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2015年04月30日

No.1586 大阪木村塾 BS経営相談所 4月度 開催

4月24日、大阪木村塾4月例会が大阪産業創造館で開かれた。
この日も初参加の方々が半分近くを占め、フレッシュな空気に包まれた。
参加された皆さんが仲間を誘ったりクチコミで宣伝してくださったりするお陰だ。

また、私は3月26日をもってUBI株式会社の取締役会長を退任したが、
大阪木村塾の開催前夜、全社員が集まって帝国ホテルで心尽くしの「勇退慰労会」を開いてくれ、
サプライズギフトのスイートルーム宿泊を体験した感動も手伝って
いつもにも増して熱くお話させていただいた。

テーマは「実践! BS経営」。
セミナーでは、BS経営と起業家人生に欠くことのできない「ビジョンのもつ力」をお伝えする一方、
BS経営のケーススタディとして、4月28日の「やってみよう会」に登場するスピーカー、
茂山富寶さんに予告編を兼ねて「我が経営」を発表していただいた。

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茂山社長はUBIの前身、関西ホームの元社員で40歳。
不動産仲介業で独立して10年。今期は「自己資本1億円」を達成できる見込みという。
なぜ、できたのか。
「PL経営からBS経営に切り替え、お客様から社会的信用を得るために
少ない自己資本を増やそうとレバレッジを効かして投資を始めた。
自己資本が増えると金融機関の見る目が変わり、資金調達力がどんどん付いてくる。
だから1万円でも資本を殖やすにはどうすればいいかを考えています」と話す。

BS(バランスシート)はPL(損益計算書)の延長にあるものではない。
強いBSは意識してつくるものだ。
そのためにも最初からBSビジョンを持つことが必要だ。
PLは手段と割り切り、BSがつくれないなら手段を変える、つまり、業種すら変えるくらいの
決断が必要だ。

今回は白熱応答タイムも多めに取り、ライブ感に溢れたセミナーとなった。
質問の中には、昨今マスコミで話題になった高級家具販売のO社のお家騒動にからめて、
「会社は誰のものか? 」という質問も。

ちなみに、私の答えはこうだ。
「経営とは人、モノ、金、情報、市場という資源を使わせてもらって儲けること。
だから会社は世の中のもの。会社とは実(利益)のなる木だ。後継者にその木を渡すのも
経営者の大きな仕事。経営者は売れる会社をつくる考え方を持つべきだ」と。

エキサイティングな空気は懇親会にまで広がり、一体感溢れるセミナーとなった。

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☆いただいたアンケートより抜粋

・ BSをPLの結果だと考えると「結果をつくれない」ことの言い訳になる。そうではなく「PLは手段」。「結果がつくれないなら手段を変えろ」というお話。ものすごく腑に落ちました。
・ 今日のセミナーはなぜか「LIVE」感があって、今までの中で一番よかった。
・ 月イチの木村会長活動。大変満足しています。やはり意識の定着のため足を運んで『生』木村会長を体験するのは重要だと思います。
・ 売れる会社、良い会社とは、人が育つ会社だということが大事だと思いました。業種にこだわって出来る事を考えていなかった自分がいました。自由な発想でいろんな事を試してみようと思います。
・ 人の世話になるのは、迷惑をかけると臆病になっていましたが、「世話になったらその何倍も恩返しをしたらいい」という言葉に勇気を貰いました。
・ まずは自己資本を1,000万円達成にチャレンジします。PLの考えを捨てることが大事であると感じました。
・ 『カネがきれい』『人間(生き方)がきれい』。良い言葉をありがとうございます。
・ 今まで学んできたことの再確認ができました。ビジョンを創りも共有し、「それがどうしたらできるのか」を基に、手段を変えていく力がとても重要だと!! BS、PLをしっかり勉強しようと思いました。
・ 相手に必ず少しだけ利があるようにする「49対51の法則(4対6の法則」。人に動いてもらう極意。値千金でした!! 心に刻みます。
・ 今日もまた、いろいろな仕事をしてチャレンジして、BSを殖やそうとあらためて強く思いました。

2015年04月28日

No.1586 木村塾パワーアップセミナー「本物は続く、続ければ本物になる」

4月21日、北区にあるマジック・バー梅田店で第1060回パワーアップセミナーを開催。
テーマは「本物は続く、続ければ本物になる」。

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私がこの言葉に出会ったのは20年ほど前だ。
明治45年兵庫県に生まれた東井義雄さんという教育者が遺された名言だが、
当時は「本物」とは何か、私には分からなかった。
しかし、何でも続けることで本物になるのなら、と思って実践した。

その結果、どうなったか?
起業家としては、30のビジネスに挑戦して現在今4つのビジネスが残っている。
経営者としては、儲かる会社を創り、後継者を育てて引き継ぎもできた。
その他にも登山、読書、英会話、写経・・・手あたり次第に続けてみたところ、不思議なことに続いている。

そんな経験を通して気付いたことがある。
まず、続けていると「習慣になる」ということ。
しかし、単に続ければ良いというわけでもないだろう。
昨日より今日、去年より今年の自分が、ほんの少しでも前進することが大事ではないか?
では「より以上を目指して」続けるためには、どうすればいいだろう?
続けるためには「目標をもつ」こと。そして、それを「公言する」ことだ。

今回もハードルの高いテーマだったが、皆さんこぞってすばらしいスピーチをされた。
例えば「本物の経営者とは?」というテーマで経営者のあり方を掘り下げたHさん。
世界中の女性を魅了するフランスのファッションブランド「エルメス」の歴史を切り口として
本質に迫ったKさん。
マジシャンのNさんは、この道で本物になるために「世界の頂点を目指す」と宣言されたが、
話し方のスキルだけでなく、深い内容に私自身が感動してしまった。

このパワーアップセミナーも1,000回以上も続いているが
毎回同じ方が来られているわけではないのに、どんどんレベルアップしていることに驚かされる。
これぞ継続してきた「場のもつパワー」だ。

果たして、私が本物かどうかは分からない。
しかし、生き方が一歩でも本物に近づけるよう、
これからも生涯チャレンジャー、生涯勉強、生涯現役、生涯青春であり続けたいと思う。

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☆いただいたアンケートより抜粋

・ 本物になるために熱意が必要。習慣化するために数値目標があるとよい。量が質に変わる。目標を数字にして本気で考え、達成しようと思いました。
・ 本物は続く⇒本気の想いだからこそ続く。続けると本物になる⇒続かなければ本物ではない。本気の想いだからカタチになり、伝わっていくのだと思いました。本物になれることを探し、本気で取り組みます。
・ 今の自分よりも以上を目指すこと。少しでも成長していると実感をすることが、本物につながると感じました。
・ 突然与えられたテーマで3分間のプレゼンを行うことの難しさを痛感した。また、同じテーマでも人によって切り口が違うことも大変興味深かった。最後に個々の発表についてフィードバックがあるのもすばらしいと思いました。
・ テーマを考える中で自分の目標をもう一度考え直しました。目標を必ず達成します。そのためにも、いまできることを続けて「本物」になります。
・ 続けるのは一人では難しい。だからこそ、より以上を目指して共に学び共に成長することが必要なのだと思いました。
・ 皆の話を聴くことにより、共感共鳴することができ、気付くことが多かった。成長した実感があり幸せを感じます。
・ 人前で話すのにコンプレックスと苦手意識があります。それを克服して自信を持ってアウトプットできるようになればと臨みました。浅田先生のフィードバックを受け、話の伝わり方、聴き手が感じたことなども知ることができ、とても学びになりました。
・ このテーマは何度か取り上げられましたが、毎回すばらしいお話が聴けます。私にとっては習慣化が一番難しいけど頑張ります。

2015年04月25日

No.1585 仙台木村塾 第5回セミナー開催 

4月16日 大宮から7時発の上越新幹線で熊谷へ。
埼玉県深谷市で農業を営むK社を訪れ、BSビジョン策定のお手伝いをさていただいた。

法人化して9年。ご祖父の古風な本名をそのまま社名し農業を核に起業したK社長は、
農業資材販売や地域密着型の直売所の運営、オリジナル商品の開発など先進的な農業に取り組む。
「日本の農業を活性化し、農家を元気にする」という理念を掲げて海外進出も視野に入れるK社長。
そのためにも盤石な財務基盤が必要だ。ゴールは10年後。
夢を具体化したBSビジョンができ上がると、高揚するK社長の鼓動がこちらまで伝わってくる。

午後は仙台木村塾のため再び新幹線で仙台入り。
仙台木村塾は開講から5回目。今年度は全2回となる。
セミナー前に志田塾長と幹事さんのご案内で、ご依頼を受けた2社を訪問させていただいた。
仙台市にあるガラス工事のH社と、多賀城市内にあるOA機器・事務用品販売のU社。
H社のH社長は2代目、U社のS社長は3代目だ。

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戦災復興記念会館で開催されたセミナー。
今回は新規の方が半分以上を占め、学生さんを含む若い方も多い。
そこでBS経営の基礎と絡めて「ビジョンの力」「起業家とは」を中心にお話させていただいた。

夢に日付を入れると目標になる。
夢に数字を入れると計画になる。
夢をカタチにするのが経営だ。
経営とは、ずばり「生きる」こと。
そして、今まである「カタチを変え」、「新しいメシの種を創る」のが起業家だ。

セミナーではH社長とU社長に、策定した数字入りのBSビジョンを発表していただいた。
「自分がいかに売上ばかり、目先ばかり追っていたかと痛感しました。本日、公言したからには
目標達成できたとご報告できるよう精進します」とH社長。
S社長も「”1人当たりの自己資本”という新たな指標を持つことができた。今後は
この自己資本を活用して大きなビジョンに向かいます」と覚悟を述べられた。

「公言する」、それも100回以上!
このプレッシャーが人間の潜在能力を引き出し、ビジョン実現へと向かわせる。

会場の白熱した空気は、そのまま懇親会へ。
そこではBS経営を実践された先輩の塾生たちが、次々と「成果」を報告。
あらためてビジョンの持つ力が証明された結果となった。

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☆いただいたアンケートより抜粋

・ 生き方を学ぶ!! 私も「メシの種」を求めて起業家スクールに通っていますが、これが大切なんですね。起業家精神が強くなりました。
・ BSの大切さ、自己資本のビジョンを具体的に決定することの大事さを20歳で気付けてとてもよかった。将来、企業したいと考えているので具体例等もぜひ聞きたいです。
・ 自己資本にビジョンを乗せる! そんな方法があったのかと非常に驚きました。
・ 本日は企業訪問に同行させていただき、他者さんから自社への振り返りができました。社員に対してビジョンを語ること、それもBSビジョンを語ることの大切さを感じました。
・ 「起業」なんて自分には縁のないものだと感じていましたが、それも「できない理由」を考えていたからだと痛感しました。
・ メシの種をつくるために考えなければならないことが分かりました。BSを厚くするためには経営者として「ダメな事業は止める」決意が必要だと!!
・ PLを基本としていたこれまでの考えが、ガラリと変わりました。税金を少しでも少なく、と思っていましたが自己資本を殖やすには税金川を渡ることが大切だと分かりました。
・ BSを決める。「あかんかったらカタチを変える! 」。心に響きました。
・ 1回目と2回目では全然、理解度が違いました。回数を重ねていけばもっともっと感じるものがあると思いました。
・ 昨年、企業訪問していただきました。債務超過マイナス700万円以上でしたが、1年で自己資本プラス2.000万円弱になりました。今日もお話を聞いて目標に向かって行けると確信しました。
・ 自社の経営はPLで、ビジョンには数字が入っていなかった。道徳だけでなく、ソロバンを学んでいかなければ! まずは社員さんがワクワクするようなBSビジョンを創ります。
・ 自分はまだ20歳ですが『社長になる』という大きなビジョンがあります。お話をきいて何度でも失敗して、成功を増やしていこうと考えました。

2015年04月24日

No.1583 埼玉木村塾 第3回セミナー開催

4月15日、越谷市内にある関根ビルにて埼玉木村塾第3回セミナーが開催された。

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セミナー前に関根塾長のご案内により市内で運送業を営むA社を訪問、
BSビジョン策定のお手伝いをさせていただいた。

決算書を見せていただくと13期。
「これまで売上と車両の保有台数をいかに増やすかということにばかり意識が行き、
BSなど考えたこともなかった」という創業社長のI さん。
BSの意味や、厚いBSを持つとどうなるかが見えるにつれて真剣な表情に変わってくる。
会社の将来ビジョン、I 社長の人生ビジョンを徹底的に掘り下げる中、
3時間後には具体的なBSの数値目標と言葉で掲げたBSビジョンが出来上がった。

「登る山」が決まると感動のあまり涙するI 社長。
このワクワクドキドキ感が、情熱となって共鳴し人を巻き込む。
次は社員さんや家族や関係者に「公言」することだ。
公言に伴うプレッシャーが、潜在能力を引き出して人の器を大きくする。
私はもちろん、このプロセスを一部始終見られた関根塾長も、えも言われぬ達成感に包まれた。
企業訪問は一方通行ではない。
助言を差し上げる私にとっても同席させていただく仲間にとっても、
共に成長する双方向の学びの場である。

また、会場ではセミナーの前に経営相談を実施した。
ご相談者は市内でパチンコ店や貸しビルを展開する2代目社長のTさん。
決算書をご持参いただき課題は見えたが、より的確なアドバイスをするために、
後日あらためて企業訪問をするお約束をさせていただいた。

18時半からスタートしたセミナー。
今回は新規の方や、社員研修を兼ねて関根塾長の会社の新入社員さんが大勢参加されたので、
「BS経営とは」を中心にお話させていただいた。
大宮駅近くの料理屋で開かれた懇親会も学びの熱気そのままに、一問一答の学びの場に。

この日は大宮で1泊。スポーツ後にも似た心地好い爽快感に包まれて爆睡した。

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☆いただいたアンケートより抜粋

・ 私も売上至上主義でした。体を大きくするのではなく、筋肉質の会社を目指そうと思います。実際の数字に落し込んで日付を入れ、目標を持って社員や知り合いに公言します!
・ 会社を初めて3年目。今まではがむしゃらに働きましたがBSという経営があることを知りました。明確なBSビジョンを持って沢山の人に公言していきます。
・ 自分はドライバーになるためにこの会社に入りました。今は必死にドライバーになるビジョンに向かって頑張っていますが、その先に起業家になるというビジョンができたら、今日がとても意味のある一日になると思いました。
・ 「プレッシャーが楽しい!」とてもすばらしい言葉です。個人にビジョンがなければ何のために生きているのか。「言い訳は言わない。そんな奴は成功しない」。胸にドーンと来ました。
・ 夢を語ることの力強さ! 今の日本に最も必要な視点だと感じました。
・ 「どんな経歴があるからこ出来る」のではなく、「ゼロからでも出来る」ことを学びました。
・ ビジョンを立てたことはあったけど、明確に提示して公言していませんでした。公言することで「やらなきゃいけない」と意志を持つことで達成していくのだと学びました。燃える男になり、いかなる壁にも立ち向かう器のでかい男に成長したいです。
・ 女性だからできない、ではなく、これからは『女性だからこそできる!!』と公言して、どんな壁も越えて行きます。
・ 質問です。自己資本を増やしていきたいと思いますが、その前に利益が出なければ自己資本は増えないですよね? 利益が出にくい会社はどうすればいいのでしょうか? 「レバレッジをかけて殖やす」、具体的な方法をお聞きしたいです。

2015年04月23日

No.1583 木村塾 やってみよう会 4月例会@

4月14日、大阪市北区の「手品家・梅田店」にて第61回「木村塾やってみよう会」を開催。
今回の「我が人生(経営)を語る」は、MigLinksの代表取締役として「クリスタルホテル南千里」を経営する
米澤忍さん。Y'sLinksの代表取締役でもある。
自ら付けたタイトル「ピンチはチャンス! ジェットコースターの人生」を、グラフを交えてお話しされた。

大阪木村塾や女性木村塾でもゲストスピーカーとしてお話いただいた米澤さんにはファンも多く、
新旧交えて大勢の方にご参加いただいた。

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米澤さんは大阪府生まれ。小学校1年生の時に両親が離婚、3人の子どもは母の手一つで育てられた。
「母はいつもいつもしんどそうな顔をしていた記憶があります」と振り返る。
高校卒業後「早く働いた方がお金が稼げる」と就職。
スポーツメーカーの受付業務を皮切りに、レースクイーンを経て19歳でモデルの世界へ転身。
バブル期で仕事も多く「ベンツに乗るぐらいの収入も得ていた」と話す。

21歳の時、「玉の輿に乗って」29歳の実業家と結婚。しかし、長男に続いて次男が生まれたころ、
夫の借金が発覚し借金取りに追われる。時給200円の内職をしながらボロボロ涙が出た。
「この時は自分がなぜ? 全部夫のせい、夫に不幸にさせられたと思いました」。

33歳で離婚。「1,000万円稼げる仕事」を見つけて飛び込んだ。
1,000万円というのは、両親がいる家庭よりも経済的に劣らない収入だ。
従事したのは工場に特化した人材派遣の飛び込み営業の仕事。
100人入って1人しか残らない企業だったが、目標があった米澤さんは必死で食らいついた。
その甲斐あって3年後には1,000万円以上の年収を稼ぐ。

経営者を目指した米澤さんは、出資をしてもらって独立。年間5億円を売上げた。
しかし、出資者が欲を出して考えが合わなくなり、売上を置いたまま辞めた。
再び勤め人としてトライした出版社の広告営業。収入は3分の1になったが、営業の仕事が楽しかった。
その感覚や想いが現在の社員研修のベースとなっているという。

その後、リーマンショックがあり、グループ会社の人材派遣の会社に転籍。
社員は育てるべきではないのかと思い始めていたこともあり、人材派遣の仕事に燃えるものがなかった。

2012年3月、次男さんが東京の大学へ。
「毎日毎日、食事を用意して忙しく過ごしていたのに、突然それがなくなったんです。前年には東北大震災もあり、
いつ死んでしまうか分からないとも思っていました。私このまま死んだら人生何も残せない・・・そんな中で、
工場の仕事で面接した女性たちや、しんどそうな顔をして働いていた母の顔が浮かんできたんです。
自分に合った仕事に巡り合えていない人がなんと多いことか。女性が輝いて働ける、そんなステージを作りたい」。
2012年4月米澤さんは独立した。

しかし、想いだけで独立したものの、何のビジネスモデルもない。
とにかく契約してくれそうな経営者に会って話を聞いた。その数100人。
生活資金も底をつきそうになった時、異業種交流会で隣席の不動産デベロッパーのオーナーから
「女性の採用を手伝ってくれないか」との声がかかった。

ご縁の大切さに感謝した米澤さんは「報酬以上に価値あるものを提供したい」と必死に仕事をした。
すると、その企業でかつてないぐらいの営業社員、それも女性社員が育った。
さらに、実績を買われて他の企業からも依頼が来るように。
「目の前のことを一所懸命やれば応援してもらえる。道は開ける」と。

2014年からホテル経営に乗り出した。もちろんホテル経営は未経験。
それ以前から、オーナーにグループ会社のホテルの経営も見てほしいと言われて助言するも
ホテルの社員は皆ベテラン。素人の米澤さんの話に誰も耳を傾けない。
しかし、経営は赤字続き。そんな中、オーナーが決断した。
「米澤さん、やって!」。2014年2月26日のことだ。

「ホテル経営をやりたかったわけではありませんが、ちょうどその時に離婚したての女性が相談に
来たんです。この子を雇ってあげられると思いました。そうだ、そういう箱を私は貰ったんだ」と。
2日後に新会社を設立。3月1日から引き継ぎのために乗り込んだ。
その引き継ぎは「悪夢のようだった」という。
台帳はひっくり返される、目の前で「できるんですか?できないでしょ!」と凄まれる。
残る社員は誰一人なく、友人知人、親友、その息子。ありとあらゆる人をかき集めた。

4月1日、全員素人のホテル経営がスタートした。
「初日から8万円合わない。しかし、やる!と決めたからにはやるしかありません。
全体朝礼で『必ず利益出してみせる』と言い切りました。膝がガクガク震えました」。
そして、3か月たってようやくホテル運営ができるように。
それ以降は、海外からのお客さんも増え今は利益が出ている。

米澤さんは言う。
「考え方次第で幸も不幸も自分次第。逃げていてはいつまでも解決しません。
試練に立ち向かった時に好転するんです。信ずれば成る」。
最後に10年後のビジョンを語った。
「10個の会社、1億円の総資本、社長を作る会社をやります。社員が喜んで働く会社にしたい。
夢のある会社を経営していきます」。

会場からは「私ももう一度何かできるのでないかと勇気をもらった」など
米澤さんの勇気とチャレンジ精神を称える声がたくさん寄せられた。

プレゼン力、経営力ともお話される度にアップしている米澤さん。
それは乗り越えてきた壁の高さが成せる技でもある。
いま、「観光」「円安」という追い風が吹いているが、米澤さんの判断に対して
時代の流れが怒涛のように押し寄せる。
米澤さんは、随所に「覚悟」という言葉を使われた。
覚悟を決めるとやるしかない、やれる方法を考えるしかなくなる。
直観力に優れ、胎のチカラを貯えた女性は起業家に向いていると、今回もあらためて感じた。

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☆いただいたアンケートより抜粋

・ やはり大きな試練や目標に必死に立ち向かった、その先は明るい未来があるのだと再確認しました。
・ あまりにも上手なプレゼンでドキュメント映画を見ているようでした。
・ 公務員、雇われからの無知が、ものすごい強みに変わった今日でした。
・ モチベーションアップの方法→前はここまでだったのに今はこんなに出来ると認めてあげる。未経験であるメリット→必死で掴み取ろうとしがみつく姿勢。これ、やります!
・ 「考え方で幸せも不幸も自分次第」「逃げているだけではいつまでも解決しない」「試練に向かった時に好転する」「信ずれば成る」。この4つは僕の心にすんなりと入ってきました。
・ 未経験だからできないと言い訳するのは、挑戦することから逃げている。自分を信じて挑戦し、一人ではできない時は他の人のチカラを借りる。学びました。
・ 当事者意識。覚悟を決める! 素直に、がむしゃらに。そんなことを感じさせていただき、これから私も頑張ります。
・ 人を引き付ける笑顔は、辛いことをたくさん乗り越えてきたからだと米澤さんを見て感じました。覚悟を決めて動き出すこと。本気で取り組んでいきます。
・ 未経験の世界に何度も飛び込んで、それぞれの分野で成果を出すための努力や苦労は計り知れないが、その壁を一つずつ乗り越えたからこその48歳にしての美貌なのだと感じた。私もカッコいい大人になれるよう精進します。
・ どのような条件、環境にいても、やると決めたらやれる方法を考えることをあらためて教わりました。
・ 人は変化やリスクを背負うことを嫌う。それを乗り越える人がリーダーになれる!
・ 目の前のことを本気でやってみる。与えられた事を本気でやる。今まで考えているだけで行動していない自分がいました。それは逃げているのと一緒なのだと。
・ 「信ずれば成る」。ありがたい言葉です。
・ 「自分に乗り越えられない試練はやってこない」という言葉に勇気付けられました。会長の総括の中で「チャンスを見る力」を鍛えていこうと思いました。

2015年04月21日

No.1582 「心と頭を鍛える経営者応援セミナー」で講演

関西を中心とした若手経営者が主催する「心と頭を鍛える経営者応援セミナー」が
4月13日18時から大阪市北区の手品家梅田店で開催され、講師としてお招きいただいた。
日創研の起業家養成スクール23期生の有志らが中心となって呼びかけた私設勉強会。
木村塾からも若手経営者や、起業家を目指す20、30代の塾生さんが参加された。

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テーマは「強くて良い会社を創るには〜生き残るためのビジネスのヒントがここにある」。
強い会社とは、売上や従業員数の規模ではなく、1人当たりの自己資本額が高い会社、
良い会社とは人財が育つ会社だ。
テーマとからめ、ご参加いただいた方々の顔ぶれを考慮して
「起業家と創業者の違い」についてもお話させていただいた。

皆さんの中には創業者=起業家と思っている方も少なくない。
しかし、創業者と起業家は本来別物だ。
創業者とは文字通り、その会社を興した人だが、創業者が皆、起業家ではないし、
創業者だけが起業家になるわけでもない。
起業家とは、変化に対して「カタチを変え」「メシの種を創る」人。
創業者であっても変化に対応できずに、メシの種を創れない人は起業家ではないし、
逆に2代目、3代目であっても、カタチを変え、新たなメシの種を創って行く人は起業家である。

経営とは変化対応業に他ならない。
強くて良い会社を創るには、変化対応力を付けて起業家マインドを持ち続けることだ。
事業を興して思うようにいかなければ、「カタチを変えてみる」。
そんな判断が企業永続の秘訣である。

高い目標を掲げて志を同じくする若い人たちが集まる会とあって、会場は高揚した雰囲気に包まれた。
同じ日創研で学んだ者として、後輩たちの学びの一助になればこんなうれしいことはない。

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☆いただいたアンケートより抜粋

・ BS経営、考え方、早速実行します。5年後、自己資本1億円(1人当たりの自己資本額300万円)を目指します。変化に対応する「力」、チャレンジする「力」を手に入れます。
・ BS経営の考え方し大変勉強になりました。決算書の見方が変わりそうです。起業家についての定義も非常に参考になりました。
・ BS経営、実践してみます!
・ 「経営は論子とソロバン」。ここから学んでいきます。
・ かなり刺激になりました。次回は地元の名古屋木村塾に参加させていただきます。
・ モチベーションが上がり、自分の為になりました。BS経営、やってみます。
・ 売上を追っている自分に気付きBS経営の大切さを学びました。自己資本の30%を前提として勝負する! 致命傷にならない資産運用の方法を教わりました。今後も学び続けて必ず起業家になります。

2015年04月14日

No.1581 名古屋木村塾 第12回セミナー開催

3年目に突入した名古屋。今回より会場を「国際センター」に移し第12回名古屋木村塾が開催された。
五藤久豊塾長率いる新体制の元、幹事さんが話し合いを重ねた結果、今年度は年2回、
企業訪問と連動した「BS経営」実践セミナーを実施する。

その第一弾として、セミナー前に幹事さんと市内で建築資材卸販売を営むT社を訪問させていただいた。
設立12年、I 社長は42歳。
お客様や社員との信頼関係を大切にして堅実経営を実践されているが、財務基盤がまだ弱い。
課題は「登る山」を決めること。
どんな会社になっていたいか。社員さんにどんな夢を持ってもらいたいのか。聞き出す中で、
I社長が50歳を迎える8年後、20期のBSビジョンを策定させていただいた。
今後は積み上げた自己資本の運用も視野に入れステージを上げていくことだ。
強いBSは経営最強の武器となる。
「登る山」が見えるにつれ、瞳が本気モードに切り替わるI社長。
ビジョン策定のプロセスを目の当たりにされた同行の幹事さんらも、その威力に驚かれた。

セミナー会場では、皆さんが座ると身動きが取れないほど満席にしていただいた。
テーマは「強くてよい会社をつくる」。
強い会社とは潰れない会社、良い会社とは人財が育つ会社だ。
そのためには中長期的なスパンで「BSビジョン目標」を創り、幹部社員と共有すること。
そして、積み上げた自己資本を株主視点で運用していくこと。
理念とビジョンをしっかり共有すれば、戦略は各自で考える。
「BS経営」は、社員一人ひとりの潜在能力を引き出して「人財」を育てるメソッドでもある。

合せてI 社長にご登壇いただき、策定した8年後のBSビジョンを発表していただいた。
あとは「登るだけ」だ。ここで何十人もの人の前で公言したことが潜在能力を開花させる。

新体制の元、幹事さんのやる気と参加者さんの真剣な眼差しに私の魂もスパークした。
質疑タイムには「BS経営で複利計算というのがよく分からない。もっと説明を」など、
私の説明不足を補うありがたい質問も。
セミナーは私にとっても学びの場だ。

懇親会も質問が相次ぎ、セミナー同様、白熱した空気に包まれた。
貴重な時間を費やして集まっていただいた方、一人ひとりにとって「学ぶ場」になるよう
全力を傾けて講演している。
私にとってセミナーや企業訪問のこの2時間は、まさに「学び」のライブステージだ。

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☆いただいたアンケートより抜粋

・ BSを強く、自己資本を厚くすることを目標にして経営していましたが、今日の勉強で自己資本の30%を運用していくという考え方が弱かったと感じました。積み上げた自己資本をしっかり運用してさらに強くしていくという気持ちが弱かったのはビジョンの大きさだと気付きました。本当に勉強になりました。
・ BSを意識することでPLもよくなる。BSを意識して経営することで利益が膨れ上がることを理解できた。BS経営を心掛けていきます。
・ 会社でドラッカーの本を通し、起業家ではなく企業家精神を学んでいる。学びは違うが明日の経営管理者をつくることに重きを置いている短は同じだと思った。私は平均を基準にしたり現実性を考慮する所があるが、まずは自分への期待をそのまま目標にしてみることが大切だと感じた。
・ 「思ったことが現実になる」との最後の塾頭の一言がとても心に残った。1回目より2回目。より理解できたのが良かった。
・ BSの知識があまりなかったのでこれを機会に学んでみたい。自己資本はどのように運用していくのか興味を持った。
・ ビジョンの重要性、それと私利私欲ではなく「公利公欲」を理念に掲げることの大事さが分かりました。
・ 木村氏の存在を知らなかった自分に反省しています。反面、今日をクサビとして新しい発見と進化ができると感じました。
・ 説明が分かり易く、BSで複利式のレバレッジは大変勉強になりました。実践してみます。
・ BS経営、ROE10%がとても印象的でした。1人当たりの自己資本額も、とても明確な指標だと感じました。強くて良い会社はBSが良く、人財が育っている会社⇒財務内容をオープンにして社員の経営マインドを育てる⇒後継者を育てていくこと、すっぱり権限移譲することで社員が育っていく。意識していきます。
・ 製造業の技術部門で働いており、最初は場違いな所に来てしまったのではと思いましたが、お話を聞いているうちに来て良かったと思いました。
・ 分からない事がたくさんありました。でもたくさんメモを取ったのでもう一度読み返して、クリアにしていきます。起業家を目指します。

2015年04月13日

No.1580 木村塾パワーアップセミナー「成果を上げるための秘訣とは」

4月7日、北区にあるマジック・バー梅田店で第1059回パワーアップセミナーを開催。
テーマは「成果を上げるための秘訣とは」

今回も難しいテーマだと思ったが、皆さんのプレゼン力のレベルの高さに驚いた。

「心を変わると態度を変わる。態度が変わると行動が変わる。行動が変わると習慣が変わる。
習慣が変わると人格が変わる。人格が変わると運命が変わる」
「自分の殻から飛び出す」「昨日と違ったことをする」等々

Tさんは、吉田松陰の箴言にからめてスピーチされた。
「あなたは何を志すのか?君自身が見つけて、それを掲げるしかない」
「人はなぜ学ぶのか。この世の中のために己がすべきことを知るために学ぶのです」

成果とは何だろう?
松陰の言葉を借りるなら「己がすべきこと」、その中味だ。
人生の中で何を成すのか、それを明確にすることだ。

大事なことは「何をしてきたか」よりも「何を続けているか」。
そして、目安となるのが数字。数字が成果をつくっていく。
「100」では弱い。「1,000」を目標として掲げてほしい。
読書、登山、写経、階段登り・・・私は目標設定する際に、まず1,000という数字を掲げるが、
この数字をクリアすると見える世界が変わってくる。
桁が上がるごとに人生のステージが変わってくる。

木村塾パワーアップセミナーも今回で1059回目。
初参加の方が楽々この難しいテーマをクリアできるのも、
1000回を超えて続いている「場がもつパワー」だ。

歴史から学ぶことは本当に多い。本をたくさん読んでほしい。
吉田松陰は「天はある者を見込んでその才を試そうとする時、まず試練を与える。
逆境こそが人を育てる。人を大いなるものにする」と言っている。
逆境には与えられる逆境と、創る逆境とがある。
「自分には逆境がないから」と言い訳はしてはいけない。
大きなビジョンを持てば、それが逆境となって人を育てる。

そして、「共に学び、共に成長する」、このような環境に身を置くことが大事だ。
仲間と共に学びを継続することが、変化に対応するための力をつけることになる。

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☆いただいたアンケートより抜粋

・ 立場の違う様々な人たちが集まって学んでいる様子に驚きました。成果とは数字。
1,000、継続、決めてやります!
・ 成果を出す為に「あなたは何を成すのか」その答えはあなた自身の中にある。自分でも決めることができる、と確信できた。
・ 自分の目標に向かっていかに達成するか。その目標を明確にする。コミュニケーション力を付けるのも成果を上げる為に重要だと思いました。
・ あなたは何を成すのか? 続けるには数字が必要。どんな数字を持っているか? 儲けて税金を払って世の中の役に立つこと。理念よりも先に設けて利益を上げることが一番。100ではなく1000。心に刻みます。
・ 皆さんの秘訣をお聞きしてとても参考になりました。経験をプラスに考え、しっかり歩んで行く。他者と自分を分けてぶれない軸を持つことを忘れないようにします。
・ 要点を先ず3つ挙げていくべきでした。スピーチのポイントを学びました。
・ 圧倒的な数字をつくる。1000回という数字を入れた目標をつくる。やり続ける。
・ 成果を上げる為の秘訣は「続けること」「数字を挙げた目標を持つこと」。そうすれば運を味方にできることを学びました。

2015年04月10日

No.1579 倉敷木村塾 開講 

4月6日、倉敷市駅前から徒歩10分、美観地区にある倉敷市民会館で倉敷木村塾が開講。
岡山木村塾の塾長が、三井和之さんから山部功二さんへバトンタッチされたのを機に、
岡山市と倉敷市の2カ所で交互開催することが決定し、倉敷では初のセミナーだ。
セミナーの前に新旧塾長のご案内により、倉敷市内にある総合不動産業F社を訪問させていただいた。

A社長は42歳。数年前に地元では知られたこの名門不動産会社をA&Mで譲受け経営権を引き継いだ。
F社は35期。決算書を見ると、社歴はあるがBSはまだまだ薄い。
顧問税理士さんも同席される中、10年後をゴールとしてBSビジョン策定のお手伝いをさせていただいた。
「登る山」が決まるにつれてキラキラと瞳を輝かせるA社長。
登る山は、売上や店舗数、従業員数の規模ではない。一人当たりの「BS」、つまり自己資本だ。
「不動産業は信用が第一」と語るA社長。BSは経営において最大の武器になる。

F社は不動産業に限定される社名だが、将来は業種を限定しない社名に変更されることをお薦めしたい。
経営とは変化対応業だ。強いBSを創るためには業種にこだわらない。
これも強いBSをつくる秘策である。

セミナー会場の倉敷市民会館は赤レンガの歴史的建造物が並ぶ美観地区にあって、館内も風情がある。
超満席で迎えていただいた第1回。
今回は「ビジョンの持つ力」をお伝えする一方「BS経営」をテーマに
いかにしてBSを高めるか、具体的手法も交えてお伝えした。

冒頭、「10年後の私」をテーマにダイアードを実施。
A社長、同じく不動産業を営む三井さんの2人に10年後のビジョンを発表していただいた。
BSビジョンを「数字入りの言葉」で熱く公言する両社長。
数年前からBS経営を実践する三井さんは、ここ数年で自社の自己資本を3倍にした。
「BSの威力がこれほどとは! 自己資本が大きくなると銀行の信用力が一気に高まった」と話す。

BS(バランスシート)は、PL(損益計算書)の付録でも税金の計算書でもない。
自己資本を積み上げた強いBSは、毎年の経営の結果としてつくられるものではなく、
「絶対につくる」という強い意志によって築かれるものだ。

倉敷駅前のレストランで開かれた懇親会も大盛況。パワーに溢れた新しい船出となった。

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☆いただいたアンケートより抜粋

・ 会社では売上目標や受注目標が提示されます。ですが黒字でも潰れる会社がある。その意味が分かりました。しっかりお金があると社員も安心できて良いと思います。
・ 今年1月に会社を設立したのですが、「銀行からお金を借りるには会社に貯金をつくること」。すごく為になりました。そして、やる気!! 話を聞いて心が熱くなりました。
・ 税理士業界に身を置いて10年。税金を安くするとの名目のもと。生命保険商品等でいかに会社を赤字にするかというやり方をずっと見て来ました。いかに経営者に納得して納税してもらえるか? その答えをいただきました。
・ 起業とは何か? 経営とは何か? 少し見えたような気がしました。会社の成長とは何か? 何をもって成長したといえるか。明確な答えを数字で示すことの大切さを学びました・
・ 「ありがとうの反対は当たり前」「成功の反対はやらないこと」。大変勉強になりました。
・ 決める! 公言する! この言葉は私にとってとても大きな財産になりました。
・ 人生逃げないで生きようと決めました。人生の指針が決まりました。
・ これからは「株主の目」を意識して厳しい目線で取り組みます。
・ 世の中には「やる人」と「やらない人」の2種類しかない。成功すればカネが儲かる。失敗すれば経験が儲かる。色々な言葉が心に残りました。
・ ビジョンを持つ=行動に移す=達成する! 成功かどうかは「やる」か「やらない」の違い。成功する人は常に変化対応しながら失敗してもやり続ける。言い訳はしません。
・ 成功の反対は「やらないこと」。失敗したらノウハウが残る。やらなければ何も残らない。もっと大ボラの吹ける人間になりたいと心から思った。

2015年04月02日

No.1578 大阪木村塾 BS経営相談所 3月度 開催

3月27日、大阪木村塾3月例会が大阪産業創造館で開かれた。
セミナーの冒頭、私事で恐縮だがビッグ・ニュースをお伝えした。
3月26日をもってUBI株式会社の取締役会長を退任させていただいた、ということを。
公式の場では初めての発表だ。

突然思い立ったのではない。12年前に竹内社長へ事業承継して会長に就任した頃から
引退を考える中で「75歳を迎える春に」と覚悟を決めた。

関西ホーム管理センターとして設立して25年、前身の関西ホームから数えると30年を経て、
弊社グループは、驚異の発展を遂げた。

我が身を振り返れば、18歳で起業して以来57年に及ぶ起業家人生。
バブル期の失敗から経営を学び直した私は「企業とは社会のもの」と気付く中で
「私利私欲」から「公利公欲」へと生き方をシフトし、
「こうなりたい」というビジョンを強く思い描いたことが、成功へと導いた。

セミナーでは、そんな起業家人生に欠くことのできない「ビジョンのもつ威力」をお伝えする一方、
先日企業訪問した大阪市内で水道工事業を営むK社長に、策定したばかりのビジョンを
発表していただいた。

K社長は28歳。中学卒業後社会に出て何重もの壁にぶち当たりながら試行錯誤してきた試努力の人だ。
BSはまだまだ少ないが「32歳で1,000万円。40歳で1億円」というBSビジョンを掲げ、力強く公言された。壁や逆境は、その人の器。K社長ならやるだろう。
1億円のBS目標がクリアできれば、10億円も射程圏内だ。

質問タイムも次々と手が挙がり、白熱した時間となった。
「おすすめ本は?」という質問に「直感で探してはどうか」と答える読書家のK社長。
「木村会長と出会ったのも、書店でUBIの瀧本副社長の本を手にして心躍るものがあったので購入した。その中で会長の存在を知り、連絡したら2日後に会えた。自分の直感を信じ行動したことが全てにつながっている」と。

私も会長は退いたが、「中小企業の活性化」と「1,001人の起業家」というゴールを掲げる
木村塾での活動はまだまだこれからだ。
生涯現役、生涯チャレンジャー。『光輝高齢者』の名に恥じない生き方をしたい。

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☆いただいたアンケートより抜粋

・ 毎回感動しています。場のエネルギーがいすごい! 本当に心地よい空間です。やる気が出て来てやり方が湧いてくる気がします。
・ 今回の木村塾で印象に残った言葉。「儲けるだけなら半人前。金を使って一人前」「会社を成功させて50%、ちゃんと後継できて100%」
・ 「ビジョンはできるか、できないかではなく、これをすると自分で決めること!」。そうでした!!
・ KさんのきっぱりとしたBSビジョン発表が立派でした。これから木村塾で共に学ぶ中でKさんの成功の道を見ていきたいと思います、
・ ダイアードはとても良い経験になり気付きがありました。木村会長の話は2回目でしたが、モチベーションがリセットできました。
・ 「数字を入れたビジョンを創る」と同時に「それを得たらどうなっているか?」を共有することが大切だと学びました。家庭でも同じですね。
・ Kさんのビジョン発表で、自身の現状と理想像のギャップ、現状に即した課題を見つけ、クリアする。自身の理想像と世の中のギャップを知る。とても参考になり刺激を受けました。
・ 初参加でしたが一番印象に残ったのが「10年あれば何でもできる」という言葉でした。
・ 会長の「人はビジョンについて来る」「ビジョンのある人には、ビジョンのある人がついて来る」という言葉、とても印象に残りました。
・ DVDを見て涙しました。今住んでいるマレーシアと日本をつなぐビジネスができればと考えています。次はマレーシアから「セブ島木村塾」に参加したい。
・ 「ワクワクする言葉を探せ」「金はBSの良い所に集まる」「数字を持つ事が力を引き出す」。今回の学びです。
・ ビジョンが全てだ、ということを改めて思い知りました。「辞めることも、死ぬこともビジョンだ」。私はお寺でセミナーをやっているのですが、この会長の言葉はお寺で活かさなければと思いました。

2015年04月01日

No.1577 2015年3月度 実践目標の進捗報告

桜便りが全国から届く今日この頃。心新たにビジョンを公言される方も多いのではないでしょうか。
お陰さまで私は心技体とも絶好調。
とくに3月は今年初めてとなる「飯の種探しツアー」で上海を訪れた。

関空から上海の入口である浦東空港までフライト時間は、わずか2時間半。
一党独裁の閉鎖的な政治体制にありながら開放的な市場経済で突き進む人口3,000万人のこの都市は
あらゆる「前例」をなぎ倒しながら、凄まじい勢いで日々変化している。
上海は近未来NYに取って変わるといわれるが、
そこにシリコンバレーもくっつけた都市になると私は予想している。

なぜなら「人、モノ、カネ、情報、マーケット」が集まる上海には
ビッグビジネスを夢見る世界中の起業家たちが押し寄せているからだ。
現地では、日本を飛び出して成功を手に入れた起業家や企業を精力的に訪問したが、
なんといっても驚いたのが、ケタ外れのビジョン。

たとえば、上海木村塾を開催していただいた32歳の井上光晴さんは
13年後「月収100億円を実現し、若手起業家を支援する財団を設立する」と言い切る。
夢を大ボラに終わらせないところが、この街の凄さだ。
そして、彼らに共通しているのは、リスクを抱えて変化の渦に飛び込むチャレンジ精神と
めげない根性。
人の縁を大切にしていることだ。

上海というビッグステージが、潜在能力を引き出して彼らを「未来の孫正義」や
「未来の柳井正」にする。

しかし、メシの種はなにも上海に、海外にだけあるのではない。
大事な事は、行動すること。チャレンジすること。「体感」することだ。
眠っている能力を呼び覚ますために、先ずは皆さんもパスポートを取ってほしい。

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☆では、私の3月度 実践報告を。

・心(学び)
読書 30/100冊
英会話 35/100回
写経 3700/4000枚

・技(ビジネス)
飯の種探しツアー1/3回
企業訪問 25/100社
海外 1/7回

・身体
禁酒 72/200日
トレーニング 44/150回
万歩計 134/500万歩
登山 6/10回、
25階段昇り 120/200回

 

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