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2016年06月30日

No.1725 「ダスキン近畿ネットワーク21」で講演

6月17日15時から吹田市にあるダスキン本部で「ダスキン近畿ネットワーク21」
定例会が開かれ、講演させていただいた。
潟_スキン近畿エリア加盟店の若手経営者・幹部の方々が集まる定例会。
4月に続いて2回目の講演だ。

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今回はBS経営の実践例としてマジックポット代表取締役・前田真孝さんをお連れして
その極意をお話しさせていただいた。
同社は2008年設立。
大阪梅田にある手品家梅田店ほか、本社のある広島ほか全国4店舗の直営店と
マレーシアを含むFC店4店舗を展開する。

高校教員を経てマジックバーの経営を始めた前田さん。
「マジックでは食えない」という世間の常識を覆すべく、
マジシャンを雇用して会社組織にし、マジシャンの地位向上と業界の発展を目指す。
BS経営に出会ったのは3年前。
店舗を増やして赤字経営に陥った前田さんが、私のところに相談に来られたのが始まりだ。

経営者には2つのタイプがある。
損益計算書(PL)の売上高を上げることに注力する単年度志向の「PL型」と
長期的視野でバランスシート(BS)の自己資本を積み上げる未来志向の「BS型」だ。

前田さんは典型的なPL経営者だった。
「エンターテーメントでマジックを世界に」と素晴らしい理念を掲げるが、
未来に対する数値目標がなかった。
そして、数字といえば関心があるのは現在の売上だけ。
売上が上がっても無駄な税金は払いたくないので節税に徹した。

BS経営は、バランスシート(BS)の自己資本を強くして盤石の財務基盤を築く経営だ。
同時に5年後、10年後のなりたい姿を描いて実現する未来ビジョンの経営でもある。
BS経営を学んだ前田さんは「2020年に上場、自己資本3億円」というBSビジョンを掲げた。

それから2年、BSビジョンの数字にはまだ及ばないが驚くべきことが起こった。
それは「人財と資金と情報」が集まってきたこと。
社内でBSビジョンを共有すると経営社員が育っていった。
それだけではない。前田さんのBSビジョンに共鳴して
一流企業や取引先銀行に勤めていた人が、会社を辞め、退職金を持って入社した。
さらに、このBSビジョンに金融機関からの融資や情報が集まった。

BSビジョンを掲げると、いまやるべき課題が見えてくる。
それが明確になると戦略が生まれる。

PL経営とBS経営の間には「税金川」という、あまり渡りたくない川が流れている。
しかし、納税は社会貢献の最たるもの。
税金川を渡ることで「公の力」が付けば、世の中からの恩恵が押し寄せる。
この川を渡った人のみが、新たなステージに立てる。
ビッグなBSビジョンは、人を惹きつけ、社会を味方に付ける。

「経営は右手に論語。左手にソロバン」。
明治時代の起業家、渋沢栄一も言っている。
ダスキンさんは創業者、鈴木清一氏の「道と経済の合一」を願う「祈りの経営」で有名だが
ここに「BSビジョン」という未来志向のソロバンを持っていただくと
その願いはさらに加速し広がるだろう。

懇親会は皆さんと同世代の前田社長に任せて私は失礼したが、
向上心の強い若い人たちと交わるとエネルギーがいただける。次回が楽しみだ。

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☆いただいたアンケートより抜粋

・ 社員に経営感覚を身に付けさせるためにBS経営は非常に有効だと思いました。数字をオープンにするか否かについては悩んでいましたが、BSビジョンを共有するためにも検討します。
・ 私がやろうと思っていたことの着眼点を示していただいたので驚きました。先代の影響力が強く一気に変わることはできませんが、今は根回しの時期だと我慢しながら虎視眈々とできることから始めます。
・ 私は従業員ですが、会社に未来が見えないとモチベーションが保てません。BSビジョンを社員の夢として共有するという考えに共感しました。
・ 単年度で経営を判断することのもろさ、BSビジョンを示すことで長期的なビジョンをイメージさせ夢を与えることができるという所にBS経営の素晴らしさを感じました。まずは自分からBSビジョンを公言します。
・ 私はまだ経営を引き継いでいませんが、今の段階から会社をどうしたいかというビジョンを持ち、社員と共有したい。
・ ビジョンの共有、明確化が大事だとは気づいていましたが、ここまで本気で取り組んでいませんでした。「5年後自己資本1億円!!」気合いが入りました。
・ 「自己資本を殖やす、税金を払う、社員の成長と安定」。BS経営は素晴らしい。会社に戻り、夢の日付を付け、ビジョンを語ります。
・ 数字を入れたビジョンをつくり計画を具体的に進めていける組織を目指します。
・ 創業者から「キャッシュフローがすべてだ」と教え込まれ、無借金経営を続けていますが、発展性がないようにも思っていました。BSビジョンを語り、社員と共有し実践することで夢が実現する。一つの道が見えました。
・ 私も完全にPL型社員でした。考え方が変わりました。10年後、20年後の未来を数字入りの言葉で計画し実行することが大切だと感じました。
・ BSの考え方を持ち、「いつまで」という明確なプランを立てて実行する。数字が戦略をつくる。それが未来へと導いてくれると思いました。

2016年06月24日

No.1724 木村塾パワーアップセミナー「あなたにとって幸せとは?」

6月21日 大阪市北区にある手品家梅田店で第1081回パワーアップセミナーを開催。
テーマは「あなたにとって幸せとは?」

パワーアップセミナーは当り前すぎて普段は意識しないようなテーマが出るので面白い。
今回もまさにそうだ。
プレゼンテーションを通して、改めて幸せとは何かを考えるきっかけになった
という参加者が多かった。

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色んな幸せの形があった。
「笑顔あふれる環境が自分にとっての幸せ」
「社員さん、お客さんから頼りにされるのが幸せ」
「家族との何気ない時間が幸せ」
「人間関係が充実していることが幸せ」
「人に与えられることができる状態が幸せ」
「家族が幸せであることが幸せ」

人は一人では生きられない。つくづく幸せとは人との関わりの中でつくられるものだと思う。
こんなことを話した方があった。
「振り返ると今まで多少の不満はあったりしたが「不幸」と感じたことはない」。

私もそう思う。
父親が亡くなった時、いよいよ食えなくなってメシの種を探しに大阪に出た時、
取引先に切られた時…色々あったが、それを不幸だと思ったことはない。
くよくよ思い悩む暇もなかったというのが実感だ。
『逆境に勝る師なし』という本を書いたが、自分では一度も逆境など思ったことはなかった。
あれは本屋さんが付けたタイトルだ。「こう書かないと売れませんよ」と(笑)。
しかし、今となっては、それもすべて自分に与えられたステージだと思うし
このステージが今をつくった。
感謝すら覚える。

この日本に生まれて十分すぎる人生、幸せすぎる人生を送らせてもらった。
見渡せば本当にチャンスだらけだ。
日本ほどビジネスがしやすい国はない。
だから、自分がいただいた恩を世の中にお返ししたい。
このようなセミナーを通じて皆さんの起業家魂を引き出していきたいと思っている。

かといって、日本人全員が起業家になればいいとは思っていない。
ただ、人口の5%くらいの割合で起業家が登場しないと国は衰退してしまう。
まだまだ日本には起業家が足りない。

何を幸せと感じ、何を求めるかは人さまざまだが
ここに集まる皆さんには、ぜひ、自分のステージを活かすことを考え、実践してほしい。
やったらやっただけ必ず「経験」か「お金」が儲かる。
何もやらない人は、何も儲からない。

皆さんには自ら逆境(ステージ)を作るような気概を持ってやっていってほしい。

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☆いただいたアンケートより抜粋

・ 改めて自分にとって幸せとは?今後どうすれば幸せになれるかという課題に直面できました。十人十色の幸せを聞くことができて面白かった。
・ 幸せとは愛し愛されて認められ、いろんな形があることを再確認できました。今後もっと幸せになるにはどうしたらいいかを考え、そこから成長したいと思います。『生き様は死に様』。祖父が亡くなった時に父が言っていた言葉です。
・ 幸せとは結局、人に与えて自分が満足できることだと。人間関係の悪い人は幸せとは程遠いと思った。
・ 改めて聞かれて回答に困りました。それを意識して生きていた訳じゃなかったんだということに気付きました。「振り返った時に幸せだったという」Kさんの言葉になるほど、と思いました。テーマを与えられて話すのは大切だし、楽しい。
・ 周りの人の意見を聞くことで、自分の中で眠っていた感情が発見できてよかった。
・ 話し手は聞き手の目を見て話さないと伝わらないと実感た。

2016年06月22日

No.1723 木村塾やってみよう会6月度例会@

6月14日、大阪市北区の手品家・梅田店にて第87回「木村塾やってみよう会」が開催された。
今回の発表者は長谷川夕起さん。この春、6 年間勤務した大手企業を退社して起業された。

創業した「way u(うぇい)」は、「セミナー・コンセルジュ」でもある長谷川さんが
セミナーを開催したい人に対してコンサルティングや運営支援事業を行う。
一方、並行して長谷川さんを含めて仲間4人と中小企業経営者や個人事業主が
安心して暮らせるコミュニティを目指す「so 咲(ソーサク)」を設立。
「人の役に立ちたい、困っている人に寄り添いたい」という視点から
ビジネスと社会貢献の2本柱で新事業を展開する。

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1984年、サラリーマン家庭の長女として西宮市で誕生した長谷川さん。
生後間もなく原因不明の川崎病に罹り、九死に一生を得たこともあって
ご両親は長谷川さんをひときわ慎重に育てた。
小さい頃は、外遊びが好きで怖いもの知らず。人前に出るのも大好きだった。
しかし、乳児期の病気を理由に運動を制限される環境に置かれた。
大人になっても引きずる「積極的なのに引っ込み思案」という性格は
そんな乳児期体験が影響している。

小学校2年の時に神戸市内に転校。
かわいくて勉強のできる西宮の山の手のお嬢さんは、クラスの人気者になった。
長谷川さんは学校でも家でも自分を押し殺して期待に応え、いい子を演じ続けた。
ただ「自分のことは自分で決める」。
とくに進路に関しては親に相談したことはなかった。

転機は高校時代。入学したのは県内からツワモが集まる有数の進学校。
今までのようにがんばっても中間止まり。どうしても上には登れなかった。
「でも、はじめてロボットから人間になれた気がしました」と振り返る。

ちなみに長谷川さんのお父さんは勤め人だったが、母方のお祖父さんは台湾出身の起業家。
その他の親族もほとんどが自営業。
逆に「いい学校に入って、いい会社に勤める」コースを着実に歩む長谷川さんに対して
親戚中から期待が寄せられた。
卒業後、第二志望校ではあったが兵庫県立姫路工業大学の工学部に入学。
「親に頼るばかりでは」と、ハンバーガー屋でバイトするとすぐに貯金が貯まった。

大学3年になり家を出て学校に近い姫路で下宿を始める。
バイト先もホテルの配膳の仕事に変わるとますます貯金が増えた。
「使う目的もないのにひたすら貯金が増えるのが楽しみでした」と笑いを取る。

大学院に進み、好きな解析や分析の仕事ができる神戸製鋼の関連会社に就職。
しかし、入社早々、希望とは反する神戸製鋼の別機関に出向となり粛々と仕事を続けた。
給料もよく、趣味のダンスや旅行、エステにと出費してもお金が貯まった。
ある時、貯金利息の低さから「もっと殖やし方があるのでは?」と気付いた。
将来への備えも含め資産運用に興味を持ち株式投資を始める。
一時はそれで生活をする考えもよぎったが、さすがに現実的ではなく勤めを続けた。

「何か違う。私の人生はこれていいのだろうか」
入社時からずっと抱いていた疑問が、6年目にして限界にきた。
木村塾に参加し始めたのもそのころだ。
環境を変えたくて社外の外たちと交流を始めると、
本来の好奇心旺盛な自分を押し殺していることに気付いた。
「失敗したくなくて無難な道ばかり選んできた。変化を嫌って今まで逃げてばかりいた」。

退職を決意した長谷川さんが真剣に自分と向き合う中で辿り着いたのが、この結論
「人と関わって人の役に立つ仕事をしたい」。
あふれるように起業のアイデアが沸き、起業にこぎつけた。

経営とは、世の中の人・もの・お金を使って、それを10倍にも100倍にもして
再び世の中に還元することだ。
長谷川さんの発表の中で「資産運用」という言葉が出たが、
会社経営において資金調達と資産運用は、ビジョン実現に向けた戦略の要となる。

たとえば1000万円の資金(資本金)があったとする。
これを元にビジネスをすれば、どれくらいの利益が出せるだろう?
私の経験だと平均的な運用益は年5%ぐらいだ。年50万円の利益をつくれる。
仮にこの1000万円を全額融資に頼ったとしても、今なら年2%程度の利息で調達できる。
ならば20万円の利息を払って50万円儲けられたら30万円が手元に残る。
元手が1000万円で30万円なら、1億だと300万、10億ならば3000万円のプラスになる。

決算書のBS(バランスシート)は経営者の通信簿。
BSの自己資本はいわば会社の貯金。
そして、この貯金を使って、いくら利益を出せるか。それが経営力というものだ。
自己資本1000万円、つまり会社の貯金が1000万円あれば、1億円の融資が受けられる。
会社経営において資金調達は借金ではない。いかに資金調達をして資産運用をするか。
お金そのものを働かせることに注力したい。

起業に当たって長谷川さんは、事業計画書を携え銀行に融資を求めたという。
しかし、結果はアウト。
事業計画がまだそこまで固まっていなかったことが原因かもしれない。
しかし、この行動力は素晴らしい。
失敗と成功は同じラインにある。
成功の反対は失敗ではなく、やってみないことだ。
動き出した長谷川さんは確実にゴールに向かって近づいている。

「会社員じゃないと暮らしていけないと思っている人は多いと思いますがそうじゃない。私が先陣を切って証明したい」。
最後に個人事業主である長谷川さんは「貯金」という形で、10年後のビジョン目標を公言した。

大企業という、安心安泰の「箱」から飛び出て起業家の道を選んだ長谷川さん。
もちろん、箱の中で終える人生も悪くはない。
しかし、世の中の人全員が箱の中に入っていたら、社会は進化しない。
人口の5%くらいは、箱から飛び出て新しい事業を興していかないと日本は滅びてしまう。

会場にはご両親の姿があった。
「この会は自己開示の最高の場。勇気を奮って発表して一皮むけた気がします。
これまで心配をかけてきた両親に対して感謝を伝えられました」。
晴れ晴れと話す長谷川さん。
まだ31歳。勇気ある一歩を踏み出した女性起業家に大きな拍手が送られた。

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☆いただいたアンケートより抜粋

・ 「妥協を知る」「変化を恐れる」「逃げていただけ」自分とすごく似ているところがあると思いました。ただ、行動力には尊敬の念を抱きます。刺激になりました。
・ 「数字は戦略。言葉を生む」「お金を働かせる」「会社の役割は@雇用を生むA税金を払うB社会の役に立つ事業を行う」今回の気付きを今後の活動に活かします。
・ 人のために何かをする。それは人を気遣うことができるから。ビジョンが決まれば後は走るだけです!! 共に学び共に成長しましょう。
・ 赤裸々な半生の振り返り。心に響きました。
・ 長谷川さんの生き様で一貫していたのが「変わること」。その「変わること」について考え、苦しんできたことが伝わりました。その中で「やりたい」と思えることを見つけ、進めていく姿が素晴らしい。
・ 「社会のためになる会社が人をつくる」しっかり心に刻みます。
・ 退職することを考えて株をするとか将来を見据えた長谷川さんの行動力がすごい。変化を嫌う人生と語っていたが、結果的には若いときから培った行動が今の長谷川さんをつくっているのだと思った。
・ 若者同士一緒になって力を合わせて日本を盛り上げたいと思った。
・ 自分のことを発表する勇気、それと行動力がすごい!
・ 長谷川さんの人が好き、人のためになりたいという気持ちがビジョンに反映されていることに感銘を受けた。

2016年06月10日

No.1722 大阪木村塾BS経営セミナー 6月度開催

6月7日 大阪市北区にある手品家・梅田店で大阪木村塾BS経営セミナーを開催。
今回は会場でもある手品家を展開するマジックポット代表取締役
前田正孝さんをゲストに迎え、BS経営の極意をお伝えした。

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前田さんは高知大学を卒業後、高校教員を経て2008年に同社を設立。
「マジシャンでは食えない」という世間の常識を覆すべく、
マジシャンを雇用して会社組織にし、マジシャンの地位向上と業界の発展を目指す。
現在7期。社員23名を率い、全国4店舗とマレーシアを含むFC店4店舗を展開する。

原点は小学校時代にテレビで見たマジック体験。感動した前田さんは
録画したビデオを見て習得し、家で披露したところお父さんが驚嘆して誉めまくった。
その成功体験が「超絶プラス思考」の前田さんを育てた。

BS経営に出会ったのは3年前。
「店を増やし売上は上がっているのに、キャッシュがない」。
挙句は3,000万円の赤字経営に陥った前田さんが、拙著「BS経営のススメ」を読んで
私のところに相談に来られたのが始まりだ。

「経営は右手に論語。左手にソロバン」。
明治時代の起業家、渋沢栄一の言葉だが、数値目標のない理念だけでは、経営はできない。
「エンターテーメントでマジックを世界に」という理念を掲げる前田さんには
未来に対する数値目標がなかった。
「数字といえば現在の売上だけ。しかも売上と利益は同じものだと考えていたくらい。
売上げが上がったけど無駄な税金は払いたくないので社内旅行にラスベガスへ出かけたら
後で請求書が来てえらいことに(笑)。そんなレベルの経営者でした」。

BS経営は、バランスシート(BS)の自己資本を強くして盤石の財務基盤を築く経営だ。
同時に5年後、10年後のなりたい姿を描いて実現する未来ビジョンの経営でもある。
BS経営を学んだ前田さんは「2020年に上場、自己資本3億円」というBSビジョンを掲げた。

セミナーでは創業以来の決算書を開示し、
BS経営導入後、ここ2年間の変化について話した。
その中で起こった「凄い変化」の一つが人財。
一流企業や取引先銀行に勤めていた人が、前田さんのBSビジョンに共鳴して会社を辞め、
しかも退職金を持って入社したという。それが征矢副社長と財務担当の小原さん。

優秀な人財を仲間に引き込んだことで運営が飛躍的に前進すると共に増資もできた。
社内でBSビジョンを共有すると経営社員が育っていった。
さらに、このBSビジョンに金融機関からの融資や情報が集まった。

一方「BSビジョンを掲げる最大のメリットは、いまやるべき課題が見えてくること。
BSビジョンの数字にはまだまだ及びませんが、目標に到達するために
何をやらなければならないか。何が足りないか。それが明確になると戦略が生まれる。
まずはビジョン実現に向けて、銀座出店と梅田店をシアター会場にリニューアルします」と話す。

現在ショー、マジシャンの派遣、グッズ販売、社会貢献の4事業を展開するが、
新分野としてマジックとエデュケーション(教育)、コミュニケーションを合わせた
「マジケーション」に乗り出す。
名付けたのは、手品家にも出演する世界級のマジシャン、セロだという。
「できるからするんじゃない。するからできる。それが私の哲学」
前田さんは言い切った。

経営者には2つのタイプがある。
損益計算書(PL)の売上に終始して税金を払いたがらない「PL型」と
しっかり税金を払ってでもバランスシート(BS)の自己資本を積み上げる「BS型」だ。
両社の間には「税金川」という、あまり渡りたくない川が流れているが
納税は社会貢献の最たるもの。
税金川を渡ることで「私利私欲」から「公利公欲」の経営者に変わるはずだ。
「公の力」が付けば、世の中からの恩恵がドドッと押し寄せる。
この川を渡った人のみが、新たなステージに立てる。
ビッグなBSビジョンは、人を惹きつけ、社会を味方に付ける。

この春、新たに「もっと多くの人をもっと喜ばせたい」という理念を掲げた前田さん。
BSビジョンの力を得て必ず夢を実現させるだろう。
会場は前田さんの超絶プラス思考の空気に包まれた。

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☆いただいたアンケートより抜粋

・ マジシャンの社会的地位向上という前田社長の強い、熱い信念がひしひしと伝わってきて説得力がありました。無限の可能性があるマジックにはインバウンドも東京オリンピックもチャンスにあふれていますね。
・ BSビジョンに人が引き寄せられる。人生理念も本当に素晴らしい。人間的魅力にあふれ話を聞くだけで元気になります。
・ とても勉強になりました。すごく刺激になりました。上がったモチベーションを継続できるようBS経営をもっと学びたい。
・ 「未来ビジョンを見て今、しなければいけない行動、必要なことをする」。「やったことしか残らない」とにかく響きました!
・ 将来どうなっていたいのか。そのためには今どうするべきか、何をするべきなのか。具体的なビジョンがあることで自分の考え、意思が変わり、周りも変えるということが分かりました。
・ 「BS経営を知って頭の中が変わり、未来が変わった」「私(社長)の言葉が変わったら社員がついてきた」という話に感動しました。
・ PLとBSの違いについて大変大きな気付きがありました。
・ 皆が隠したがるお金のことをきちんと表に出して明確にビジョンを持たないとダメだと気付きました。
・ マジックポットはマジックに特化したBS経営により株式上場も期待できる会社だと思いました。
・ これだけ大きな劇場もあって経営状況は順調だと思っていたのですが、その後ろには大変な努力をされている話を聞いて勇気づけられました。私もやろう、チャレンジしようと思いました。
・ 数字を入れたビジョンが夢を現実化して、アクセル全開で頑張れば必ず誰かが応援してくれる。素晴らしいですね。
・ 技術もあるが一番は前田社長の根本にある想いなのだと思う。普段からの思想、行動がとても表れていた。社員としてこの会社にいて本当に良かったと思った。社長、凄い!

2016年06月02日

No.1721 2016年5月度 実践目標の進捗報告

梅雨入りを前に爽やかなお天気が続いています。
みなさんはいかがお過ごしでしょうか?

さて、転倒による怪我で病院の中からスタートした今年だったが
先月の京大病院での検査でも大きな問題はなく、快調な日々を送らせてもらっている。

今年掲げたテーマの一つである「減量、減塩、断酒」。
中でも減塩と断酒を実践しているが、その成果は絶大だ。
何しろ50歳を過ぎて、昨年までは150以上、高いときは170あった血圧の数値が
グンと下がり、最近では130台をキープしている。

減塩食はさぞかし大変では? と、よく聞かれるが、あにはからんや。
麺類のスープを飲むのを止めたことと、外食を控えて家めしを食べている程度。
それだけで健康になれるわ、家内も喜ぶわで、一石二兆だ。
益はあっても悪いことは何もない。

また、転倒以来、過度な運動も禁止されたため
アスレチックの代りに階段昇降を始めたが、これがまた絶好調だ。
行き先々でエスカレーターを避けて階段を上っている。
先月はフロアに換算すると1日平均100階くらい登った。
六甲山をフロア換算すると約200階だから、2日に1回六甲登山をしていることになる。
我ながら良く頑張っているなあと、この足を労ってやりたくなる。

若い頃は食生活や健康について考えたこともなかったが、
あらためて健康であることのありがたさと大切さを実感する今日この頃だ。

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☆では、私の5月度実践報告を

・減量、減塩、断酒
・万歩計207万/500万歩
・ヘルスケア、フロア階 8770/10000階(目標上方修正)
・登山8/20回

・読書44/30冊
・英会話25/50回
・写経4328/4500枚(累計)
・大阪木村塾受講生 585/1800名
・益田市活性化への
「第一回マジックフェスティバル」
「デザイン思考講座」開講

 

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