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2013年08月30日

No.1303 福井木村塾 第3回セミナー開催

8月24日 福井木村塾 第3回セミナーが、福井県中小企業産業大学校にて開催された。
5月に開講して早くも3回。渡辺塾長に代わり30代の若い塾生たちが中心となって
運営に当たっている。会場でも新しいメンバーが半数を占めた。
そんな若々しい塾生の皆さんにとってヒントにしていただこうと、今回は
「BS経営」にからめて「ビジョンのつくり方」についてお話した。

ビジョンや目標に関して、私はつねづね惜しいと思っていることがある。
日本人は「目標達成能力」は高いのに、「目標設定能力」が低すぎる、と。
言ったことはきっちりクリアするが、そもそもハードルの低い目標しか設定しない。
なぜだろう?
その原因として、この国独特の“常識”にあるのではないかと私はにらんでいる。
「人様に迷惑をかけてはいけない」「身の丈にあった生き方を」
そんな“常識”が、目標設定にブレーキをかけて可能性の扉を塞いでしまうのではないだろうか。

ビジョンは大きいほうがいい。大ボラといわれるくらいがちょうどいい。
私は「ビジョンは100回公言しろ」と言っているが、
公言すればするほど脳が活性化して、やれる方法が浮かんでくる。
己が掲げる高いハードルは、己を鍛える。逆境の大きさが、その人の器をつくるのだ。

講演に先駆けて企業訪問を実施した。
今回訪ねた企業は、カツ丼店をチェーン展開するO社。
オーナーさんは69歳。これまでいくつものビジネスにチャレンジしてきた起業家だ。
しかし、決算書を見せていただくと典型的なPL経営であった。
そこで、BS経営に転換すべく、オーナーさんが80歳になる11年後をゴールとして
「BSビジョン」をつくお手伝いをさせていただいた。
BSビジョンの指標となる、「自己資本」は、これからの変化対応資金にもなれば、
リタイアマネーにもなる。
「これからでも遅くない。BS経営に切り替えて悔いの残らない経営人生道を歩みたい」。
オーナーさんは力強く宣言された。

過去を振り返ると、今日という日は「いちばん齢をとっている」が、
未来を見ると、今日という日は「いちばん若い」。
チャレンジし、学び続けて成長する間は青春だ。

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☆いただいたアンケートより抜粋

・ 「高いビジョンを掲げて、自ら逆境をつくっていく」。自分に逆境を与えて成長しようという心構えができました。
・ 私も典型的なPL経営者でした。「一人当たりのモノサシ」考えてみます。強いBSをつくるために、BSビジョンをしっかりと公言し、社員をその気にさせる。ちょうど8月末が決算です。今期のスタートに当たり頑張ってみようという勇気をいただきました。
・ 3度お話をうかがってBS経営の内容が少し理解できたような気がします。チャンスを捉え自己資本を貯める経営を目指します。
・ 今後、自己資本増大に向かって努力します。ちなみに「10年後、自己資本1億円」が当社のBSビジョンです。



 

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