« No.1606 福井木村塾 第9回セミナー開催 | HOME | No.1608 第5回 木村塾女性セミナー 開催 »

2015年06月12日

No.1607 木村塾やってみよう会 6月度例会@

6月9日、大阪市北区の手品家・梅田店にて第65回「木村塾やってみよう会」が開催された。
今回の「我が人生(ビジョン)を語る」は、福井県あわら市にあるファーストトレード(株)
代表取締役の三上良平さん(37歳)。

同社は「楽天」の中国版といわれる「タオバオ」の輸入手続代行サービスを手掛ける会社。
2009年4月に資本金100万円で設立、BS経営を実践して4年目を迎えた今期、
なんと自己資本1億1,000万円を超えた。
1年ぶりの再登板だが、そんな木村塾切っての起業家の話を聞こうと多くの塾生が集まった。

IMG_1961%82%DD%82%A9%82%DD4.JPG IMG_1964%82%DD%82%A9%82%DD1.JPG

1977年福井県生まれの38歳。高校卒業後、クルマの整備、トラック運転手、メガネ職人、
ホテルマンなどさまざまに転職するも、どれも「飽きっぽく」長続きしなかった。
しかし、家族を抱えてお金の必要に迫られる。

私と出会ったのは、三上さんが生活のために再び長距離トラックの運転手をしていた時だった。
私のBS経営の話を聞いた三上さんは、「1年後に起業する」と決めて色んなプランを出した。
最初にぶつけてきたのは「開業資金1,000万円を借りて起業する」といもの。
しかし、私は賛成しなかった。起業家はリスクを恐れてはいけないが、
家族を抱えて致命傷になるようなリスクを取るべきではない。
「運転手をしながらできるビジネスを考えてはどうか」という私のアドバイスで
次に三上さんが考えたのが、中国から物品を輸入してネットのオークションで販売するビジネス。

ところが、肝心の商品が1カ月経っても中国から届かない。連絡もつかない。
間に頼んだ輸入代行業者があまりにもズサンな「殿様商売」だった。
仲間のコミュニティに聞いてみると、みんな同様の不満を持っている。
そこで三上さんは「使いやすい代行業を自分でしたらビジネスになる」と閃いた。

中国でビジネスパートナーを探そうと、同業者の集まるネットの掲示板に求人を投稿した。
中国語はもちろん英語も苦手な三上さん。投稿は「日本語」だ。
これがよかった。「もし、中国語で出していたら、中国語ができる人しか応募が来ない」。
日本語や日本の事情に精通する現地パートナーが見つかり、提携した。

現在、あわら市にある本社のほか、中国でも上海近くの南通市に現地法人を設立し
輸入代行事業のほか新たにメンズバッグの製造にも着手している。
三上さんにとって経験や言葉の壁は、ハンディでも何でもない。

BS経営を実践する同社は、2年目に自己資本950万を達成したのを皮切りに、
信じられない勢いで急伸している。
三上さんの情熱と大きなBSビジョンが人を動かし、強いBSが信頼となってさらに資金を呼び込む。

これまで何千社もの決算書を見てきたが、わずか4期で自己資本1億円を達成した会社はない。
人間は2つのタイプがある。「やる人」と「やらない人」だ。やる人は、まず動く。
やる人は、やれる方法を考えるが、やらない人は、できない理屈を並べ立てる。
三上さんができたのは「やる人」だったことだ。

起業家ならば、1億円の自己資本を目指してほしい。
というのも、自己資本は納税の証。日本経済に大きな貢献をしていることになるし
社員にとっても大きな誇りになる。そんな会社が世の中に支持されないはずがない。
何より、1億円の自己資本を達成すれば、ステージが変わるだろう。
それまでとは全く異なる、新しい景色が見えてくる。

三上さんは10年後のBSビジョンとして次のように話した。
「自己資本を10億円に。そして、尽力してくれる幹部社員に報いるために、新たに会社を
興して3人の社長をつくります」と。

発表の回を重ねる度にプレゼン力のみならず、風貌も態度もどんどん輝きを増していく三上さん。
その変化に驚いたのは私だけではないだろう。会場は感動に包まれた。
「できた」という自信が、人を磨きあげていく。

三上さんが特別なわけではない。
誰でもやったらできる。みんな、できる。

IMG_1965%82%DD%82%A9%82%DD2.JPG IMG_1967%82%DD%82%A9%82%DD3.JPG

☆いただいたアンケートより抜粋

・ 背中を追い掛けていきます。いつか同じお金のステージで共に熱いビジョンを掲げて走る仲間になれるように!!「何もない人生を送ってきた」との言葉、身に染みました。もしも今、何もなくても想いさえあれば、4年で1億円のステージに上がれる。そんなモデルケースをつくり上げている三上さん。全ての人に勇気を与える人生、生き様だと感じました。
・ やりたい事、思っている事を直ぐに行動に移す行動力と実践力。転職を繰り返して起業してからも様々な職種や商品に取り組むパワー。すばらしいと思いました。
・ 殿様商売をしていた代打事業者への疑問から「これをやったらビジネスになる」と思ったこと。これば新規ビジネスの公式だと思いました。私もこの公式を生かします。
・ 行動あるのみ。チャレンジすることの大切さを知り、日々の中にいくらでもビジネスチャンスがあると知りました。今からやります!
・ 一瞬の出会いを見事に生かした三上さんの誠実さに感銘しました。成功をイメージする力がすごいと思います、
・ 結果を出すこと。1億円のステージに立つと自分が磨かれる。人を活かせる立場を提供することができる。10年後のビジョンがすばらしいです。
・ 普段の仕事の中の不満、不便から「メシの種」を見つけて実行されたのがすばらしい。とにかく行動する姿勢が結果を作りだしていますね。私にとって目標となる方が現れて幸せです。
・ 私は今まで目標を達成できいければ次に進んではいけないと思っていましたが、それでは成長が遅くなる。これからはとりあえず「やる! 」と強く思いました。
・ 「成功すればお金が儲かる。失敗しても経験が儲かる」という会長の言葉の通り、なんでも経験することはすばらしいと思いました、勇気をいただきました。
・ 「年収1,000万円の社員」「自己資本1億円はステージを上げる」「BSは人を育て、自分も育てる」。インパクトがありました。
・ 「やると決めたら頭を真っ白にしてとにかくやる」。三上さんの最後の言葉が全てだと思いました。「発想」と「行動」を直結させます。



 

Copyright (C) 2015 KimuraKatsuo.com committee. All Rights Reserved / Powered by Genius Web