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2007年02月14日

No181 事業承継の選択

2月14日の第40回早朝勉強会は、東京からTさんご夫妻をお招きして、「創業した会社を売却し、新たな人生に挑戦」をテーマにご講演をいただきました。定刻8時には予備席まで含めて満席になりました。

事業承継の選択は実に悩ましい問題であると自らの体験を語られました。
事業承継の方法には、大まかに分けると3つあります。
1、 同族会社として、血縁関係で継がせる。
2、 幹部から社長を出して継がせる。
3、 M&Aに応じて会社の売却等をする。

選択肢1、2の場合には、社長の座を退いた後も自分はオーナーとして残る可能性が高く、会社への責任は残ります。
選択肢3の場合には、会社が売却できれば、オーナーチェンジにできます。
ご夫妻は結果3を選択。その過程を検証されました。

創業から売却を決心するまでを1〜10までの段階に分けて、詳細をレジュメに沿ってご説明くださいました。そして売却の実際として、リアリティに富んだお話をされました。

最後に売却時の不安として
<社員に対する想い>
<事業に対する想い>
<株主に対する想い>
<自分たちの人生>
等について赤裸々に語られ、今はとても「良い出会いだ」と思っていると締め括くられました。

事業承継の選択は、中小企業の経営者には何時かは必ず訪れる最大の課題であり他人事ではありません。後継で悩んでいる経営者は多いのです。私にとっても示唆を与えられる素晴らしい講話であり感動しました。

参加者の感想 :
自ら立ち上げて譲渡した会社の「命」について自分の人生のことのように語り、また、その内容を赤裸々にお話されることは珍しく、とても立派だと思います。正直なお話だったからこそ、インパクトも強かったと思いました。



 

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