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2006年12月15日

No152 「一人当たり」の物差し

12月15日、石川経営研究会12月例会に講師としてお迎えいただきました。
定刻5時半に開会しました。テーマは「強くて良い会社づくり」です。

「強い」の定義の説明には、トヨタの事例をあげました。同社は今期2兆円の利益をあげる超優良企業です。30万人の従業員を擁する、日本を、いや世界を代表する企業でもあります。
 
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我々中小企業が「強い」会社にするには、大企業と違った物差しを持つ必要があります。小さくても「強い」企業はつくれるのです。物差しに「一人当たりの数値」を使うのです。
トヨタの一人当たりの利益は約650万円です。かなり高い数値であることに変わりはありませんが、この数字ならやってやれないこともありません。かえって小さい企業だけに有利かもしれません。

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私どもアーバンベネフィットでは、「一人当たり」の経営数値を主要な物差しとしています。バランスシートなどの財務情報を社内で共有し、オーナーシップを持った社員を育成しています。社員一人当たりの、粗利益、経常利益、自己資本額などを最大の財務数値としています。こうした財務経営情報が社員に浸透する中で、優れた経営幹部が育ち、強い会社づくりの手ごたえを感じるようになってきました。

次に「良い」の定義は、「変化に対応する」企業ということです。全ての生物は変化に対応したものだけが生き残るというのは、ダーウィンの法則でもあります。企業もまさしく生き物です。変化対応には、学習する組織づくりが欠かせません。学ばなければ、「ゆで蛙」になるのも必然でしょう。

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例会後の懇親会でも多くのご質問をいただきました。
一問一答形式で最後まで続いた活発なやりとりに、満足と共に感謝です。



 

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