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2013年08月29日

No.1302  大阪木村塾 BS経営相談所 8月度 開催

8月23日、大阪木村塾8月例会が大阪産業創造館で開かれた。
満席の会場では、初めてご参加いただいた方が1/3ほど占め、フレッシュな空気に包まれた。
冒頭、「10年後の私」をテーマにダイアードを実施。
講演では「BS経営のススメ」〜「BSビジョンのつくり方」をテーマにお話した。

企業活動を行う上で必要不可欠な「理念」と「ビジョン」。
強くてよい会社をめざすには、いずれも大切な要素であるが、
それを社内に浸透させ、社員さんにやる気になってもらうためには
「ビジョン」は「理念」の3倍ぐらいのエネルギーを注いで公言すべきだと私は思っている。
なぜなら、どんなにすばらしい理念を掲げても、ビジョンが見えなければ人はついてこない。
「いつ、どんな会社になるか」という具体像が見えて、初めて人は行動するものだ。

また、「言葉と数字」が鉄則のビジョン。では、どんな数値目標を掲げければいいか?
そこで登場するのが、BS(バランスシート)に照準した「BSビジョン」である。
将来、BSの「自己資本」(純資産)をいくらにするか。
これが、BSビジョンの指標となる。
要するに、会社の貯金をいくらにするか、ということだ。
自己資本は未来に対するストックである。使い途を考えるのはワクワク楽しいものだ
間違っても「売上」を目標数値にしてはいけない。
PLビジョンは、社員にとってノルマ以外の何ものでもない。

もう一つ、BSビジョンをつくる上で重要なことは従業員「一人当たりのモノサシ」をもつことだ。
そうすれば、会社の規模とは関係なく強い財務体質をもつ優良企業になる

BSは創業以来の財務の積み上げである。
従って1年で大きな自己資本をストックすることはできない。
3年後、5年後、10年後と長期的展望に立ってビジョンを描くことだ。
目安として、私は「1人1,000万円」の自己資本を目指すことをお勧めしている。
このストックがあれば、もし会社に何かあって収入の道が途絶えたとしても
2年間ぐらいは事業を継続することができるだろう。
実際的には、1人当たりの自己資本に従業員の数を掛けた数字がBSビジョンの目標値となる。

強くてよい会社を目指すならば、大ボラでもいい、ワクワクドキドキするようなBSビジョンを
言葉と数字でしっかり描いて公言し、社員さんを巻き込んで向かってほしい。

白熱問答タイムでは若い方から「230億円もの借金を一体何に使い、どうやって返済したのか?」
などユニークな質問をいただき、大いに盛り上がった。
一人でも多くの起業家をつくるためにも、全身全霊でみなさんの「知りたいこと」に応えていきたい。

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☆いただいたアンケートより抜粋

・ 初めてBSの考え方を知りました。大変ショックを受けました。売上を上げることばかり考えていましたが、今日からはBSを忘れないようにします。
・ 「ビジョンが人を動かす」。実践しようと思います。
・ あっという間の2時間! 自分がどれだけ常識にとらわれて小さな考えしか出来ていなかったことに気付かされました。本当に衝撃でした。
・ もっと幹部社員とビジョンを共有させることが必要。幹部と一緒にワクワクする時間を創る。親方→社長→経営者→オーナーを目指し、起業家を創る。
・ 自分の器の大きさを自分で決めてしまっていると感じました。借金の額よりも、むしろビジョンが不明確な事のほうが重大ですね。
・ 私には理念はあってもビジョンがなかった。頑張る姿を見せれば人はついて来ると思っていましたが、信頼は得られても人は動かせませんでした。ビジョンが示せていなかったからなんですね。夢のあるビジョンを創ります。
・ 70歳を超えられて、このパワフルさがたまりません。BS経営が少し分かった気がします。本を読みます。
・ 会長の言葉は厳しいけど愛情に溢れていて、未来に向かう人たちだけが感じることのできるパワーを受け止めています。



 

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