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2015年10月24日

No.1663 木村塾パワーアップセミナー「真のメンターとは」

10月20日、北区にある手品家・梅田店で第1071回パワーアップセミナーを開催。
今回のテーマは「真のメンターとは」。

参加された方の多くが、会場でこのテーマを聞くなり「えっ」という顔をされた。
「何となく分かるけど、真のメンター? 」「そもそもメンターって何?」という声も。
しかし、スマホという便利がある。
「仕事上(または人生)の指導者、助言者」
ギリシア神話に登場する賢者「メントール」が語源らしいが、そこまでの知識は不要だろう。
ほっとしたところで、いつものように二人一組になってダイアードでウォーミングアップ。

発表では「気づきを与えてくれる人。気づきの深い人」「勇気をもって行動できる人」
「やはり両親」「同じ女性として一番のメンターは母」
「お客さんであり、仲間。自分に方向性を示してくれる人」
「自分にとって昔と今とは違っている。自分が勉強して成長するにつれメンターが変わっていく。
最後は自分自身がメンターではないか」等々。
ロシアのシンクロのコーチを例に出して、最高の指導者とはこんな人、と具体例を挙げた方も。
「人を指すのではなく、感謝できるという事象がメンターだ」という意見もあった。

テーマを提案したのは私だが、単に「メンター」とせずに、「真の」と付けたところに狙いがある。
「真の」メンターに出会いたければ、大きなビジョンを持つこと。
大きなビジョンを持つと必ず逆境や課題が出て来る。それが自分を鍛える。
そして、公言すること。
公言すると責任、プレッシャーになる。本気でやるようになる。
だから「真の」メンターに出会えるのではないか。
それが「真の」メンターを連れてくる。

私の場合は「失敗」がメンターだった。
成功者から学ぶ、という方法もある。しかし、この場合もいかにして成功したかよりも
成功者がどんな失敗をし、乗り越えてきたかに焦点を当てるのがいい。

「真のメンター」は、今の自分の生き方、自分の器にふさわしい指導者だ。
自らステージを上げて、その上に立って欲しい。
自分にチャンスを与える生き方してほしい。

今回は、そのことをお伝えしたかった。

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☆いただいたアンケートより抜粋

・ メンターを「行き先を決めてくださる人」と定義しましたが、浅田先生は「それを見ている自分自身がメンターでは?」と。よい気付きになりました。
・ 失敗がメンター。成功者がどんな失敗をしてきたか。大きなビジョンが真のメンターと出会える。今回の学びです。
・ 今回は学びが多すぎました。「真のメンター」を知る事は、自分の在り方を知ることにつながると感じました。その他「日本人のほとんどが減点法。起業家は加点法」。生涯、加点し続ける生き方をしていこうと思いました。
・ 昔と今とではメンターは変わっていることに気付きました。浅田先生がいわれたように、器が大きくなっているかは分かりませんが、人を受け入れる人間にはなっていると感じます。プレゼンすることで考えが整理でき、未来に活かすことができそうです。
・ 人前で話す時の難しさや、人の話を聞く時間の楽しさ、感謝の気持ちに気付きました。真のメンターと呼ばれる人に、自分もどんどん知識を付けて努力します。
・ 失敗を恐れない、失敗を非難しない。その通りだと思いました。
・ 「自分にチャンスを与える生き方をすること」が真のメンターだと気付かせていただきました。
・ 自分にチャンスを与える生き方、ステージを上げていく生き方。どういう生き方をしていくのか? 量よりも質を自分に問いながら一日一日を大切に積み重ねていくほかないと思いました。


2015年10月21日

No.1662 仙台木村塾 第6回セミナー開催 

10月15日 朝、前泊した大宮から一駅離れた、さいたま新都心駅まで散歩。
大阪府を抜いて全国で人口3位となった埼玉県の勢いを肌で感じる。
再び大宮駅に戻り、仙台木村塾のため新幹線で仙台入り。

セミナー前に、仙台市内で輸入車を含む新車、中古車の販売業を営むA社を訪問して
BSビジョン策定のお手伝いをさせていただいた。
K社長は37歳。3年前に独立して4期目を迎える。
店舗は中心街から少し奥まった場所にあり、注文販売がメインだ。

BSビジョンの第一次ゴールは7年後の10期。
PLが建物やビルとすれば、BSは地下の基礎。まずはこの土台づくりから始めたい。
課題はしっかりしたBSビジョンを創り、共有してくれる仲間を集めることだ。
また、メガバンク志向のK社長に対して、今後の資金調達も視野に入れ、
地域に密着した信金や地銀との取引を強化するよう助言申し上げた。
BSビジョンに込めた情熱と実績が信用力となって、一桁上のステージに押し上げてくれるだろう。

戦災復興記念会館で開催されたセミナー。
第6回目の今回は、新しい方も多く「逆境に勝る師なし」を中心テーマとして、
先月シリコンバレーで仕入れた、ビジネスにおける「デザイン思考」についてお話させていただいた。

デザイン思考は、成功事例ではなく「失敗」から学ぶ新しい発想だ。
スタンフォード大学では、成功者よりも失敗した人が称賛されるが、
キャンパスには「デザイン思考」専門の学科があり、トラブルに対して徹底した問題解決策を
見出す勉強をしている。
他人の成功体験からは新しいものが生まれてこない。
それは、自らの失敗体験を重ねる中で初めて導き出せるものだ。

セミナーでは、企業訪問したA社のK社長にBSビジョンを公言していただいた。
「失敗に対する考え方が変わりました。リスクを掛けてチャレンジします」と力強く話すK社長。

また、インターンシップ制度で仙台市内の企業に研修中に、
たまたま縁あって当セミナーに参加された東北大学の現役学生のFさん。
「この話をぜひ大学で」と、うれしい要請をいただいた。
開催日時や場所は未定だが、「200名集めます! 」と、早くも凄い意気込みだ。
「喜んでお受けしたいが、一つだけお願いがあります。皆さんから質問をいただけたら」
私もリクエストさせていただいた。

埼玉木村塾に続いて仙台木村塾も今回で定期開催を終えるが、こんな展開になるとは!
これも精力的にセミナーを開催してくださった志田塾長をはじめスタッフの皆さんのお陰だ。
復興の槌音が聞こえる東北で若者たちを前にしての講演。
今からその日が待ち遠しい。

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☆いただいたアンケートより抜粋

・ 安全な、失敗しない人生を歩んできました。「変化、逆境をチャンスに変える。前へ前へと進み、自分の力で自分のステージを上げていく。その考え方に新鮮な、大きな衝撃を受けました。自分の可能性を活かすも殺すも、自分であることを体得しました。先生の話はワクワクして身体の中から力が湧きあがり、自分でもできる! そんな気にさせてくれました。自分の新たな可能性を広げる大きな目標を決めていこうと思います。
・ 毎回、脳に刺激をいただきます。自分は何をすべきか。あらためて進む方法が明確になりました。これからも、ぜひセミナーを毎年続けてください。
・ 「失敗は成功の元」という言葉をいまいち理解できていなかった。でも、今回、失敗に対する考え方が変わりました。決める! 動く! 行動する! 「失敗したら経験が儲かる」素敵な言葉です。
・ 日常に戻ると、どうしても視野が狭くなり守りに入る自分がいました。また話をお聞きして視野が広がり、いろいろ引き出された気がします。まずは、社員と大きなビジョンを立ててそれに向かい、失敗を恐れず変化をチャンスと捉えて行動します。
・ 「借金ではなく、資産運用。無借金は小さい」。目が覚める思いでした。
・ 2回目ですが勉強になりました。失敗は貴重な体験。言い訳しない。心配するよりも、まず行動することと考え方を学ぶことができました。チャンスを自分に与え、自分でステージを創ります。
・ 本日、悩みをチャンスに変えるきっかけをいただきました。また一つ、新しい目標ができました。「やっぱり大した女やったんやな」と10年後に言っていただきます。
・ 「借金と資金調達」という言葉が腑に落ちました。木村塾で学ぶ中で「投資効率」という言葉も気になります。会社の利益。社会の利益。働く人の利益。この3つを踏まえ「投資効率」を追求します。
・ 山形より今回2回目の参加です。75歳と思えない迫力で勇気をもらいました。10年で自己資本1億円にします!!
・ お陰さまで前期目標を達成できました。「成功すればお金が儲かる」「失敗すれば経験が儲かる」「何もしない事が一番よくない」。この言葉が響きました。

2015年10月20日

No.1661 埼玉木村塾 第4回セミナー開催 

No.1661 埼玉木村塾 第4回セミナー開催 
10月14日さいたま市内にある関根ビルにて埼玉木村塾 第4回セミナーが開催された。
合せて実施した企業訪問は、市内でコンクリートポンプに特化した車両販売を展開するK商事。
H社長ご夫妻が東京駅まで迎えに来てくだり、そこから車で同社へ。

H社長は49歳、サラリーマン生活を経て5年前に独立された。
決算書を見せていただくと流動資産もあり、堅実な経営ぶりがうかがえるが、
一つ勿体ないのは「負債」に対して必要以上にマイナスイメージをお持ちのことだ。
それを「借金」とネガティブに考えるのではなく、
「資産運用力」とポジティブに捉えると飛躍のエンジンになる。
そのことをご助言した上で5年後・10期のBSビジョンづくりのお手伝いをさせていただいた。
億単位のBSを達成すると、信用力となって金融機関のほうから資金が集まって来る。

セミナーではH社長にご登壇願い、決算書を開示してBSビジョンを発表していただいた。
出来上がったビッグ・ビジョンを皆の前で力強く公言されるH社長。
その姿を頼もしそうに見つめるビジネスパートナーでもある奥さん。お二人の覚悟が伝わってくる。

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今回は「BS経営」のほか、最新情報としてシリコンバレーで仕入れた
ビジネスにおける「デザイン思考」についてお話させていただいた。
これは成功事例から学ぶ従来の思考とは異なり、「失敗を積み重ねて学ぶ」という全く新しい思考だ。
人のマネからは、工夫や改善はあっても新しい発想が生まれない。
それは徹底的に問題点を洗い出し、失敗を積み重ねる中で初めて生まれるものだ。

思えば、わが経営人生も、おびただしい失敗の中から掴んだものだ。
スタート地点がゼロだったので、失敗する事に対して何の不安も恐れもなかった。
しかし、なまじ最初から点数を持っていると、減らしたくないがゆえに失敗を恐れるのかもしれない。
そういう意味で、わが人生は図らずも「デザイン思考」だった。

失敗は恐れるものではなく、歓迎すべきもの。
起業家なら、胸をはって失敗する。それくらいの覚悟で臨みたい。

なお、埼玉木村塾は今回で定期開催を終了し、今後は不定期開催となる。
今回も会場に美しい花を飾っていただいたが、関根塾長をはじめ運営スタッフの皆さん、
塾生の皆さんにはいつも温かくお迎えいただいて心よりお礼を申し上げたい。
どうか、この木村塾で学ばれたことを実践して、
次回はうれしいご報告がいただけることを期待している。

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☆いただいたアンケートより抜粋

・ あっという間の2時間、聞きいってしまいました。数字は苦手ですがBS経営でのモチベーションアップはとても効果的だと直感しました。
・ 私は関根社長の元、起業家を目指しています。直観力を磨き起業家への夢を持ち続けてチャレンジします。
・ BS経営の大切さ、目的、大枠は分かったので実際どうやってBSを増やしていったのか。事例があるとさらに理解が深まると感じました。
・ 以前にお話を聞いてBSに意識を持っていたはずなのに、すっかり忘れていました! 今回は肝に銘じて「1人当たりの児自己資本」を意識します。
・ BS経営。ようやく無理解し始めました。自己資本、まずは5年後、1億円!! 目指します。木村塾長の本も早速、買いました。次は企業訪問をお願いします。
・ 今まで規模が小さかったためもありPLもBSも全く気にしていなかったが、お話を聞いて目からウロコでした。
・ PLしか見ていませんでした。BSの自己資本を高め、健全な企業を目指していきたい。売上思考にならずにBSをよくするためのPLを心掛けたいと思います。
・ いつも勉強になります。性格的な部分もあると思いますが、売上だけでなく流動する資本金を貯めることができるよう経営を学びたい。
・ 「失敗しながらのゴールを目指せ」の言葉。自信になりました。必ず7年後に1億円にします。「一人当たりの自己資本』勉強します。

2015年10月19日

No.1660 木村塾やってみよう会 10月度例会@

10月13日、大阪市北区の手品家・梅田店にて第72回「木村塾やってみよう会」が開催された。
今回の「我が人生(経営)を語る」は、堺市にある(有)エム・カンパニー代表取締役の松木克浩さん(45)。
一昨年12月の発表に続く再登板。
「夢は叶う」と題したパワーポイント資料をつくって、発表に臨まれた。

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「子どもの頃から、貰った小遣いを使うよりも貯めるのが好きでした」。
経営者の「才能」の片鱗を伺わせる、そんな楽しいエピソードで始まった「エム・カンパニー
ヒストリー。
松木さんが「社長になる」と目標設定したのは高校時代という。
きっかけをくれたのはアルバイト先のマスター。
「社長になればお金持ちになれる」と、その存在に憧れを抱いた。

卒業後、運送会社を皮切りに転職を繰り返していた松木さんにチャンスが訪れる。
「代行運転で食肉の輸送をしてみないか」と、お父さんの知り合いから声がかかった。
資金も経験もないが、運転免許と元気ならある!
二つ返事で引き受け、友人一人を誘って起業した。
1992年、松本さん21歳。文字通り「ゼロからの挑戦」だった。

大手食品会社の代行納品業からスタートした事業は、紆余曲折を経て運送業へと移行。
それに伴って売上も車両台数も増え、会社の事業規模が大きくなった。
と同時に社長業も「悪の道へ」。遊び方も豪華になり資金繰りが苦しくなった。人も付いてこない。

「自分がなりかったのはこんな経営者だろうか」と自問自答する日々。
経営や生き方を見直すきっかけとなったのは、日創研の研修だ。
「学びは必然でした」。持ち前の「素直パワー」で、さまざまな気づきを得て、
「物流を通じて社員・お客様に幸せを届ける」という大きな理念に到達した。

その後もいろんな試練が降りかかった。
最大の事件が、大手チェーンの店舗配送でお客様のレジからお金が消えるというトラブル。
社運をかけて受諾した仕事だったが、結果的にその仕事自体を失うという、
創業以来の大ピンチとなった。
しかし、ある幹部社員の言葉がこの危機的状況を救った。
「社長、僕、このままじゃ悔しいですわ!また、ゼロから頑張りましょう!」
創業メンバーの一人でもあったその社員は2ヶ月後に退職する予定だったが、それも撤回した。
彼は現在、エム・カンパニーの常務取締役になっている。
松木さんは「人財育成という経営者人生で一番大切なものに気付かせてもらった」と話す。

再出発したエム・カンパニーは以前にも増して快進撃を続けた。
大手物流会社の運送の仕事だけでなく、直接荷主の獲得に奔走し、
創業当時からの強みであった畜肉商品に特化した「畜産物流」を構築。
大手物流会社ではマネ出来ない、畜肉商品の小口混載サービスや路線マップを創り上げて
畜産業界から大きな信頼を獲得した。
その結果、運送と畜産の比率が逆転。現在では後者の売上が全体の70%を超えている。
さらに、畜肉業界の繋がりを活かしてお客様同士の商品のマッチングサービスを行う
「エム・カン牧場」を展開した。

今後のビジョンとして、一人で出来る焼肉チェーン「エム・カン俺の一人焼肉」、
自社ブランド牛の飼育販売を目的とした牧場経営「エム・カンファーム」、
セントラルキッチン機能を持った3つの「エム・カン物流センター」のほか、
海外展開や牛のテーマパーク「エム・カン横丁」の開業など、夢は無限に広がる。

前回のセミナーで松木さんは「30期に自己資本3億円」「創業メンバー3名の年収を1000万円に」
という、数字入りのビッグビジョンを皆の前で公言したが、
2年後のいま、第23期のBS (バランスシート)は、この目標に向かって着実に推移している。
さらに今回、40期(松木さん63歳)と50期(73歳)の壮大なビジョンも公言した。

「エム・カンパニーのミッションは社員さんが自分たちの子どもを働かせたいと思える
職場を創ること」と話す松木さん。
これは従業員や家族が幸せになれるビジョンでもある。

この2年足らずの間にも驚異の成長を遂げた同社。
話の端々に「素直」という言葉が出たが、成長の要因は松木さんの「行動力」と「素直な心」だ。
そして「登る山」を決めたこと。そうすればできる方法が浮かんでくる。

会場には幹部社員や家族の方も来られていたが、松木さんの話を聞いて涙しておられた。
何にも増して強い信頼となり、ビジョンを共有するよい機会になったのではないだろうか。
参加された方々も松木さんの生き様や明るい未来に感動して惜しみない拍手を贈った。
次回は10倍ぐらいの人たちに聞いていただきたいものだ。

震えるほどすばらしい発表だった。

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☆いただいたアンケートより抜粋

・ 「素直」ということが、松木さんの一番のキーワードだと思います。それは「認める心」それをいち早く持てるかが勝負だということ。一人でも多くの方に、松木さんのお話を聞いて欲しいと思いました。
・ 松木さんの溢れんばかりの情熱と素晴らしい人柄が伝わってきました。私も今年、会社を法人化しますが、パワーをもらいました。
・ 大変勉強になりました。夢を具体的に考えた事がなかったので10年後、20年後のすばらしい自分を想像して実現したいと思いました。
・ 社員さんの家族までが共感できる発表に感動しました。それと同時に、当社のビジョンに欠けている所に気付かせてもらいました。感謝!
・ 松木さんの「素直が一番」という言葉が胸に刺さりました。物流を通じて社員、お客様に幸せを届ける。社員さんの子どもが働きたくなる職場を創る。幹部だけでなくドライバーさんの働けるステージの確保。終身雇用の実現。独立のチャンス。家族を大切にできる・・・感動しました。
・ ピンチや変化をチャンスにする能力、努力。資金を調達する人柄、人間力に優れた方だと思った。人財育成が会社を成長させていくことを学んだ。
・ 社員として十数年を振り返りながら社長の話を聞きました。色々な事に立ち向かいながら常に前向きに取り組んでおられる姿を思い出して自分もさらに頑張るぞ、という力が湧いてきました。
・ 21歳で起業されたと聞いて、私も早く行動に移そうと思いました。私も会社を持ったら松木さんのように社員さんを大切にする経営者になります!
・ 家族の一員として今日の話を聞き、すごく幸せに感じました。私も夢を叶えるために、夢やビジョンを笑顔で語ります。
・ ワクワクしながら話に引き込まれました。仲間をつくる素晴らしさに気付かせていただきました。松木さんのような会社をつくることをビジョンに加えます。
・ 夢は大きく! 公言する! 起業して6年目。私もどんどん大きなビジョンを抱いて人前で話します。
・ Company=仲間を大切に。社員一人ひとりが自慢できる、誇れる会社。ビジョンが明確⇒社員の笑顔⇒成長。この流れが出来ていると思いました。

2015年10月17日

No.1659 関西ベンチャー学会主催 第3回情報交流サロンで講演

10月9日、18時30分から関西ベンチャー学会が主催する第3回情報交流サロンが
大阪市中央区のアーバネックス備後町ビル3階ホールにて開催され、講演させていただいた。
関西のベンチャービジネス活性化のため起業家や研究者、士業、技術者などが集まる熱い会合。
大成学院大学・経済学部教授、釣島平三先生とのW講演だ。

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30分という時間枠の中、激動の時代の経営において最も求められる「変化対応力」と
強くてよい会社をつくる「BS経営」の極意を全身全霊でお伝えした。

強い会社とは、売上や従業員数、店舗数など規模の大きさではない。
バランスシートの中にある「自己資本額」によって決まるものだ。
それは変化対応力であり、生き残る力に他ならない。
そのことに気付いたのは、バブルの崩壊で巨額の負債を抱え
経営を根本から学び直した50歳の時だった。

変化はいつもピンチという衣を被ってやってくる。
ピンチなときこそチャンス。激動の今こそ大チャンスだ。
変化に怯えて茹でガエルになるか。変化に挑んでチャンスを掴むか。
できない理由を並べ立ててやらないか。できる方法を考えてやるか。人は二通りしかない。

続いて釣島先生が「ビジネスに於けるご縁の法則」と題し、人と人とのつながりの大切さを話された。
先生との出会いは17年前にシリコンバレー研修でご一緒したのが始まりだったが、
学歴コンプレックスだった私を大学院に導いてくださったのも、
嶋野栄道導師と引き合わせてくださったのも先生だ。
先生との出会いがなければ、今の私の成長はない。

父の死、長男、そして日本に生まれたということ。
その全てが私を起業家の道へと導いた。
すばらしい人生を歩ませてもらった。
私は本当に運のいい男だと思う。

「運」は、天から突然ポンと落ちて来るものではない。
「縁」という「分母」があって初めて成り立つもの。運は「分子」、縁は「分母」。
すべてはご縁でつながっている。

一期一会の心でお話させていただいた。
質疑応答では「苦手な人とのご縁の育み方は?」
「大きな目標を公言するようになったのは、何歳から?」などユニークな質問も寄せられた。

ちなみに、私が大ボラを吹くようになったのも50歳以降だ。
BSビジョンを公言すると、行動が変わり、会社も社員も変わり、わが人生が輝き始めた。
私の60代はプラチナ、70代はそれ以上になっている。
皆さんも大ボラを吹いてほしい。すばらしい人生が待っている。

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2015年10月15日

No.1658 和歌山木村塾が開講

10月7日、和歌山木村塾が開講。企業訪問の後、第1回セミナーが
JR和歌山駅前にある「和歌山駅前JAビル」で開催された。
6月に中国・大連に開催した「大連木村塾」で、和歌山から参加された方から
企業訪問のリクエストをいただいたのがきっかけだ。

今回の訪問先は2社。
最初に訪れたクレープとピザの店「ポナペティ・ヤナギヤ」御坊店は、
訪問を機に自ら和歌山塾開催のお世話役を名乗り出てくださった宮所忠喜さんの店だ。
オーナーシェフでもある宮所社長は58歳。
70歳で引退して息子さんに事業承継するという人生設計を描いておられる。
従って今回のビジョンの「ゴール」は12年後。
財務基盤を固めて店を「金のなる木」にしてバトンを渡したい。
リタイアする際には自らも退職金をきちんと取ろう。
それは後継者に希望を持たせることにもなる。
事業承継という問題をクリアする中で、ワクワクドキドキするようなBSビジョンが出来上がった。

続いて訪れたのは、紀の川市に本社があるS運送。
設立は1972年だが創業は1952年。今年で63年を迎える。
創業者の孫に当たるS社長は4代目だ。
現在は食品輸送に特化する傍らスーパーマーケットも展開する。
長い歴史の中で相応のBSを築いているが、決算書を分析するといろいろな問題が見えてくる。
課題は身軽な経営、余分な資産を持たない経営だ。
めざすは百年企業。その土台となる10年後のBSビジョンをS社長と一緒に策定させていただいた。

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18時半から和歌山駅前JAビルで開かれたセミナー。
大阪木村塾ほか京阪神からも多数ご参加いただき、会場は満席に。
テーマは「BS経営のススメ」。
DVD上映と合せて起業家として歩んだ我が逆境人生、
9月のシリコンバレー視察で仕入れたビジネス最前線情報も盛り込み
一期一会の心意気でお話しした。
また、BS経営の実践版として訪問先の両社長が、決意も新たに出来上がったばかりの
BSビジョンを公言。会場全体が熱気に包まれた。

この後、大連木村塾の主催者でもある斎藤忠孝さんのお店「中心屋」で開かれた懇親会も
あっという間に時が過ぎ、第1回和歌山木村塾は大盛況のうちにお開きとなった。

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☆いただいたアンケートより抜粋

・ 心に沁みました。沁み過ぎて震えました。変化対応には自信がありましたが、足りなさを身体一杯に感じました。泣けました!
・ 連結経営がいいという観念に縛られていました。講演を聞きいかにチャンスを棒に振っていたのが分かりショックでした。考え方一つで人生と経営が180度変わるということに気付きました。
・ 仕事でうまくいかない事があり気持ちが沈んでいましたが「失敗すれば経験が儲かる」という言葉に非常に勇気づけられました。成功の反対はチャレンジしない事。成功とは成功するまでやり続ける事。この言葉を従業員に伝えたい。
・ 信任役員として「経営者の視点から物事を観る」という考え方を認識しました。決算書といえばPLという意識でいましたが、今後はBSを深く読めるよう努力します。「人口減少でもチャンスはある」。まさにその通りですね。
・ 「できない言い訳を考えるよりも、できる方法を考えてチャレンジする」「自分にチャンスを与えてあげる。誰にでもできる。何とかなる」「BS経営でいつまでにいくら貯めるか、明確にする」。50歳までに1億円貯めます。
・ 変化に怯えるな! 起業家とはカタチを変えて、飯のタネをつくる。自分にない言葉ばかりでした。
・ 変化をチャンスと考える。失敗を恐れずチャレンジする。人財を育てる。今後の課題にします。
・ 目標ができました。帰社して自己資本をいつまでにいくらにするか。コミットします! 成功するまでやり続けます!!
・ やらない言い訳を考えず、やれる方法を考えて進んで行く。変化対応力を身に付けます。まずは『BS経営のススメ』を読みます。
・ 質問です。自己資本を殖やすことはキャッシュフローの増額と考えてよいのでしょうか? 簡単にいえば資産より現金を残すという考えでもよいのでしょうか?
・ 昨年父親が他界し代表を交代しました。私も長男で、和歌山というステージでやって行こうと考えていた矢先でした。まずは父親が出来なかったことを達成しようと考えています。
・ 自分ではあまり固定概念はないと思っていましたが、お話を聞いてガチガチであったと気付きました。柔らか頭になるように学んで実践していきます。
・ 「勇気がなくても一歩を踏み出せる」。現代の日本ではこれが難しいと思うので、やったことしか残らない教育を、社内や社外に広めていき自分の成長につなげていきます。
・ 業績が悪くなると言い訳ばかりする社員が増えます。今日の話を参考にマネジメントしていきたいと思います。

2015年10月14日

No.1657 木村塾パワーアップセミナー「一歩を踏み出す勇気とは」

10月6日、北区にある手品家・梅田店で第1070回パワーアップセミナーを開催。
テーマは「一歩を踏み出す勇気とは」。

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一歩踏み出す勇気! いかにも日本人らしい発想だ。
おそらく「失敗(恐れ)」を前提とした発想だと思う。
私は、こんなことは今まで考えたこともない。
失敗を恐れたり考えたりする前に足が動いた。

先日、シリコンバレーにあるスタンフォード大学に勉強に行ってきたが、
ここでは、成功よりも失敗を奨励する。
どんどん失敗させる。そしてそこから学ばせる。失敗大歓迎。まさに真逆の発想と言えよう。
私もそう思う。失敗すれば、またやればいい。

今回のセミナーも新規の方、懐かしい方を交えてフレッシュな空気に包まれた。
「思考はブレーキ、だから感じて動くのが良い。感性で動くと成功体験が詰める。
それが自信になってどんどん動ける。だから感じて動く。それが感動。
感動が多くほど人生は豊かになる!」
「人生は一回、やるかやらないかだけ、やらずに後悔よりやって後悔の方が良い」。
「昔すごく悩んだことも、今思えば大したことない。踏み出すか否か。そんな迷いも
5年後10年後から見るとなんでもない」
「一歩を踏み出す前に何かを止める勇気がいる。止めるとその後の一歩は自然に出る」。
皆さん、堂々の意見を述べられた。

止める勇気。確かに私自身、「勇気を奮う」というか、踏み出す前に考えることがあるとすれば、
それは止める時だろう。

会社や事業ならその付加価値を高めて”売れる”ように育てることだ。
人生は長くない。
やってみなわからん!やったことしかのこらん!
成功したら銭が儲かる。失敗したら経験が儲かる。
考えすぎるよりも、感じて動こう。

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☆いただいたアンケートより抜粋

・ 自分のためにあるテーマとか感じた。何のために一歩を踏み出すのか? それは自分のつくった夢やビジョンを実現するため。木村会長の視野は大きい。「一歩を踏み出すために何で勇気がいるんや! 」目からウロコだった。
・ このテーマは自分にとっての今後の課題です。自分で決める事が大事。
・ 一歩といっても小さな一歩から大きな一歩までいろいろありますが、常に新たな一歩を踏み出せるようアンテナを張って行動していきます。
・ プレゼンテーションのスキルアップはもちろんですが、アウトプットする事で自分の経験やインプットした知識を深く思い出し、大変勉強になりました。
・ 現在、動いている事も元を辿れば去年、Hさんに誘われて木村塾に来た時から大きく変わった。Hさんとの出会い。木村塾で自分から「人生を語る」に発表すると言った事など、直近で一歩を踏み出し続けた結果、楽しい人生になっています。
・ 「今日のテーマは日本的」。最後に会長がおっしゃった言葉が心に残りました。本当にそうですね。
・ 思考=ブレーキ。感じたまま、考え過ぎず自分の好きな事に対してどれだけ一歩を踏み出せるか。これができれば人生を全うできるような気がします。人はなぜ生きるのか? 勇気を出して行動する。そこにいろんな経験と失敗や感動があるんだなと感じました。自分らしく輝いて生きていきたい。

2015年10月13日

No.1656 岡山木村塾 第12回セミナー開催 

10月5日、岡山国際交流センターにて岡山木村塾 第12回セミナーを開催。
セミナーに先駆けて山部功二塾長のご案内で2社訪問させていただいた。

倉敷市に本店を置くA社。
新築、増改築、新築、不動産まで「住宅総合ワンストップサービス」を掲げる。
設立19年だが、創業は明治16年。130年を超える老舗でA社長は5代目だ。
業績は順調に推移しているが、創業年数から考えるとBSが薄く経営基盤がまだまだ弱い。
「安心と活力、永続する企業。幸福の追求」という3つの理念を裏付けるためにも、
PL経営から脱皮し、明確なBSビジョンを掲げて強い経営基盤をつくることが課題となる。
ゴールはA社長が50歳になる30期。
掲げたBSを達成すれば、名実ともにエクセレントカンパニーになるだろう。

続いて訪れたのは岡山県南最大級の天然温泉施設を展開するY社。
設立から60年余り。人気施設だが、先代が残したバブル期のツケを抱える。
そこでBS経営と共に弊社が編み出した事業再生の手法をご伝授申し上げ、
未来を拓くBSビジョン策定のお手伝いをさせていただいた。
解決の糸口が見えて晴れ晴れとした表情のY社長。
もともと繊維産業から出発した同社だ。経営者のDNAとして変化対応力をお持ちの筈。
今後の展開が楽しみた。

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18時半から岡山国際交流センターで開かれたセミナー。会場でも経営相談をお受けした。
塾経営者のK社長は、弁護士を志望して司法試験に挑戦すること14回。
36歳の時にリセットして進学塾の経営に転じたというチャレンジャーでもある。
塾経営を始めてまもなく私のBS経営に出会って実践された。その結果、
1,100万円の赤字を返上して現在は自己資本2,500万円になり、今回、報告を兼ねて来場された。

講演のテーマは、「変化対応力をつけなさい!」。
先月シリコンバレー(スタンフォード大学)で仕入れた世界最先端のビジネス情報を盛り込み、
変化に怯えるのではなく、リスクをとって変化に挑むことこそチャンスにつながるとお話した。
ちなみに、スタンフォード大学では、失敗した人を歓迎する。
反対に失敗を一度もしたことのないという人は評価されない。
小さな失敗を繰り返す中で人は学び成長する。失敗のないところに成長はない。

一方、今回ゲストスピーカーとして同行したマジックポットの前田社長が
いま世界で注目されている「デザイン思考」について報告した。
前田社長も今回、私と同じくスタンフォード大学での研修を受けた起業家の一人だ。
ここでいうデザインとは、色や形を表現することではなく、
現状をよりよいものに変えるために問題解決の方法をクリエイトする、という意味合いだ。
そこには「できない」という発想はない。
ありとあらゆる角度から「問題を解決するためにできることは何か」だけを考える。
そうすれば、今まで考えつかなかったような新しいチャンスが見えてくる。
変化に挑むためには、この発想が不可欠だ。

セミナーでは企業訪問先のA社長とY社長、経営相談に来られたK社長にもご登壇願い、出来上がったばかりのBSビジョンを公言していただいた。
満席の会場で勇気を奮って発表された数字入りの言葉は
5年後、10年後、必ずや現実のものとなっていることに驚かれるに違いない。

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☆いただいたアンケートより抜粋

・ 今日は貴重な機会をいただきありがとうございました。財務的、経営的な視点を加えて、人生に対してアドバイスいただき広い視野で考えることができました。世の中に対するお役立ちがどういうことか、自分にできることは何か、今一度見つめます。
・ 「物ではなく価値を創りだす」。失敗しながらチャレンジしたいと思います。
・ 変化対応力を付ける前に変化に気付けない自分に恐怖心を覚えました。変化をチャンスに捉えるまで道程は長いですが、努力していきます。
・ 店長に着任して2カ月。何を目標にするか不透明で、チャレンジ、失敗を恐れていることを強く感じました。講演に参加して頑張ろうという気根地が湧いてきました。
・ 単純明快な講演で大変理解しやすかった。細々としてテクニックではなく、自分が目指すべき目標が見え、やるべきことの支柱が定まりました。またシリコンバレーの体験談は自分の固定観念を覆し、大いに刺激を受けました。
・ 今回は企業訪問にも同行しましたが、感動的な体験でした。不動産、薄価の圧縮、大きな仕組みに活かされて恩返しをするというお話の数々が印象的でした。起業家精神を持って学び続けます。
・ まずはどんな山に登るのかを決めること。チャレンジすること。改めて学びました。変化に対応するのではなく、自らが変化を創り続けることを意識していきます。
・ いかに失敗させるか。それがデザインシンキング! 起業家精神を持ってチャレンジ! 失敗を恐れずチャレンジすることの大切さを感じました。チャレンジと思える方向に意思決定することを意識します。
・ 我が社を10年後、どのようにするかは、全て私の本気度にかかっていると改めて認識しました。
・ もとより資金調達能力の向上を目標に事業を興してきました。今日のお話を経営に活かしていきます。
・ 視点が180度変わりました。経営者ではありませんが、BSの大切さを再確認し、社長と資金の「見える化」をしなければいけないと感じました。
・ 分かり易く熱の入った木村先生の講演。本当に時間が立つのが早かった。「1人当たりの生産性を高める」ということ。私は社員ですが、社長の話は間違いなかったと強く感じることができました。しっかりと起業家精神をもちBSで判断できる人財になります。

2015年10月07日

No.1655 益田市立都茂小学校で講演

9月30日、益田訪問の3日目は美都町にある都茂(つも)小学校で講演させていただいた。
今回は会場となった同校のほか、東仙道小学校と都茂中学校の3校による合同開催。
益田木村塾にご参加いただいた都茂小学校の下脇由記子校長先生はじめ、
各校校長先生方のご英断で実現した。

母校での講演は5月の益田中学校に続いて2度目になる。
私が通った二川中学校はすでに廃校になったが、
美都中学校は同じ美都町にあった3の小学校が廃校・合併する中で生まれた学校で源流は同じだ。
玄関には旧二川小学校の銘板が大切に展示保管されている。

会場の都茂小学校体育館には2つの小学校から5、6年生の児童30人と、
美都中学の全生徒40人のほか、教職員と保護者の方などが集まってくださった。
ゲスト講師として同行した前田真孝社長の鮮やかなマジックショーで始まった講演。
今回のテーマは「失敗こそチャンス。失敗を恐れずチャレンジすれば夢は叶う」。

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幼い頃からの夢を叶えて「マジシャン」となった前田社長が、自らの体験と
究極の自己肯定感を養うマジックの魅力を語ったのに続いて、
サラリーマンではなく「起業家」という道を歩んだ我が人生を
DVD上映を交えてお話させていただいた。

小学生の児童たちの前で話すのは生まれて初めてだ。
前回中学校での講演も緊張したが、これほどドキドキしたことはない。
しかし、皆さん瞳をキラキラ輝かせて食い入るように聴いてくれた。
その真剣な眼差しに励まされてますます胸が熱くなった。
ほとばしる想いは、時代も世代も超えて伝わるものだ。

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最後に感想を求めてマイクを観客席へ。たくさんの児童、生徒さんから一斉に手が上がった。
「話を聞いて絶対にプロ野球選手になります」と皆の前で公言してくれた男子小学生。
「やりたいことがまだ決まっていませんが、早く見つけて公言して僕も大きなチャンスをつかみたい」。
さすが、中学生になると頼もしい。
「不可能と思えることも本気で取り組めば実現することを、今回、お話だけでなく
マジックショーでも学びました」と都茂中学校の西谷高至校長先生が総括してくださった。

「益田のまちをもっと元気にしたい」と初めた故郷への支援。
一番元気をもらっているのは私かもしれない。
今回も金本塾長をはじめ関係者の皆さん、ご参加いただいた皆さんに心より感謝申し上げます。

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2015年10月06日

No.1654 益田木村塾 平成27年度第2回セミナー開催

9月29日。益田訪問2日目は、さしずめ「飯のタネ探しツアーin益田」。
夜に開かれる木村塾までの時間を活用し、米田安成さんのご案内で地域資源の視察を行った。
訪れたのは益田市街地から車で30分ほど走った山間にある美都地区。
私が翌日に講演する小中学校のある地区だ。

美都商工会で話を聞いた。
それによれば、柚子の生産にかけては中国地方第一位の生産量を誇り、
飲物やポン酢などの加工品を製造しているほか、ワサビやイチゴの生産量も多い。

続いて新スタイルの農業に挑むKさんを訪問。
農業の有限会社を設立するKさんは、本人とお母さんがイチゴを、お父様がベビーリーフ、
弟さんが合鴨農法による無農薬米を栽培する。売上は年間5,000万円。
イチゴ畑は全て温室で5アールの温室が5棟。作業効率を考慮し、地面ではなく
腰の高さのプランターで栽培。地元だけでなく首都圏に出荷している。

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午後は金本塾長のご案内で、同じく美都地区にある「大久保広兼石州和紙資料館」を訪れた。
人里離れた山間の地に、明治時代に建てられた紙漉きの施設と民家がそのまま残っている。
ここには紙の原料となる「コウゾ」や「ミツマタ」が多く自生し、
徳川家光の時代から紙漉きが行われたという。広兼家は浜田藩の御用紙漉を300年間勤めた。
今も13代当主の広兼さんによって現地の小学生の卒業証書に使う石州和紙がつくられている。

ユネスコの無形文化財になっている「石州半紙」をはじめとする石州和紙は
益田ゆかりの歌人、柿本人麻呂が1300年前に作った紙。
益田市に隣接する浜田市三隅町で有名だが、金本塾長によれば「益田が石州和紙発祥の地」という。
資料館は平成7年に、広兼さんが、蔵に残る資料などを集めて開館したが、
アクセスの悪さなどもあって次第に訪れる人も少なくなり、記憶の風化が進んだ。
しかし、石州和紙が脚光を浴びる中、改めてこの地が和紙関係者から注目されている。
金本塾長は「こんな素晴らしい施設があることを世界に向けて発信しましょう」と力を込める。
益田にはまだまだ眠っている地域資源が山のようにありそうだ。

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19時半から益田市駅前ビルEAGA2階会議室で開かれた平成27年度第2回益田木村塾セミナー。
今回も金本塾長のご尽力で新規の方に多数ご参加いただいた。

前田真孝社長のマジックショーでスタートした今回の講演のテーマは、「変化はチャンス」。
シリコンバレー(スタンフォード大学)で仕入れた世界最先端のビジネス情報を盛り込み、
変化に怯えるのではなく、リスクをとって変化に挑むことこそチャンスにつながるとお話した。
ちなみに、スタンフォード大学では、失敗した人を歓迎する。
反対に失敗を一度もしたことのないという人は評価されない。
小さな失敗を繰り返す中で人は学び成長する。失敗のないところに成長はない。

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一方、私と同じくシリコンバレー研修を受けた前田社長が「デザイン思考」について報告した。
デザイン思考は、いまスタンフォード大学をはじめ世界で注目されている新しい考え方だ。
デザインといっても色や形を表現することではなく、「現状をよりよいものに変えていく」、
「問題解決のための方法をクリエイトする」ための手法だ。
そこには「できない」という発想はない。
ありとあらゆる角度から「問題を解決するためにできることは何か」だけを考える。
そうすれば、今まで考えつかなかったような新しいチャンスが見えてくる。
変化に挑むためには、この発想が不可欠だ。

セミナーでは、塾生で陶芸家の福光京子さんが木村塾での学びと自身の体験を発表した。
福光さんは「やってみなわからん」精神で山口県初の女性伝統工芸士に輝いた。

終了後、会場近くの居酒屋で開かれた懇親会も「益田を変えよう」と意気込む平成の志士らで
盛り上がり、新時代の幕明けを感じさせる講演となった。

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☆いただいたアンケートより抜粋

・ やるか、やらないかを決めるのは自分。改めて気付かされた。食に関わる仕事(農業)がしたい。勉強をしていこうと思う。
・ 益田市に必要なものは、まさにチャレンジ。シリコンバレーの空気が益田にも必要です。「益田をデザインしよう」という夢を持っておられることを知り嬉しく思いました。益田に元気を与えてください。素晴らしいものがいっぱいあるのに活かされていないのが残念です。
・ 変化はチャンス。起業家。やった事だけ残る。失敗は経験。いい勉強になりました。
・ 3回目の参加です。生で拝見するマジックに驚き、塾頭のお話にモチベーションを動かされました。「益田を元気にする」。とてもワクワクしました。
・ まずは「やる勇気」から始めます。
・ マジック実演、とても良かった。やる気が湧いてきました。このままではなく変化していきます。「やってやろう」と決めました!
・ とても勇気の湧くお話が聞けて次なるチャレンジに背中を押されました。自分を大きく変えていこうと思います。
・ 濃い時間でした。[起業家]を目指してやってみたいと思います、
・ 夢が叶いそう!! ありがとうございました。
・ 手品が楽しかった。マジッククラブに入会を希望します。
・ 3年前に電器屋に嫁ぎ、主人と3代目の後継者として働いています。今は売上も少なく顧客離れが多いので参考になればと参加しましたが、とても為になりました。
・ 「人生のデザイン」。常に考えていますが、どちらかというと失敗しないようにという考え方が主でした。変化をチャンスと考えるように頭を入れ替えます。
・ 変化に対しての向き合い方を学んだ。変化にチャレンジして、変化を起していく行動力を付けたい。
・ お二人の気合いと熱い気持ちを聞いて新しい仕事、取り組みを思いつきました。やってみます。
・ 「何を売ればいいか?」という質問の中で、前田さんの「品物ではなく価値を売る」という話が面白かった。
・ とてもシンプルなメッセージで分かり易かった。起業家の具体的事例をたくさん聞きたい。体験発表はとても良かったと思います。

2015年10月03日

No.1653 「益田をマジックで元気にするプロジェクト」始動

わが故郷、島根県益田市への恩返し活動の第一弾
「益田をマジックで元気にするプロジェクト」が、ついに動き出した。

人口約5万人の益田市。このまちも他の地方都市に漏れず過疎高齢化が進み、
経済が減速している。
そこで、一つはマジックを通じて自己肯定感の持てる子どもたちを育てる傍ら、
マジック愛好者を増やすことで地域に「マジック」という新たな観光資源をつくり
まちおこしをしようという構想だ。
このプロジェクトが成功すれば、全国の地方都市が元気になる。

9月28日、そんな私のビジョンに共感し、構想をカタチにしてくれることになった
マジックポットの前田真孝社長と征矢竜太朗副社長と一緒に、創り上げたプランを携えて
益田入り。
現地で事務局を務めてくださるNPO法人「ボアソルテ・スポーツクラブ」理事、
大賀肇さんのご尽力により
教育関係者や一般有志の方々を前にプロジェクトのプレゼンテーションを行った。

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16時半。市立市民学習センターで行われたそのプレゼン。
「とにかくマジックの魅力に触れてほしい」と、前田社長が
まずは会場に到着された数名の方に向けて、トランプを使ったテーブルマジックを披露。
続いて全員が揃ったところでリングマジックや、ティッシュを使った観客参加型のマジック、
布を掛けたテーブルが宙に浮くイリュージョンなど本格的なマジック・ショーを繰り広げると
会場は興奮の渦に包まれた。

タネを探そうと身を乗り出して観賞し、椅子から落ちんばかりに笑い転げる観客席の皆さん。
しかし、マジックは単に見る人を楽しませるだけのエンターテーメントではない。
自分がマジックをすることで「自信」と「自己肯定感」を養い、
「コミュニケーション力を磨く」という力を持っている。
将来マジシャンにならなくても、マジック人を喜ばせるという「成功体験」を積めば
自らを輝かせて自燃型の人生を送ることができるだろう。
実際、高知県では前田社長らの働きかけで教育現場にマジックの授業を取り込み、
大きな成果を上げているという事例がある。

前田社長は「益田のまちを元気にするために、益田にマジック・クラブを設立して
マジックのできる人財を殖やします。マジックは年齢も経験も能力も不問。
小学生からお年寄りまでどなたでも参加できます。益田にマジック文化を広げて
「マジックのまち・益田」に。そして観光客を呼び込んでください」と呼びかけた。
ちなみに、教室は毎月開催。参加費は無料。
前田社長は来年までに、益田市内で500人のマジッククラブメンバーをつくるという。

前田社長のショーと熱いプレゼンテーションに、関係者の方々からも即決で
「ぜひ参加したい」とのありがたい声を多数いただいた。

また、この後、益田駅近くの海鮮居酒屋で行われた懇親会では、
マジッククラブメンバーの発表会を目的とした「マジック・フェスティバル」を
1年後の2016年10月23日に益田市内で開催することが決定した。

百聞は一見に如かず。百見は一行に如かず。
とにかく「やってみる」。このスピード感がうれしい。

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2015年10月02日

No.1652 2015年9月度 実践目標の進捗報告

9月はキリマンジャロ登山に続いてシリコンバレー研修、そして益田木村塾&学校講演と
超エネルギッシュな日々を送らせていただいた。
それぞれに大きな学びと発見があり、感慨深いものがあるが、圧巻はやはりキリマンシャロ。
前回52歳での登頂から23年、
「再挑戦」を公言した65歳の時から10年の歳月を経ての人生のビッグ・イベントだ。

とくに今回は、家内を含めて木村塾に集う仲間と一緒に登ることができたことかうれしい。
私自身は不覚にも1カ月前の健康診断で不整脈が見つかり、ドクターストップがかかって
3,000mまでとなったが、
出発直前に手術治療を施していただき、公言した通り挑戦することができたことができた。

そして16人全員が、それぞれ人生の宝物を掴んで帰ってきた。
皆のすごいところは、自らの意思で「この山に登ると決めた」ことだ。

目標が決まれば行動が変わる。
行動が変われば習慣が変わる。
習慣が変われば人格が変わる。
人格が変われば運命が変わる。

もう一つは「チーム力」。1+1が5にも10にもなった。
志を同じくする者が集まり助けあい、励まし合うことで、個々の潜在能力が最大限に発揮された。

私に関していえば、何よりキリマンシャロ登山のお陰で心臓病の早期発見につながり
命拾いをすることができた。
なんと運のいい男だろう。

やってみなわからん! やったことしか残らん!

この言葉をあらためて実感する月となった。

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☆では、私の9月度 目標進捗報告を。

・心(学び)
読書 82/100冊
英会話 76/100回
写経 3917/4000枚

・技(ビジネス)
飯の種探しツアー5/3回
企業訪問 79/100社
海外 7/7回

・身体
禁酒 180/200日(毎週末チェク)
トレーニング 103/150回(毎週末チェック)
万歩計 370/500万歩(毎週末チェク)
登山 14/10回
25階段昇り 230/200回

 

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