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2006年01月31日

調和と対立

どんな組織でも、同じ方向にベクトルをそろえて進むというのは大事なことだ。
これには反論する人はいないだろう。

ただ、それは、同じ種類の考え方だけを集めるということではない。
いろんな種類の考え方や行動をする人が集まって調和のとれた状態を作る必要がある。

もっと大事なことは、調和をベースとして対立をつくることだ。
調和をベースとしながらも、対立意見をどんどん出す。
それを解決していく中で、組織は進化するのだ。

対立によって組織は試される

といっていい。

人材格差

我々中小企業は、カネやモノという物量では大企業に対抗することはできない。
では、何で対抗するのか?それは、人材である。

社員さんと理念やビジョンを共有し、結果に責任を持てる社員さんを育成するのが
企業経営者の大きな仕事であり、そういう社員さんを育てた企業こそ
環境変化に対応し、成長できる企業になる。

人材格差こそ企業格差

ということをしっかり頭に入れて、経営者は人材育成に努めるべきだ。
そのためには、

まず、経営者自身が率先して学ぶことだ。

逆境にまさる師なし

自分の人生にとって厳しい状況。
だが、この厳しさの中で果敢にチャレンジすることでこそ、人間は磨かれ、力をつけていく。
能動的な人間にとっては、逆境こそ大切な師となるのだ。

<追記>
この言葉を拙著のタイトルにさせて頂いた。
これまで私を支えてくださった方々への感謝の気持ちと、
世の中の多くの人に勇気と力を持ってもらいたいという思いを文章にまとめたもの。

お読み頂ければ嬉しく思います。

やってみなわからん!やったことしかのこらん!

経営者は結果が全て。
結果は、行動によってのみ作られる。

頭のいい人は、行動する前にあれこれ頭の中で考える。
そして、できない理由を並べる。

そんな能書きがなんの役に立つのか?

やってみなければわからないじゃないか!
やったことしか残らないじゃないか!

言葉だけでは経営者はつとまらない。

行動こそ全てなのだ。

経営者の言霊

50年あまりの経営者人生の中で、多くの言葉に出会いました。

自分で考えた言葉もあります。
人から教えて頂いた言葉もあります。
本を読んで知った言葉もあります。

どの言葉も、私の血となり肉となって生きています。
それは、言葉を頭で理解するのではなく
実践を通して、身体全体で理解しようとしたからでしょう。

経営者は結果が全てです。
言葉を覚えるのではなく、行動に、そして結果に結びつけたいものです。

強い企業

強い企業とは

変化対応力の高い企業

のことです。

経済が右肩上がりの時代には、強いリーダーシップを発揮する経営者が企業を引っ張っていくのが、もっとも効率的な経営スタイルでした。しかし、環境変化の激しい現在、経営者一人が引っ張るスタイルでは、企業は変化に対応できなくなっています。
なぜなら、

変化は現場で起こる

からです。現場にいる一人一人の社員さんが、指示をされなくても能動的に動く。そんな企業がこれからの時代は強いのです。また、現在の企業経営にはスピードが必要です。そのためにも現場の社員さんが自らの判断で動けることが重要なのです。
しかし、一人一人の社員さんがバラバラな方向に動いていては、企業として力は発揮できません。 企業全体として

ベクトルを合わせる


必要があるのです。

そのためには

しっかりとした理念の確立と明確なビジョン

が必要であり。
数字で表された目標と、それに対する責任
が求められるのです。
つまり、



  1. しっかりとした理念の下
  2. 数字に責任を持って
  3. 全社員が能動的に行動し
  4. 環境変化に適応する企業

それが、「強い企業」です。

よい企業

よい企業とは、そこで働く人たちが

「この会社に出会えてよかった」

と思える企業です。

これは社員さんの幸せであると同時に経営者にとっても最大の幸せではないでしょうか。そのためにはどうすればいいのか。社員さんを単なる雇い人として扱うのではなく、本当の主役、つまり

経営のパートナー

とすることです。

本当にパートナーとして考えたら、


  • 会社の数字も全て教えます。
  • 社員さんにビジョンを語ります。
  • 仕事が面白くなるような会社にします。
  • 仕事の結果もしっかり評価して成果配分します。
  • 社員さんが成長できるようなしくみを創ります。

つまり


  1. 数字を共有し
  2. 夢を共有し
  3. 仕事を共有し
  4. 成果を共有する
  5. そして、みんなが成長する

それが、「よい企業」なのです。

B/S経営

決算書には、B/S(バランスシート、貸借対照表)、P/L(損益計算書)、C/F(キャッシュフロー計算書)などがありますが、このうち

経営者がもっとも大事にするべきなのはB/S

なのです。
P/Lは、その年の業績を表しますが、B/Sにはその企業が積み重ねてきた活動の全てが現れます。したがって、

B/Sには、その企業や経営者の意図、行動、哲学が全て現れる

のです。ですから、経営者が

強いバランスシートを創るぞ!

という意識を持つことが重要なのです。
ですが、経営は経営者一人の力でできるものではありません。全ての社員さんが力を合わせてはじめてよい結果が生まれます。ですから、

全ての社員さんに対してB/Sを公開し、数字の意味を理解してもらう

そして

全ての社員さんが経営者の意識で仕事に取り組む

状態にすることが、企業の業績を飛躍的に向上させるコツなのです。
経営者を含む全社員が

数字を理解し、数字で語り、数字に責任を持つ
そんな企業が強くてよい企業になるのです。

2006年01月30日

事業の原点

新しい事業の打ち合わせをしました。
私はいくつになっても新しいことにチャレンジする時が一番わくわくします。
これまでも、未経験の事業にどんどん取り組んできましたが
特に最初の3年間は、なにもかもが目新しく、新鮮な驚きで満たされます。

未経験の事業に、どうしてそれだけチャレンジできるのかというと
ひとつには好奇心が非常に強いということ、もうひとつは

 事業の原点

のようなものを知っているということがあると思います。
事業の原点というのは

 お客様を大事にする

ということです。それも、外のお客様だけではなく、「内なるお客様」である
自社のスタッフをも大事にして喜んで頂く。
そういった、人に喜ばれてお役に立つというところに事業の醍醐味があるんだと思います。

全ての社員が、「周りの人のお役に立って喜んで頂こう」という気持ちを持つようになれば
自然に外のお客様も支持してくださるものです。

どんな事業を始める時にも、このことだけは覚えておきたいものです。

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2006年01月11日

経営とはよいB/Sを創ること

株式会社ALL WIN SUPPORT様主催の
「新春特別セミナー」に講師としてお招きいただきました。

株式会社ALL WIN SUPPORTさんは中小リフォーム会社の活性化を目的とした
セミナーを多数開催しておられ、今回のセミナーもその一環でした。
会場には200名ほどの方が来られ、熱心に話を聞いてくださいました。

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今回の講演テーマは

 強くてよい会社をつくる『BS経営』

私がもっともお伝えしたいようなテーマです。

今回はそのような関連企業が200名、集まられた新春セミナーで、
どの業種にも通ずる「BS経営」の重要性を熱く語りました。

KIF_0782.jpg

経営とは何か

 1 変化に対応し
 2 結果を創り出し
 3 よいB/Sを創ること


これはどの業種でも同じです。
そこに気づいて、よいB/Sになるような目標設定をした時に
会社はうまくいくようになるんです。

こういったことを、私の実体験をふまえて、お話をさせて頂きましたが
会場の皆さんの熱心な姿勢に、私自身がまた学ばせて頂きました

ありがとうございました。

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2006年01月01日

強い企業

経済が右肩上がりの時代には、強いリーダーシップを発揮する経営者が
企業を引っ張っていくのが、もっとも効率的な経営スタイルでした。
しかし、環境変化の激しい現在、経営者一人が引っ張るスタイルでは、
企業は変化に対応できなくなっています。

現在の企業経営にはスピードが必要です。
現場にいる一人一人の社員さんが、指示をされなくても能動的に動く。
そんな企業がこれからの時代は強いのです。

しかし、一人一人の社員さんがバラバラな方向に動いていては、
企業として力は発揮できません。
企業全体としてベクトルを合わせる必要があるのです。
そのために

 しっかりとした理念の確立と明確なビジョン

が必要であり。

 数字で表された目標と、それに対する責任

が求められるのです。

それができるのが、強い企業なのです

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ごあいさつ

いろいろな方からおすすめを頂いて、ブログというものを始めることにしました。
これまでの、50年に及ぶ経営者人生の中で気づいたことや身につけたことを
皆さんにお知らせして、企業、特に、この日本を支える中小企業の活性化につなげたいと考えています。

皆さんからのお便りやコメントをいただければ嬉しく思います。

どうぞよろしくお願いいたします。

 

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