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2007年10月02日

No301 時代を読み市場に応える道標

10月2日、大阪天満のキャッスルホテルで中島税理士事務所の勉強会がありました。
本日のスピーカーは、創業103年の歴史を誇る株式会社山城屋食品( http://www.yamashiroya.co.jp/
)の真田悦子会長です。テーマは、“時代を読み、市場に応える道標〜気づきから”。

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真田会長は愛媛県松山市で初めてのスーパー(超市場)を見学した時大変なショックを受けました。このままでは生き残れないと昭和33年に新天地大阪へ進出。4軒長屋6坪から家業である乾物商を営みます。病弱のご主人に代わり、強い情熱と決断力そして行動力を活かして大手食品会社や大手商社に単身で乗り込み交渉。交渉先にさしあげてきた名刺の数は2箱(200枚)にもなるといいます。その粘り強い交渉でついに口座づくりに成功。

しかし訪米して戻った現社長(長男)の強い薦めもあって、大手からの撤退を決意。売り上げは80%もダウンしましたが、その後、徹底的に素材にこだわった京の「おばんざい」シリーズを開発。付加価値の高い高級商品としてヒットします。つまり売り上げ主義のPL経営から付加価値の高いBS経営に舵をきり、今日に至っておられます。同社の理念「伝統と創造」で変化に対応し100年企業を作り上げたのです。

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image005-No301.jpg真田会長とはいろんな勉強会で顔を合わせますが、大変な勉強家でいらっしゃいます。いつもこれでいいのか、これでいいのか、と環境変化に神経を尖らせ危機感を持つ。その危機感と好奇心旺盛な性格が若さの源なのでしょう。彼女は苦しい時にはいつも決算書を持ち歩いたと言います。決算書の威力を知っていたのです。正に「BS経営」です。そして仕事が趣味とおっしゃいます。同社の乾物日本一への挑戦は続きます。



 

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