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2013年08月30日

No.1303 福井木村塾 第3回セミナー開催

8月24日 福井木村塾 第3回セミナーが、福井県中小企業産業大学校にて開催された。
5月に開講して早くも3回。渡辺塾長に代わり30代の若い塾生たちが中心となって
運営に当たっている。会場でも新しいメンバーが半数を占めた。
そんな若々しい塾生の皆さんにとってヒントにしていただこうと、今回は
「BS経営」にからめて「ビジョンのつくり方」についてお話した。

ビジョンや目標に関して、私はつねづね惜しいと思っていることがある。
日本人は「目標達成能力」は高いのに、「目標設定能力」が低すぎる、と。
言ったことはきっちりクリアするが、そもそもハードルの低い目標しか設定しない。
なぜだろう?
その原因として、この国独特の“常識”にあるのではないかと私はにらんでいる。
「人様に迷惑をかけてはいけない」「身の丈にあった生き方を」
そんな“常識”が、目標設定にブレーキをかけて可能性の扉を塞いでしまうのではないだろうか。

ビジョンは大きいほうがいい。大ボラといわれるくらいがちょうどいい。
私は「ビジョンは100回公言しろ」と言っているが、
公言すればするほど脳が活性化して、やれる方法が浮かんでくる。
己が掲げる高いハードルは、己を鍛える。逆境の大きさが、その人の器をつくるのだ。

講演に先駆けて企業訪問を実施した。
今回訪ねた企業は、カツ丼店をチェーン展開するO社。
オーナーさんは69歳。これまでいくつものビジネスにチャレンジしてきた起業家だ。
しかし、決算書を見せていただくと典型的なPL経営であった。
そこで、BS経営に転換すべく、オーナーさんが80歳になる11年後をゴールとして
「BSビジョン」をつくお手伝いをさせていただいた。
BSビジョンの指標となる、「自己資本」は、これからの変化対応資金にもなれば、
リタイアマネーにもなる。
「これからでも遅くない。BS経営に切り替えて悔いの残らない経営人生道を歩みたい」。
オーナーさんは力強く宣言された。

過去を振り返ると、今日という日は「いちばん齢をとっている」が、
未来を見ると、今日という日は「いちばん若い」。
チャレンジし、学び続けて成長する間は青春だ。

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☆いただいたアンケートより抜粋

・ 「高いビジョンを掲げて、自ら逆境をつくっていく」。自分に逆境を与えて成長しようという心構えができました。
・ 私も典型的なPL経営者でした。「一人当たりのモノサシ」考えてみます。強いBSをつくるために、BSビジョンをしっかりと公言し、社員をその気にさせる。ちょうど8月末が決算です。今期のスタートに当たり頑張ってみようという勇気をいただきました。
・ 3度お話をうかがってBS経営の内容が少し理解できたような気がします。チャンスを捉え自己資本を貯める経営を目指します。
・ 今後、自己資本増大に向かって努力します。ちなみに「10年後、自己資本1億円」が当社のBSビジョンです。

2013年08月29日

No.1302  大阪木村塾 BS経営相談所 8月度 開催

8月23日、大阪木村塾8月例会が大阪産業創造館で開かれた。
満席の会場では、初めてご参加いただいた方が1/3ほど占め、フレッシュな空気に包まれた。
冒頭、「10年後の私」をテーマにダイアードを実施。
講演では「BS経営のススメ」〜「BSビジョンのつくり方」をテーマにお話した。

企業活動を行う上で必要不可欠な「理念」と「ビジョン」。
強くてよい会社をめざすには、いずれも大切な要素であるが、
それを社内に浸透させ、社員さんにやる気になってもらうためには
「ビジョン」は「理念」の3倍ぐらいのエネルギーを注いで公言すべきだと私は思っている。
なぜなら、どんなにすばらしい理念を掲げても、ビジョンが見えなければ人はついてこない。
「いつ、どんな会社になるか」という具体像が見えて、初めて人は行動するものだ。

また、「言葉と数字」が鉄則のビジョン。では、どんな数値目標を掲げければいいか?
そこで登場するのが、BS(バランスシート)に照準した「BSビジョン」である。
将来、BSの「自己資本」(純資産)をいくらにするか。
これが、BSビジョンの指標となる。
要するに、会社の貯金をいくらにするか、ということだ。
自己資本は未来に対するストックである。使い途を考えるのはワクワク楽しいものだ
間違っても「売上」を目標数値にしてはいけない。
PLビジョンは、社員にとってノルマ以外の何ものでもない。

もう一つ、BSビジョンをつくる上で重要なことは従業員「一人当たりのモノサシ」をもつことだ。
そうすれば、会社の規模とは関係なく強い財務体質をもつ優良企業になる

BSは創業以来の財務の積み上げである。
従って1年で大きな自己資本をストックすることはできない。
3年後、5年後、10年後と長期的展望に立ってビジョンを描くことだ。
目安として、私は「1人1,000万円」の自己資本を目指すことをお勧めしている。
このストックがあれば、もし会社に何かあって収入の道が途絶えたとしても
2年間ぐらいは事業を継続することができるだろう。
実際的には、1人当たりの自己資本に従業員の数を掛けた数字がBSビジョンの目標値となる。

強くてよい会社を目指すならば、大ボラでもいい、ワクワクドキドキするようなBSビジョンを
言葉と数字でしっかり描いて公言し、社員さんを巻き込んで向かってほしい。

白熱問答タイムでは若い方から「230億円もの借金を一体何に使い、どうやって返済したのか?」
などユニークな質問をいただき、大いに盛り上がった。
一人でも多くの起業家をつくるためにも、全身全霊でみなさんの「知りたいこと」に応えていきたい。

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☆いただいたアンケートより抜粋

・ 初めてBSの考え方を知りました。大変ショックを受けました。売上を上げることばかり考えていましたが、今日からはBSを忘れないようにします。
・ 「ビジョンが人を動かす」。実践しようと思います。
・ あっという間の2時間! 自分がどれだけ常識にとらわれて小さな考えしか出来ていなかったことに気付かされました。本当に衝撃でした。
・ もっと幹部社員とビジョンを共有させることが必要。幹部と一緒にワクワクする時間を創る。親方→社長→経営者→オーナーを目指し、起業家を創る。
・ 自分の器の大きさを自分で決めてしまっていると感じました。借金の額よりも、むしろビジョンが不明確な事のほうが重大ですね。
・ 私には理念はあってもビジョンがなかった。頑張る姿を見せれば人はついて来ると思っていましたが、信頼は得られても人は動かせませんでした。ビジョンが示せていなかったからなんですね。夢のあるビジョンを創ります。
・ 70歳を超えられて、このパワフルさがたまりません。BS経営が少し分かった気がします。本を読みます。
・ 会長の言葉は厳しいけど愛情に溢れていて、未来に向かう人たちだけが感じることのできるパワーを受け止めています。

2013年08月28日

No.1301 木村塾パワーアップセミナー 「時間持ちの生き方とは? 」

8月22日、第1005回 木村塾パワーアップセミナーを開催。
今回のテーマは「時間持ちの生き方とは? 」とした。

「金持ち」があるなら「時間持ち」もあるのでは? という発想から出たテーマ。
みなさんは日ごろ時間をどのように使っているだろう。
1年は8,760時間。
これは老若男女、貧富を問わず、どの人にも対等に与えられたものである。

しかし、時間とは「長さ」だけで計るものなのだろうか?
プラス「幅」と「深さ」があるとして立体で捉えてみると、どうだろう。
仮に同じ1時間でも幅を3倍、深さを3倍にすれば、3×3で1時間は9倍に。
幅を10倍、深さを10倍にすれば、10×10で、なんと100倍になる。

さらに私は、幅を「チャレンジする事業(チャンネル)の広さ」、
深さを「知恵・学び」に置き変えられると踏んでいる。
そうすれば、だれもが必ず「時間持ち」になれるだろう。

今回はいつものように3分間スピーチと浅田先生のフィードバックの後、
みなさんに再度同じテーマで2分間スピーチをしていただいた。
すると、2ラウンド目は、内容も話し方も驚くほどレベルアップしている。
これが「共に学び、共に成長する」パワーアップセミナーの力だ。

今回よりお世話役を玉岡徳一さんから
岩田松大さんと西口佐智さんへバトンを引き継いでいただいた。
夢の1000回記念を達成できたのも玉岡さん始め、
浅田先生ほか多くの方々の厚い情熱のお陰だと、あらためて心から感謝申し上げます。
パワーアップセミナーは「1001人の起業家を輩出する」私のミッションの中核となる活動でもある。
一人でも多くの方が自らのパワーを顕在化するお手伝いを通じて
お世話になった世の中へご恩返しができればと念じている。
さらなる高地へ向かう、すばらしい後継者、岩田さん、西口さん。
そして、みなさん。
どうか、今後とも変わらぬご支援をお願いします。

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☆いただいたアンケートより抜粋

・ 前で話して気付くことがあります。今回も「心の持ち方が時間の使い方を決めるのだ」と。時間は「長さ×幅×深さ」の体積で考えろ、との会長の話。とても感銘を受けました。
・ 時間は体積である。ビジョン、目標が習慣をつくっていく。人はいつでも変えられる。以上、心に響いた言葉でした。
・ このテーマをいただいて改めて時間について深く考えました。
・ 「時間持ちの生き方」。この言葉をしっかり頭に置いた生き方をすれば行動も変わってくると思います。
・ 深いお話でした。時間を上手に使えるようなってもっともっと頑張りたいと思います。
・ 時間は体積である。幅と深さを同時に増やさねばいけないし、成功者は金がない、時間がないと言ってはいけない。

2013年08月27日

No.1300 福岡木村塾 第4回セミナー開催

8月21日、アクロス福岡にて福岡木村塾 第4回セミナーを開催。
出張先の東京から朝一番で福岡入り。夕方からの講演に先駆けてまず2社を企業訪問。
会場でも1社の経営相談を実施し、強くてよい会社に向けてBSビジョンづくりの
お手伝いをさせていただいた。
そのプロセスで、あらためてBSビジョンの重要性を痛感したことから
講演では「BS経営のススメ」〜「BSビジョンのつくり方」をテーマにお話した。

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企業活動の根幹を成す「理念」。これが創業者の普遍的な熱い想いや情熱とすれば
「ビジョン」は、企業の進むべき方向性である。
5年後、10年後にどんな会社を目指すのか。どんな会社にしたいのか。
それを言葉と数字で表わせばビジョンになる。

一方、「BS経営」とは、強くてよい会社、つまり筋肉質の財務体質をつくるために
その指標を、単年度のお金の流れを示すPL(損益計算書)に置くのではなく、
創業以来の財務の積み上げを示すBS(バランスシート)に置き、
長期的思考で「自己資本」(純資産)をストックしようというものだ。
要するに、会社の貯金をつくるということである。
従って「BSビジョン」とは、会社が未来になりたい姿を描くと同時に
「どれだけの自己資本を持つか」を決めるということに他ならない。

ちなみに、自己資本が増えるとどうなるだろう?
設備投資もできるし、ここぞ、という時に新規ビジネスを始めることだってできる。
厚くなったストックは信用力となって、さらに大きなビジネスチャンスをもたらすだろう。
反対に、会社を予期せぬさまざまな危機から守ってくれるのもこの自己資本である。

BSビジョンは、トップだけでなく社員さんと共有することが大切だ。
売上目標を掲げたPLビジョンは「ノルマ」になるが、
自己資本の目標を掲げたBSビジョンは、「夢」となって理念をより具体化し、人を動かす。
強くてよい会社を目指すならば、大ボラでもいい、ワクワクドキドキするようなBSビジョンを
言葉と数字でしっかり描いて公言し、社員さんを巻き込んで向かうことだ。

熱い想いを語った90分。白熱問答もフィーバーして熱気は中州の懇親会場に持ち越された。

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☆いただいたアンケートから抜粋

・ 自分はBS人間だと思っていたが、実はPL人間だと気付いた。BSの重要性を再認識し、あらためて理念とビジョンの重要性を感じた。
・ 経営者のとる方法や会社全体での目標が今後の会社の運命を決める。経営者の能力の重要性を再認識しました。10年後を見据え、バランスシートを作成し、理念とビジョンをしっかり固めて徹底させる経営者になります。
・ 明確なビジョンを掲げ、チャレンジしていくことの大切さが実感できました。内部留保していくことの大切さもよく分かりました。
・ 感想を述べる、感じるだけでは何にもならない。ドキドキするようなビジョンを創り、そこに向かってアクションを起こし続けていくこと。それが大事!!
・ セミナーに参加して、目標としていることが確信に変わった。
・ チャレンジする際は「ビジョン・目標」を持つ」→「逆境」になる→「今の行動でできるのか」と自問する→「夢が実現」。分かりやすかった。
・ 「つくる逆境」という言葉が響きました。今年中に「BSビジョン」をつくりあげます。

2013年08月26日

No.1299 木村塾やってみよう会  8月度例会

8月19日、大阪駅前第2ビル4階 大学コンソーシアム大阪にて第38回「木村塾やってみよう会」が開催された。
今回の「我が人生を語る」は、鉄板加工業「坂元鋼材株式会社」の社長・坂元正三さん(43)。
リーマンショックの逆境をバネに会社の改革と自分自身の改革に愚直に取り組まれてきたこれまでの半生、
そしてこれからのビジョンを熱く語っていただいた。

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坂元さんは1969年大阪市西区九条生まれ。兄弟は姉2人。長男だったため
祖父が創業した鉄板加工の会社の跡取りとしての宿命を感じながらも、
高校時代、チェルノブイリ原発問題に関心を持ったのをきっかけに社会派の新聞記者を夢見た。
大学は政治学科に進学。大学卒業後、中国留学を経て憧れの時事通信社の記者になった。
しかし、28歳の時、転機が訪れる。記者になることにも反対しなかった父君が膵臓ガンに。
覚悟を決め家業を継いだ坂元さんに、父君はこう告げたという。
「ワシが死んだら1億円の生命保険金が入る。このカネで会社の借金を返せよ」と。
そして父君は1年後に他界。そこから坂元さんの経営者人生か始まった。

社長になって3年目、試練が襲いかかる。上位1〜2位の取引先が相次いで倒産。2期連続赤字に。
熟考を重ねた坂本さんは、5000万円のプラズマ切断機を導入した。
果たしてこの投資は、いざなぎ超え景気の後押しも受けて吉と出た。以降、6期連続黒字決算。
しかし、順風が続けば欲も出る。
今度は夢の機械であるレーザー切断機に投資。隣接地を購入し、新工場建設に踏み切った。
投資額は2億5000万円。
しかし、機械を購入したその月にリーマンショックが襲った。
受注は激減、在庫の相場は暴落し、多額の借金が残った。

「これまでやってこられたのは父が財産と人財を残してくれたからこそ。人の何倍も現場で働いてきた自負はありましたが、経営は全くしてこなかったことに気づいたんです」。
たとえば、PLは分かってもBSは分からない。方向性や理念・ビジョンを示していない。
中長期経営計画を作ろうとするが、いくらの売上計画を立てればよいか分からない・・・
「会社をバスで喩えると、社長は運転手。後ろには何十人もの社員とその家族が乗っているに
も拘わらず無免許で運転していた」と、坂元さんは振り返る。

坂元さんの社内改革と自己改革が始まった。
社内では朝礼、学習会、週刊新聞の発刊、給与袋へメッセージを入れるなど社員との価値観共有に努めた。
各種セミナーに参加する中、木村塾では、BSを理解し「1人あたりの物差し」を持つことを学んだ。
「1人あたり純資産1000万円を目標に持つことで、今後、リーマンショックのような大事態や災害に襲われ、仮に売上が0になったとしても2年間は社員に給料を払うことができ、その間に再生することができます。これまで悩んできたことが解決できました」と坂元さんは話す。

いま、坂元さんが抱くBSビジョンは、38年後の2051年、「100年企業を創ること」だ。
会社は現在62期。坂元さんは82歳になる。
「100年続く、潰れない強くて良い会社を創る。このビジョンを実現するためのロードマップをこれからも描いていきます!」と力強く公言し、逆境への感謝の言葉とともに締め括った。

しびれるほど、すばらしい話だった。何より感動的なのは、社員を大切にし、家族を大切にし、
世の中に貢献しようという坂元さんの篤い志である。それは行動や経営数字にも表れている。
100年企業を創ることは、ビジョンを超えて「ミッション」とも言えるものだ。
亡き父君への最大のプレゼントになるだろう。
また、坂元さんはオーケストラの一員として趣味の音楽を楽しみ、クラシック音楽の魅力を広める活動もされている。仕事だけでない幅のある人生に拍手を贈りたい。

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☆いただいたアンケートより抜粋

・ 坂元さんの、学んで実践する姿に感動しました。同じ時間軸を生きてきて、何が自分に足りなかったのか、これから何を学び実践しなければいけないのかを考えて生きていきます。
・ 「人生は学び続けること」「学んだことを自分のものにすること」。この2つを坂元さんは実践されている。シンプルだけどとても大事なことだと気付きました。
・ 社員さんは会社に人生を捧げてくれているからこそ、シアワセにすることが社長の仕事。私も創業メンバーを幸せにする想いが強くなりました。
・ 本当に経営者のあるべき姿を見させていただきました。そして自分も歩まないといけない道でありながら、全く出来ていないことに気付きました。
・ 人生の目標達成には想いだけでなく、何を学び、実行しなければいけないのかを強く考えさせられました。
・ 5年あれば事は変われるし、会社も変えられる。今日から変われば5年後には私もバリバリに、責任を持ってやっていられるでしょうか? YES! 今やりたいこと、やらなければいけないことが頭の中でグルグルです。
・ 私も坂元さんの会社で働いてみたいと思いました! 起業して社員を持ったとしたら坂元さんのように愛情を持って関わっていきたいと思います。

2013年08月17日

No.1298 日創研 琉球経営研究会例会で講演

8月13日、日創研 琉球経営研究会例会が浦添市産業振興センターにて開催され
レクチャラーとして講演させていただいた。

沖縄を訪れるのは3度目。琉球経営研究会は私も設立支援をさせていただいたが、
講演は10年ぶりだ。
そこで、今回の演題「メシが食える力を つけなさい! 」にからめ
私自身のこの10年間の変化についてお話しさせていただいた。

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振り返ってみると、我が60代は黄金の10年間であった。
バブル経済崩壊後につくった巨額の負債から生還、会社を再建した私は、
念願だった大学院に入学し、MBAを取得することができた。
ビジネスでは、失敗の中から学びとった「BS経営」を自社で実践し飛躍的な躍進を遂げた。

なぜ、その歳で? と思われるかもしれない。
それは、常に「こうなりたいと」いう夢と情熱を持ち続け
大きなビジョン、数値化した高い目標を掲げて、ひたすら向かったからだ。
会社は一人の力ではどうにもならない。ビジョンを社員と共有することではじめて実のあるものとなる。
私はこのことを日創研の学びの中から体得した。

若い頃は「貧乏・苦労・困難」という3人の師に育てられた。
バブル崩壊後は、目の前に立ちはだかる「とてつもなく高い壁」が、私を鍛えた。
逆境や障害が、人にエネルギーを与え、その人を変化、成長させるのだ。
これらが「天から与えられた逆境」とすれば、
自らが掲げる大きなビジョンは、「自分がつくる逆境」である。

人間はいくつになっても成長、発展できるということだ。
うれしいことに、この日は私の73歳の誕生日であった。
私の70代はダイヤモンドの人生になりそうな気がしている。

どうか、みなさんも自ら逆境に向かうことでチャンスをつかんでほしい。
カタチを変え、メシのタネをつくって一緒に日本を元気にしきましょう。

満席の会場では、みなさん吸いつくような視線で聴いてくださった。
後継者であるお子さん連れの方も多く、その場で入会の申し込みもいただいた。
ありがたいことだ。
講演の後の白熱問答タイムでヒートアップした場内の熱気は、そのまま懇親会場へ。
学ぶ仲間と過ごす至福のひとときに感謝 !

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☆いただいた感想メールより抜粋

・ 驚いたのは、木村先生のいつまでもいつまでも現役でおられるということ。そのパワーとエネルギーに圧倒されました。木村先生ふうに言うと「逆境はチャンス」を全てエネルギーに変えて来られたのですね。今日のお話を忘れずに、経営の視点を変えて、今の逆境をがんばって乗り越えていきたいと思います。ありがとうございました。(Sさん・女性)

2013年08月10日

No.1297  木村塾パワーアップセミナー 「自分の人生にとって重要な事は何か?」

8月8日、第1004回 木村塾パワーアップセミナーを開催。
今回のテーマは「自分の人生にとって重要な事は何か?」とした。

要は、どんな人生を送りたいか?
「あなたの人生理念は? 」という、哲学的な問いかけである。

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商売の神様・松下幸之助はかつて成功の要因を問われた際に、こう答えたそうだ。
「3つある。1つは貧乏やったこと。もう1つは学校を出ていないこと。
そして、病弱だったことやな」と。
これは、何を意味するか。
「貧乏だったのでお金のありがたさが分かり、自分が教育を受けていないので
皆の知恵を集め、体が弱かったので人に任せることができた」というわけだ。
要するに「見方」なのだ。
自分に起こる全ての出来事を否定せず、必然かつ最善であるととらえる。
これは「最善観」という考え方でもある。

自分に与えられた環境、条件、アクシデントも含めて一切を「100%肯定する」
そこから、可能性の扉が開かれる。
99.99%でもいけない。否定した0.01%が、可能性の扉に鍵をかけてしまう。

私はみなさんにも、ぜひそんな最善観を持ってほしいと思う。
その上で自分はどんな人生を送りたいかを、しっかり問うてほしい。
オンリーワンの人生理念は、最善観の中から生まれてくるものだ。

今回もみなさんの多種多様なすばらしい価値観に触れることができた。
違っていて、みんないい。
いろんな価値観に触発されて可能性の扉を開いてほしい。
パワーアップセミナーは、仲間の力を借りて自分の潜在能力を引き出す場だ。

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☆いただいたアンケートより抜粋

・ 最善観として自分の人生をとらえて行動することが、自分を成長させると思いました。
・ 「100%自分を肯定する」。これを実践するのは難しいですが、考えてみたいです。
・ 「この3カ月でどれだけ成長したか? 成長は1週間でもできるはず」会長の言葉にハッとしました。1週間なんて意識することも忘れていますが、1日、1分も本当に大切な時間悔いを残さないようにしっかり頑張っていこうと思います。
・ 「ラクな人生はおもしろくない」。30年間一途に一つの仕事をされた方の、説得力のある言葉でした。
・ 私にとって人生の重要なことは、パワーパートナーが全てであると改めて感じることができました。ブレーンに恵まれていると思いました。
・ 自分の人生をどう生きるか? 目をそむけず向き合いたいと思います。どうすべきかを考え、行動する前向きな考えを持った人たちの集まりに私も参加させていただき、ありがたく思いました。

2013年08月05日

No.1296  木村塾パワーアップセミナー 「チャンスは変化と共にやってくる! 」

8月1日、第1003回 木村塾パワーアップセミナーを開催。
今回のテーマは「チャンスは変化と共にやってくる! 」とした。

日本はかつて、「明治維新」と「第二次世界大戦での敗戦」という
2つの大きな時代変化に遭遇する中で、すばらしい成長を遂げた。
この体験を例に挙げ、私はしばしば「変化はチャンス」とお話している。

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みなさんにとって、チャンスと実感できるのはどんなときだろう? 
そこで、「チャンス」を主語にしたこのテーマで語ってもらった。

そして、気付いていただけたのではないだろうか。
チャンスは、困難や苦労にぶち当たり、乗り越えた時にやって来るということを。
本来は避けたいと思っている「変化」こそが、幸運をもたらす鍵である。
変化は「成長」の時でもある。
変化に立ち向かったとき、人は大きく成長する。
だからこそチャンスが訪れるのだ。
失敗を恐れ、リスクもとらず、変わることを避けている人にチャンスなど訪れるはずがない。

変化に毅然と対するために、胎(はら)の力が必要だ。
自らが打ち出したビジョンに向かって熱い情熱をもつ。
未知なるものに対して飽くなき好奇心を持つ。
そして行動する。そんな胎の力が「変化対応力」になる。

変化の波が渦巻くいま、みなさんの回りにはチャンスが満ち満ちている。
胎の力を鍛えて、大きなチャンスをつかんで欲しい。

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☆いただいたアンケートより抜粋

・ 自分で話していて気付きました。変化するというのは、何かに当たったり苦しかったりすること。そして、それを乗り越えた時、チャンスが訪れる。[逃げないこと]が大切だと!
・ 初めて参加させていただきましたが、木村先生のお人柄と参加されている方のひたむきな思いが伝わる貴重な時間でした。10年後にカタチを変える「何か」をつかみます。
・ 変化は成長だと教わりました。僕が変わりたいと思っていたのは、成長したかったんだと気付きました!
・ このテーマに関して会長のアドバイスの中に「情熱をさらに持たないとあかん」とありました。自分の思い(情熱)を明確に、もっと熱い信念を持ち、行動していきます。
・ メシが食えるチカラをつけるということは、世の中の役に立つ(税金を納め、雇用を生む)ということ。メシのタネを探すことがビッグチャンスにつながる。私も現状に満足せず、とにかく外に出てメシのタネを探そうと思った。

2013年08月01日

No.1295   7月度 目標の進捗状況

7月度 目標の進捗状況の報告をします。

運 動 106/回/150回
万歩計 274万歩/500万歩
体 重 68kg
禁 酒 102日/150日
読 書 108冊/150冊
英会話 65回/100回
写 経 2894枚/3000枚
講 演 96/回/150回
海外視察 5回/8回

今月のトピックス
滋賀甲賀木村塾、札幌木村塾、滋賀長浜木村塾、パワーアップセミナー1000回達成!

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