« 2006年05月 | HOME | 2006年07月 »

2006年06月27日

逆境に負けない体質を創る『B/S経営セミナー』

627日、日創研の大阪研修センターにて、ALL WIN SUPPORT主催のセミナーで講演させていただきました。

 参加者はリフォーム業の経営者及び幹部です。
グループに分かれ、お持ち頂いた自社の決算書を分析し、フリーディスカッションしていただきました。

B/S(バランスシート)には設立からの経営成績が全て集約されています。
お持ちいただいた電算機で自己資本比率、ROA(総資産利益率)、ROE(株主資本利益率)を出します。
また、B/Sには経営者のビジョン、理念や戦略が数字に表現されています。これらの経営指標は耳にしますが、実際に自社の数値を割り出したのは、今回が初めての方も多かったようです。

 会社の経営状態は決算書に表れます。経営者の成績表として顕著に映し出されます。
数字は正直です。B/Sを読むことで企業の課題が見えてきます。
そして強くてよい企業をつくる明確なビジョンが描けるのです。

3時間の研修を終えて最後の1時間は「とことん経営問答」を行いました。
会場からは「営業マンの育て方」や「BS経営のコツ」など質問があがり、活発な質疑応答を行いました。

主催者から参加者のアンケートをいただきました。
今回のセミナーの評価
凄く良かった75%  良かった20%無回答5%

<感想>
・あっと言う間の時間でした。実践的で大変解りやすく既存にとらわれない考えが、とても勉強になりました。
・とても刺激的な話でした。多くの気づきがあり、ガツンと来るものがあり、やる気もでました。経営の本質・コツを聞けたのが凄く良かったです。
・期待していた以上に良かったです。今までお聞きした経営セミナーと目線が違い、とても新鮮に感じました。具体的な目標数値が出来たので良かったです。
・最高に良かったです。リフォーム会社もテコを使えとのアドバイス。参考にします。
・大変良かったです。経営理念の大事さ、発展のポイントが良くわかりました。ビジョンを持ち作り上げます。
・何を目標に持ち、経営するかということを再確認することが出来、目標とする数字の決め方が良くわかりました。
・熱意のこもったお話でよく伝わってきました。違う側面から会社を見ることができました。
・とても解りやすく非常に参考になりました。特に変化対応力を持つことが大切なのか良くわかりました。
・経営の視点を改めて見直すことが出来ました。
・新春セミナーに参加させていただきましたが、本日はそれ以上に解り易く参考になりました。自己資本増やします。
・今まで、売上のことばかりに集中し、利益を出すことに欠けていました。今回のセミナーでまた理解が深まりました。(女性経営者)

 

トラックバック

2006年06月25日

◆ インターンシップフェア 2006 ◆

624日大阪市産業創造舘でNPO法人Jaeeさん主催の「2006インターンシップフェア」へ参加しました。
 初めての体験でしたが、若いフレッシュな学生たちと接触する機会をいただき、喜んでいます。
Jaeeさんはキャリア教育、起業家教育を手段として、自己実現できる若者を増やす活動をされています。

今回は学生さんの前で、若者の受け入れを希望する企業が、プレゼンテーションを行うという企画でした。

会場には受け入れ企業18社と関西の大学生40数名の方が来ていたようです。

最初に各企業の説明あり、学生が企業別のブースにやって来ます。

人気投票のようで、我社のブースに来てくれるのだろうかと不安もありました。
さいわい弊社へも6名のキラキラ輝く学生が来てくれてホッとしました。

始めに3人、しばらくして3人が来てくれました。

いいですね、若い人は一緒にいるだけでこちらも和んできます。

短い時間でしたが貴重な経験をさせていただきました。

このように、企業と学生がインターンシップで、縁をつなぐ・・とても素晴らしい企画だと感心しました。

 

 弊社は企業再生をメイン事業としていますが、我々は企業再生を通じて得たノウハウを書籍にして出版するお手伝いを学生さんにいただけることを願っております。

 

どのようなご縁につながるのでしょうか。

楽しみにしているところです。

 

 

トラックバック

2006年06月23日

社員さんは経営のパートナー

6月23日、新しく酒田経営研究会を立ち上げるための設立準備会に招かれ講演をさせていただきました。
今回の講演テーマは「経営計画書が強い会社をつくる」です。100名を越える方々が参加されましたが、経営者と社員さんの人数構成は半々だとお聞きしました。急速な経済環境変化のなかで生き残るには、社員さんをいかに経営のパートナーとして参画していただくか重要なファクターになります。それにはOBM(オープンブック経営)の導入が効果的であると思います。OBMとは、経済的インセンティブと財務情報の共有とをうまく活用して、従業員のヤル気を高め、業績向上を実現する経営手法です。
OBM導入して10年以上になる弊社の事例を取り上げました。OBMを実施する過程でオーナーシップをもった社員や幹部が育ってきます。その経営結果がBS(バランスシート)へ表れてきます。この財務情報を与えることが、オーナーシップを持つ人財育成の鍵だと思います。

企業経営は総合芸術だとも言われます。部分最適ではなく全体最適のマネージメントを要求されます。経営者のビジョンや理念、倫理観などの経営思想、と経営戦略がそのままBSの数値に表れます。つまりBSが過去の経営を物語るのです。不思議なことに経営の指標である決算書を読めない経営者が中小企業には少なからずいるのです。これでは羅針盤の無い航海と同じなのですね。強いバランスシートをつくり、変化に対応できる財務基盤づくりが求められます。それにはBSの数値目標を持つ必要があります。

その後の懇親会では、和やかな雰囲気の中で本音の経営問答が90分以上も続きました。私も大いに勉強させていただきました。参加された方は、目から鱗だと大層驚かれていました。経営研究会の理念は「共に学び共に栄える」です。そうです、我々は強くてよい会社を創る、同志仲間なのです。

image060623.jpg

次回は設立総会での再会を約束し、鳥海山の山頂で日本海を眺めながら経営ビジョンを語ろうと伝えました。どうぞ、力強い経営研究会を立ち上げていただき、酒田地域の経済活性化に貢献しましょう。ありがとうございました。

トラックバック

私の夢「100年企業」

私のデスクの壁に「21世紀・100年カレンダー」が貼ってあります。

10JUL-00.jpg

このカレンダーを眺めながら会社の行く末を思います。
企業の命題は永続することだと言われます。
永続をもっと具体的にして100年企業をつくろうと決意しました。

そのきっかけは5年前のことでした。
私が60歳の還暦を過ぎたころ引退をほのめかしたときに、社員の不安そうな顔がありました。
企業トップは社員の大切な人生を預かっています。
みんなが安心して働き、未来に夢のある企業づくりが経営者に問われます。
しかし企業30年ともいわれます。企業の寿命は人間の半分もしくは三分の一なのですね。

激しいグローバル競争のなかでいかに生き残るか。
私なりに100年続く条件とは何かを自問自答しました。
老舗企業はどのように生き抜いてきたのだろうか。
480年の歴史を誇る和菓子の老舗「虎屋」の経営理念は、「伝統と革新」です。

伝統に胡坐をかかず、絶えず革新の連続であった

と、虎屋17代当主の黒川光博社長の話をお聴きして感動しました。

ダーウイン進化論でも、全ての生物は変化に対応したものだけが生き残るといいます。
そうです。答えは変化に対応し革新する企業です。
それを「強くてよい企業」と定義しました。
その強い企業、良い企業にするためには、

創業の精神
ミッション
ビジョン
経営理念
企業文化
社風
それらを支える堅固な財務基盤

などを明確にして創りあげることだと思いました。

70歳の古希までまだ9年間あります。
全力で変化対応できる強くてよい企業、100年企業を創りたい。
そして第1次から第3次の3カ年経営計画を計9年間の長期経営計画を立案しました。

そしてその思いを「10年後の私への手紙」にも託しました。
お陰さまで現在第2次3ヵ年計画を進行中ですが、予想以上の成果をあげています。
これも全員がビジョンへ向かってベクトルを合わせて行動した結果だと思います。

100年企業づくりは私に残された最後の大きな夢です。

トラックバック

2006年06月12日

デザインマンション

築10年の3LDKマンションを、最近流行の斬新なデザインにリフォームしました。
週末にはちょっとしたホームパーティも開ける、広めのリビングルームになりしました。
窓からは大阪城も一望できます。
白を基調にしたシンプルな部屋は、パリで見学したマンションの内装を想いださせます。
それもそのはず、施工した会社(http://www.line-design.co.jp/index.html)の社長はパリの留学経験をもつ方でした。

11日の日曜日に、その完成披露ホームパーティを企画したのは私の娘です。
場所は、JR天満駅や地下鉄天六の両方から至近距離です。
このあたりは昔ながらの大阪が残る商店街やスーパーなどが密集し、生活しやすく便利だと、かなり本人は気に入っています。

IMG_0198.JPG

パーティには、病院の仲間や友人を招いて自慢の部屋を披露しました。
祝いに駆けつけた人々で、さすがの広いリビングも一杯になりました。
私もお祝いに、行きつけのレストランに出張パーティを依頼しました。
4人のコックが日本料理でその場を盛り上げます。
フラダンスや10歳の女の子のMTVダンスなどのサプライズ企画もあって最高のパーティになりました。
我が英語教師のSTEVEも大喜び。

とても楽しい想い出となりました。

2006年06月10日

大学院で何が変化したか

昨年4月に大阪府立大学大学院 経済学研究科へ入学しましたが、一年あまりの大学院修学によって、私の何が変わったのか振り返ってみました。

 

・読む本が変わった。専門書などの読書量が増えた。
・レポートなど書くことが多くなった。
・付き合う人が変わった。(教授、博士、医師、MBA、教員、公務員や大手企業のエリート、士稼業のプロフェショナルなど権威のある方々。)
・自分がいかに浅学菲才であるかよく分かった。
・理論と実践の両輪で効果的に前へ進めることが分かった。
・時間の使いかたが変わった。早朝(4時半〜9時)・午前・午後と3区分に。
・生活スタイルが変化した。
・学歴コンプレックスは完全に消えた。
・学ぶことは若返りの秘訣であり、青春そのものであると実感する。
・公共交通機関の通学定期券が使える。(ラッキー)

 

以上思いつくままに書いてみましたが、要はすべてに妥協したくないのです。
「人生2度なし。やってみなわからん!やったことしかのこらん!」のですから。

トラックバック

BS経営と税金川

9日、加古川商工会議所青年部の若手経営者の集いに招かれました。会場はホテルと併設された立派な会議所です。
テーマは「逆境にまさる師なし。強くてよい会社をつくれ」です。
大変熱心に傾聴していただきました。特にBS経営や税金川などに強い反応がありました。

強い会社、よい会社の定義をしながら、それを達成するためにはPL型経営からBS型経営へ行う必要性を話しました。
税引き後の純利益が自己資本を厚くし、強いBS(バランスシート)を創るのです。
つまるところ経営とは変化対応業なのです。
純利益は企業存続資金であり、変化対応資金でもあります。
そのためにも納税を積極的に捉える必要があります。
つまりPL(損益)BS(貸借)の間にある税金川を渡る必要性をこのようにカタチで説明しました。

IMG_0190.JPG

講演後の懇親会でも多くの質問をいただきましたが、当日主催者から以下のようなメールをいただきました。

「先生をお見送りしました後も、興奮冷めやらず、2次会、3次会へと続いていきました。 私は、二次会のラーメン屋を出た所で帰宅しましたが、夜中の1時半でした。 B/S, P/L そして税金川等々日ごろの会話では出てこない内容に昨夜は、酔いしれました。」

心地よい余韻を感じながら最終の新快速で帰路につきました。加古川の皆様歓待をいただきありがとうございました。

トラックバック

2006年06月09日

MUKKの会

大阪府立大学大学院の親しい仲間で、4人の頭文字をとりMUKKの会をつくりました。授業のあとで懇親を深めるのが目的です。

メンバーは最初、我々大学院の仲間だけでした。しかし、みんな愛妻家?いや、恐妻家ぞろいです。
意見一致で、この会を奥様公認に昇格させようと企みました。
昨年の夏は芦屋のレストランで、そして忘年会は神戸の夜景を眺めながら一泊を家内同伴で過ごしました。
この企画は奥様方にも好評だったと、我々は勝手に思っています。

来年はMBA終了パーティを予定しています。

  さて昨日は、MUKKの会、会長の松葉博雄さんの論文発表会でした。
テーマは「良循環経営の理論と実践」―コンタクトレンズ業界の浸透研究―です。
彼が創業して35年になります。
彼の業界の抱える課題として・医療性重視の視角と・営利性重視の視角があるようです。
相反するこの問題の解決は厳しいようですが、彼は地元三宮でトップ企業として、この業界の健全な発展のために真摯に取り組んでいます。
理念・ミッション・戦略と興味深い発表でしたが、教授たちの指摘はさすがに鋭いものでした。
近日中に発表しなければならない勉強不足の私には、かなりのプレッシャーがかかってきました。

ともあれ、昨日は久しぶりの再会でした。近くの飲食店で一杯やりながら近況を語りあう楽しいひと時となりました。

 

トラックバック

2006年06月08日

1年間は8760時間

1年間は8760時間。

時間は誰にでも公平に与えられています。
この豊かな時間をどう活用し、どう成果を創り出すか、大いに問われるところです。
8760時間のうちの、760時間は自己成長のために使いたいものです。
しかし、4000時間は睡眠衛生の生活時間として必要です。
残りの4000時間をどう使うかで人生は決まります。

時間管理は人生管理と同義語なのです。

私の起床は4時半。
事務所へ6時、7時から90分間ネイティブ英会話レッスンを始めます。
英会話を58歳から8年間、亀のようにノロノロと続けています。
生涯続けるつもりでいます。

そして現役の大学院生なので、修士論文作成の時間も必要です。
又、年100回程度の国内出張に、更に10回の海外視察にも出掛けて情報収集しています。

しかし最優先しているのは、健康づくりです。
週一回の登山と、週三回の筋トレを続けています。

私は、早朝・午前・午後と一日を3区分に分けて時間管理していますが、
特に早朝の時間活用を重視しています。

「時間をどう活用し、成果を創りだすか」は、多くの仕事人間の悩みです。

「成果をあげる者は、仕事からスタートしない。何に時間がとられているか、明らかにすることからスタートする」
「時間の活用と浪費の違いは、成果と業績に直接現れる。実際の時間の使い方を記録することである」
とドラッカーは教えています。

経営者として大事なことに時間を使い、自分でなくてもできることは大いに任せていくことが会社発展の必須条件だとも言えます。

さて、私はどれだけできているのでしょうか。

トラックバック

2006年06月07日

広くなった?御堂筋

3日土曜日の夕方5時ごろ、大学院のゼミを終えて難波から御堂筋を歩きました。
その御堂筋が、いつもと様子が違います。

心斎橋付近の悪名高き2重駐車の列が全く無いのです!!


 御堂筋から東西の通りも全く駐車がありません。
車はどこに消えたのでしょう!!

 

6月1日からの駐車違反の摘発を民間へ委託した影響だと思われます。

それにしても凄い効果です。
いつもより広く感じる御堂筋。
車もスイスイと気持ちよく流れています。
歩道を行きかう人々も、風薫る緑陰の銀杏並木を楽しそうに散策しています。
当初、私も気分軽やかに本町まで歩くつもりが、気がつけば梅田まで来ていました。

 日本を代表するシンボルストリートである御堂筋。

これで大阪はもっと美しく住みやすくなるだろうと思うと嬉しくなり、ワクワクしてきます。  

放置駐車は道路のゴミ。大阪の恥。

この機会に何としても大阪名物の駐車違反を無くして
クリーンな大阪を取り戻したいものです。
交通事故も減りもっと安全な街になることでしょう。

そして新しい歌や詩が御堂筋から生まれて欲しいと願います。

トラックバック

2006年06月02日

第652回早朝経営セミナー

毎月第一木曜日は、我が社の公開早朝セミナーです。

昨日は、第652回で15年になりました。
今回は、福岡、山口、兵庫の企業様そして山形経営研究会様からの計25名様が、
早朝よりご参加いただきました。
セミナーのテーマは『強くて良い会社とは』です。
このテーマは今までに何度も反復していますが、強い企業とは、良い企業とは、の定義を明確にしながら2分間でまとめます。
健全な財務基盤を持ち、変化に果敢に対応し、継続した収益体質にして、且つチャレンジする企業風土の会社にする。

それを実現するには、経営理念の共有、ビジョンの共有、成果の共有がベースになります。
我が社ではオープンブック経営(OBM)を実践し、社員のオーナーシップを育てています。
経済的インセンティブと財務情報の共有とをうまく活用して、社員のヤル気を高め、
業績向上を実現するのがオープンブック経営なのです。


変化の対応には強い財務基盤が必要です。
我が社では「一人当たり」を重要な経営数値としています。
2008年までに一人当たり経常利益2000万円、自己資本金1億円にすると竹内社長は明言しています。
そして一人ひとりが自らの「強くて良い会社」への思いを熱く語ります。
参加者の方々から感想をいただきましたが「経営理念がしっかりと社員に浸透して、ベクトルがあっているのに驚いた」「全員が経営者」との高い評価をいただきました。
皆様の期待に沿えるような「強くて良い会社」にして中小企業の活性化のモデル企業にしていきます。

遠路から参加された皆様にあらためて感謝したいと思います。おおきに。

トラックバック

2006年06月01日

「耳が三つ、目も三つある」

素晴らしい言葉に出会いました。
 
 耳が三つ、目も三つある
 
  「人に長たる者の人間学」の著者、伊與田興先生は、我々には二種類の耳、肉の耳が二つと、
もう一つ、心の耳で「心耳」があるといいます。
 
 心耳が開くと声なき声が聞こえてくる。
 声なき声とは天の声、神の声である。
 大体、夢を持つ人は心の耳を開いた人。

ベートーベンは肉耳を失ってから名曲をのこした。
耳だけじゃない。目も三つある。肉眼と心の目「心眼」がある。
心眼が開くと、形なき形が見えてくる。

このような文章に出会うと反省させられます。
経営者は心静かにもう一つの耳、目を探索するゆとりを持たねばと教えられました。

トラックバック

 

Copyright (C) 2015 KimuraKatsuo.com committee. All Rights Reserved / Powered by Genius Web