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2015年08月07日

No.1631 木村塾やってみよう会 7月度例会A

7月28日、大阪市北区の手品家・梅田店にて第68回「木村塾やってみよう会」が開催された。
今回の「我が人生(経営)を語る」は、大阪府守口市にあるペット用品の製造卸販売会社
潟Pーピーエス代表取締役社長の柳原英次さん。
非営利一般社団法人パートナードッグタウン協会の理事長も務める。

「私のミッションは世界一お役に立つ人間になって、たくさんのありがとうをいただく事です」。
冒頭からインパクトのある言葉で参加者の心を鷲づかみにした釘づけにした柳原さん。
発表に当たって「我が経営(+事業)を語る〜他人に勝つ、競争の時代から、自分に克つ、
共創の時代へ」というサブテーマを付けた資料をパワーポイントでつくって準備し、
自身のミッションと現在やっている事業のこと、そして未来のビジョンを語った。

柳原さんは1960年大阪生れ。大学時代のアルバイト先のペットショップに就職、
ペットショップ店長、ペット用品メーカーの通販部門長として死に物狂いで働き業績を伸ばした。
34歳の時、分社化で現在の会社を創業。この年に日創研の研修と出会う中で経営者として目覚め、
「ペット業界を変える!」というビジョンを掲げ、非営利事業の活動を含む
「アーススマイルプロジェクト」という3つのプロジェクトを実践している。

まず1つ目が、2030年にペットの80%がかかる歯周病を8%にする「プロジェクト8」。
ペットの歯周病を減らすべく独自のマウスケア無料研修を実施し「マウスメンター」認定者をつくるというもので、すでに認定者は3400名を超えている。

2つ目は、人間の都合で殺処分される犬たちを救うために行っている活動で
2020年に犬の殺処分をゼロにする「ペットプロジェクトO」。
10年前から構想し、昨年12月には大阪鶴見緑地駅前に市内の公共公園初となる
犬の運動施設「パートナードッグタウン」を開園。保護犬の譲渡活動を開始した。
この活動は一般市民を巻き込んで大きなうねりとなりマスコミでも大きく取り上げられた。

そして、3つ目が2025年に「未病ペットケアショップ」を普及させる「プロジェクト2000」。ペットの病気を未然に防ぐアドバイザーを10年後に2,000名つくることを目指している。

また「強い思いは人生の花を咲かせる」(サミュエルソン)、
「気付くだけでは人は変われない。生まれ変わる覚悟をせよ」(石川洋)など
古今東西の賢人の名言を引用しながら自分を変える方法、人生を輝かせる方法を伝授した。

起業家とは右手に論語。左手にソロバン。明治時代の偉大な起業家、渋沢栄一の言葉だが、
ともすると、柳原さんは「右手」に偏り過ぎるのではないか?
一瞬、そんな思いが私の脳裏をかすめたが、杞憂に終わった。
「木村さんとお会いして今までのビジョンを変更する決意をしました! 」と、
しっかり「左手」の中も披露された。

ちなみに「売上=ありがとう高、荒利益=お役立ち高、経常利益=しあわせ高、
自己資本=純しあわせ貯蓄高」という独自の言葉で決算書を表現する柳原さん。
現在27期の自社の「純しあわせ高」は5,300万円。これを2020年には1億円に、
さらに2015年には2億円に積み上げると宣言。
また、「2050年には世界で犬猫の察処分がゼロになりノーベル平和賞を受賞する。
2060年に自分は死去するが、2100年には地球が笑顔になっている」と未来像を描く。

私も大風呂敷だが何と壮大なビジョン。死後のことまでイメージするとは!
しかし、柳原さんがここまでやってこられたのはビジョンの力だ。
数字入りのビジョンを人前で公言すれば、潜在能力が引き出されてやれる方法が見えてくる。
どうしてもやりたいという情熱が人を巻き込み、何千、何万倍もの力へと広がっていく。

最後に今回の発表のサブテーマともからめて、柳原さんはこう結んだ。
「競う合う時代は終わり、闘わずして共に克つ時代がきました。闘わずして共に克とは、
共に切磋琢磨して新しい価値、新しい市場を生み出して課題を克服すること。
劇的に改善できるありがたい時代。出来ることはたくさんある。チャンス到来です」。

「今回発表の場をいただいたことで私自身のビジョンが明確になりました」と感想を語る柳原さん。
会場からはビジョンのもつ力の凄さや、パートナードッグ活動に対する共感、称賛の声が
多く寄せられ、熱い空気に包まれた。

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☆いただいたアンケートより抜粋

・ 柳原さんの風呂敷が大きすぎて頭をガツッン! とやられた気持ちになりました。もう一度、自分のビジョンを考え直します。
・ 充実していて感謝。未来のノーベル賞受賞者とお会いできてうれしいです。
・ ビジョンの明確さが力になり、人を集めるのだと感じました。私も熱い思いを胸に行動し、実現します。
・ 「地球貢献企業」という大きな言葉。そして具体的な数字の入った目標も掲げられました。殺処分0など、共感を集める目標ビジョンが素晴らしい。「思い→行動→習慣→人格→人生の花」。私も咲かそうと思います。
・ 「来てよかった」。日にちをやりくりしてやっぱり参加したいと思いました。大風呂敷を広げて夢を語ります。
・ 初めて参加しました。参加者の熱気が凄まじく圧倒されました。柳原社長のお話は聞いているだけで明日からのモチベーションが上がってきます。「思いは人生の花を咲かせる」。未来から点を打ち目標を決める。明日から実践します。
・ 「他人に勝つ競争の時代から、自分に克つ共創の時代へ」。心に響きました。アーススマイルプロジェクトが世界に広がることを祈念します。
・ やってみよう会で「自分の死に様」を考えることになるとは思わなかった。去年亡くなった祖父を越えたいと思いました。
・ 「死に方を決めることで生き方が見えてくる」という柳原さんの言葉。すごく分かり易かった。何に自分の命を使うのか。死んだ時、どれだけの人が泣き感謝してくれるのか。すぐに答えは出ないけど考えていきます。
・ 参加して本当によかった。「どう死ぬか」「死に様」を決めれば生き方が決まる。柳原さんの死に様はすばらしいですね。私の風呂敷もかなり大きいのですが。もっともっと大きく、地球規模、宇宙規模に広げていきたいと思います。



 

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