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2007年02月28日

No188 「個人信託」活用によるオーダーメイド相続

2月28日第41回勉強会は、株式会社朝日信託(http://www.a-t.jp/)からお二人の先生をお招きして勉強会を開催しました。早朝から満席の会場で、定刻8時にスタートしました。

レジュメは以下のとおり
1. 信託とは
2. 個人信託とは
3. 信託の機能
4. 個人信託の効果
5. 個人信託で解決できること
6. 親族等に対する長期扶養給付を可能にする個人信託
7. 認知症の不安を解消するための個人信託
8. 遺留分問題を解決し、思い通りの相続を可能にする個人信託

本格的な高齢化社会を迎えて、認知症が大きな社会問題として浮上してきています。私も母が介護施設にお世話になっているだけに人事ではありません。私自身の問題でもあります。一言も聞き漏らすまいとの参加者の熱い思いが漂います。
 

株式会社朝日信託は、信託業法の改正により、日本で初めて個人信託の専門会社として内閣総理大臣より信託業の免許を受け設立された会社です。同社は法律・税務・財務のトータルファーム朝日中央綜合法律経済事務所グループを母体として設立されました。
弊社も同社の代理店として信託業務を取り扱っていきたいと考えています。その為にも業法等の勉強に努め、時代の変化に対応すべく準備していかねばなりません。

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2007年02月27日

No187 経営とは環境変化対応業

2月27日、香川県丸亀市商工会議所の経営安定セミナーへ講師としてお招きをいただきました。今回は建設業者の集まりでしたが、受注量の激減により業界には沈鬱な空気が漂っています。
公共工事頼みの建設業界は、現在は寒風吹き荒れているのが現実です。昨年末に地元の有力建設会社が倒産したので尚更深刻です。

しかし、経営とは環境変化対応業なのです。経営に絶対はありません。自らを頼まずして誰に頼むのか。経営(生きること)に甘えは許されません。どんな状況でも諦めてはなりません。何故なら社員や関係者を路頭に迷わすからです。
現場は、「今日の飯の種」に汗を流しますが、「明日の飯の種」を探すのは経営者の仕事です。

地方と中央の格差は目を被うばかりです。ゆで蛙のつけが回ってきたのです。政府を批判することはたやすいですが、自らが変化に備えてなかったことを省みなければなりません。
世界に目を向ければ日本ほど豊かな国はありません。世界で2番目の市場ですが、その豊かさはハングリー精神を奪います。飯が食えないのはピンチですが、変化しなければ生きていけないからそれはチャンスにもなるのです。だからピンチはチャンスなのです。今を試練として、地元だけに執着するのではなく舞台を広げて考えることが大切だと話しました。

参加者の熱い思いが伝わり予定をオーバーして2時間に及びました。
ご清聴下さった皆様に感謝します。

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2007年02月23日

No186 「経営者」と「社長」

2月23日、三重経営研究会 http://www.honbu-keieiken.com/ の講師にお招きをいただきました。同経営研究会は今回で三回目の訪問になります。

講演会に先立ち会員企業2社を訪問しました。駅までお出迎え下さった三重経営研究会の幹部の方と、伊勢市のM自動車学校とI低温輸送を訪ねました。

両社とも歴史のある地元の優良企業です。決算書を拝見しながら「BS経営」の観点から分析し所見を述べました。さらに3年、5年、10年後の「BS経営」での経営ビジョンについての抱負を聞かせていただきました。
私ども経営研究会は「共に学び共に栄える」を経営理念とし、お互いの決算書をオープンにして学んでいます。このように、決算書を開示しながら経営の核心に触れるフィードバックができるのも会員同士の強い信頼関係があるからです。 

講演会は定刻7時に開始しました。決算書は経営者の通信簿であり、経営者の経営観、理念、戦略が現れます。特にBS(貸借対照表)には経営の全てが表現されています。BS(貸借対照表)を見れば、設立後から今日までどのような考え方で経営をしてきたか、どのような意思決定をしてきたかが手に取るように分かります。
しかしながら、その経営の指針とも言うべき大切なBSを読めない、理解できない中小企業の社長がいかに多いことでしょう。

経営とは、強いバランスシートにすることです。会社機能を充分に働かせて結果をつくる人を「経営者」と言うのです。
会社は1円でも設立できます。会社ができれば「社長」が要ります。社長とはいわば家の戸主のようなものです。

社員や家族そして地域社会の為にも、「社長」から「経営者」へと変革することが重要だと、講演を締め括りました。

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2007年02月21日

No185 売れる会社と売れない会社

先日大阪北区倫理法人会のモーニングセミナーで講演させていただきましたが
(当日のブログは、http://www.kimurakatsuo.com/archive/2007/02/no175.html)、
セミナーに参加された公認会計士のS先生がご自分のブログで”売れる会社と売れない会社”をテーマにとりあげて下さいました。
http://www.sekisoken.com/cgi-bin/see_double1.cgi?id=86#86
全く同感です。

会社を売る為に経営しているのではないと叱られそうですが、“売れる会社を作る”という真意はそうではありません。
私の知人の税理士さんが「息子にキレイな会社を残すために絶対必要な本」を出版されましたが(http://www.9-ten.co.jp/bookdata/090X.php)、“売れる会社”とは“強い会社”を意味するのです。いつでも売れるような強い会社にしておくのです。そうすれば事業継続が必要になった時にでもスムーズに対応できます。事業継続問題にはどの会社もいつか必ず突き当たります。

今日本では毎年7万社、つまり毎日200社が廃業しています。バブル崩壊以降、50万社以上も会社が減少しているのです。企業の減少が続けば日本の活力は衰えます。事業後継ができずに廃業に至ってしまう要因の一つは財務にあります。

企業経営者にとって最大の商品は会社そのものです。売る、売らないはそのときに考えればいい。売れるような価値ある企業にしておくことがハッピーリタイアーにつながるのです。

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2007年02月20日

No184 ポルトガルランチ

本町で開催される勉強会へ参加する為に梅田から御堂筋を歩いていると、アメリカ領事館のすぐ隣のレストラン“ポルトガリア”が目に入りました。

http://books.bunka.ac.jp/np/restaurant/rec/20061103/

今日の昼食はポルトガル料理にトライすることにしました。ランチメニュー「ミーニョ風の豚肉」を注文。最初にパンとスープが出てきます。ポテトスープは、オリーブオイルのまろやかな味が決め手。香りと旨さが口の中にひろがります。
メイン料理はポークのポテトとクルミ添えです。少し濃く味付けされたライスも添えられていて、一緒に食べると美味しい。ポルトガルをイメージしながら、いつもよりゆっくりと時間をかけてランチを楽しみました。
エスプレッソが最後の食感を引き締めてくれます。美味しいものを食べている時が一番幸せやなあと感じます。

関西初のポルトガル料理店で、昨年7月にオープンしたばかりとのこと。奥の調理場に数名のポルトガル人コックの姿が見えます。夜は結構賑わうようです。大きなショウケースには本場のワインやビールが所狭しと並べられています。

スペインはこれまで何度か訪ねました。次回は必ずポルトガルまで足を伸ばしてみたいと思いました。
料理は、その国の食文化を通して外交的な役割を演じているのかも知れません。

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2007年02月19日

No183 プラス言葉が運命を切り開く

2月19日、新春元気が出るセミナーに参加しました。会場は阪急インターナショナルホテルのビルで当社からも至近距離でありがたい。
講師は「ありがとう」の言葉を啓蒙している清水英雄氏。清水氏は毎日千回以上「ありがとう」を口にするのだそうです。「ありがとう」は一番影響力の強い言葉で、他人にも自分にも圧倒的な影響を及ぼし、さらに明瞭な言葉なので右脳を活性化するのにも効果があるとのこと。

私も日頃からプラス言葉を使うように心がけていますがその通りだと思います。プラス言葉はプラス思考にさせるパワーをもっています。自分にも周りにも勇気を与えて肯定思考にしていきます。自分の発している言葉に注意したいものです。

「ありがとう」は感謝の表現であると共に幸せを運んできます。物の豊かさと幸せはイコールではありませんが、「ありがとう」や感謝の大きさは幸せとイコールだと感じます。
ピンチの時でも、「ピンチはチャンスだ!ありがとう」といえるくらいに、「ありがとう」と感謝の言葉を積極的に使っていきたいものです。


言葉には霊が宿りますから、肯定用語を意識して使うことが大切です。言葉が運命を切り開きます。プラス言葉「明言素」を多く使いましょう。なるだけ暗い言葉は口にしないようにしましょう。

明言素(めいげんそ)現状打破言葉

ありがとう 充実している お元気さま 簡単だ できる 
やってみよう 頑張ります 努力します 挑戦します
楽しい 嬉しい 面白い 素晴らしい 美しい まだ若い
おいしい 素敵だ 奇麗だ

暗病反(あんびょうたん)現状維持言葉

忙しい 疲れた どうしよう いやだ 困難だ やってられない
難しい できない やりたくない 辛い 苦しい つまらない 
ダメだ 不幸だ もう年だ まずい どうせ どうでもいい

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2007年02月18日

No182 布引の滝

18日日曜日、早朝英会話レッスンを終えてから六甲へ向かいました。今日は三宮から新神戸駅を抜けて布引から市が原へのコースを歩きました。朝の爽やかな空気の中、雨上がりの濡れた石段を、一歩ずつゆっくりと踏みしめながら登ります。視界が広がってくるとそこが布引の滝です。滝壺に落ちる水音が、私を迎えるかにようにあたりの静粛を打ち破ります。

布引の滝からさらに登り詰めたところにある布引ダムは、日本最古の重力式コンクリートダムで国の重要文化財に指定されています。神戸市の水道は1900年に給水を開始し、その後神戸・淡路大震災で罹災し耐震化工事で補強したと案内板の説明にありました。布引の豊かな水を湖面一杯に貯えていました。布引の湧き水は名水として知られています。
このコースは神戸市街からすぐ近くにあり、日曜日の今日は多くのハイカーで賑わうことでしょう。

市が原の桜茶屋を越えて大龍寺を参拝しました。神社仏閣を一つでも多く参詣し合掌するのを今年の目標に掲げています。「中風除け・ボケ封じ」の看板がなぜか気になりました。お参りの後は、足取りも軽く元町まで3時間の散策を楽しみました。千回登山へ又一つ駒を進めました。

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2007年02月14日

No181 事業承継の選択

2月14日の第40回早朝勉強会は、東京からTさんご夫妻をお招きして、「創業した会社を売却し、新たな人生に挑戦」をテーマにご講演をいただきました。定刻8時には予備席まで含めて満席になりました。

事業承継の選択は実に悩ましい問題であると自らの体験を語られました。
事業承継の方法には、大まかに分けると3つあります。
1、 同族会社として、血縁関係で継がせる。
2、 幹部から社長を出して継がせる。
3、 M&Aに応じて会社の売却等をする。

選択肢1、2の場合には、社長の座を退いた後も自分はオーナーとして残る可能性が高く、会社への責任は残ります。
選択肢3の場合には、会社が売却できれば、オーナーチェンジにできます。
ご夫妻は結果3を選択。その過程を検証されました。

創業から売却を決心するまでを1〜10までの段階に分けて、詳細をレジュメに沿ってご説明くださいました。そして売却の実際として、リアリティに富んだお話をされました。

最後に売却時の不安として
<社員に対する想い>
<事業に対する想い>
<株主に対する想い>
<自分たちの人生>
等について赤裸々に語られ、今はとても「良い出会いだ」と思っていると締め括くられました。

事業承継の選択は、中小企業の経営者には何時かは必ず訪れる最大の課題であり他人事ではありません。後継で悩んでいる経営者は多いのです。私にとっても示唆を与えられる素晴らしい講話であり感動しました。

参加者の感想 :
自ら立ち上げて譲渡した会社の「命」について自分の人生のことのように語り、また、その内容を赤裸々にお話されることは珍しく、とても立派だと思います。正直なお話だったからこそ、インパクトも強かったと思いました。

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2007年02月13日

No180 人生と事業の「経営ゼミナール」

2月13日、NPO関西事業再生支援センター主催の「関西の中小企業を元気にする勉強会」の講師としてお招きをいただきました。“現場の経営者が語る「強くてよい会社をつくるBS経営」”をテーマに講演しました。会場は神戸市産業振興センターでしたが、山形、東京、香川等の遠方からもご参加をいただきました。

今は復興していますが、このあたりは阪神淡路大震災の中心地でした。予想できないような問題や試練にいつ遭遇するか分からないのが人生であり経営です。何が起きても言い訳は通用しないのが経営であり、生きるということだと伝えました。
 

その為には、BS経営で強い会社にして変化に備えなければなりません。90分の時間があっという間に流れました。身を乗り出すようにして清聴して下さった参加者の皆さんに感謝申し上げます。

参加者の皆さんからいただいたアンケートでは、講演で一番興味深かった内容として以下の項目が挙げられていました。

・BS経営
・人>金
・経営者はビジョンを語れ
・企業再生
・やめること、捨てることは、戦略である
・一人当たりの経営指標
・発想の転換
・夢を実現するすばらしさ
・変化対応
・人生観、生き方
・10年後の手紙

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2007年02月08日

No179 事業再生アドバイザー養成講座1回目

2月7日、NPO関西事業再生支援センターと弊社で、事業再生アドバイザー養成講座を大阪、リッツカールトンホテルにて開催しました。第一回目の今回は、事例を通して会社の未来を考える「会社の形を考えるセミナー」として開催しました。

100名を超える方にご参加いただき、大変盛況なセミナーになりました。参加していただいた方々に厚く御礼申し上げます。

有力な経営者の皆さんが全国から参加して下さいました。各地の窮境に立つ経営者は、経営上の問題を今回お集まりいただいた方々のような有力な経営者に相談しているのだと思います。

今回のセミナーは、弊社のこれまでの経験を皆さんと共有し困っている経営者が廃業しなくてもよい状態を作り出したい、そんな気持ちで開催しました。企業再生・再編の実態を知っていただき、一人でも多くの我々中小企業の仲間を救っていきたいと思います。皆さんに事業再生のパートナーになって欲しい。一緒に事業再生によって中小企業経営者を救いましょう。経営者なら誰でもアドバイザーになれます。

私共も逆境に立つ多くの経営者の方々とお話をしてきましたが、その時に大切なのは適切なアドバイスです。適切なアドバイスが得られなかった為に悲惨な状態になってしまったケースはたくさんあります。

参加された方にとって自社の「会社のカタチ」を考える機会になれば、と考えた為か、セミナーのコンセプトが不明確になってしまい、アンケートでは多くのご指摘もいただきました。当日、及び翌日に反省会を開き、課題点を抽出しました。次回からは、今回のセミナーで課題となったことを糧にし、もっと皆様のプラスになるように頑張ります。
このセミナーはあと4回開催します。次回は4月12日の予定です。

行き届かなかった点が多かったにも関わらず、ご参加いただいた皆さんから温かいお言葉を頂戴し、感謝の気持ちで一杯です。狭い会場で長時間熱心にご清聴いただき、心から御礼を申し上げます。
本当にありがとうございました。

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2007年02月07日

No178 パチンコ経営、生死の彷徨

2月7日の第39回早朝勉強会は、(株)オフィスジャパンの新井氏をお招きして定刻通り8時から開催されました。オフィスジャパンの企業理念は人材、つまり「人こそ財産」です。同氏は、人材育成の為、パチンコの釘調整技術養成学校である「C&Eアカデミー」も経営されています。

今回のテーマは「パチンコ経営、生死の彷徨」です。
パチンコ業界の厳しい現状を聞かせていただきました。実際にはパチンコ業界ではなく、エンターテインメント業界として考えた方が的確で、ライバルの範囲もそれより広いというところから話が始まります。パチンコ店の多くは赤字が続いているという現状にどのように対応すべきか。まず、コアコンピタンスを明確にすることから始まりますが、パチンコ業の場合には、それは科学的釘マネジメントであるとのこと。しかし、それをこなすには技術的な知識が必要であり、人材育成、さらに機能体組織への変革も必要となります。それを理解している経営者が少ないのです。

群雄割拠していたパチンコ業界は、全国制覇をめざす大手企業M社やD社と地元企業との生死をかけた熾烈な戦いに加えて、5月からパチンコ、スロットルの大幅な機種規制が実施されます。全国一万六千店舗の内六千店舗は倒産するだろうと言われる程の激変の真っ只中にあります。新井氏は、こうした中でも最後の鍵は人材育成にあると信念を語ります。

日頃聞けない業界の裏話など、興味深く聞かせていただきました。どの業界でもすさまじい競争を勝ち抜いたものだけが生き残れるのです。

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2007年02月06日

No177 夢、ビジョン、学びは回春剤

2月6日、清話会・定例講演会が大阪市寺田町の月華殿で開催され、お招きをいただきました。テーマは「強くて良い会社をつくるBS経営」でしたが、ご高齢の方にも参加をいただきましたので、「元気になる源として、夢やビジョンそして学ぶことがいかに大きなパワーになるか」についても話しました。

司会者からもご紹介をいただきましたが、私は大阪府立大学大学院MBAを来月終了する予定です。大学院での2年間は私にとっては回春剤のようなものでした。学ぶとは、前に向いて生きているということです。少しでも前に向かうか、過ぎ去った過去に縛られるか、によって生き方がまるで違ってきます。後ろは振り返りたくありません。夢とビジョンを持って前に向かって学んでいる時が、正に青春だと感じます。

毎週のように山を歩き、隔日ジムで汗をかいて健康第一を心がけています。
加齢は防ぎようがない。しかし精神年齢は自分でコントロールしたいものです。それを可能にするのが、夢やビジョンを持ちチャレンジしていく姿勢です。私にはやりたい事が山ほどあります。それをこなす為に、更に学び続けながら現場を走り回ります。休みなど必要ありません。

講師紹介に次のように記してありました。「貧乏」「苦労」「困難」を3人の師と位置づけて成長された木村氏から学ぶものは多くある。注目の講演会である、と。
私が今年67歳で大学院を終了することも参加者に勇気や元気を与えたようです。
セミナーの後、エレベーターでご高齢の聴講者の方と一緒になりましたが、「生まれ変わったような気分」と仰って下さり、とても嬉しく思いました。

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2007年02月05日

No176 目指せ100年企業!

2月5日、M事務所の新年会が奈良ロイヤルホテルで開催され、講師としてお招きをいただきました。同事務所は開業76年になる会計業界で著名な老舗です。
現在の代表は3代目ですが4代目への後継も予定されており、100年事務所としての確固とした展望を築かれています。

「強くて良い会社をつくれ」をテーマに90分講演しました。
経営とは変化対応業であり、永続が企業の命題です。
「10年一昔」「会社寿命30年」と言いますが、現在のスピード社会では通用しません。創業して10年で大半は消えるといわれます。30年生き残れるのは2〜3%しかないのです。
「100億円企業より100年続く企業」が重要です。企業規模は明日を保障するものではありません。変化に対応したものだけが生き残れるのは、全ての生物の鉄則です。継続には変化対応力が問われます。ゆで蛙になっては競争社会では生き残れません。

強い企業は税引き後利益(純利益)を積み上げたBS(貸借対照表)によって表示されます。税金を払うことによって強い会社を作っていくのです。強い財務基盤は変化対応資金となります。

「"一人当たり"の自己資本/経常利益」「税金川を渡れ」「BS経営」等について話しました。
大変熱心にご清聴いただき、参加者から、目から鱗が落ちるような話であったとのご感想をいただきました。

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2007年02月04日

No175 売れる会社をつくれ

2月3日、大阪市北区倫理法人会のモーニングセミナーが堂島ホテルで開催されました。
早起きは三文の徳と言いますが、早朝からこのような勉強会に参加される方は皆さん元気一杯で表情もイキイキとして明るいです。爽やかな挨拶が飛び交うと会場にも熱気がこもります。
ベルが定刻の6時半を告げ、参加者全員で倫理の歌を合唱すると、更に活力あるエネルギーが満席の会場に充満してきます。
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"中小に広がるM&A"後継者難、苦渋の売却、とあった今朝の日経の記事を引用しながらスピーチしました。日本の高度経済成長時代に創業した中小企業の経営者の平均年齢は今や60歳を超えています。事業後継は経営者にとって最大の任務です。

事業後継には4つの選択肢があるように思います。
1. 子供に継がせる
2. 優秀な社員に継がせる
3. 株式公開する
4. M&Aで売却する

強い会社にすることが上記の選択肢を可能にしますが、いざ「会社を売ろう」としても「売れない」のが現実です。誰でもいつかは引退する時期が来ます。ハッピーリタイアする為にも「売れる会社」を意識した経営が必要です。売る、売らないはその時の判断にしても、その日頃の意識が強い会社を作っていくのです。
強い会社は、決算書のBS(貸借対照表)に表れます。経営とは「よいバランスシートにすること」なのだと御手洗経団連会長もおっしゃっておられます。
財務をBSの観点からきちんと整えた会社にし、後継させていくことが経営者に求められます。

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2007年02月03日

No174 強い生き方

1月31日、京都府精華町の商工会館で、平成18年度表彰式・講演会が開催されました。
京都府相楽郡7ヵ町村商工会の会長参席のもとで、永年勤続優良従業員23名の表彰も行われました。

京都府精華町は大阪・京都から30分の距離で、ベッドタウンとして近年著しい発展をとげています。
「強い会社の作り方」がテーマでしたが、農業を主とする第1次産業が中心の町であり、また個人事業者も多く参加されていたので、「強い生き方」を中心にしてスピーチさせていただきました。

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企業経営も人生経営も生きていくということでは同義語で、どちらも変化に対応していかなければならない、と冒頭に述べました。何が起きるか分からないのが人生であり、経営も何が起きるか分からないリスクへの挑戦なのです。講演ではよくこのことを伝えています。司会者から拙著の「逆境にまさる師なし」を紹介していただきましたので、起業した高度成長時代から今日までの半世紀を振り返り、私の体験談を交えながらお話をさせていただきました。

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戦前戦後の厳しい時代を生きてきた方々は、往時の話に共感され、昔を懐かしむかのように大きくうなずきながら聴いてくださいました。
豊かな時代になりましたが、何か物足りなさを感じるのは何故なのでしょうか。夢がない。ビジョンがないのです。夢が、いかに大きな潜在能力を引き出すパワーがあるかを話しました。

最後に、イチローの作文「夢」と、私の「10年後の私への手紙」を朗読して90分間のスピーチを締め括りました。
最後まで熱心にご清聴下さった参加者の皆様に御礼を申し上げます。

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2007年02月02日

No173 信託法改正と事業信託

1月31日第38回早朝勉強会は、弘希総合事務所の弁護士、今尾元彦先生をお招きして「信託法改正と事業信託」について講義をいただきました。
今回の改正は大変ホットなテーマだけに、定刻8時前には補助席まで満席。むんむんとする熱気の中で今尾先生の講義が静かな語り口調で続きました。

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講義のレジュメは以下のような内容です。

1.信託の基礎

1) 原則形態
2) 他益信託
3) 自益信託
4) 信託を利用した不動産の流動化
5) 信託と債権者との関係

2.事業信託の概要

1) 事業信託の仕組み
2) 自己信託(信託宣言)
3) 事業信託を受託する場合の注意点
4) 他の制度との比較

3.事業信託の活用例

1) 事業再生
2) 事業承継
3) 事業提携
4) ベンチャー事業

今回の信託法改正は数十年ぶりの改正で、遺言信託や賃貸物件管理など多方面に活用できます。私どもの事業である「企業再生」にも関係が深いだけに、真剣に学び取り入れていく必要があります。
定刻9時に終了しましたが、学び応えのある勉強会に満足しました。更に勉強会を深めていきたいものです。

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2007年02月01日

No172 「起業家」たれ!

1月31日、第14期起業家養成スクールで講演をしました。
冒頭に「起業家とは?」を問いかけました。そして「起業家と創業者の違いは?」についても尋ねました。彼らはこれから1年間8760時間のハードなスケジュールの中を切磋琢磨しながら起業家精神を鍛えていきます。ここは起業家を養成する道場です。起業家の定義にはいろいろあります。無から有を創造する。現状を肯定的に否定する。革新者。などなど。自分なりの起業家像を掴んでいって欲しいと思います。
一言一言を真剣な眼差しで受け止める彼らの姿勢に強い手ごたえを感じます。さすが起業家を志願してきただけのことはあります。

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人生の一時期に、1年間このような場を与えられ学べるというのは本当に素晴らしいことです。これまでも250名以上が卒業していきましたが、彼らが各方面で起業家として活躍しているというのは心強いことです。

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 我々は中小企業です。小には小なりの戦い方があり、経営があります。「強小は弱大に勝る」とも言います。
そして経営とは、変化対応業であると共にスピードも求められます。意志決定の早さは変化の時代には必須の条件です。学ぶ経営者は変化対応力がありアクションも早いのです。
「大きな志と夢をもった“起業家”たれ!」と諭しました。

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