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2008年08月11日

No473 ユニークな自動車教習所Mランド益田校〜運転だけでなく心も磨く

8月11日、島根県にある自動車教習所Mランド益田校(http://www.mland-masuda.jp/mland_tuite/aisatu/index.html)を訪問しました。
益田は私の生まれ故郷。いつ訪ねても懐かしい光景です。この地には少年の頃の想い出が詰まっています。半世紀を過ぎて昔の町の面影は少なくなっていますが、それでも高津川の流れや山野の景色はそのままです。

日本でも有数の過疎地域である島根県の西の端、山口県との境にあるMランド益田校。卒業生数は年間6000名を超えるという全国トップクラスを誇っています。厳しい条件と過当競争のなかで何故それが可能なのか。その教えを請うのが今回の訪問目的です。

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業界の雄として知名度も高く、そして我が故郷の大先輩であり創業者でもある小河二郎代表取締役会長(御齢85)との面談が叶い夢心地でした。36度を超える猛暑のなか、小河会長は11時から17時までの長時間ご一緒下さり、貴重な経営のヒントをご教授いただきました。

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森に囲まれた広い園内を案内していただきました。
この教習所は単に運転だけでなく人生の生き方も教えるという大変ユニークな合宿制度をとっています。
小河二郎会長は「自主自立」のための勇気と希望を与えたいと創業され、さらに現在は「成長」「貢献」「挑戦」が加えられているとのこと。運転だけでなく心も磨く教習所であるといえます。

教習所内では誰でも笑顔で元気な挨拶をします。それは、Mランドが運転にふさわしい「心」を育んでもらう教習所であるからとのこと。
車を動かす技術は少し練習すれば誰しも身につけることが出来ますが、ドライバーに重要なものは「譲り合いの心」「思いやりの心」。その心をMランドでは「燮(やわらぎ)の心」と呼んでいます。

トイレ掃除の便器磨き、サンキューレター、そして茶室「無尽蔵」での薄茶席でお茶の心を味わう、この3つをとりいれていることもMランドの特徴です。Mマネーとはここでの通貨で、施設内の売店、カフェなどに使用できます。ボランティア活動やサンキューレターなどによってMマネーが取得できるユニークな仕組みを作っています。

Mランドの評判は卒業生から口コミで全国に伝えられていき、北は北海道、南は沖縄から若者が集まってきています。
Mランドには今の若者が求める人としての繋がり、心の欲するものがあるのかもしれません。

今日も2週間の合宿を終えたゲスト達が、定期バスでここから2時間の新幹線新岩国駅に向っていきました。送迎の若者達と手を振りながら、また、来いよ!元気でなあ!と涙ながらに別れを惜しんでいました。

↓急遽、講演を依頼され、「BS経営のススメ」「逆境にまさる師なし」から1時間、同社の幹部の皆さんを前にスピーチをさせていただきました。
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↓坂村真民先生の碑
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