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2015年07月30日

No.1628 大阪木村塾 BS経営相談所 7月度 開催

7月24日、大阪木村塾7月例会が大阪産業創造館で開かれた。
今回は「BS経営」を掘り下げる中で「自己資本1億円のBSビジョン」に挑む2人の
塾生さんにご登壇いただいた。

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一人目は大阪市内で不動産業に携わるAMコーポレーションの茂山富寶さん。
茂山さんはUBIの前身である関西ホームの元社員。
退職後、不動産仲介の会社を設立。その後も木村塾でBS経営の勉強を続け、
10年目となる今期、晴れて「自己資本1億円」を実現した。
私がこのビジョンに到達したのは、会社設立から40年。それを思えばものすごい勢いだ。

社員は5名。一人当たりの自己資本は2,000万円。
「達成できたのは会長と約束して何がなんでもつくろうと思ったから。仲介業の売上に
頼っていては到底無理。不動産事業にシフトし自分の給料を4割減らし、車も売却するなど
贅沢を止める中でBSを貯めました。数字をオープンにすると社員も本気になりました」

そして、達成した自己資本1億円。もちろん「税金川」を渡って!
このBSが信用力となり、銀行からの資金調達を容易にする。

BSはPL(損益計算書)の結果としてつくられるものではない。
茂山さんのように経営者自らの強い意志によって「意図的につくる」もの。
PLは強いBSをつくるための手段に過ぎない。
いいBSをつくることができないのであれば、手段を変える、
つまり、いまの事業に固執せず新しいビジネスを始めるくらいの大胆な発想がほしい。

それを実践しているのが、開運財布の製造販売事業を展開する松岡美奈子さん。
東日本大震災で経営していたリフォーム会社が打撃を受ける中、強いBSをつくりたいと
住宅建築で培った「風水」のエッセンスを盛り込んで開運財布という新分野に乗り出した。
その狙いが当たり、「2017年、自己資本1億円」のBSビジョンを掲げる。

松岡さんは言う。
「私が売っているのは財布ではなく『幸福』。鑑定士育成のスクール事業もやっているので、
財布を買って幸せになった人が今度は鑑定士になって新たなお客さんを開拓してくれます。
みんなが幸せになる仕組みを創るのが経営者。ビジネスだけでなく財団をつくり
女性起業家を支援したい」

起業家とはカタチを変え、メシの種を創る人。
BSビジョンは、500万でも1,000万でも全然かまわない。
しかし、「自己資本1億」を掲げると、達成できる方法が見えて来る。
そして、それをクリアすると「10億円」が視界に入る。
上に行けば行くほど競争相手が減って、さらに新しいステージが実現可能になる。

それは特別な能力を持つ人だけが叶えられる話ではない。
だれでもできるのだ。大志さえ抱けば。

数字を入れたBSビジョンを公言して、一人でも多くの起業家をつくろう。

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☆いただいたアンケートより抜粋

・ PLの成績を上げてBSの内容を高める。BSの基本はPLです。私も製造業の考え方が抜けません。PLを上げる為の「方法」。この方法が、あらゆる業種になるとは! ビックリです。
・ 今日は経営とは何か、頭でなく身体で勉強した感じです。私も頭を真っさらにして考え直します。
・ 木村会長、茂山さん、松岡さん。具体的なBSに向ける取り組みを聴く事ができて刺激を受けました。日本における資源、いつでもどこでもチャンスはある。ビジョンを決め目標をクリアにして前進していきます。
・ 何のために自己資本を増やし、BS経営を実践するのかが分かっていない自分がいます。著書も拝読させていただき、少しずつ学びを重ねてまいります。
・ 今日は起業家になるための志について学ぶことができました。やれることを探すより、目の前の事にチャレンジがあることに気付きました。BSビジョンを自分のものにしたいと思います。
・ シビレました。ビジョンで人が動機付けられていく。ワクワクするビジョンをしっかり描く大切さを学びました。BS経営よく分かりました。自分に言い訳しない経営をします。
・ 経営の勉強に限らず人生の極意を学びました。自分は23歳ですが、木村会長が20代ならこれだけはやっておく、という事を教えてください。
・ 先ずは茂山さんや松岡さんの背中を追いかけてカタチをつくることからやっていきます。

2015年07月29日

No.1627 木村塾パワーアップセミナー「より以上を目指して生きる」

7月21日、北区にあるマジック・バー梅田店で第1065回パワーアップセミナーを開催。
テーマは「より以上を目指して生きる」

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この言葉は20年以上前、バブルが弾けて奈落の底に突き落とされ、
経営の勉強を一からやり直す中で出会った、感性論哲学者、芳村思風先生の箴言だ。
芳村先生は、「感性論哲学」という感性が生命や人間の本質であり、
宇宙の究極的実在であるとする哲学を体系化させた人物として知られる。
以来、私はこの言葉を座右の銘として脳裏に刻み、弊社の理念の中に使わせていただいた。

「共に学び共に成長する」「豊かさの創造、より以上を目指して生きる」
「情熱を燃やせ、挑戦する勇気を持て」「誠実であれ」
これらは、UBIの理念であると同時に木村塾の理念でもある。

では、「より以上」とは、どういうことだろう。
「より」は「今より」ということになるが、目指すからには着地点、ゴールが必要だ。
どんな自分になりたいのか。どんな会社にしたいのか。どんな暮らしをしたいのか。
将来のビジョンなしに「より以上」が実現するはずがない。

「大ボラを吹いて10年後のビジョンを描け」と私が口をすっぱくして言い続ける理由はそこにある。
この高い壁が、皆さんの潜在意識を引き出し「より以上」の世界へと導いてくれる。
そして、公言する。
人を巻き込むには熱くビジョンを語ることだ。

今回も新規の方を含めて全員、唸るほどすばらしいプレゼンテーションをされた。
全体の力が確実にレベルアップしていると肌で感じる。
浅田先生のフィードバックやレギュラー陣が初参加の人の力を引っぱり上げてくれるだけでなく、
四半世紀、人から人へ引き継がれ1,061回積み重ねてた学ぶ仲間たちの見えないパワーが、
全体を底上げしてくれている。
まさに継続は力なり。本物は続く。続けると本物になる。

人間の能力は、本来持っている潜在能力の3%しか使われていないといわれる。
皆さんの残り97%の潜在能力を引き出して素晴らしい人生が花開くことを目標に、
パワーアップセミナーも「より以上」を目指したい。

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☆いただいたアンケートより抜粋

・ プレゼン上達の目的で参加したのですが、言葉に出すことで行動につながり成長すると深く感じることができました。
・ 人前で発表するという事は学生の頃、大の苦手でした。しかし、自主的に発表する場があるのはありがたいこと。感謝しか湧いてきません。私も将来必ずこのような会を開き、世のため人のためになりたいと思いました。
・ 全員がこの会場で「言葉を発する」。とてもすばらしいと思いました。私も人を巻き込める人間になるため日々進化していこうと思います。
・ 「人前で発表する」という苦手な分野に自分を追い込むことで気付く事は本当にたくさんあると思います。まず私は「追い込まないとやらない」という事。本気で考えて口に出してみたら「幸せを感じられる自分なりたい」と思っている事に気付きました。
・ 人前でスピーチするのが苦手でしたが、それを克服する場がなかったのでこのセミナーはすごく勉強になりました。皆さんのいろいろな考えを聴くことができるのも良かった。
・ 「思考とは関係なく行動が心に安心感を与える。幸せを感じることができる」というHさんのお話が自分の中ですごく刺さりました。そこが気になるということは、自分の課題も行動なのだと改めて気付きました。
・ 自分の潜在能力を引き出すために「より以上を目指して」生きる意識。大きなビジョンを掲げ、高い壁に挑む。そのビジョンを語る。この3点を意識していきます。
・ 皆さんのプレゼン、浅田先生のフィードバック、木村会長の講義を通じて今日もたくさんの気付きがありました。人を巻き込めるか。1年8,760時間をどう使うか。3%しか使っていない潜在意識の残り97%をどう引き出すか。死ぬまで成長する。つながりを大切にして皆でパワーアップしていこうと思います。

2015年07月28日

No.1626 「IFC」7月公開例会で講演

7月17日、関西・北陸地区の正規輸入車ディラーや専門店などで構成する
「インポートカー・フィーチャー・クラブ(IFC)」(会長=吉田尚司氏)の7月例会が
大阪市天王寺区のホテルアウイーナ大阪で開催された。
お世話役の藤川昌浩さんとは長年の勉強仲間。今回の講演はそのご縁で実現した。

テーマは「逆境に勝る師なし」
我が起業家人生を通して、逆境が教えてくれた大切なこと=「変化はチャンス」と、
60年間の経営で最大の危機から編み出した「BS経営」についてお話させていただいた。

日本はいま、明治維新と太平洋戦争での敗戦に次ぐ大変化の時代を迎えている。
過去の二つの変化が日本に飛躍的な発展をもたらしたように、変化の時こそチャンスだ。
では、変化に呑まれず、チャンスにするために何が必要か?

答えは「変化対応力」を持つことだ。
BS経営とは、BS(バランスシート)にある自己資本を積み上げて強い財務基盤をつくると共に
一人ひとりを経営のできる社員に変える人財育成のメソッドでもある。
BSがしっかりしていれば、会社の「万が一」の事態にも備えられるし
「強いBS」は資金調達の際に最強の武器になる。
いいかえればBS経営は、どんな変化にも適応できる最大最強の「変化対応力」だ。

また、BSはPL(損益計算書)の結果として自然につくられるものではない。
経営者自らの強い意志によって「意図的につくる」もの。
10年先、20年先をゴールに見据えたBSの目標額=「BSビジョン」を決め、
幹部社員と共にめざすことが、何を置いても必要になる。
強いBSをつくるためには極端な話、事業(業種)そのものをチェンジするくらいの
大胆な発想があってもいい。

「共に学び、共に働き、共に勝ち残る」をスローガンに掲げ、業界発展のために
尽力してこられたIFC。
「共に学び共に成長する」を理念の一つに標榜する木村塾とも共通する思想がある。
学びに対する皆さんの真摯な眼差しや活発な質問に刺激されて私も大いにエキサイトした。

この日は連日の出張で疲れもあり、懇親会をご辞退させていただいだいたが、
燃えたぎったせいか、帰路、会場近くの上本町駅で居酒屋の前を通ったら吸い込まれてしまった。
キンキンに冷えたビールの、なんとまあ旨いこと!!

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☆いただいたアンケートより抜粋

・ 頭を強くぶん殴られて感じです。なるだけ税金を払いたくない、自己資本なんて殖やす必要なんかない。そう思っていました。大きな間違いであることに気付きました。今日が第二創業の日です。売上に人と情報が集まって来ると思っていた自分を恥じ、自己資本と総資本にビジョンを持ちます。
・ 現在65歳。創業37年。いろいろなセミナーに行きコンサルタントに意見を求めましたが、本日一番ショックを受けました。明日からやり直します。死ぬまで現役、勇気100倍です。本年度中にROE10%達成します!
・ 常識と既成概念に捉われない考え方。常に目標を持ち、それに向かって明日を生き抜く。経営に対する情熱を感じました。
・ 言葉と数字を入れた10年後BSビジョン。私は経営者ではありませんがとても刺激を受けました。
・ 前向きに生きる力が湧きました。学生ですが、今日の話を活かしていこうと思います、
・ 時間を忘れて聴き入ってしまいました。胸がドキドキしています。
・ 会社は私利私欲のためではなく、世の中のためにある。最後の一言に尽きました。20年後、30年後に今日の木村会長との出会いに感謝できるよう、頑張ります。
・ 迷いの中、光明が見えました。
・ 会社に帰りBSを見ようと思った。少ない人数で利益をトヨタ以上に上げる。とても痛快である。しかし、雇用を増やし税金を払うという点で、少数精鋭は雇用を増やすことにはならないのでは?と思った。
・ チャレンジできる環境の中でリスクを恐れて動けずにいる自分を再認識しました。物事の見方を変えるべく一歩踏み出します。
・ 当社は総資産の回収率をベースに経常利益計画を立て、それを達成するために売上計画を立てるようにしています。最終着地点からセットバックしていく自分の発想が、大きくズレていないこと、軸がブレていないことを本日再確認できました。

2015年07月27日

No.1625 木村塾やってみよう会 7月度例会@

7月14日、大阪市北区の手品家・梅田店にて第67回「木村塾やってみよう会」が開催された。
今回の「我が人生(ビジョン)を語る」は、京都市内の医療法人に理学療法士として勤める傍ら
カフェ経営にも携わる嶋田昌弘さん(30歳)。
嶋田さんが取締役を務める株式会社「Creation du reve」はこの6月、京都市右京区西京極に
「つむぐカフェ」をオープン。人と愛犬が仲良く集える空間として話題を集める。

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嶋田さんは三池炭鉱で知られる福岡県大牟田市で精肉店を営む家に生まれた。
やんちゃで電車好きな幼少時代。小学生の頃は泣き虫でいじめられることもあったが、
心と体を鍛えるために少林寺法を習って緑帯になり、すくすく成長した。
中学校ではハンドボール部に所属。文武両道で勉強もがんばり、地元では有名な進学校に進む。

高校ではハイドボールに変わって演劇部に入部した。実は子どもの頃から時代劇ファン。
目立ちたがり屋でなかったが、舞台の上に立つと演じる楽しさに魅了された。
一方、生徒会では会計に。眠っていた潜在能力がどんどん開花した。

しかし、そんな嶋田さんも人生初の挫折を味わう。
第一志望の国立大学受験に失敗。
ボランティア活動に参加した経験から理学療法士にギアチェンジし、
専門学校を受験するも、なかなか受からず悶々とした。
「自分の気持ちが弱かった」と当時を振り返る。

ようやく合格した岡山の専門学校でも実習レポートでは赤点ばかりだった。
折れそうになる気持ちと闘って卒業。福岡にあるリハビリ事業を行う会社に就職した。
現場は仕事の質や大変さに報酬が追いつかない厳しい世界。
1〜2年目は先輩方のサポートもあり頑張れたが、年収の低さに不満が募った。
転機は先輩から聞いた「29歳人生決定説」。
昨年4月、29歳になったのを機にステージを変え、大好きな京都に移り住んだ。

そこからの嶋田さんは活動的だ。京都で婚活パーティーを主催し様々な勉強会に参加した。
活動を通じて知り合ったのが、洋菓子店のオーナーパティシェの堀口明裕さん。
堀口さんの紹介で木村塾に参加すると嶋田さんの起業家魂に火が付いた。
理学療法士9年目の今年、堀口さんと組んで新たに今回のドックカフェ経営に乗り出した。

嶋田さんが51歳になる20年後までのビジョンを次のように語った。
「私を育てた大牟田に恩返しがしたいんです。35歳までに伴侶得て、36歳で大牟田に戻り
理学療法士として培った経験を生かして健康増進のための事業を起こします。
貯金を500万、41歳には1000万円、51歳までには1億円にします」

起業家の道を歩み始めた嶋田さん。
カフェ経営ではクリアしなければならない課題が山のように出て来るだろう。
しかし、課題が出てきたら喜ぼう。課題は成長の糧だ。
9月には私たちと一緒にキリマンジャロにも挑戦されるが、
目の前に立ちはだかる壁が、経営にとって、人生にとって一番大切なことを教えてくれる。
壁の高さはその人の器。
自ら高い壁に果敢に挑む嶋田さんの人生に、惜しみない拍手を送りたい。

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☆いただいたアンケートより抜粋

・ 嶋田さんの成長、変化してこられた軌道に感動しています。熱い想いや優しさ、持っているお宝へこれからもどんどん育んで社会貢献してください。期待しています。参加者の方々の感想もよかったです。
・ 目標を明確にすることは大切なのだと感じた。10年後の自分、ビジョンを考えたことがなかったので貴重な時間でした。
・ 真面目さ、素直さがいかに大切か! 自分の人生を幼い頃から一度振り返ってみよう、自分のルーツを見直し、感謝するべき人をあらためて把握したいと思いました。
・ 二兎を追う者は二兎を得る! 三兎を追う者は追いまくりで五兎を得る!! 嶋田さん。人生勉強しまくりでチャレンジし続けてください。
・ 実直、素直という言葉がぴったりな強い方だなあと感じました。色々な経験からにじみ出す、芯のある熱意が素敵でした。
・ 初参加でしたが、お話を聴いて、今まで自分が考えていなかった思いや気付きがありました。私も自分と向き合って自分を知るところから始め、夢を実現します。
・ 頭の良い分析家で終わることなく、大きな夢に向かってチャレンジし続けてください。スピーチ力も抜群、目つきもりりしくて本物の志士に見えてきました。一緒にこの国の素晴らしい未来をつくりましょう。
・ 自分たちのビジョンは人をエンロールさせ、具体的に大きくなっていくのだと。人は人で生かされていると強く感じました。また、今の悩みを悩みにしているのも自分自身だと。
・ 嶋田さんのお話を聴いて独特の優しく面白いオーラを感じました。人を見る新たな視点に気付きが得られました。
・ 公的介護保険サービスが悪化の一途をたどるいっぽう、介護スタッフの給与が低水準。国の財源がないので患者とスタッフがwin winになるためには付加価値の高い民間サービスを生みだしていくしかない。頑張ってください。
・ 嶋田さんの「今を生きる」という言葉がすごく響きました。過去に捉われず未来に不安を抱かず、今を精一杯生きる。素晴らしいと思います。
・ 自分と重なる部分が多かった。まだやりたい事が見つかっておらず、目標に向かって挑戦している姿を見て自分も『何かしたい』という気持ちが強まりました。

2015年07月21日

No.1624 益田をスポーツとマジックで元気にするプロジェクト構想

UBI会長を引退して4カ月。
70代から始めた起業家育成の活動などの社会還元に一段と想いが強まる中、
わが郷里・島根県益田市への恩返しの構想が見えてきた。
名付けて「益田をスポーツとマジックで元気にするプロジェクト構想」(あくまで仮称だが)。

そのプランを具体化するため、7月14日、
マジックポットの前田真孝社長と征矢竜太朗副社長を伴って益田市へ視察に訪れた。

私が描くプランは、こうだ。
人口約5万人弱の益田市も他の地方都市に漏れず過疎高齢化が進み、経済も減速している。
そこで、一つはマジックを通じて自己肯定感の持てる子どもたちを育てる傍ら、
マジック愛好者を増やすことで地域に「マジック」という新たな観光資源をつくり
まちおこしをしようという構想だ。

マジックは、単に見る人を楽しませるエンターテーメントではない。
自分がマジックをすることで自信と自己肯定感を養い、
コミュニケーション力を磨くという力を持っている。
その成果は、木村塾の「やってみよう会」や「パワーアップセミナー」に参加する
同社のマジシャンたちを見れば明らかだ。
彼らはこぞって超プラス思考で豊かな表現力やコミュニケーション力を備えているが
これは生来のものではなく、マジックを通じて培われたファクターだという。
将来マジシャンにならなくても、マジック人を喜ばせるという成功体験を積めば
自らを輝かせて自燃型の人生を送ることができるだろう。
実際、高知県では教育現場にマジックの授業を取り込み、成果を上げているという事例がある。

益田市では、市役所に山本市長を表敬訪問したほか教育関係者の方々にもお会いして、
子どもたちの実情やマジックの可能性に対する率直なご意見などを賜った。

一方、マジックと並行して益田市をスポーツで元気にするために
スポーツ振興活動を行うNPO法人「ボアソルテ・スポーツクラブ」への支援を行う。
同法人は、ボアソルテ美都FCほかサッカースクールや野球塾などを運営する。
ボアソルテ美都FCの出身者には、デフリンピック(耳が聞こえない方々のオリンピック)
サッカー日本代表の竹内裕樹選手がおり、世界での活躍が期待される。
チームを率いる理事兼コーチの大賀肇さんは元中学教師。
スポーツクラブの経営で地域を活性化したいと50歳で退路を断ちNPOを立ち上げた熱き起業家だ。

幸い、皆さんの感触もよく、「ぜひ実現させましょう」という力強い声をいただいた。
「地方だから」「子どもが少ない」「産業がない」は、できない理由にならない。
山陰の一都市、益田から「カタチを変え、メシの種をつくる」。
多くの起業家が誕生して街が活性化すれば、全国に波及し日本が元気になるだろう。

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2015年07月18日

No.1623 「新大阪倫理法人会」モーニングセミナーで講演

7月14日、前夜のナイトセミナーに続き新大阪倫理法人会が主催するモーニングセミナーが
6時30分から新大阪ワシントンホテルプラザで開催され、お話させていただいた。
朝活の元祖といわれるこのセミナー。全国では毎週700カ所で開催されているそうだ。
朝にふさわしく講演のテーマは「メシが食える力をつけなさい! 」

人生において大切なことは何だろう?
もちろん、答えは1つではないし百人百様だが、私ならこう答える。
「自分で自分を養える大人になること」
つまり、何があっても、いつからでも「メシが食える力」を常に持っていることだ。

当り前のことだが、これが出来ていない人は意外に多いのではないだろうか。
しかし、メシが食える力があればどんな不確実な時代にも生きていけるし、
何度振り出しに戻っても復活できる。

14歳で社会に出て60年間、いろんな事業にチャレンジし続けた我が起業家人生も
原動力は、この秘密兵器にあったのだ。
起業家とは「カタチを変え」「メシの種を創る」人だ。

スピーチの時間は約30分。
一生モノのこの力を手に入れる、とっておきの方法をお伝えした。
そして、最後は未来の私から自分に当てた「80歳からの手紙」を読んで終了。

前夜に続いてセミナーにご参加いただいた方も多かったが、さらにその中の数名の方には、
この日の夜に開催された大阪木村塾の『やってみよう会』へもお運びいただいた。
講師冥利に尽きというものだ。
と同時に、皆さんの貴重な時間を1分、1秒も無駄にする内容であってはいけないと思う。
清々しい空気の中であらためて気合いを入れた。

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☆いただいたアンケートより抜粋

・ 起業家になる! それも1つではなくいくつもの起業家に!! 時間は財産。10年後のビジョンをつくる。大変ショッキングなセミナーでした。木村塾に参加します。
・ 「起業家をつくることが日本をよくする」「経験がなくても起業はできる」。美容ディーラーだけで50年の会社で2代目社長をしていますが、私もカタチを変え、メシの種を見つけて新事業を展開したいと思いました。世界を視野に入れてビジョンを描きます。
・ 「カタチを変え、メシの種を創る」という起業家の定義。サラリーマンにも当てはまる素晴らしい指針です。こういう人が増えなければ日本はダメになる! 危機感がひしひしと伝わりました、
・ サラリーマン歴26年。起業したい夢に向かって勉強中です。会長のお話をあと49回聞きたい!!
・ 起業家とはカタチを変え、メシの種を創る! 少し頭を柔らかくして、今日のこの時から考え方を変えました。何歳からでも遅くないのですね。
・ 今まで自分で何かやろうとしてアクションを起した事がなかったのですが、このセミナーを聞いて自分もカタチを変えて、メシの種を創りたいと思いました。言い訳をせず新しいことにチャレンジします。
・ 今までの考え方と全く違う事に目からウロコでした。木村先生のお話を聞いていると自分でもできる! 何でもチャレンジしよう! という気になりました。
・ 自分の将来がはっきり見えてきました。言い訳するより、やる方法を考える。会社は自分のものではなく公共のものと考え、数字を社員に公開して起業家として育てることでBSはさらによくなり、社員に夢を与えることができる。 そんな会社を創っていきたいです。
・ カタチを変える、メシの種を創るのが起業家であるという考えに共感しました。現在の状況を打破するために「やってみなわからん」精神でチャレンジします。

2015年07月17日

No.1622 「新大阪倫理法人会」ナイトセミナーで講演

7月13日、新大阪倫理法人会が主催するナイトセミナーが
新大阪ワシントンホテルプラザで開催され、講師としてお招きいただいた。
午後18時30分、満席の会場でDVD上映からスタートした講演のテーマは「逆境に勝る師なし」。

私の原点は3つある。
14歳で迎えた父の死。5人兄弟姉妹の長男であったこと。
そして、日本というステージを与えられたこと。

10〜20代前半は、「家族を養わんがために」がむしゃらに働いた。
日本の高度成長期と共に30種以上の事業に挑み、失敗と成功を繰り返した30〜40代。
50歳で迎えたバブルの崩壊では、巨額の負債を抱え奈落の底へ叩きつけられたが、
自らの経営を省みる中で「BS経営」という王道の経営に行き着き、再生を果たした。
この経験のどれが欠けても今の私はない。

「逆境に勝る師なし」は我が半生を上梓した際に出版社が付けてくださった本のタイトルだが、
私自身、我が身の置かれた環境を「逆境」と感じたことは、実は一度もない。
「変化」に対して「やってみなわからん」と思ってチャレンジし、
「やったことしか残らん」と結論付けたまでだ。

しかし、立ちはだかる壁が高ければ高いほど、問題課題が大きければ大きいほど
気付きや発見、後に掴んだものが大きかった。
天はその人に乗り越えられない壁は与えない。立ちはだかる壁は、その人の器だ。
そして、その壁を乗り越えたとき天は「さらなる大きなステージ」を用意してくれる。
壁が人を磨き、成長させてくれる。

逆境=変化。変化こそチャンスだ。

ナイトセミナーは2時間。「BS経営」や[起業家]など、木村塾のエッセンスも盛り込み
全身全霊を傾け「一期一会」の心意気でお伝えした。
今回の講演は、フェイスブックでつながった出崎三恵会長からのリクエストで実現した。
食い入るように聞いてくださる皆さんの視線に加え
「こんな話なら数回来てほしい」と、出崎会長からありがたい感想をいただいた。
共に学ぶ仲間との絆を感じると共に、「学ぶ」とは、変化対応力をつけることだと
あらためて実感するセミナーになった。

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☆いただいたアンケートより抜粋

・ 世の中にお金を返していく考えが素晴らしい。時間持ち=お金持ち。時間をいかに有効に使うかが結果を変える。「起業家をそだてる会社」そんな会社は初めて聞きました。良い知識になりました、
・ やってみるしかない! と気付き行動を始めました。子どもの頃はtakeしかなく、今はgive&take、いつかgive&giveになるため、今を全力で生きて学び、理想の状態に持っていきます。
・ 実体験からの生きた迫力のあるお話。膝を打つ内容ばかりでした。
・ 一番前の席で括をいただきました。やはり起業家の人生を送りたい。会社を創ることを楽しむ感覚にしていきます。
・ 誰にでもチャンスがある。時間の大切さにあらためて気付かされました。私も大きなビジョンを持って世の中に役立つように生きていきたい。
・ 2年前まで金融機関で融資の仕事をしていました。決算書の見方、BSに経営の全てが表れる。まさにその通りだと思いました。
・ 今まで借金してはいけない、など自分の考え方が全て「逃げる」ための口実だったと気付きました。今からでも勉強し直し、世の中に少しでも貢献できる企業を創りたいと思います。
・ 「変化をチャンスと捉えてできる方法を探すか、怯えて言い訳して終わるか」。自分に与えられたものを社会に返せるようになりたい。
・ 素晴らしい情熱、パワーをいただきました。と同時にBS経営、ソロバンの大事さも!!
・ 「チャンスを逃がすな」「カタチを変えてメシのタネを創る」。今日が私自身の変化の日になると思います。10年後の目標を立てて一刻も早くスタートを切ります。
・ 現在は大きな局面にある!! 悲観的に感じず、チャンスと考えて行動します。
・ 起業家と実業家の違いにドキッとしました。今日の話を聞きワクワする自分がいます。
・ 人のせいにしない。言い訳しない。知らなくてもチャンスを活かす。肝に銘じて実践します。
・ 成すも成さぬも自分次第。変化に対応し、チャンスを掴むためにどうすればやり遂げられるかを考えます。
・ 「まず登る山を決める。自分を活かすためにカタチを変えてメシのタネを創る」。明日の朝礼でスタッフに話します。

2015年07月11日

No.1621 木村塾パワーアップセミナー「ピンチはチャンスとは?」

7月7日、北区にあるマジック・バー梅田店で第1064回パワーアップセミナーを開催。
今回も3名の初参加者を迎え、新鮮味溢れるセミナーになった。

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テーマは「ピンチはチャンスとは?」
ダイアードの後、いつものようにトップバッターを競って一斉に手が挙がる。
この雰囲気が場を盛り上げる。
そして、「考えがまとまっていませんが、トップをとろうと前に出ました。ピンチです!」
と1番手のプレゼンテーションが始まった。
なるほど、これぞチャンス! この気概。
ピンチは自分でつくる。これがいい。

皆さん、それぞれ自らの体験の中から話を引き出した。
「私の中でピンチは言い訳。人生、チャンスだらけ」と言い切った方も。

私自身もピンチをピンチとも思わず、ひたすら変化対応しながら突き進んだが
バブル崩壊で巨額の負債を抱えたときには、さすがにうろたえた。
しかし、そのときに出会った言葉。
「天はあなたに乗り越えられない壁は与えない」
この言葉に、どれだけ勇気をもらったことか。
そして実際に乗り越えることができた。

何かを成し遂げようと思えば、必ずピンチ(課題)はやってくる。
成功を核としてピンチという皮が包んでいる。そんなイメージだ。
それを乗り越えることが成長とつながる。
ピンチは自分の器を大きくする。
ピンチのない人にはチャンスもない、逆もまたしかり。
時には自分からピンチに立ち向かうことだ。「ビジョン」は、自らがつくるピンチだ。

ピンチのときは落ち込むが、その時は考え込むより行動あるのみ。
行動してテンションが上がれば、落ち込むこともない。
落ち込むこととテンションを上げることは同時にできない。
大きなビジョンを持って、大きなチャンスをつかんでほしい。

メンバーの気合いと浅田先生の温かく包み込むようなフィードバックが、
皆さんの体の奥で眠っている潜在能力を呼び覚ます。
「こんなセミナーは初めて」「感動しました」と、初参加の皆さんからうれしい感想をいただいた。

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☆いただいたアンケートより抜粋

・ たくさんの人がそれぞれ持っている視点や考えを、この刺激的な場で聞くことができて本当に良かった。新しい自分に直面できるので次回も参加します。
・ 貴重な3分間でした。「人生はプレゼンの連続」だと理解していますが、実際にやるのは本当に難しい! 毎日1分でも家で研修します。とにかく行動して壁を乗り越えて成長していきます。
・ 人生はピンチとチャンスの連続。チャンスが来ると次のピンチが来る。心持ち次第で素晴らしい自分の人生を創造していく気付きがありました。
・ ここに1来ると本当に元気が貰えます。エネルギー充電完了しました!!
・ 「ピンチはチャンス」というのは今ですね! 生かされている「今」がここにあります。
・ 自分にチャンスを与え続け、ピンチに勝ちます!
・ 向上心を持つとピンチが来て、チャンスが来る。その通りだと思います。
・ 人間はできない理由を探していると「ピンチ」。できる方法を考えると「チャンス」になります。目の前の出来事をチャンスだと思って、これからも頑張っていきます。
・ ピンチだらけの人生。それをチャンスとして取り入れてきたからこそ、今の私がここにあると思います。自分の人生を振り返る良いチャンスでもありました。
・ 成長しようとする気持ちがなれければチャンスもピンチも手に入れることはできないことを教えてもらいました。
・ このセミナー自体が僕にとって毎回ピンチです。ただ、その先にはしゃべりが上手くなる、考えを整理して言葉にする等、人間力が付いて成長できるというチャンスがあります。今日もまた一段、成長できたかなと感じています。

2015年07月10日

No.1620 「兵庫信連 神戸みのり会」総会のセミナーで講演

7月7日「JAバンク兵庫信連 神戸みのり会」の総会が15時から神戸ポートピアホテルで開催され、
講師として講演させていただいた。
会場には会長の中橋正敏氏(日和産業且謦役社長)をはじめ、兵庫を代表する企業のトップである
経済界の重鎮が多数ご臨席され、おごそかな雰囲気に包まれた。

総会の後、15時半からスタートした講演のテーマは「強くて良い組織を創る 経営の極意」。

DVD上映を交えて起業家として歩んだわが人生をたどり
バブル崩壊で巨額負債を抱えピンチの中から編み出した「BS経営」が、
我が社を社員わずか10人・自己資本(総資本)20億の、小さくても強くて良い会社に
つくりあげた事実をお伝えさせていただいた。

社員一人ひとりが経営のセンスをもち、5年後10年後にどんなBSにするのか、
BSで捉えた未来の数値「BSビジョン」を共有して、
強いBS(自己資本=総資産)を目指すのがBS経営だ。
少数精鋭で経営効率を高め、「1人当たりの自己資本(総資本)」という独自のモノサシを持つこと。
株主視点で「売れる会社をつくる」という発想が飛躍の決め手となる。

質問タイムでは、私の元気の秘訣や、事業承継をしなかった子どもとの関係などについて
ご質問をお寄せいただいた。
ちなみに、元気の秘訣は「キョウイク=今日行くところと、キョウヨウ=今日用事があること」。
そうお答えして、本講演一番の大拍手をいただいた。

ただ、私自身は裸一貫から叩きあげた中小企業経営者あり、大企業や組織の中で働いたことはない。
ご臨席の皆さんの中には、上場企業や、「エクセレントカンパニー」ともいえる
すばらしい財務を築いておられる百年企業のトップの方々もたくさんおられ、
起業家である私の話は少し視点が異なったのではないか、
ニーズに適っていなかったのではないかという反省が残る。

そんな新たな課題も見えた、ありがたい講演会でもあった。

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☆いただいたアンケートより抜粋

・ 勉強になりました、BS、PLをもっと勉強します。チャレンジ精神を強く持っていきます。
・ 素晴らしい話を聞かせていただきました。早速「BS経営のススメ」を買って再度精読したいと思っています。
・ 企業会計の視点が変わりつつあります。その理由が理解できました。
・ 起業家精神、勢いを感じ感銘しました。
・ ハングリー精神、がむしゃらさ、チャレンジ精神の大切さを実感しました。
・ 素晴らしい人生を歩んでこられて感動しました。早速「BS経営のススメ」を読みます。
・ BS経営。具体的な話が出てこなかったので1人当たり効率をいかに挙げ、利益を拡大させるのか、事例が分からなかった。考え方はとてもポピュラーだと感じました。
・ たくさんのエネルギーを頂戴しました。
・ 「変化がチャンス」であるという言葉を大事にしていきたいと思います。
・ 大変有意義でした。メーカーに対するアドバイスがあればもっと良かったと思います。
・ 資本金1,000万、自己資本27億円、当座残高5〜7億。資金を借りる必要性がありません。無借金経営に対してはどのようにお考えでしょうか?
・ 経験に基づいた力強いお話に感銘しました。会社のビジョンに対して1人当たりの純資産を増やす事は理解できますが。それをどのようなビジネスモデルでし実践するのか、日々苦慮しています。効率よく利益を挙げるための考え方をご教示いただければ。
・ 変化をチャンスとするのが起業家であるというお言葉に深さを感じました。ご苦労の経験が実ったということでしょう。
・ 非常に参考になりました。ROE10%以上は大切ですか?純資産(自己資本)を増やしていくとROEを高くするのが大変になると思うのですが? また、PLも重要だと思います。とくに営業利益は重視すべきだと。

2015年07月09日

No.1619 名古屋木村塾 第13回セミナー開催

7月6日、18時半から愛知県産業労働センターウインクあいち で第13回名古屋木村塾が開催された。

セミナー前に企業訪問の予定だったが、私の体調不良で次回に延期していただき会場へ直行。
今回は三扇堂代表取締役会長の三輪眞豊さんをゲストにお迎えして、
「BS経営と起業家」についてお話させていただいた。
三輪さんは名古屋でクルマ関係の広告やイベントを行うプロモーション会社を経営、
タイを中心として東南アジアにも現地法人を持つ。

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「やる気のある人にやり場を与える」
これは私が経営を始めて以来、貫いてきた経営哲学ともいえるものだが、
そんな私を見て「丸投げ経営」と呼んだ人がいる。
確かにマネジメントもしない。オペレーションもしない。
全部、やる気のある社員に任せるものだから、その通りかもしれない。
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ただ、そのためには「ゴールのビジョンを決めておく」。経営者としてこれだけは徹した。
このスタイルは55年間ずっと変わらなかったが、バブル期の失敗を機にBSの大事さに気付いた私は、
目指すゴールを「売上」から「自己資本」にシフトし
社員と共に「BSビジョン」という最強のゴールに向かう「BS経営」を編み出した。

ちなみに、私に「丸投げ経営」と言った人物が三輪さんだった。
もう6,7年前になるだろうか。私と出会った三輪さんは、その後BS経営を実践。
掲げたBSビジョンに向かうため、自身の給料を1/3にカットするなどの努力を重ね、
目標通り自己資本を2.5倍に殖やした。
当面の収入は減っても厚いBSが信用力となり資金調達を加速させる。
三輪さんの事業は海外へと広がり、現在、国内外に法人10社を展開する。

現在50代半ばの三輪さんは、数年後にリタイアして
カンボジアで高速道路の上に太陽光発電による広告塔を付ける新規事業を展開するという。
「カンボジアの夜の街を明るく照らしたい」と夢を語る。
常にカタチを変え、メシのタネをつくり続ける三輪さん。2代目社長だが、真の起業家だ。

実は富士登山の翌日の講演。さすがに疲れてしまい、昼間の企業訪問を延期させていただいたが、
三輪さんのパワーや参加者の皆さんの真剣な眼差しと熱気に疲労も吹っ飛んだ。

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☆いただいたアンケートより抜粋

・ 本日も多くの気付きをいただきました。やってみて、メシのタネをつくってみたいと思いました。世の中はチャンスに溢れていますね。
・ 失敗を恐れて前に進めない自分に気付けました。起業家としての心構えを学べて中味の濃いお話でした。
・ 刺激的でした。三輪さんの実例がすごくイメージできました。BS目指します。
・ 大学を卒業して3カ月。ミスばかりで失敗を恐れていた自分がいました。セミナーに参加して、これからは失敗を怖がらずにもっともっと熱く仕事に取り組みたいと思いました。大ボラを吹いて自分にプレッシャーを与えて頑張ります。
・ 起業家としての志を教わり「ハッ!」とする内容でした。「何もしない事が大失敗」。こ
れを肝に銘じて、実践していきます。
・ 大変刺激的なお話でした。後継経営者として修行中ですが、今一度ビジョンを確立させなければと感じました。
・ 無借金経営=良いことだと思っていましたが、お金が必要になるビジョンがない、という話は衝撃でした。大ボラが吹けるように頑張ります。
・ 前回以上に素晴らしい起業家精神の話でした。とくに「成功する人とチャレンジしない人」。私は63歳で来年サラリーマンを卒業するので、熟年起業をしたていと思っています。チャレンジします!!
・ 私の今までの経営スタンスが「プレーヤー」であったと自覚しました。只今、経営者として勉強中ですが、マネジメントを勉強したいと思います。現在の小さな成功を喜んで、また失敗して、10年後のビジョンから逃げていました。
・ 自分はまだまだ経営初心者で苦難がある度に、いろんな方に励まされてきましたが、今回木村会長の言葉にとても励まされました。

2015年07月07日

No.1618 富士登山にチャレンジ

7月4〜5日、9月のキリマンジャロ登頂トレーニングと高山病対策を兼ねてメンバーらと
旅行会社が企画する富士登山バスツアーに参加した。
参加したのは堀江隊長をはじめメンバーの家族や友達を含めて11名。
富士山に登るには静岡側と山梨側、2つの登山ルートがあるが、
我々がチャレンジしたのは、山梨側から南にそびえ立つ富士山を目指す吉田口ルートだ。

朝7時20分に梅田を出発。名神・東名道を通り約10時間かけて富士スバルライン5合目吉田口に到着。
酸素不足が招く高山病は標高2,500mから起こるといわれる。富士山5合目は約2,300mだから
すでに空気が薄く感じられる。
今回は午後6時頃から登り始め、8合目にある山小屋で3時間ほど仮眠を取って再び登山を開始し、
早朝ご来光を見て下山するというハードなコースだ。

スタート時から小降りだった雨は、比較的平坦な道が終わる6号目を越えた辺りから本降りに。
真っ暗闇の中、溶岩が冷えて固まった険しい岩場をずぶ濡れで登り続けた。
私にとっては6回目23年ぶりの富士山。前回はまだ50代だった。
鍛えてはいるものの、さすがに23年前との体力のギャップを感じずにはいられない。
苦しい。それでも一歩一歩、高山病にかからないように深呼吸しながらゆっくり登る。
休憩をはさんで登り続けて5時間余り。8合目の山小屋に到着したのは深夜11時過ぎ。

しかし、この時点で現地の山岳ガイドさんが続行中止の判断を下した。
理由は山頂のガスと暴風雨に加え、皆の体が雨で低体温になってことだという。
山では絶対に無理をしてはいけない。進むは戦略、止めるは戦術。止める判断も勇気だ。

今回は残念ながら、山頂を目の前にして山小屋で夜を明かし朝に下山したが、
標高3,200mまで全員ケガもなく、高山病に罹らずに登れたことは幸いした。
標高6,000mのキリマンジャロでは、どんなことが起こるか分からない。
厳しい自然と対峙できたことはむしろ喜ばしい体験になる。経験が儲かった。

一方、今回の富士登山で驚いたことがある。それは、外国人登山客の多さだ。
顔立ちや言葉から登山客の半数ぐらいが外国人、それも欧米系の人々かと思われる。
世界遺産、富士山のもつ魅力、威力、そして「観光国、ニッポン」の可能性を実感した。

帰路には山梨県の石和温泉にあるホテルで、疲れた体を癒してバイキング料理に舌鼓。
仲間たちとほっこり楽しい時間を過ごした後は、バスの中で爆睡。
登山を終えたこの時間がまた、至福のひとときだ。

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2015年07月01日

No.1617 大阪木村塾 BS経営相談所 6月度 開催

6月26日、大阪木村塾6月例会が大阪産業創造館で開かれた。
セミナーの前に文野塾長と税理士の河村さんと一緒に兵庫県加古川市で工務店を営む
藤本工務店を訪問させていただいた。

大手のゼネコンを辞め、大工だった父親の会社を継いだ藤本和敬社長は48歳。
5月のセブ島木村塾に参加されたのを機に、「新たなBSビジョンをつくりたい」と
企業訪問のリクエストをいただいた。

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JR加古川からさらに支線に乗り継いで、大阪から2時間以上もかかる過疎地にある同社。
藤本社長は、与えられた環境を「地の利」として活かし、借地に太陽光発電付きのコンパクトな
規格住宅を建てるなど、ローンを大幅に押さえた斬新な住宅開発を展開する。
一方、人手がかかる公共工事、皆が参入するリフォーム事業から撤退し、
巨額の負債を抱える会社を黒字企業に転換しただけでなく、揺るぎない財務基盤を築いた。

決算書を見せていただくと、私が今まで見た中でもトップクラスと思えるような見事なBSだ。
次のゴールは藤本社長が55歳となる7年後。「今の4倍の自己資本を目指す」と宣言される。
現在社員は4名だが、仮に10人に増やしても「1人当たりの自己資本額」は大幅にアップする。
売上や社員数ではなく、「社員1人当たりいくら稼いだのか?」
つまり1人当たりの自己資本額が、「強くてよい企業」の目安になる。

セミナーでは、「BS経営」をテーマにお話する一方、藤本社長にご登壇願って
会社概要と8年後のBSビジョンについて発表していただいた。
起業家は創業者でなければいけない、と思っている人も多いが
今までの仕組みを変え、メシの種をつくっていく藤本社長は、2代目であっても起業家だ。

質疑応答ではさまざまな質問が寄せられた。
たとえば、よくある「この先、起業するならどんな業種がいいか?」というご質問。
IT、観光、金融などは有望だが、私なら最初から何々業、という枠で括らない。
たとえば、そのビジネスで1,000万円の収入が得られるか。
そのビジョンが実現した時に、次は社員さんに1,000万円払えるか。
まず、それを基準に考える。業種は二次的なものだ。
そんな社員を5人つくることができれば、自分の収入は5,000万円になっているだろう。

今回も一段と白熱した雰囲気に包まれた。
セミナーに企業訪問をくっつけるのではなく、「企業訪問に連動するセミナー」に力を入れていきたい。
訪問を希望される企業さんだけでなく、企業訪問の同行を希望する塾生さんも大歓迎だ。

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☆いただいたアンケートより抜粋

・ 「即行即止」「会社のビジョンに個人のビジョンを乗せる」「自己資本を殖やすのが経営」「給料1000万円払える仕事をする」勉強させていただきました。
・ 藤本社長のビジョンの中で、定期借地権を使ったカタチでの展開と海外展開。興味深くききました。また続きをおききしたいです。
・ 巨額の債務超過からスタートして現在に至るまでわずか16年で回復された藤本社長、奥様、社員さん。素晴らしいと思いました。公共事業やリフォームを止めるという選択肢。特化してやる事業を徹底すること。勉強になりました。
・ 正直、違った角度から勉強になりました。狭くなりがちな考え。簡単に考えるべきではないと教えていただきました。
・ こんなにたくさんの方々が集って勉強されているのが素晴らしい! マイクロファイナンスや香港の会社の話もお聞かせください。
・ 不可能なことは何もない! カタチを変えていく。固定概念や常識を一度忘れてみることが大切かもしれません。企業訪問に同行させていただきたいと思いました。
・ 「自分が1000万取れるようになったら、次は1000万取れる社員をどれだけつくれるか。それが経営者の勲章。5人つくれば自分は5000万、10人つくれば自分は1億」納得です。
・ 今の私にとって変革のチャンスをいただきました、
・ 藤本社長の「愚直にやる。すぐやる。1週間に何回やるか。1日何回やるか」。数が多ければ多いほど良いと思いました。
・ 全ての戦略が一本化できてセグメント、ターゲティングに活かされていて素晴らしい。目指します。

 

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