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2008年03月31日

No401 「BS経営のすすめ」強くて良い会社をつくる経営の王道とは

img1-No401.jpgこの4月から拙著「BS経営のすすめ」が全国の書店に並びます。嬉しい。感無量です。

拙著「逆境にまさる師なし」を出版してから講演する機会も増えましたが、講演の参加者からいつも聞かされたのは、「BS経営」についてもっと詳しく知りたい、「BS経営」の本はないのかとの要望でした。あれから3年。ようやく「BS経営のすすめ」の出版となりました。

出版社の幻冬舎から日経新聞、毎日新聞、そして産経新聞へ案内広告を出していただきました。今回は初版13000部の出版になります。

私はバブル崩壊後の経営体験から「PL経営」を「BS経営」に切り替え、その結果、我が社アーバンベネフィットは大きな変貌を遂げることが出来ました。その「BS経営」の威力を是非とも中小企業の経営者に伝えたい。本書では我が社アーバンベネフィットの経営数値を全てオープンにしました。オープン経営は「BS経営」の必要手段です。
手前味噌で申し訳ありませんが、ビジネス書ではありますが読み易く面白いと思います。

2008年03月28日

No400 決算書は事業経営の最強の武器

3月28日、新潟経営研究会の3月例会が万代シルバーホテルで開催され講師としてお招きいただきました。新潟経営研究会は3回目2年ぶりの訪問です。

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例会に先立ち会員企業3社を訪問させていただきました。
我々経営研究会では全ての決算書をオープンにして経営を学んでいます。決算書には経営者の経営思想や経営理念、経営戦略が全て表現されています。経団連の御手洗会長は、経営とはバランスシート(BS)を良くすることだとおっしゃっています。まさしく至言であると思います。訪問した会員企業の決算書を拝見しながら5年後10年後のBSビジョンを決めていただきました。BS目標設定では、特に純資産額を明確にすることが重要です。

例会は午後7時に開会。H社の決算書を事例にしながら“強くてよい企業”作りについて説明していきした。“強くてよい企業”作りが中小企業の生き残る唯一の方法であるともいえるでしょう。強いバランスシート(BS)は、金融機関や企業経営をとりまくステークホルダの期待と信頼に応える為、また社内のイノベーションや新規事業開拓の為の最大の武器なのです。

弊社UB(アーバンベネフィット)も長年PL(損益)経営一辺倒でしたが、バブル崩壊後にBS経営に切り替えて大きく変貌しました。弊社UBの財務指標の10年間の変化も説明しました。強いBSが大きなチャンスを掴んだのです。夢のある将来を描くビジョン構築能力と、いかなる経営のモノサシを持つかで、経営の結果が大きく左右されるのです。

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参加者の熱心な傾聴に応えて私も熱く語りました。2時間があっという間に過ぎました。続いての懇親会でも質疑応答が続き、大変有意義な時間を共有できて嬉しく思います。

2008年03月26日

No399 社長塾

3月26日、日創研主催の第5回社長塾(http://www.nisouken.co.jp/000040.html)が京都の霊山歴史館(http://www.kyoto-osaka.com/guide/spot/0056_ryouzen.html)で開催されました。

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第一講座は「経営思索と使命の覚知」第二講座は「指導者のあるべき姿を学ぶ」第三講座は「指導者の条件」で、毎月一回12時〜18時の6時間で第一講から第十二講まで12回続きます。

伊興田覺先生が社長塾のメイン講師を務められます。92歳の御高齢ですが背筋もシャンとしてお声にも張りがあり元気そのものであるのに驚かされます。伊興田講師は安岡正篤先生の門下生として四書五経を学び、安岡正篤先生の教えを広げられることを使命としておられます。

論語は取り組みいたいと思っていた永年の課題であっただけにこのような場をもててありがたい。「大學」と「仮名論語」をテキストにして1年間かけて12講まで学ぶことになります。しっかりと学びたい。

会場は明治維新の志士が眠る霊場のたつ京都霊山歴史館。
今年はこの機会に古都京都の散策もしてみたい。

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2008年03月25日

No398 新しい企業経営のあり方を問う「経営ニューグローバルスタンダード」

3月25日、第57回早朝勉強会の講師には太成学院大学教授 釣島平三郎さんをお招きしました。釣島さんはアメリカM社の初代社長として17年間のニューヨーク、シリコンバレー勤務体験をお持ちです。

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今月2冊の著書を発刊されました。同著書から農耕民族的経営モデルの日本と狩猟民族的経営モデルのアメリカの長所を融合させてこれからの経営ニューモデルを創造しなければ、と熱く語って下さいました。
  
グローバルスタンダードの主導権を握っているアメリカと、妖怪のようなグローバルスタンダードに振り回される日本。サブプライム問題などアメリカがくしゃみをすれば日本は風邪をひく。グローバルスタンダードはアメリカのエリートが考えだした西洋合理主義の白黒をはっきりさせる二元論と要素還元主義であると説かれます。

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釣島さんの講義は全く素晴らしいもので、さすが日米双方を体験された方だけが持つ鋭い感覚だと感心しました。日本の将来に憂いを抱いておられることが強く印象に残りました。

日本経済はサブプライム問題の余波などで下降局面にあるだけに、参加者の表情は真剣そのものでした。今回の勉強会は参加者からも大変好評で嬉しく思いました。

釣島さんとは10年前にシリコンバレーでお会いしました。私が大阪府大大学院で学べたのも釣島さんとのご縁のおかげです。その後のNY金剛寺の嶋野榮道老師との出会いなど、多くの場を与えていただきました。
全くもって感謝感謝の一念です。深く御礼を申し上げたい。

No397 讃岐うどん本陣 山田家

四国といえばうどんの本場。たかがうどん。されどうどん!である。修塾旅行の帰りに高松市の山手の閑静な住宅街にある「うどん本陣 山田家」(http://www.yamada-ya.com/、及びhttp://www.shikoku-np.co.jp/udon/shop/shop.aspx?id=532)も訪れました。

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image005-No397.jpgここはまさに本物の店だと感じました。21世紀は本物しか生き残れないと言われます。売上や大きさではありません。本物とはオンリーワンであることです。一歩足を踏み入れて感じたことは、ここまでやるか!でした。

店舗は旧家を移築したものでしょうか、老舗らしい大変に趣のある造りです。店づくりからサービス、料理の一品一品に至るまで老舗の伝統が息づいています。正に、オンリーワン!本物の中の本物を見せつけられたという気がしました。それは多店舗展開しないという方針にもよく表れています。強くてよい企業なのです。市内や県外からわざわざ食べにくるお客がいるのも当然です。たいしたものです。“百聞は一見にしかず”本物の商人魂を見せつけられた思いがしました。

今回の旅行は最後の最後まで学びの多い旅になりました。高松駅から瀬戸大橋を渡り、岡山から最終便ののぞみで帰阪しました。充実した内容の濃い旅に満足です。

2008年03月24日

No396 栗林公園

修塾旅行では、特別名勝に指定されている香川県の栗林公園(http://green.ap.teacup.com/6013/)も訪れました。私は金澤の兼六園と岡山の後楽園は既に訪れましたのでこれで3大名園を全て訪ねたことになります。

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入園してまず驚いたのが松の素晴らしさ。鶴亀松は亀と鶴を形どったものだと言いますが、よくぞここまで手入れをして育てあげたものだと感嘆しました。我が家の庭にある1本の松の手入れでも大変なことを考えると、1400本もの松の手入れだけもさぞかし大変なことでしょう。数百年の歳月を積み上げて作り上げたまさに日本の名園と言えるでしょう。

紫雲山を背景にした池と築山にある数寄屋造りの茶室の風景は何とも言えません。小雨に濡れた公園はいやがうえにも旅の情緒を盛り上げてくれました。

今回の2日間の修塾旅行は思い出多い実りのある旅となりました。
企画していただいた把山さんに感謝したい。ありがとうございました。

2008年03月23日

No395 金毘羅参り

修塾旅行の2日目は念願の金毘羅参り(http://www.e-urusi.com/jyouhou4.html)。参道の入り口から長い階段が待ち受ける。本殿までは785段、奥社までになると1368段。ゆっくりと一段一段登りました。昨日は少しばかり飲みすぎたかと思いながら約30分程歩くと本殿に到着。鬱蒼と茂る境内の樹林と小雨が情緒を醸し出しています。本殿横のベンチに腰掛けてしばし旅情に浸りました。

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今回は本殿までで、奥社は次回の楽しみにしておくことにしました。一度来てみたかった金毘羅さんだけに今回の修塾旅行で参詣できて嬉しい。歩いて登ってくるのも大変でしたが、この長い石段を一段一段積み上げたいにしえの人々の苦労を思いました。

2008年03月22日

No394 修塾旅行

3月22日、オルビス法律事務所の「 薫(ペエ フン)先生が主宰する経営塾の第2期経営発表と終了式が、高松市の屋島第一健康ランド(http://www.geocities.co.jp/SilkRoad-Ocean/8939/yasima.htm)で開催されました。「 薫(ペエ フン)先生は弁護士・会計士補・神戸大学院MBAでもいらっしゃいます。

1年間のカリキュラムは次の通り。
1.競争優位の事業システムとは何か
2.財務諸表の見方・損益分析
3.経営理念
4.SWOT分析
5.経営戦力・マーケティング
6.経営計画
7.経営計画発表・終了式

最終回である今回は受講生企業の屋島第一健康ランド訪問です。屋島第一健康ランドは四国最大の規模を誇る健康ランドにふさわしく内装設備は至れり尽くせり。営業も24時間のオールナイトで顧客の利便を図っています。
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経営発表を終えた後はサウナとお風呂で疲れを癒し、揃いの浴衣でまずはビールの乾杯。屋島第一健康ランドの巴山オーナーはこの経営塾で1年間共に学んだ勉強仲間です。仕事観から経営ビジョン、社会観、人生観、家族観に至るまでよもやま話が続きました。

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宴会の後は隣室のカラオケバーで喉自慢を披露。私も10年ぶりにマイクを握りました。その後夜半過ぎに再度お風呂に入り、韓国式の垢すりで心身ともにスッキリしてから就寝。久しぶりに大はしゃぎの一日。経営塾メンバーは修学旅行ならぬ修塾旅行?を楽しみました。二日間一緒で温泉に浸かり寝食を共にすると親しくなります。日頃の経営塾では見せない顔があるのが楽しい。

2008年03月21日

No393 大相撲春場所観戦

大相撲大阪春場所12日目の取り組みを観戦しました。全勝の朝青龍に一敗の白鵬が追従する展開で、両横綱の対戦に大いに盛り上がり、今場所7回目の満員御礼の垂れ幕が下がっています。10年ぶりの相撲観戦でしたが、モンゴルはじめ外国人力士の活躍で大相撲も国際化されているのに伴い、外人のお客様が多いのが目に付きました。国技と言われる大相撲にも国際化の波が押しよせています。

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午後1時に入場し序二段の後半から観戦しました。三番出世披露で将来を担う若い力士達が土俵で紹介されました。幕内土俵入りに続いて両横綱土俵入りが始まると会場の雰囲気は一変します。幕内力士の熱戦に会場には熱い声援が飛び交いました。

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淡々と進んでいた土俵で迎えた最後の横綱の2番。一敗の白鵬が千代大海の引きを食って2敗に後退。続く結びの一番で7戦全勝の琴奨菊に朝青龍が敗れるという大波乱が起きました。浪速の終盤戦の土俵は、がぜん面白みを増してきました。

2008年03月19日

No392 決算書は事業経営の最大の武器

3月19日、名古屋の株式会社ビッグベン総合研究所(http://www.bigben.co.jp/lecture/index2.html)の再生塾3月度例会に講師としてお招きいただきました。昨年に続いて2度目の講演です。今回はUB(弊社アーバンベネフィット)社のユニークな経営について講演しました。

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弊社アーバンベネフィット社では透明会計で全てをオープンにして「BS経営」を推進し、その中で経営社員を育成してきたことが強みとなっています。中でも財務諸表の数字の読み取り方のリテラシーを社員が身につけた効果は大きいといえます。それがオーナーシップを持った社員を育て、生産性の高い事業構造へと変化することが出来ました。

しかし中小企業の経営者には決算書を読めない方が多い。かく言う私もバブル経済の崩壊までは全く読めませんでした。決算書は経営者の通信簿であり会社の成績表でもあります。決算書は目的意識をもって作らねばなりません。なぜなら強い決算書は事業経営の最も頼りになる武器だからです。そして強い決算書が未来の明るい会社のビジョンを創造して社員をモチベートするのです。

グループに分かれてH社の決算書を分析しディスカッションしていただきました。決算書の読み方ですが、何が大切なのか、重要経営指標はどれか、一人当たりの利益はいくらか、一人当たり自己資本はいくらか等、会社設立後のすべての集積がB/S(貸借対照表)に表れているのです。

定刻6時30分に始まった例会もあっという間に予定の8時をオーバーしました。質疑応答の後、懇親会でもさらに質問や感想などをいただきました。昨年参加して下さった顔なじみの方々にも再度ご参加いただき嬉しく思いました。
清水塾長には2度も講演の機会をいただき感謝します。ありがとうございました。

<いただいたアンケートから>
・いままでとは、考え方が変わらなくてはと思い、すばらしいお話でした。
・B/S経営の重要性がよくわかりました。
・考え方が自分の中にないものなので勉強になりました。木村先生のパワーに感激。
・考え方、視点の変え方で企業の体質が大きく変わると思いました。金額が大きすぎるので、ちょっと実感できなかった。
・前回と同様とてもパワフルで感銘をうけました。B/S経営について詳しく聞きたいです。
・早口なのでしょうか、先生の言葉が聞きとりにくいことがあったのが残念です。しかし、とても興味深い内容で、もっと勉強しなくてはと心が改まった気がします。ありがとうございました。

2008年03月17日

No391 六甲山ハイキングの楽しみ

六甲からのハイキングの帰り、芦屋の山手に美味しい韓国レストラン芦屋高麗(http://www.courai.com/)を見つけました。
美味しくてボリュームたっぷり、しかも値段も2100円と大変にリーズナブルです。
キムチ盛り合わせ、オードブル5品、ナムル3品、鮮魚焼き魚、スープ、ライス、デザートと、これだけついてこの値段です。

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いつもの六甲ハイキングコースからの帰り道にあります。これからの登山後の楽しみが増えました。
登山で汗を流しお腹を空かせた後は、ここでおいしい料理をいただきながら今日のハイキングの話に花を咲かせるとしましょう。

2008年03月16日

No390 六甲の春

春爛漫最高の季節がやってきました。六甲登山に出かける気持ちも弾みます。
登山の途中で保久良神社の梅林を抜けると、硬い蕾もついに満開になっていました。紅梅、白梅が品良く咲き誇っています。
登山道でホーホケキョホーホケキョと鶯の元気な鳴き声が聞こえると、年配のハイカーがホーホケキョ♪と応えます。いつものハイキング道が笑いに包まれます。まことに日本の四季は素晴らしいものです。

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芦屋川の桜の蕾も膨らんできていました。満開の桜が芦屋川を覆いつくし、花見の宴が開かれるのももうすぐでしょう。巡って来る四季を十二分に楽しもう。春本番を迎えて思う。人生の四季は一度きり。我が人生をしっかり花開かせ、青春している今を実感しなければ勿体ない。

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気温も15度を超えて汗ばみましたが、時折吹く風が心地良く、爽やかな初春の六甲登山を楽しみました。

2008年03月15日

No389 これからも一緒に語ろうー「夢」

3月15日東京グランドプリンスホテル高輪で開催された喜田寛講師(http://www.kidaken.co.jp/)活動20周を祝う会で喜田寛先生と久しぶりにお会いすることができました。 
喜田寛先生には18年前に日創研の自己表現話し方教室でご指導いただき、その数年後に熊本市で開催された先生の講演1000回記念講演会も聴講させていただきました。今日までの講演回数は4500回にも上るとのこと。大変なご活躍ぶりです。先生とは15年ぶりの再会でしたが、益々お若く元気溌剌とされていらっしゃいました。今日の祝う会を契機にさらに25周年、30周年に向かっての抱負を力強く語っておられました。

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img001-No389.jpg感性論哲学者の芳村思風先生が、18年前に喜田先生を「話道の創始者」であると表現されましたが、喜田先生の実力は今燦然と花開いています。北海道から九州までの各地から参加した300名を超える喜田門下生の多彩な顔ぶれにもそれは如実に現れています。

喜田先生は還暦を迎えられてからも益々お元気に、今や日本だけでなく世界を股に駆け巡っておられます。「夢」を追い求めている間は青春そのものだと思います。喜田先生は「生命は宇宙とつながっている。宇宙から湧き上がるエネルギーは生命を活かす力だ」とおっしゃいます。

困難を乗り越えてこられた先生の言葉は強い説得力を持っています。
私も先生に負けないよう生涯青春の人生にしたいと心新たにしました。

2008年03月14日

No388 逆境から未来に向かって

3月14日(金)栗東市商工会館研修室で開催された栗東青年商工会議所(http://www.biwa.ne.jp/~ritto-jc/)3月公開例会に講師としてお招きいただきました。テーマ「経営判断とは?」タイトル「逆境から未来に向かって」をいただきました。 同会議所の例会活性化H委員長は、N創造研究所の起業家養成スクールで1年間共に学んだ仲間です。

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経営とは、変化対応して、強くてよい会社を創ることです。会社・国・地方自治体・家庭・そして個人=己の人生、全てが経営であるといえます。
私の人生を大きく変えたターニングポイントは@父親の死Aバブル経済の崩壊でした。

14歳で父の死に遭い、 6人家族の長男としての責任から中学中退で働き始めました。17歳で大阪に出稼ぎに出ましたが、その時の飯場の経験がその後の事業設立に繋りました。事業は大きく成長を続け、宅建取引主任資格取得を切っ掛けとして不動産業にも進出しましたが、突然のバブル経済崩壊と共に巨額の負債を背負うことになりました。返済のめどのつかない負債を抱えた奈落の底で日創研のセミナーを受け、それを切っ掛けとして、巨額の負債に立ち向かっていく決意をしました。返済不可能と思われた負債を返済し、現在奇跡的に復活を果たしましたが、その経験が今まで気が付かなかった「BS経営」へ目覚めさせてくれました。そして「BS経営」こそが強くてよい会社づくりのコツだと確信しました。現在はその啓蒙をライフワークとして取り組んでいます。

image001-No388.jpg巨額の負債を返すには強い体と精神が必要と思い、それを培う為に千回登山目標を設定しましたが、登山も現在すでに8割以上を達成しました。家族を養う為に中学を中退して働かねばならなかったので学歴コンプレックスがありましたが、事業に成功してから定時制高校へ、さらに数年前には大学院へと進み昨年大学院も卒業しました。読書は嫌いでしたので千冊読書の目標を掲げて達成し、今では読書はすっかり習慣化しています。

逆境は私に今まで気が付かなかった多くのことを気ずかせ、また学ばせてくれました。この逆境が今の私を育ててくれたといってもよいでしょう。

90分の講演時間があっという間に流れました。
若い皆さんには、今の情報革命とグローバル経済という変化をむしろチャンスとして受け止めて頂きたいと締め括りました。

<講演会を担当して下さったH委員長のメールから>
昨日は非常に熱のこもった講演ありがとうございます。
短い時間の中、あそこまで話していただきまして感動しております。
講演後の懇親会での会員の感想を書かせていただきます。

A君:圧倒された。こんな凄い講演聞いたことが無い。
B君:今まで会社を大きくすることがいいことだと思っていたが、小さくてもいいんだと分かった。今まで無理をしていたように思う。
C君:木村先生より(自分は)若いんだからもっと頑張らないといけないと感じた。
D君:本を読まなくちゃとは思っていたが出来ていなかったので、本を読んで勉強しようと思った。
E君:『逆境にまさる師なし』『BS経営のススメ』を読みたい。
F君:エネルギーをもらった。
G君:BS経営についてもっと知りたい。今までPLしか考えたことしかなかった。
H君:資本金10億ってどないしたら溜まるんやろ。
I君:社員と夢を語ることをやってみようと思った。
他にもありましたが皆いたく感動し、経営の話で盛り上がりました。
取り急ぎ御礼まで。

2008年03月11日

No387ポーリン寺詣

先週末の香港滞在時にはランタオ島にある禅寺ポーリン寺にも出かけてみました。昨年NYの大菩薩禅堂金剛寺で受戒して法名鳳雲をいただきましたので、禅寺というと親しみを感じます。

カオルーンから地下鉄でランタオ島のトンチョンまで行き、そこから2006年に開通したばかりのアジア最長のケーブルカー「ゴンピン360」で山頂のコンピン(標高1688m)まで。ゴンピン360は全長5.7キロもあり、湾を渡り、山を越え、なかなかの景観が楽しめました。香港国際空港もきれいに見渡せます。週末ということもあるからでしょうか、海外からの観光客と多くの家族連れで賑わっています。

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ポーリン寺は今でも信仰の対象として生き続けていました。近くの山の上にはポーリン寺を見下ろすように世界最大の野外仏天壇大仏が鎮座しています。急な階段を上り、穏やかなお顔の大仏様に手を合わせました。

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↑左;ケーブルカーに沿って続く登山道。左上の山頂に小さく見えるのが天壇大仏。

帰りはバスで港まで行き、そこからフェリーで香港島、そしてカオルーンへ。
ケーブルカー「ゴンピン360」の下にはそれに沿うようにハイキング登山道が見えました。次回は是非あのハイキング道を歩いてポーリン寺に詣でることにします。新しい登山道を見つけて嬉しい。

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2008年03月09日

No386 定点観測

私は、幾つかの都市を定点観測しています。上海、NY、香港、東京などです。以前は10年間シリコンバレーを定点観測していました。経営とは変化対応業ですが、その変化を肌で感じ取りたいのです。

香港が中国に返還されるときのカウントダウンは感動的でした。夜12時、路上に溢れた人々が一斉にカウントダウン。10・9・8・7・6・5・4・3・2・1!大きな歓声と誰彼と無く抱き合い泣いている姿に私まで熱くなりました。

その後も私は香港の街を度々訪れます。世界の都市の中でも定点観測をするのに大変意味のある都市であると思っているからです。英国統治時代の香港は、自由放任経済政策でした。自由放任、なんと素晴らしい言葉でしょう。その政策が強いビジネスマンを生んだのです。香港の変化はビジネスマンに刺激を与えます。
我が社でも理念やビジョンに向かって「社内自由経済」にして社員の創造力を引き出しています。

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↑カオルーンから香港島を眺める

2008年03月08日

No385 ビクトリアピーク登山

3月8日、気持ちの良い朝です。この週末は香港に来ています。5時半に起きて、まだ暗い中、ホテルからビクトリアピークに向かいます。カオルーン市内にあるホテルから地下鉄でビクトリア山のある対岸の香港島に渡ります。

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地下鉄の出口を出るとビクトリア山はもう目の前です。急な坂は少々息が切れますが、一歩一歩踏みしめながら登ります。だんだんと明るくなり、朝日がすがすがしく顔を出しました。頂上に近くなると道の両脇には亜熱帯植物が豊かに生い茂ってきます。

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頂上の遊歩道を歩きながら香港市内を眺めました。早朝にもかかわらず、街からは低い騒音が響いてきます。この音が私は好きです。山頂までこのような街の音が聞こえる街を私は他に知りません。いつでも香港の街はエネルギーに満ち満ちて躍動しています。この常に満ち溢れたエネルギーを持つ香港の街は多くのビジネスマンを惹きつけるのです。

活気に溢れた香港の街を眺め、爽やかな気持ちで山を下りました。

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2008年03月05日

No384 早朝経営セミナー

3月6日午前8時、第741回「早朝経営セミナー」を梅田センタービル会議室で開催しました。今日は「私の目指すのもの(ビジョン)」をテーマにとりあげました。参加者全員がAさんBさんの二人一組になり、まず今日のテーマに沿って自分の思いや考えをまずグループA全員が同時に、次にグループB全員が同時にそれぞれ2分間スピーチします。その後、ひとりひとりが前に出て全員の前でテーマについて再度スピーチしてテーマをさらに掘り下げていきます。全員のスピーチが終わった後の総括は私が担当しています。

毎週一回の早朝経営セミナーを始めて今年で17年、計741回になります。“本物は続く、続けると本物なる“と言いますがそれなりの形になってきたように思います。セミナーでの即題はあくまでも経営に添った理念や戦略に関するものを与えます。このセミナーの目的は、経営理念やビジョンそして戦略を社員に浸透させ、それを全社員で共有していくことです。今では社内研修の柱として人財の育成の中核をなすようになりました。

毎月第一木曜のものは公開セミナーとして外部にも公開しています。これまでに全国から多くの企業様が参観に訪れていらっしゃいます。

2008年03月03日

No383 映画「母べえ」

梅田ピカデリーで今話題の映画「母べえ」観賞しました。1940年(昭和15年)日中戦争が泥沼化しつつある頃の物語です。日本が戦争に向かって突き進んでいた暗い時代を背景に、どんな困難を目の前にしても常に娘たちに精一杯の愛情を注ぐ母を吉永小百合が見事に演じています。お互いを「父べえ」「母べえ」「初べえ」「照べえ」と呼び合う仲睦まじい家族でしたが、昭和15年2月、「父べえ」滋が治安維持法違反で検挙されてから苦難の日々が始まるというストーリーです。

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今の時代のお母さんたちは、「母べえ」のように子供を抱きしめる時間があるのだろうか。子供も忙しく、母親も子供たちにかける時間が減ってきているのではないか。「母べえ」の時代の母親たちは「自分のことより子供のこと」を思って生きていたと思う。最近の親子のありかたや希薄な家族関係を反省させられます。

1940年は、私が島根県で生まれた年でもありますから時代背景は良く理解できました。苦難の中で二人の子供を育てた「母べえ」吉永小百合の生きる姿に我が母の姿が重りました。母も32歳で父亡き後の厳しい環境の中を、14歳の私を頭に5人の子供を抱えて生きるために筆舌に尽くせない苦労や困難と闘ってくれました。母の大きな愛情があったればこそ今日の私があるのです。

見応えのある映画で心から感動し何度も涙しました。名作です。この映画を多くの方に推薦したい。できれば夫婦や家族連れで観て欲しい。特に若い人にこの映画を観て欲しいと強く思います。

映画館を出た後、居酒屋で敬子と一杯飲みながら深く感動した映画の余韻を味わいました。

2008年03月02日

No382 娘を嫁がせる父親の心情

3月2日(日曜日)、経営研究会の仲間であり古くからの友人でもあるHさんのご子息の結婚披露宴にお招きいただきました。会場のホテルニュー大谷のエントランスでは、豪華絢爛に飾られた7段の大きなお雛様が訪れる人を迎えていました。早や3月、春爛漫の絶好の季節がやってきます。明日は桃の節句です。
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image004-No382.jpg午後1時、照明が落とされた会場にスポットライトを浴びた新郎新婦が、さわやかな笑顔をふりまきながら入場。本日の主役を迎えた高砂の席では、媒酌人からお二人の馴初を含めた経歴などがユーモア溢れるスピーチで紹介されました。新郎は上之宮高校を首席で卒業した秀才。大阪大学で経済を専攻された将来有望な青年実業家です。

友人代表として祝辞を述べました。新郎新婦は品性を向上させ品格の高い家庭で子供を育てるのが使命だと述べられた媒酌人の言葉を引用して子供は何人欲しいですかと新郎新婦に質問したところ3人〜4人との返事が返ってきましたので、子ども2人は先祖を引き継ぐ義務、3人目は国への貢献、四人は勲章に値する。多くの子宝に恵まれて品格の高い家庭で子育てをして欲しいと述べました。そして今日の素晴らしい縁を大切にして、人生のゴールドメダリストとして金婚式を迎えて欲しいと結びました。

最後の新婦から両親への手紙は感動で涙が止まりませんでした。新婦の父親の想いはいかばかりであったでしょうか。私も娘を嫁がせた日のことを昨日のように想い出します。娘を嫁がす時の父親の気持ちは言葉では言い表せません。まるで天が割れたような深い寂しさに襲われ、どうにもやり場のない苦しさに涙したのはついこの前のことです。

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2008年03月01日

No381 BS経営 経営ゼミ

“小さくても強くて良い会社をつくる〜「BS経営」に学ぶ〜”をテーマに2月から4回シリーズで経営ゼミを開催しています。

現在2回目までが終了しました。初回は「経営思想から経営理念へ」。2回目は「PL経営とBS経営の基本的な違いをとそれぞれのメリットとデメリット」。3回目の来週は、「業績に対する責任を果たす人が優れた経営者」がテーマで、サブタイトルの経営の極意をその一から三まで伝えます。

今日は土曜日なので六甲山を散策しながら「経営の極意」についてさらに考えをめぐらしながら歩きました。ふと松下幸之助翁の言葉がひらめきました。幸之助翁は経営のコツをつかめれば100万両。会社経営は、経営理念が確立されたら50%の成功、社員に光があたれば80%の成功、残り20%が戦略と名言を遺しています。コツとは極意のこと。面白いヒントも得て気分が楽になりました。次週はこの経営の極意を私の経験を交えながら講義したい。講演はたくさん体験していますが、経営ゼミは初めてですからプレッシャーがかかります。ゼミの内容は出席率にも表れますが、33名受講者の90%以上の出席率で安堵しています。
最終回である4回目は「BSビジョン〜100年企業への道・飛躍の法則」です。

 

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