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2007年03月06日

No192 世界で通用する香港のビジネスマン

香港は私の大好きな都市です。街じゅうに溢れるエネルギッシュなパワー。メインストリートから下町の路地まで歩けば歩いただけ多くの発見と感動があります。そして快楽とときめきに満ちた懐の深い街でもあります。エキサイティングでスピードがあり、地下鉄のエレベーターでさえもスピードがまるで違います。深夜12時になっても、街は昼と変わらない喧騒で活気に満ち満ちています。雨の後の竹の子のようにニョキニョキと林立する超高層ビルの集積率は世界で2番目に多く、ニューヨーク、マンハッタンに次ぐものだそうです。

どうしてこのような都市が生まれたのでしょうか。
香港は1842年に南京条約でイギリスの植民地となり、同国は自由放任経済政策を実施しました。自由放任経済では政府の庇護がありません。ここでは強くないと生き残れないのです。そして適者生存の法則が世界に通用するビジネスマンを育んだのです。ビクトリアピークから眺望するビル群は、さながらビジネスのジャングルです。強いものだけが生き残れるのです。そして自由が創造性を引き出すのです。

香港は世界一の自由経済都市です。80%がサービス産業で映画産業も5%を占めます。法人税、所得税も低く消費税はありません。海外からの投資も多く行われています。法令整備(ビジネスルール)が行き届き、コンプライアンスが徹底し、オープンな経営が育っています。面積の狭い香港の土地には年間約2000万人の観光客が訪れます。日本を訪れる観光客は年間約800万人ですから、日本の2.5倍です。

これからの経営はグローバルスタンダードでないと生き残れません。経営者の一人として香港のビジネスマンから学ぶことは多くあります。



 

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