意をお話させていただいた。

木村塾「やってみよう会」と「パワーアップセミナー」の主催者でもある門浦さん。
前任者からバトンを受け継ぐ「やってみよう会」は、現在85回を数える。
同僚と2010年に立ちあげた潟Vンクロンで取締役を務める傍ら、
4年前に木村塾 の前身「KKFC」で宣言された通り、今年1月新たに起業された。

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門浦さんは1976年、兵庫県生まれ。郷里、香住町の観光大使を務める。
生い立ちから始まり、生活費を稼ぐためにアルバイトに明け暮れた学生時代、
米国留学、就職、起業、木村塾との出会いとセミナー主催者に至る秘話を交えて話した。

新会社の「クランプ」は資本金500万円。
留学生に特化した住宅支援などサポート事業を行う。
長年、就職支援の仕事に携わる中で、ニーズがあるのに誰もやりたがらない分野に踏み込んだ。
実績はまだまだこれからだが、「ゼロではあかんやろ。まずはこれで実績を作れ」と
シェアハウス物件を任せてくれたオーナーの出現で快スタートを切っている。

「4年間木村塾で学んで一番得たものは数値目標を持つこと。
言葉だけでは進捗もわからないし成長もない」と、高いBSビジョンを公言した。
挑む山は「5年後45歳で1500万、10年後50歳で5000万円、55歳で1億円」だ。

登る山が決まれば、登る方法が見えてくる。
1年単位のPL(損益計算書)は現在の経営のみに関わる部分最適だが、
会社設立以来の経営状態を示すBS(バランスシート)は、
過去・現在・未来の経営に関わる全体最適だ。

実績がなくても臆することはない。
5.年後、10年後のなりたい姿を自己資本の数字で描いたBSビジョンを武器にすれば
説得力が高まる。
金融機関から絶大な信用が得られること請け合いだ。
「1億の壁」は難しいが、それを超えると競争相手が減ってラクに登れる。

ただ一つ、助言したことがある。
それは一つの業態にこだわらないほうがいいということ。
企業活動の使命は「人・もの・カネ」という経営資源を使って
その何倍もの価値を生み出すことにある。
目標はBSにある。PLはそのための手段。

幸い社名の「クランプ」は、「鎹(かすがい)」とか「つなぎ金具」という意味だというが、
どんな業種にも通用するのがいい。
仕事はアイデアの数だけ、星の数ほどある。
カタチを変え、飯の種をつくるのが起業家。
常識に捉われず、新しいビジネスに挑んで社会を変えて行ってほしい。

「悪いことは何もない、いい人生だなと素直に思います」と言い切る門浦さん。
その言葉は、私自身も全く同感だ。本当に幸せないい人生を歩ませていただいていると思う。
誠実な人柄の所以だろう。門浦さんの話しを聴きたいと駆け付けた方も多かった。
満席の会場で公言したそのビジョンは必ず実現するに違いない。
やったらいい。
やればできる。

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☆いただいたアンケートより抜粋

・ 門浦さん。一度しかない人生。「自分でつくる逆境」を叶えるため頑張ってください。応援しています。
・ 門浦さんの不器用さが溢れていてとても好きになりました。私も頑張ろうと思います。BS経営を念頭において早く行動に移します。良き刺激をもらいました。
・ 達成できないのは言い訳、手段は何万通りもある。目的達成のために手段を探す。後はやってみるのみ。
・ 門浦さんの「人生は1回」という言葉。会長の「いい人生を送らせていただいた。悪いことが思いつかない」こう思える人生は凄いですね。
・ 「人生1回しかない」という門浦さんの言葉が響きました。やれるかどうかではない、やろうと決める!! 木村勝男イズムの体現者ですね。
・ 会長の言葉「公利公欲」「資金調達と借金は違う」「BSビジョンが手段を生み出す」「1億円の壁が一番難しい」「ステージを変える、ステージを上げる」心に響きました。
・ 「人・もの・カネ」この経営資源をいかに活かすか。あらためて考える良い機会をいただきました。
・ 「人生のステージを上げる」。私も次のステージに向けて頑張ろうと思う。
・ 門浦さんの真っ直ぐな生き方に清々しさを感じました、BSビジョンの公言。ゼロから有を生むこと。すばらしい機会に居合わせて感謝です。
・ PLは部分最適、BSは全体最適。BSで語るビジョンを叶える手段がPLであるということを学びました。
・ 大学生です。内定の会社で働き始めていて、お金をつくる難しさに直面しています。まずは目標を立てること。変化を恐れないことから始めます。
・ 門浦さんのお話で留学生のシェアハウスを運用するということですが、数字以外のビジョンももう少し聴きたかった。
・ 木村塾はやっぱりいい!また来ます。気持ちが高ぶってやる気をいただきます。変化はチャンス!

投稿者 Katsuo : 00:53

2016年05月13日

No.1716 横浜木村塾 第14回セミナー開催

5月9日 横浜市開港記念会館で横浜木村塾 第14回セミナーを開催。
昨年の11月以来、ほぼ半年ぶりの開催。

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セミナー前に座間市で住宅用基礎ユニット鉄筋の製造・販売を行う
H社を訪問させていただいた。

設立19年の同社は国際環境基準に基づく品質管理体制のもと優れた製品を生産して業績を伸ばしている。
社員は40名。先代から事業を引き継ぐA社長は43歳。
決算書を見て驚いたのは18期で厚い自己資本を築いておられることだ。
しかし、これで満足していてはいけない。

BS(バランスシート)は、経営者の通信簿。
そのバロメーターとなるのが自己資本(純資産)だが、単に数字の大きさだけでは計れない。
「社員1人当たりの自己資本がいくらか」
これが肝心だ。

例えば同じ自己資本1億円でも、社員100人なら1人当たり100万円だが、
10人なら1000万円。
どちらが強いかといえば後者に他ならない。
「1人当たり」を武器にすれば、従業員数の少ない小さな会社でも「強い会社」になる。

H社では12年後30期のBSビジョン策定のお手伝いをさせていただいた。
「社員50名で10億円」。これが55歳になったA社長がめざすゴールだ。

わくわくするような大きなBSビジョンは人を引き付ける。
このビジョンを社員と共有することで社員の行動が変わっていく。
BS経営は、人を育てる経営でもある。

セミナーでは、H社の事例も交えてBS経営の極意をお話させていただいた。

BSの自己資本は、自己資本は一年毎につくられるPL(損益計算書)の税引前純利益から
税金を引いた後の「当期純利益(税引後純利益)」を積み上げたものだが、
この「税金川を渡る」というのがネックになって、何年経ってもなかなかストックできない。

従って、強いBSをつくるには「10年後、20年後こんな会社をつくりたい」という
経営者の未来に対する確固たるビジョンが必要だ。
「10年後、20年後、どんなBSをつくりたいか」
それが決まれば、つくる方法が浮かんでくる。
そのためには会社の業態を変えることも、ためらってはいけない。
目標はBSにある。PLは手段。
この発想が新しいビジネスを生み出し、世の中のカタチを変える。

セミナーでは幹部同伴で会場入りされたA社長に
策定したばかりのビジョンを発表していただいた。
幹部を前にして力強く公言されたH社長。
その姿をまっすぐに見つめる幹部社員のKさん。
モチベーションが半端なくアップしたことは、後にいただいたアンケートからもうかがえた。

5年目に突入した横浜木村塾。
会場では毎回新しい参加者をお迎えして、ますます熱気を帯びている。

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☆いただいたアンケートより抜粋

・ 初めて聴く内容で非常に勉強になったし刺激になった。売上が重要ではなく、純利益が重要だということを念頭に置いて行動しようと思う。壁をつくって乗り越えた時の景色を考えて頑張っていこうと思う。
・ 仕事が趣味の私も60歳。「自分の器や身の丈」を意識し落ち込む日々でした。ところが木村会長のDVDを見て一変! 「私もまだまだやれる」「これからだ」と向上心が湧いてきました。自分の求めるものはまだまたある。勉強したいと思います。
・ 一度切りの人生、もっともっと頑張りたいと思います。
・ 「BSが最初にあって、PLは手段」納得でした。BSビジョン、純資産目標、定量目標のビジョンを掲げて自社の事業展開にも活かしたい。
・ 税金をきちんと払うこと、雇用を創出することが会社の使命であるという言葉を耳にして驚きました。「本業が主、節税が副」。現在の意識はその逆で本末転倒でした。
・ 純利益こそ、本当の利益であり、利益余剰金(自己資本)を増やすこと、雇用の場を増やすことが使命だと感じました。社員を信じて逃げずに立ち向かいます。
・ 勇気が湧いてきました。債務超過は解消されませんが、目標を高くもっと経営をやっていきます。
・ 数字が強い意味を引き込む、という言葉が印象的でした。社員がわくわくするようなBSビジョンを創り上げたいと思います。
・ 逆境を自らつくり打破していく。その姿勢を持ってやっていきたいと思います。
・ 元気が出ました。木村会長の話に加えてA社長の話から人が育つ仕組みが分かりました。
・ 2回目の参加でしたがPL経営とBS経営の違い、BS経営の大切さがよく理解できました。
・ 木村会長のDVDの映像を見て凄いなと思いました。「精神力を鍛える」「やりながら覚える」。心に響きました。
・ 入社1カ月の新入社員です。これからたくさんの壁にぶち当たると思い間が、しっかり向き合って考えて答えを出し成長していきたいと思いました。
・ 会長の「やってみたんか」という言葉を聞くと心にスイッチが入ります。「チャンスは自分の中にある」「自らが変化を起して行く」。勉強になりました。

投稿者 Katsuo : 02:50

2016年05月10日

No.1715 木村塾やってみよう会4月度例会A

4月26日、大阪市北区の手品家・梅田店にて第85回「木村塾やってみよう会」が開催された。
今回の発表者は岸和田にある潟Rージツ代表取締役の別府直樹さん。
同社は車や単車、機械など輸出関係の物流サービスで強みを発揮する。
「名前は別府ですが出身は大分ではなく鹿児島。母親の旧姓は白浜です。
今日は源泉かけ流しで熱く語ります」
そんなスピーチで始まった「わが人生」は・・・。

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3人兄弟姉妹の長男。幼い頃は元気でやんちゃな少年だったが、
しばしばカラ回りすることがあり、なかなか友達をつくれなかったという。
色白で背が低く、それをからかわれたこともコンプレックスになった。
うれしい思い出がある。中学生の時。
「『外人』とか『チビ』と呼ばれていた自分に『ペッパー』というあだ名をつけてくれた
友達が現れたんです。自己承認できた瞬間でした」

悲しい思い出は、両親の離婚だ。
「母がある日突然、私たちの前から姿を消したこと。
母を探して新大阪の駅に佇んだ日を忘れません」
以来、親には絶対に頼らないと幼心に誓った。
中学時代からアルバイトに明け暮れたが、
それも「欲しいものがあれば親に頼らず自分で買う」という意志の現れだった。

一方、学校の勉強は苦手だったが、バイト先や地域で学んだことは多かった。
「恩返しするなら、恩送りをしろ」という人生訓もその一つ。
何かにつけて奢ってくれたバイト先の先輩から教わった言葉だった。
友達のお母さんに勧められて、しぶしぶ障がい者支援のボランティアをしたこともある。
今思えば「他者と向き合う、貴重な勉強になった」。

高校卒業後、梅田にある会社に就職した。時はバブル真只中。
「お金もどんどん入ったけど、出て行くお金も半端じゃなかった」。
仕事が明けると夜の街に繰り出した。20歳やそこらで不動産まで購入。
その結果、21歳で500万円の借金をつくることに。
その反省から堅実な会社に転職。今度は家族経営の小さな靴屋だった。
「人生道場」のようなその職場で借金を返しながらコツコツ働き、本もたくさん読んだ。
「ここでは人の縁、時の縁の大切さを学びました。それが人生の糧になっています」。
靴屋には13年間勤めた。その間にご縁があって日創研に入会。
ここで後に別府さんに多大な影響を与えることになる同業者、松木克弘さんとも出会う。

お父さんが創業したコージツに移ったのは2002年、34歳の時。
会社の状況を伯母さんから聞き、長男として放っておけなくなった。
しかし、入ってみると会社は借金まみれ。
親戚や知人、ノンバンクが資金を調達しては自転車操業しているような状況だった。
しかも、経営者である父親が保有している株はゼロ。実権は保証人が握っていた。

「決算書すらない会社でした。社風も最悪で誰も挨拶もしない。経営者も社員も誰も
役割を果たしていない。経営を巡って、先に入社していた弟と殴り合う毎日でした。
私の言う事など誰も聞いてくれない。まさに1対、全従業員との闘いでした」。
ギブアップしなかったのは、会社を取り戻して何とか赤字から脱したい、
マイナスからゼロの状態に戻したいという別府さんの意地。

「人を動かすには人の3倍働くしかない」。そんな日々が続いた。
入社して3年目。日創研での決算発表が大きな転機になった。
「恥ずかしくて誰にも見られたくない決算書でしたが、皆さんから質問を付きつけられて、
自分が分かっていないという事実に気付きました。
私の不安は知識がないからだということが分かったのです。勉強をしないといけない」。

猛勉強を続ける中、引っぱってくれたのがライバルでもある松木さんの存在。
一足先に木村塾で学んだ松木さんから聞いた「自己資本を1億円に」という助言も
「当初は意味も理由も分からないながら大きな目標になった」と話す。
その後、金融機関の担当者を味方に付けた別府さんは、
自己資本を積み上げるべく努力を続け、ついに当初目標の7合目に到達した。
「負債があったかこその学びであり、喜びです。初めて父へ心から『ありがとう』と
言えるようになりました。喜びは活力の源であり、感謝の源です」。

現在15期。「海底からようやく水面に顔を出したような状態です。苦しくて苦しくて
仕方かなかったところから脱して、ようやく呼吸ができようになりました。
しかし、水面に出て見るとさらに大きな苦しみが待っていました。
今までは水面に出るという目標があったのにそれがない。次に行くべき島が見当たらない」と苦笑いする。

しかし、今回、この発表を機に数字を掲げて10年後、25期のBSビジョンを発表した。
「自分では無理だと思うようなビッグビジョンですが、
数字を公表すれば、出来る方法が見えてくる、という会長の話に共鳴しました。
事実、BSビジョンを社内で発表したら幹部がニヤッと笑ったんです。
すると私の頭の中でも、国際貨物の輸送や海外にプラットホームをつくることなど
新しいアイデアが次々と湧いてきています(笑)」。

今回、別府さんは自社の決算書をパワーポイントで開示するだけでなく
コピーを皆に配り具体的な数字を掲げてビジョンを公言した。
高いビジョンに向かう強い覚悟が、伝わってくる。
いくら高尚な夢のあるビジョンでも、
言葉だけでは数字を生まないが、数字は言葉を引張ってくれる。
そして、数字を交えたこの大きなビジョンに人がついてくる。

今までは「与えられた逆境」だったが、これからは「つくる逆境」だ。
逆境や苦労は、その人の器。
深海から死ぬ思いで水面に泳ぎ出て、新たな島に向かって行こうとする
果敢な別府さんの姿に、観客席からも惜しみないエールが送られた。

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☆いただいたアンケートより抜粋

・ 別府さんの半端ではない生き方に素晴らしいパワーを感じました。「喜びの裏側に感謝がある」という言葉が印象的でした。
・ 「経営は数字に基づいた分析が必要」ということを改めて気付かされた。
・ 1人対、従業員の闘い。深海から水面に向かって必死で泳いだ別府さん。感動的でした。「なぜ赤字なのか? なぜ黒字なのかを説明できることが大事」という言葉が響きました。
・ 口ではなく背中で語る、とでもいうような、行動量でもって社員の方々が変わったのだと思います。本当に格好いいと感じました。
・ 私も人の3倍働いて人を動かします!
・ 「社風が業績をつくる」を地でやっておられる別府さんらしい発表でした。
・ 「絵に描いた餅」ではないお話に感動し、勇気をもらいました。「なぜ会社をしていのりか」を考えるチャンスがいただけました。
・ 「人の縁、時の縁が人生の糧になっている」「やってきたのは運営、経営せなあかん」「喜びとは活力であり、と感謝の源」等、たくさんの名言をいただきました。
・ 「深海から海面に浮かびあがって、その先の目標は」という表現は、とても分かり易かった。憎んでおられたお父さんに、ありがとうという気持ちが沸き上がってきた時、別府さんは本当に人として感謝することに気付かれたのだと思います。
・ 一つ一つの言葉に過去の苦労が見られ感情移入できるお話でした。
・ 「数字は言葉を引っ張ってくるが、言葉は数字を生まない」「負債は借金ではない。資金調達である」「誠意=言葉、誠実=カタチ」、「ビジョンには数字が付いている。大きなビジョンに人は付いてくる」。会長の言葉が響きました。
・ 「赤字・黒字の理由を説明できるか」。私も見て分かる決算書を目指して頑張ろうと思いました。
・ 「与えられた逆境」を乗り越えた別府さんが、これから「自分でつくった逆境」を乗り越えるところを見せてください。
・ 「深海から出てきたペッパー、次なる行き先は?」というタイトルでレポートを書かせていただきます。お楽しみに!

投稿者 Katsuo : 00:43

2016年05月04日

No.1714 2016年4月度 実践目標の進捗報告

GWも後半、みなさんはいかがお過ごしでしょうか?

私はといえば、日本最高峰のリゾートホテルならぬ、最高峰のホスピタル
京都大学医学部付属病院の病棟からこのブログを書いている。
いや、重篤な病気になったわけではないのでどうぞご安心を。
年末に転倒し顔を20針以上縫う怪我をしたが、転倒の原因がはっきりしない状態の中、
家族が心配するので助言に従い、人間ドックを兼ねての検査入院だ。

自分では「高輝高齢者」を目指してスタートした75歳だったが、いかんせん
昨年夏の不整脈に続く体の不調は否めない。
転倒して以来、右腕が上がらないのでスポーツジムでのトレーニングを控え、
階段昇降に励んだが、今度は右足首が痛くなって歩きにくい。
今回はそれらの原因も分かるかもしれない。

さあ、どんな検査結果が出るか?
問題なしなら万歳。原因が見つかって治療につながれば大万歳だ。
しかし、言えることは永遠に生き続けることはできないということ。
これは間違いない。

人生経営を含めて、経営とは変化対応。
そして変化はチャンス!
そう、お伝えしてきたが、
これから我が身に降りかかる変化は、かつて経験したことがないような手強い変化になりそうだ。
この変化に対していかに対処するか?
それが「高輝高齢者」たる生き様につながるのかもしれない。

幸い、京大病院に入院してあらためて感じたのは、
このように高度な医療を享受できる日本という国に生まれた幸せ。
今までかかった病院も十分素晴らしかったが、
今回見るもの、聞くこと、体験することは新しい発見ばかりだ。

じっくり腰を据えて初体験を楽しもう。

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☆では、私の4月度実践報告を

・減量、減塩、断酒
・万歩計175万/500万歩
・ヘルスケア、フロア階 5639/10000階(目標上方修正)
・登山8/20回

・読書33/30冊
・英会話20/50回
・写経4256/4500枚(累計)
・大阪木村塾受講生 485/1800名
・益田市活性化への
「第一回マジックフェスティバル」
「デザイン思考講座」開講

投稿者 Katsuo : 01:10

 

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