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2015年06月03日

No.1601 木村塾 やってみよう会 5月例会A

5月26日、大阪市北区の手品家・梅田店にて第64回「木村塾やってみよう会」を開催。
今回の「我が人生(経営)を語る」は、株式会社福沢ビデオプランニングの福澤伸雄さん。
動画・映像制作を中心に映像マーケティング事業を手掛ける。
ご好評いただいている木村塾DVDシリーズ「木村勝男 魂の経営」も福澤さんの制作だ。

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54名という過去最高の参加者を迎えた会場。
高まる期待の中、いきなり会場のスクリーンに映し出されたのは、
「両親、家族、社員さん、お客様、私の周りの全ての皆さん、ありがとうございます」という感謝の言葉。
実は発表の直前に出来上がったばかりパワーポイントが、間違って最後のシートから
放映されたものだった。
しかし、この感謝の念と素直な心こそ、福澤さんの大切な人生の理念。
発表全体を貫くテーマでもあった。

福澤さんは1963年大阪市生まれ。家電販売店電気店を営む商家に育った。
発表では、3代目であるご自身に至る祖父からの事業の変遷の流れに始まって
町の電気屋さんがいかにして映像制作業にたどり着いたのか。
自分のキャリアのスタート期のつらかった半年間。障がいのある弟さんの存在。
JC、日創研、木村会長からの出会いや学びがいかに経営者として自分を変えていったのか。
債務超過の決算書、倒産や解散の危機、その最中に心筋梗塞で倒れたこと。
もがく中での数々の失敗談など、この発表のために棚卸しされた福澤さんの人生の
大切なターニングポイントが語られていった。

決算書のスライドでは、債務超過の様子が如実な右肩下がりのグラフで示され、
中小企業にとって抜き差しならない状況だったことが伝わってくる。
しかし、グラフの最後に見事に描かれたVの文字。
今期は、なんと見事なV字回復を遂げての発表だった。
社員と数字、ビジョン、マインドを共有する中で、福澤さんが着地した見事な結果だ。

最後に福澤さんの大きなビジョン、ビジョンが発表された。
「55歳を迎える2019年には自己資本5,000万円とキリマンジャロ初登頂。
2021年には木村会長より1歳若い57歳で自己資本1億円に。そして、2024年60歳では
自己資本5億円、1,000人の起業家育成、キリマンジャロ2回目登頂、ホノルルマラソン参加。
さらに100歳までにキリマンジャロ6回登頂、ホノルルマラソン21回参加。
木村会長の起業家支援財団の後継者となり木村会長の1,001人の起業家に私の1,999人を加え、
3,000人の起業家を育成します」。

何と大きな志だろう。聞いているこちらまでワクワクドキドキする

そして、こう付け加えた。
「100年ビジョンを作ってみると自分はまだ51歳。レイ・クロックも伊能忠敬も
カーネルサンダースも自分よりも年長で大事業に着手しました。そう思うと、
まだ折り返し地点を過ぎたばかりです」と。
残り50年を感謝の念と素直な心を胸に、ビジョン実現に向けて歩んでいかれるだろう。

発表後は、やはりV字回復の背景に皆の質問が集中した。
「会社全体で意識を変えたこと。特に経営者としての自分が目標の数字、ビジョンを前に
意識が変わり、経費、お金だけでなく時間の使い方が変化したことが大きかった」
と分析する福澤さん。
苦しい時期には、オープンにした決算書を元に、社員さんにも給与削減を含む経費削減
などで協力してもらったこともあったという。
 
会場には福澤さんのお母さんも来ておられ、こんな感想を述べられた。
「100年ビジョンを実現するためには、まだ50年あります。その時間を生きるために
どうか健康に注意して欲しい」と。
それに対して「成功する姿を両親に見せたいので、お母さんこそ健康で長生きして欲しい」と
返答する福澤さん。
会場から感動の拍手が巻き起こった。

感謝の念と素直な心は、決算書に表れなければならない。
税金を払いたくないばかりに、意識的に赤字の決算書を出すようではゴールは遠い。
それを恥ずかしいと思わなければ、バランスシートの自己資本は貯まらない。
本当に感謝の念、素直な心があるならば、決算書で大きなビジョン、夢を示し続ける必要がある。

福澤さんにとって、その道は始まったばかりだ。
福澤さんには残り半生、生涯をかけて決算書に素晴らしい感謝の念、
素直な心を示していってほしいと願ってやまない。

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☆いただいたアンケートより抜粋

・ 「感謝の念と素直な心」私も目指したいです。100歳までのビジョンを聴いていて私までワクワクしました。福澤さんの人柄が私は大好きです。
・ 苦しい現状を包み隠さずオープンにされた福澤さんの勇気と決意に敬意を表します。木村会長の話も胎に響きました。叱咤から福澤さんへの愛情を感じました。
・ 自分の起業が失敗だったと考え過ぎていました。初心に戻り頑張ります。
・ 人生100年、まだまだ年月が残されているのは私も同じこと。今まで眠らせていた力を起したいと思います。
・ 決算書を公表することで社員の意識に変化がある。自社の事業もこれをヒントにやっていきたいです。
・ 私が抱いていたお笑いキャラの福澤社長とは「別人のように」数字に強いスピーチ。驚きました!
・ 100歳まで生きるのは私も同じです。100歳までのビジョンを語る! 語らねば!!
・ 福澤さんのV字回復の一番の原因は「ご自身が変わったこと」。勉強になりました。お母様との会話、感動しました。
・ 感謝を伝えると周り回って感謝が返ってくる。そのことを実感しました。また「決算書は武器になる、新しいステージへと引き上げる」。論語とソロバンをしっかりして生きていきます。
・ 私は現在24歳ですが、ビジョンを考える際に50歳までの事しか考えませんでした。福澤さんの100歳までのビジョンに生きるモチベーションをいただきました。「実力の差は努力の差」「判断力は情報の差」。ぐっときました。
・ 木村塾では毎回新たな発見があります。今回は「アウトプットする能力」。いくら能力や技術に長けていても人に言葉や文章で伝える力がなければ伝わりません。福澤さんは人に物事を伝えるのがとても上手な方だなと感じました。
・ 利益を出すにはニーズに対応する商品だと思っていたが、一致団結した社員のマインドだけでも利益につながる。やはり一番大事なのは人であり、チームワークだと感じました。
・ 会社が良くなるのも悪くなるのも経営者の意識と行動だと感じました。良くなるには経営者の強い覚悟から全ては始まると気付きました。
・ 木村会長の総括は厳しくて愛情が深く、いつも感動します。



 

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