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2006年08月28日

逆境!そのとき経営者は・・・

大阪経営研究会例会が25日OCATで開催されました。

M教習所を苦境から救い素晴らしい業績をあげているT社長の講演です。

私は2度目の拝聴でしたが、数年前にお聴きして非常に感銘したことを鮮明に覚えています。


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深刻な労働争議から企業存続の危機にあった同社の当時の状況を生々しく語られました。
労働争議のもつれから創業社長は辞任に追い込まれます。

後継社長は就任翌日に鉄道自殺。

凄まじい労働争議が吹き荒れる中で3代目を引き継がれたのがT社長です。


「問題は、逃げれば追いかけてくる、追いかければ逃げていく」と当時の困難な状況をリアルに語られました。


彼は膝を突き合わせて組合との話し合いを重ね、労使関係の信頼を積みあげていきました。
労働争議には「徹底的に戦うか、徹底的話し合うか」の二つの選択肢しかないといいます。
労使一体となって経営に取り組んだ結果が今日の業績につながったのです。

T社長の不屈の精神と忍耐力と凄まじいばかりの経営者魂に感動しました。
正に理念と戦略が一致した名経営者です。

「経営は楽しい!真剣に取り組めば、いくらでもやり方があるし、アイデアも湧き出る!」と楽しそうに話されます。
4年後のリタイアを宣言し、2010年までのビジョンとして売上50億、グループ企業10社へとひた走られています。

経営をオープンにし、予算割も人件費50%、広告宣伝費1億円、地域社会貢献費3000万円、教育費3000万円、営業利益は粗利の10%と明確です。

事実同社は強いB/Sを構築し中小企業のモデル会社に相応しい。
餅つき大会や花火大会などを企画され地域貢献されているのは、ユニークで素晴らしいことです。

「人生では何が起こるかわからない」その矢面に立つことも経営者の本懐と喜んで事に当たることも大切です。


そして問題から逃げない、立ち向かっていくことの大切さを痛感させられました。
事実、人生何が起こるかわからない、
まして経営者には何が待ち構えているか予想しがたいのです。

今回の講話でどんな苦境がきても立ち向かっていくことを心新たにしました。



 

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