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2013年02月21日

No.1208 木村塾やってみよう会 2月度例会

2月18日、大阪駅前第2ビル4階 大学コンソーシアム大阪にて、第32回「木村塾やってみよう会」が開催された。

恒例の「我が人生(ビジョン)を語る」は、正月明けに起業家を紹介するNHKの人気番組「ルソンの壺」で放映されて一躍有名になった「つえ屋」の社長・坂野寛さん(53)。

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坂野さんが介護事業を経て地元の京都市内で、つえの専門店を開いたのは平成18年。
きっかけは「拡大する高齢者マーケットにファッション雑貨の一つとして参入しよう」という程度の感覚だったという。移動販売車を取り入れた目新しいアイデアは注目を集めたが、当初は売上げが伸びず月商わずか50万円ということもあった。

 3年目に大きな転機が訪れる。視力が衰えていく難病に襲われたのだ。
大きな不安とあせり、孤独感にさいなまれる中、訪れた視聴覚障害者の支援施設「ライトハウス」での一人の女性との出会いが、運命を変えた。
「誰にも言えないつらい気持ちを打ち明けるとラクになってきたんです。そしたら、力が湧いてきて頑張れると。前が見えた、と思いました」。

これを機に「ハンディを補う道具を必要とする人の気持ちに寄り添うこと」が、つえのビジネスで最も大切だと悟った。接客法を変え、商品を変えると客はどんどん増えた。
年商は2億円に達し、店は現在7店舗。今年中にさらに3店舗を新規開店する。
商品の8万本以上のつえは、世界40カ国で OEM生産。すべてプロパー販売しており平均単価1〜2万円。

進行する病と闘いながら、BS経営を学んだ坂野さんは、「10年後に純資産10億円」という大きなBSビジョンを掲げている。
そればかりか目標を達成の際には会社を売却し、つくった10億円をライトハウスに寄付するという。そして、私と同じく起業家を育てる夢を抱いている。

逆境には、天から与えられた逆境と、自ら創り出す逆境があるが、坂野さんは視力障害という、天から与えられた厳しい逆境を乗り越えられた。しかも、桁外れの行動力と発想力があって勉強家。まさに飯の種をつくる器の大きな起業家だ。

大いなる坂野さんのビジョンに期待したい。すばらしい体験談に感謝。

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☆いただいたアンケートより抜粋☆

・「逆境に勝る師なし」を実践され、波乱万丈の人生を征服された坂野さんに感動! ライトハウスへ10億円寄付の実現に期待しています。
・逆境をメンターとして人として大きく成長された坂野さんのすばらしさに加え、起業家としての行動力、発想の豊かさ、器の大きさに感動しました。人はいくつになっても、どんな状況におかれても成長できるし、夢を実現できるのだと勇気をもらいました。
・「目が見えなくなったことによって見えてきたものがある」という言葉が、非常に印象に残りました。日々、平穏な時間を過ごしていると知らず知らずのうちにモチベーションが下がってきたりする自分に出会います。経営者は全責任を自分で被る半面、雇われている人生よりも非常に魅力的だとあらためて感じました。
・純資産を10億円にして、会社を別の目の見える経営者に売り、そのお金をライトハウスに寄付する。まさに木村会長が言われる「公利公欲」だと思いました。
・すごく感動しました。坂野さんの波乱万丈の人生、本当にドラマを見ているようで時間を忘れて聞きました。在庫管理法、40カ国からの輸入、手形の話などは実務面でも勉強になりました。
・自分自身が辛い、苦しいと思っていたことが、ちっぽけに思えて、心が晴れ勇気が湧いてきました。
・喜んでいただける、喜ばれる。これは基本中の基本。坂野さんの経営には、成長のヒントがたくさん隠されている。自身のビジネスと照らし合わせながら、何をどうしたらいいかを改めて考えるきっかけになりました。大ピンチは大チャンス! 発想の転換!
・母子家庭に育ち、公務員の夫で、世の中とのつながり「稼ぐ」ということに触れずに来て、こんな生き方、稼ぎ方、人とのつながり方に驚きを禁じ得ません。





 

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