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2007年06月13日

No243 明確なビジョンが経営社員を育てる

6月13日、大阪府中小企業青年中央会の青年経営者セミナーが帝国ホテルで開催され講師にお招きいただきました。与えられたテーマは「企業が求める人材の育成と若手社員の定着に向けた取り組み」です。

以下のレジュメに添って講演を進めました。
1. 私の3つの原点
1) 父の死(父亡き後、6人の生計を担ったのが14歳であった)
2) 長男(儒教思想の強かった父が残した遺言は「お前は長男だ」だった)
3) 日本という場(高度成長経済のフォローがあった。世界第2の大きな市場)
2. 経営(生きる)とは変化対応である
人生何が起きるか分からない。しかし、どんな変化があろうと生きなければならぬ。
3. 逆境にまさる師なし
順境は人間を堕落させるが、逆境にまさる師なし、半世紀の経営者人生から学んだ。豊かさに埋没するな。
4. アーバンべネフィットは再生企業
バブル崩壊で奈落の底から生還した経験が企業再生へと繋がった。
5.企業が求める人材の育成と若手社員の定着に向けた取り組み

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参加者は次代を担う若手経営者で熱心にご清聴いただきました。経営者は常に社員に明確なビジョンを示し語らねばなりません。ビジョンの共有を通してヤル気のある社員を育てるのです。いかに社員を企業のパートナーとするかは、現在の経営に求められる重要なポイントでしょう。我が社では、社員は全員がオーナーシップを持った社員、つまり経営社員です。そうしていく為には財務数値をオープンにし共有することが大切です。

参加者は「BS経営」についてかなり興味を持ってくれたようです。「BS経営」が強い企業を創るといつもの持論をスピーチしましたが手ごたえを感じることが出来ました。

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以下は弊社社員イバの感想です

税金について: 銀行に利息を払う為に働くのでなく、税金を払うための働き方をする。

トップがビジョンを語り、夢を持ちながら社員に夢を与えるという社風は、その会社のBSに現れてくるものである。「バランスシートを見たら皆さんの会社の社風それぞれがわかります」という言葉が印象的でした。

強いバランスシートについて: 自己資本金、つまり「自分の金」に企業の変化対応力がある。新しい事業を考えるためのバックアップ(in English, I like the expression "safety net")があり、事業を変えていく力がBSに蓄積されている。

最後に、「起業家」と「創業者」の比較をとても刺激的に思いました。今まで、プロフェショナル=専門家だと考えていました。そして、会長に初めてお目にかかった時を思い出しました。「イバはどのような人になりたいのか。どういう働きかたがしたいのか。」と聞かれました。なかなか答えのまとまりにくい質問ですが、その瞬間思いついたのは「プロフェショナルになりたいです」でした。昨日のお話を聞いて、「起業家はプロフェショナルであり、つまり命を掛けて働いている。中途半端の気持ちでやる人は起業家ではない。」なるほどです、と思いました。イバもそういう意味でプロフェショナルになりたいとその時に言っていました。命を掛けるほど情熱を燃やす毎日を送りたいです。勤務時間とかは気にならない働き方がしたいです。そして、今と10年後のつなががいつでも頭に浮かんでくる仕事がしたいです。とても心に残るメッセージでした。ありがとうございます。



 

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