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2015年12月18日

No.1683 木村塾やってみよう会 12月度例会@

12月8日、大阪市北区の手品家・梅田店にて第76回「木村塾やってみよう会」が開催された。
今回の「我が人生(経営)を語る」は株式会社アイシードで保険を販売している明石雅由さん(49歳)。
明石さんとは日創研大阪経営研究会でご縁をいただいた。
現在、同会で会長を務める明石さん。
「入会当時は木村会長が本部役員として経営研究会を引っ張っておられたのに、
いつの間にか自分が会長を務めるまでになるなんて」と、はにかんだように笑う。

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明石さんは農家の長男として産まれた。
戸籍をたどれば天保の時代まで遡れる、由緒正しき家。
幼少期には異母兄弟の姉2人と共に畑を耕したり稲を植えたりした。
お母さんを2歳で亡くした。
お父さんは前妻に続いて伴侶を二度も亡くすという悲しみを背負うことになる。
そんなお父さんも今から9年前、明石さんが40歳の時に他界した。

中学時代。校内暴力が吹きすさぶ滅茶苦茶な環境だったが、よく勉強していた。
ただ、「気力や根気のない子だった」と振り返る。
野球部に入りたかったけれど、体罰のケツバットが怖いから尻込みした。
陸上部に入部したが、しんどくて1年で辞めてしまった。
サッカー部も腹パンが怖くて辞めてしまう。
続かない自分にコンプレックスを感じていた。

高校では部活で少林寺拳法を始めた。
そこで転機が訪れる。恩師(メンター)との出会いだ。
少林寺拳法の顧問をしていたその恩師から「コミットメント」という言葉を教わった。
「それは「本気」という意味でした」。
何事も続かなかった自分に火が点いた。
卒業するまでの3年間で茶帯を取得。本気で続けることができた。

少林寺拳法は大学に入っても続けた。
「まさか、あの続かない自分がこんなにも長く続ける事ができるなんて」。
大学時代にも名監督と出会い、礼儀の何たるかを骨の髄まで叩きこまれた。

大学卒業後、売り手市場な中での就活を体験。
「スポーツがやはり好き」が高じて、スポーツ用品メーカーのヨネックスに入社する。
幹部候補生として採用されたことで先輩から妬みを受け、受け冷たい仕打ちを受けた。
ただし「のほほんとした性格のおかげで」それもあまり気にならなかった。
総務、仕入れ、営業など、様々な部署を経験した。
商品力の強さもあり「上から目線で商売をして」クライアントから嫌われる事もあった。
30歳に差し掛かる頃、日創研の研修に出会い、壁を突破する経験をする。
人生目標として「経営コンサルタントになりたい」という夢を抱いた。

その後、日創研の研修中に縁があり、ソニー生命に転職。
迷いはあったが「やるかやらないか、そのときは、やる!」の心意気での決断だった。
転職してから3年ほどは、苦しい時期が続いた。
保険のファイナンシャルプランナーは、成績こそが全ての世界。
食べるお金が無いので、睡眠時間を伸ばした。
消費者金融からお金を借りてしまい、返済に苦労した事もあった。
ここでも、「上から目線で話をしてしまう自分」に気付かされる。

「我々はファイナンシャルプランナーではなく、営業なのだ」
「保険を売るのではなく、自分を売り、買って頂くのだ」
先輩の言葉がブレークスルーとなり、自分をさらけ出すように。
苦手だった笑顔も、この頃から出るようになっていった。
すると保険も売れるようになった。
今では「そろそろアシスタントを作らなければ」と考えている。

「今後は自分の得意分野である相続を売りにして、事業主や経営者の方の安心、安全を
サポートしたい」という。
そういった方からの信頼に応えていき「保険業界のイチローになる!」と意気込む。

多くの壁にぶつかり、その度に乗り越えてきた明石さん。
好きな言葉は「努める者はいつか恵まれる」。
これからも壁を乗り越え、成長し続けていかれるだろう。

最後に私から一つだけ注文を出した。
それは、今後のビジョン。「この先どんな山に登るか」それを決めてほしい、と。

これを受けて明石さんは10年後のBSビジョンを、具体的な数字を掲げて宣言された。
「プレイヤーから脱皮し、後継者を育ててコンサルティング会社の経営を手掛けます。
ずっと右肩上がりでお客様の喜びを作り続け、増やし続けていきます」。

ビジョンは未来の設計図面だ。登る山を決めずして先に進めない。
5年後、10年後、自分がどうなっていたいのか。どんな会社にしたいのか。
経営者なら、なりたい姿をBSの数字を入れて公言することだ。

皆の前で力強くビジョンを語った明石さん。
このプレッシャーが明石さんの潜在能力を引き出し、不可能を可能に変えていく。
10年後には、ここで宣言した通りになっている現実に驚かれるに違いない。

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☆いただいたアンケートより抜粋

・ 優しい明石さんがどこから来ているのか。10年後の1億円の貯金、家庭円満に過ごす、素敵です。最初のダイアードも良かった。10年後の自分自身についてお話しましたが、もっともっと明確になしなければと強く感じました。
・ 営業のできる方を尊敬します。明石さんの朝にやられている実践をまねてやってみます。いいヒントをいただきました。
・ 木村会長のお話は何度聴いても素晴らしい。数字を活かすビジョンを実践する。それには誠実と信頼。どのように形にしていくか。しっかり稼いで税金を払う。そうすると世の中の支援を受けられる。「お金はステージを与える」を踏まえて2016年のビジョンを立てます。
・ 「やらずの後悔と、やってからの後悔。どちらが大きいか」心の中で熱いものを感じることができました。人の役に立つことは本当に素晴らしいこと。我々も頑張ります。
・ コミットメント(本気)を教えてくれた恩師との出会い。ソニー生命への転職も、日創研に行かなければなかった縁。心に響きました。
・ 強みや弱み。どのマーケットで勝負するのかをもう少し聞きたかった。自分はその道のプロになれているのかというと、そうではない。もっと勉強をしなければいけないと考えさせられました。
・ 自分を売り出してから一つの壁を超えられたという事を聞いて温かい気持ちになりました。10年後の目標達成、応援しています。
・ 私は日創研南大阪の会長を終えた翌年から木村塾に通って3年目です。明確なビジョンが出来てきました。明石さんも10年後の目標が達成できるように来年から木村塾に通ってみてください。
・ 私と同じ農家の息子。でも生き方が全然違う。すごいと思った。保険業界のイチロー! 頑張ってください。
・ 毎回、想像をはるかに超えるお話が多い「やってみよう会」ですが、今回はやっと身近に感じることができました。サラリーマンの私ですが今後の人生に活かせていただきます。
・ メンターとの出会いで「根気のない自分」を変え、保険商品を販売する中で「売りつけをしてしまった自分」を発見し改革された。多くの壁にぶつかり、乗り越えてこられたのだなと感じました。
・ 今回レポート作成に立候補した事で、普通に聞くよりもさらに「話を聴こう! 身にしよう!」という姿勢で聞く事ができました。非常に価値の高い役回りだと感じます。今後より積極的に立候補していきます。



 

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