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2016年07月12日

No.1728 大阪木村塾BS経営セミナー 7月度開催

7月5日 大阪市北区にある手品家梅田店で大阪木村塾BS経営セミナーを開催。
BS経営のケーススタディとして
有限会社エム・カンパニー代表取締役の松木克浩さんをゲストにお迎えした。
堺市にある同社は1992年創業、翌年に設立。
大阪南港を物流拠点として畜肉商品に特化した「畜産物流」で急伸する。

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松木さんは1970年生まれの46歳。
高校卒業後、運送会社や不動産会社、工場を転々として21歳の時に起業した。
きっかけは「誰か大手食品会社の食肉を運ぶ人はおらんか?」という知人の声。
高校時代から「社長になって金持ちになる」と決めていた松木さんは、すかさず手を挙げた。

友達を引き込んで社員1人、代行運転で売上70万円からスタートした事業は、
試行錯誤しながらも拡大した。
原動力は「いい時計をして、いいところで飲みたい。大きな家に住みたいという欲望」。
4年目には精肉店を開業して失敗。
5年目には事業が認可制から許可制となり、資本調達に奔走。
それを機に自身はドライバーを辞めて営業活動に専念した。

売上が上がり従業員が増えると「私利私欲」はさらに強くなり毎夜、繁華街に繰り出した。
しかし、一方では資金繰りや人間関係、人財育成の問題にぶち当たった。

「すべての問題は自分の行動にある」。
気付かせてくれたのは10年目に入会した日創研での学びだ。
以来「物流を通じて社員・お客様に幸せを届ける」というエムカン理念を持つことに。
理念があれば行動が変わり、社員や荷主企業からの評価も変わった。

松木さんがBS経営を学ぶようになったのは、さらに10年後の2013年。
「数字を入れた夢ビジョン」を打ち出して公言すると、夢がカタチになり勢いが加速した。
「ビジョンを決めると、それを実現するためのアイデア(戦略)が生まれます。
しかも一つではなく無数に。もちろん、それに挑戦するのは壁もあるし
失敗もする。でも、失敗してもスキルがつくので最後には成功します」と話す。

その甲斐あって、今年度は3年前に打ち出した「自己資本1億円」を突破する。
計画していたエムカン物流センターも予定より早く実現した。

BS経営の威力はそれだけではない。
ビジョンを共有すると幹部が育ち、金融機関を味方に付けて資金調達が容易になる。

セミナーでは「30期 自己資本3億円、幹部社員の年収1,000万円」を掲げた。
そして、このBSビジョンを叶える戦略として
お客様の会社で余っている食材をWEB上で販売する「エムカン牧場」、
外食産業として「エムカン一人焼肉」の展開などビジネスプランが広がる。
さらに50期2043年には牛のテーマパーク「エムカン牧場」という長期的ビジョンも描く。

私もかつては「私利私欲」の塊だった。
決算書といえば損益計算書の売上高や利益にしか興味のない経営者。
それがバブルの崩壊を機に、自己資本の持つ意味と重要性に気付き
経営とは「公利公欲」であると気付いた。

では、公利公欲とは何だろう?
お客様や社員のために経営するといった道徳的、倫理的な精神論だけでは足りない。
経営とは「人・もの・金」という社会の経営資源を使って儲けさせてもらうことだ。
だから、儲かれば社会に還元する。
経営者であれば「税金を払う」か「雇用をつくる」か。
それが究極の公利公欲である。

松木さんは現在60名を超える社員さんを雇用するだけでなく
まもなく自己資本1億円のステージに立とうとしている。
それは、同じくらい税金を払って世の中に還元したという証でもある。
だからこそ、それが信用となり金融機関からの資金調達を容易にする。

今回、自ら「自分にチャンスを与える生き方をしなさい」というテーマを掲げ、
決算書を開示して事例発表された松木さん。
会場には社員さん6名のほか取引先の金融機関の方も同席された。
BSビジョンは、社員さんにとっては自社で働く自信と誇り、
金融機関をはじめ取引先の方にとっては信用と信頼につながるにちがいない。
エム・カンパニー50期に私は102歳! ぜひ、うれしい報告を聞きたいものだ。

BSビジョンは何度も公言してこそ実現する。
みなさんも、ぜひ、ビッグなBSビジョンを社員さんや取引先の関係者の方の前で公言してください。

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☆いただいたアンケートより抜粋

・ 数字を乗せて話す、ビジョンを語るというのはこういうことなんだということが分かりました。組織づくりという部分でも学びがありました。
・ 夢・ビジョンを明確にすると戦略・やり方は無数に出てくる!! ビジョンを明確に、そしてどんどん公言します。
・ 「社長の仕事を3つ」という質問に「人を育てる・夢を創る・勉強する」。インパクトがありました。
・ 本日あらためて自分が考えるべきことと、行動しなければならないことが分かりました。松木社長のような数字に強い、勉強して夢を大きくもつ経営者になります。
・ BS経営とは大きい会社ではなく強い会社。そのためには自己資本を殖やす。明確なビジョンを持ち、公言する。そしてやり続けることが大切。
・ 「うまくいったらお金が儲かる・失敗したら経験が儲かる」会長の言葉が刺さりました。やはりビジョンは幹部や社員さんのイメージできる「カタチ」と財務の両方をしっかりつくっておかないといけないと実感できました。
・ 今から2年間独立しようと思っています。その決意を固めるために参加しました会長の話も松木さんの話も元気の素になりました。
・ 松木社長がすごく楽しく話している姿を見て、社員さんもワクワクすると思いました。
松木社長の「素直に学んだことを実践されている」のが今の結果だと思います。
・ 話を聞いて自分が抱えていた悩みの解決の糸口が見えた気がしました。「やはり自分もついている」と感じました。
・ 一つひとつビジョンを達成されていくエム・カンパニーの50周年が楽しみ。自分も出資できるように個人資産を貯めておきます!
・ BS経営に刺激を受けました。夢、ビジョン、心が膨らみました。続けて学んでいきたい。
・  松木社長を支えたのが白川常務だったというお話しを聞いて、私もわが社の社長にとって必要な社員になりたいと思いました。



 

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