« 2008年01月 | HOME | 2008年03月 »

2008年02月28日

No380 社会への利益還元は再生企業の使命

弊社の取締役副社長、川村忠隆が月刊雑誌「コロンブス」の取材を受け、コロンブス2月号に“中小企業革新を語る 第9回- 社会還元が再生企業の使命 バイ&リースバックで中小企業の再生を支援! ”瀬本博一氏(NPO法人プレネット21代表理事)と弊社取締役副社長 川村忠隆との対談として掲載されました。(http://www.tohopress.com/columbus/new_book.htm#col_new)

image002-No380.jpg川村は家業を継ぎ不動産会社の経営に携わっていた時にバブル崩壊に遭い多額の負債を抱えるも復活を果たした後、アーバンベネフィットに入社し、自身の経験を活かして弊社の企業再生支援をライフワークとして活躍しています。彼は現在大阪市大大学院の創造都市研究科アジア・ビジネスで、未来のビジネス分野にアジアを選び、現役の院生としても学んでいます。

弊社アーバンベネフィットは、バイ&リースバックで中小企業の再生を支援しています。多くの中小企業が再生していきました。再生の段階で会社の経営はPL経営からBS経営へと変えていきます。BS経営では、企業を個人の利益を追求する組織ではなく、社会的な存在として捉えます。世の中の人、モノ、カネ、情報、市場などの“経営資源”を活用して付加価値を出すことを企業経営と捉えるのです。そして、その企業経営の成果である利益を積極的に納税することで、強いB/S(バランスシート)を目指します。自己資本額を高める事によって、強くて良い会社を目指します。

企業再生は多くの関係者の協力があってこそ実現するものですから、企業再生を達成したら、積極的な納税で社会にその利益を還元すべきでしょう。社会への利益還元は再生企業の使命とも言えるでしょう。
この対談の続きは月刊コロンブス3月号に、企業革新を語る 第10回として掲載予定です。

2008年02月27日

No379 小さな超一流企業づくり

オービック・コミニケーションプラザ(京都会場)で株式会社オービック情報システムセミナー(http://www.obic.co.jp/fair/kyoto.html)が26日・27日両日に開催され、2日目の特別講演の講師としてお招きいただきました。

image001-No379.jpg

13時から「強くて良い会社づくり P/L経営からB/S経営へ!」をテーマに90分スピーチさせていただきました。昭和の高度成長時代の旺盛な需要を背景にした売り上げ重視のP/L経営は、バブル経済の崩壊と共に行き詰りました。バブル崩壊から「失われた10年」(http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%A4%B1%E3%82%8F%E3%82%8C%E3%81%9F10%E5%B9%B4)を経て迎えた21世紀の経済では、供給過多の熾烈なグローバル競争とIT革命の中で変化対応力とスピード経営が要求されています。

かつての我が社の経営は、売り上げ重視の完全なP/L経営でした。P/L経営の結果、バブルの崩壊で巨額の負債を背負うことになり、それがターニングポイントになって近代経営に目覚めました。勉強会で多くの企業をベンチマークし決算書を見せていただきながら掴んだコツはB/S重視の経営でした。15年間我が社が「BS経営」に取り組んだ結果は、B/Sの財務基盤に驚くほど表れてきました。と同時に決算書の読める経営社員が育ったのが最大の収穫でしょう。

現在弊社は2015年ビジョンを掲げていますが、正直これはかなり大法螺だと思うのです。しかしながら、その大法螺が更に予想した以上の飛躍の舞台へと前進させていくのです。それを具体化し数値目標を入れた「10年後の私からの手紙」を朗読してセミナーを締め括りました。

2008年02月24日

No378 言葉の威力、口ぐせ理論実践塾

2月23日・24日、東京アメリカンクラブで開催された佐藤富雄さんが主宰する「口ぐせ理論実践塾」(http://www.hg-club.jp/)を受講しました。セミナーの大半が20代30代の若い女性参加者なのにまず驚かされました。もちろん私が最高齢でしたが、若い方々と一緒に学べるのはそれだけでも刺激があって良いものです。

受講のキッカケは、紀伊国屋書店で「富豪塾」という本が目にとまり、派手なタイトルが気になって本を手にしたこと。本の内容に同感させられるものがありましたので、その日のうちにセミナーを申し込んだというわけです。
佐藤さんは76歳ですがバリバリの現役。70歳で作家宣言した後100冊出版して260万部のベストセラーと、全く信じられないぐらいの活躍をしておられます。80歳でケンブリッジ大学へ入学予定とのこと。氏は人生100年時代の生き方を説いておられます。
 
image003-No378.jpg

講義内容は
1. 大脳を発達させたヒト属と他の哺乳類の違いを進化論的、大脳生理学的に考察し、大脳新皮質の機能と自律神経系の制御の関係を学ぶ。
2. 自己像の心理学を中心に思い込みや考えが自律神経を介して、身体そして人生にどのように関わっているか、そして意識が体内化学反応系の引き金となっていることを学ぶ。
3. 意識と言語の関わり、言葉の持つ力を理解し、言葉の力で意識そして自己像は変えられること、ひいては人生は変えられることを学ぶ。
4. 幸運体質、開運体質を作るための絶対的な法則を最大限に機能させるための方法を学ぶ。
5. 幸せな人生の絶対条件となる豊かな感情とは何かについて学ぶ。

講義は、我々の身近に起きる問題を事例にとりあげながらユーモアを交えて説明され、楽しくかつ理解し易いものでした。私も言霊や数霊(数字の魂)の威力について常々感じていますが、今回のセミナーで進化論的にも大脳生理学的に言葉の力の根拠を教えていただき大きな力をいただきました。人間は幾つになっても成長できることを佐藤講師は自らの体験で示されています。
60代よりも70代、70代よりも80代、80代よりも90代と進化し成長していきたい。

2008年02月22日

No377「木村会長SHOW ME MEETING」

京都監査法人の幹部のお二人から面談の申し入れをいただきましたので、2月22日、午前10時から弊社の会議室で「木村会長SHOW ME MEETING」なるミーティングを設けることになりました。監査の参考情報としたいということで、下記の質問もいただきました。

1. 貴社における木村会長の役割、他の取締役との役割分担をお聞かせください。
  また、セミナー等の講師を広くされていますが、目的、ポジション(会社を代表された立場or個人的な立場)等についてお聞かせください。
2. 貴社の事業の現状をどのように評価されていますか。お聞かせください。
  また、現状を把握するために、どのような資料をご覧になっていますか、お聞かせください。
3. 貴社の今後の事業のあり方をどのように考えておられますか。お聞かせください。
  また、株式上場を今後の事業展開の中でどのように位置づけられておられますか。お聞かせください。
4. 会社内で社員のモチベーションをどのように向上させておられますか。お聞かせください。

本年度は、弊社にとって第3次3ヵ年計画の初年度ですが、お陰で会社の業績は堅調に推移しています。経営トップである社長の座は4年前に弊社社員の中から選出して竹内泰光氏に譲りました。上記は創業者としての経営思想への問いであると思います。いい機会だと思い、創業精神から経営理念、経営ビジョンに至るまで90分間お話しました。ミーティングを設定していただいたお陰で私自身の経営への考え方も整理できて良かったと思います。

2008年02月21日

No376 社員のモチベーションを上げる「BSビジョン」

2月20日、山形経営研究会の経営セミナー講師としてお招きいただきました。大阪伊丹空港から僅か1時間、山形は白銀の世界でした。同研究会は2年ぶり3度目の訪問です。例会は山形国際ホテルで15時から開催。テーマは「BS経営が強くて良い会社をつくる」です。会場には顔なじみの方々が多数参加されていて嬉しく思いました。

image001-No376.jpg

image003-No376.jpgセミナーのポイントは、
・なぜ会社にお金が残らないのか?
・数字に強い経営者になるには?
・強くて良い会社とはどんな会社か?
・5年後、10年後にはどんなBS(バランスシート)にするのか?
・経営者と社員が同じビジョン、数字を共有する「オープンブック経営」とは?

自らもワクワクするような「BSビジョン」を構築し社員に熱く語れ!そのときに人は燃えるのである。2時間の時間一杯、情熱を込めて伝えました。

その後の懇親会でも2時間に渡り、参加者一人一人との経営問答スタイルでテーマを掘り下げていきました。更にその後の2次会では、決算書を持参してこられた会員の方の財務を分析しながら「BSビジョン」を設定。翌日も早朝6時半からホテルで経営相談に応じました。
小雪の舞う山形空港を朝9時のフライトで大阪へ帰りました。有意義な2日間に満足しています。

image005-No376.jpg
<いただいたアンケートから>
・「BS経営」が分かりやすく理解できた。3年計画で自己資本を倍にしたい。
・経営知識をもっと学びたい。経営のことをもう一度見直したい。
・税金を払わなければBSは良くならない。
・強い会社とは何かが良くわかった。目標の立てかたが理解できた。
・夢、目標が大切であることがわかった。
・具体的な裏づけのある話なので迫力があり感激した。
・実体験をもとにした講演は非常にわかりやすかった。
・自分の生き方に刺激と激励を与えてくれた。
・逆境をプラスに変えていく発想と行動力に感服した。
・具体的な数字と実体験を通した内容でわかりやすかった。
・今、悩んでいることと、あまりに次元の違う考えに出会い、目からウロコの状態。
・話しが大変面白くひきこまれた。
・決算書の新たな視点での見方を学んだ。
・ビジョンを持つこと、夢に燃えること、人生設計のヒントになった。
・経営者の通信簿がBSと明確。経営者の心構えが構築された。
・「経営」云々と言うよりは、人間としてのバイタリティを感じ、カンフル剤となった。
・生の言葉が何よりも心に響いた。自分を見直すキッカケとなった事が一番。

2008年02月20日

No375 日本版サブプライム問題

2月20日、早朝勉強会に安田コンサルティングオフィスの安田祐次代表をお迎えして「日本版サブプライム問題」についてお話をいただきました。

image003-No375.jpg

1998年の金利のみの支払い“ゆとりローン”が2008年から元利の支払いになります。その影響から住宅ローン破綻が増え続けて社会問題になってきています。悲惨な競売強制執行の現場の様子を生々しく話されました。

image001-No375.jpg

住宅ローンの払えない理由としては、収入減、倒産、リストラ、病気、不慮の事故、金利上昇、保証人倒れなどがあり、それらは誰にでも起こりえるような身近な問題です。
住宅ローン破綻の家庭の特徴として、家が汚い、玄関の靴が揃っていない、夫婦仲が悪いなどがあるとのこと。現場の様子をスライドで示しながら説明されました。又、格差社会の現れについては、所得格差、地域格差、沿線格差、情報格差などもあると指摘。

安田代表は、永年の不動産経験を活かして住宅ローンのコンサルタント、ファイナンシャルプランナーとして活躍されています。今後の益々のご成長を祈念したい。

2008年02月19日

No374中期経営計画作成のポイントは

2月19日、ユーザックシステム株式会社( http://www.usknet.com/company/)の中期経営計画立案セミナーの講師としてお招きいただきました。同社の本社会議室にて9時から12時までの3時間、同社の幹部及び同社のユーザー様と膝を交えながら弊社の事例を説明しました。

image003-No374.jpg中期経営計画作成では、会社の経営ビジョンが中核をなします。我が社では、オープンブックマネージメント(透明会計)で財務数値を全てオープンにして社員が成果を共有しながら、かつ経営ビジョンで会社の未来を明確にしています。目標として次の3つを掲げています。
1. 100年企業
2. 中小企業再生のトップ企業
3.「BS経営」のモデル企業
そして会社のミッションとして「すべては中小企業の活性化のために」を掲げています。その経営ビジョンやミッションを具現化していく過程が中期経営計画だと思います。

我が社は1991年に初めて中期経営計画を作成しましたが、うまく軌道にのりませんでした。いろいろ原因はありましたが、今振り返ってみると経営ビジョンが不明確であったのが一番大きな原因の一つであったように思います。会社の経営ビジョンやミッションが明確になってからは、会社が目覚しく成長してきました。財務を公開し経営理念、ビジョンを共有するなかで、社員一人一人がオーナーシップを持った“経営社員”に育ったことも会社の躍進につながりました。
セミナー終了後のランチタイムでも人財育成についてのディスカッションが続き、充実したセミナーとなりました。

2008年02月17日

No373 保久良梅林

2月17日、開花にはまだ少し早いと思いながらも保久良梅林へ行ってみました。まだ固い蕾でしたが、一本だけ開花しているのを見つけました。春はもうすぐ近くまで来ているのです。写真に収めて保久良神社の境内を抜けて金鳥山から風吹岩へのコースを登ります。朝の気温は零度で少し寒かったですが、歩いているうちにポカポカと体が温まってきて、足取りも軽くなりました。

image001-No373.jpg

いつもの登山コースの小岩で青色の小鳥が羽を休めているのを見つけ、急いでカメラを手にしましたがシャッターチャンスは逃してしまいました。

お昼前に阪急芦屋川へ着 いた時には小雪が舞い始めました。午前中の天気の良い時間に歩き、可憐に咲いた梅の開花も見られて満足です。
明日から忙しい週が始まりますが、日日是好日でいきたい。

2008年02月14日

No372竹久夢二本舗敷島堂

2月14日、田舞塾のケースメソード授業で岡山県の竹久夢二本舗敷島堂を訪問しました。大正ロマンの旗手として歴史に名を残した詩人画家、竹久夢二(http://www.ryobi.gr.jp/yumeji/yumeji.html) の生誕の地で和菓子メーカーとして創業した敷島堂は、偉大な町の先人、夢二の想いを受け継ぐ和菓子づくりを志し、その社名に「竹久夢二本舗」の文字を冠しました。


image003-No372.jpg

近代的な工場を見学してから、社風診断、財務診断に続いて敷島堂幹部との面談。社風診断は、素晴らしい衛生管理や笑顔のサービスなど、健全な社風で好感が持てました。財務診断にも社風が現れてきますが、業界平均よりも多くの面で数値が良く、どの店舗を見ても素晴らしい人財が育っているのを感じました。

image005-No372.jpg                

image004-No372.jpg

image001-No372.jpg2日間に渡るケースメソードの最後には奥様の眞殿常務の発表があり、創業当時からの想いを聞いて感無量でした。真殿社長の発表では、普段超陽気な楽天家人間にしか見えない眞殿社長の涙にもらい泣きしてしまいました。

<眞殿重喜社長からいただいたメールより>
この度は二日間にわたり当社をケースとして討議頂きましてありがとうございました。あれから、岡山ロイヤルホテルで約2時間反省会を行いその後食事をしてただ今帰ってきました。内容は幹部社員さん達が自分の役割を自覚し今後の敷島堂の管理力を強化しようとの嬉しい結果でした。なにか新生「敷島堂誕生の予感」を感じ最高の食事会になりました。これも偏に田舞塾の同士のおかげだと感謝申し上げますと共に素晴らしい仲間の皆様方に感謝申し上げます。ありがとうございました。

2008年02月11日

No371 どうすれば人を救えるのか

2月11日、嶋野榮道老師の第5回特別講演会が大阪産創館にて開催されました。テーマは「面壁47年―アメリカZENの今―太平洋のむこうから見る日本は」です。

image001-No371.jpg

嶋野榮道老師は1960年に仏像と5ドルを持って渡米されました。その後多くの辛酸を嘗めながら僅か4年でニューヨークのマンハッタンに正法寺を、さらに数年で大菩薩禅堂金剛寺を建立されました。
この話を聞いた時、私は「この老師はすごくツキのある方だ」と思いました。あるいは運がよいと言い換えてもいい。私自身も相当に運が強いと思っていますが、老師の運にはとてもかないません。一体その差はどこが違うのか。
私はビジネスで儲けたいとの意欲がある。ところが老師はそうではない。どうすれば人を救えるのか。その一心で動かれた結果、後からお金がついてきたのです。企業経営でも同じことが言えるのではないでしょうか。

image003-No371.jpg

講演後の懇親会はホテルニューオータニで開催。老師と膝を交えながら四方山話に花が咲きました。老師は日本旅行中は普段の精進料理ではなく世俗の料理ばかりで大変であられるだろうとお身体の調子をお伺いしたところ、毎日旨いものを食って幸せですとおっしゃれらました。老師の肯定的な捉えかたが好きです。今年8月のNY大菩薩禅堂金剛寺での再会を誓いました。

2008年02月09日

No370 般若心経写経

今朝も我が家の鳳雲堂で早朝4時から坐禅。しっかりと背筋を伸ばしてゆっくりと丹田から息を搾り出すように吐き出します。座ることから毎日の日課が始まります。昨年11月から始めていますが身体が順応してきているのがわかります。最近1時間ぐらいはしっかりと座れるようになれて嬉しい。

image001-No370.jpg

坐禅が終わると般若心経の写経。今朝で183枚になりました。この調子でいけば来年末には千枚を達成できるでしょう。5千枚を目標にしていますが、目標を持つと遣り甲斐もあるし達成感にもつながります。“続けると本物になる“といわれますがともかく10年間は続けてみたい。

写経を終えてから精進料理の朝食をとり、6時過ぎには出社。毎朝7時から90分間は英会話レッスンです。早朝4時から9時までの5時間のリズムが心地良い。最近は心身共に快適で、この生活スタイルが馴染んできたように思います。

2008年02月05日

No369 寒い時にはヒレ酒

冬の味覚の王様は、何と言っても河豚にヒレ酒です。河豚なら誰にも負けない通だと私は自認しています。河豚を最初に食べたのは島根から大阪に出てきてから4・5年も経った頃だったでしょうか。その頃から、仕事がうまくいっている時も壁にぶっつかっている時も、河豚とヒレ酒が私を癒してくれたものです。

最近、事務所の近くにある「たらふく梅田店(http://r.gnavi.co.jp/k027710/) 」をよく利用しています。たらふくはふぐ料理40年以上の老舗で、立地もよく外人さんもよく見かけます。

image-miseandsake-No369.jpg

今日は早めに仕事を終え、梅田のジムで汗を流した後での夕食です。まずはヒレ酒。マッチでヒレ酒に火をつけてアルコールを飛ばすと、ヒレ独特の風味が漂い咽喉がうなる。乾いた身体にヒレ酒が五臓六腑に染み渡る。旨い!ヒレの香りがなんともいえない!なんでこんなにもヒレ酒は旨いのか!喉越しがたまらん!こんな旨い酒は世界中にないと本気で思っています。

次は河豚の湯引き。河豚の皮にポン酢を浸した味は絶品で、ヒレ酒が更に引き立つ。

image005-No369.jpg

そしてテッサ。美しく盛られた河豚を、一枚一枚ネギと河豚の皮を巻いてポン酢につけて口に放り込む。河豚の身の舌触りとネギと皮が、歯ごたえもよく口の中で混ざり合っていくと、ヒレ酒がさらにすすむ。

image001-No369.jpg

そしていよいよテッチリ鍋の出番。冬と河豚鍋は絶品で言うことがない。美味しい河豚をつつきながら身体も温まるとヒレ酒が身体全体を駆け巡る。何ともいえない至福の時間が続く。毎日冬であればいいなとふと思う。

image003-No369.jpg

最後の楽しみは河豚の雑炊。雑炊を一気に流し込む。負担をかけた胃腸への労わりでもある。今日は我慢して4杯のヒレ酒で納めた。河豚の旨さの余韻を2・3日咽喉が覚えているのも河豚料理ならではであろう。

2008年02月03日

No368 大菩薩法網講座

2月3日、小雪が舞い散る厳冬の京都へNYから嶋野榮道老師をお迎えして、第10回大菩薩法網講座が平安会館で開催されました。全員で坐禅をした後、老師の講話が始まりました。嶋野榮道老師とは昨年11月初旬のNY金剛寺での受戒接心以来の再会でした。老師は13時間という長時間のフライトに加えてジェットラグにも関わらず顔色も良く、力強い講話をいただきました。

image001-No368.jpg
image003-No368.jpg
image005-No368.jpg

講座テキストの「正法眼蔵随聞記2−25」の解説に沿ってお話をいただきました。800年前も衆生は生死に翻弄される。それは今も同じです。「生死事大なり。無常迅速なり」(生滅の転変は速やかであり、生死の真相解明は最重要事であるから仏教に専念すべしと解釈されたり、あるいはまた、無常迅速を警告し、人生の一大事をさとるべく、寸陰を惜しんで努力精進すべきと解釈されたりするようです)の言葉が印象に残りました。

「光陰矢の如し」。年月の早さに驚く毎日です。今年も早や2月立春を迎えようとしています。年月の早さに見合う生き方をしているのだろうかと自問自答します。

今月嶋野榮道老師の著書「愛語の力」が出版されるとのこと。今回の参加者は老師のサイン入りをいただきました。
同行した敬子も今夏のNYの大菩薩禅堂を今から楽しみにしているようで嬉しい。

2008年02月02日

No367 京都、松栄堂

昨年11月、NYの大菩薩禅堂金剛寺で受戒させていただきました。嶋野榮道老師から法名「鳳雲」を授かったのを機に、日本へ戻ってからも毎朝4時に起床して坐禅をしています。姿勢を正してしっかりと背筋を伸ばして腰骨をたてる。そして丹田からゆっくりと息を絞るように吐き出す。最近は心身とも徐々に坐禅に慣れてきたようです。今朝の1時間の坐禅も短く感じました。とりあえず千時間を目標に坐禅に取り組んでいます。

image001-No367.jpg

坐禅に趣向を凝らして線香を取り入れてみたいと考え、京都の松栄堂(http://www.shoyeido.co.jp/)
を訪ねました。300年の老舗です。さすがお香の専門店で、一口に線香といっても多くの品揃えに驚きました。今回は線香を2種類買ってみました。

image005-No367.jpg

私はどちらかというと子供の頃から線香は好きではありませんでした。浮かぶイメージが葬式、仏壇、お寺であったからです。今では線香を焚いて坐禅をし、その後での般若心経の写経も千枚目標に取り組んでいるのですから、人間の変わりようとは不思議なものです。

これらのお陰で毎日早朝からの規律ある生活と静かな瞑想の時間を持てていることに感謝しています。ありがたいことです。今後、私自身にどのような変化があるのか楽しみです。

 

Copyright (C) 2015 KimuraKatsuo.com committee. All Rights Reserved / Powered by Genius Web