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2016年11月03日

No.1751 大阪木村塾BS経営セミナー11月度開催

11月1日 大阪市北区にある手品家梅田店で第54回大阪木村塾BS経営セミナーを開催。
広島に本社を置く潟潟Aルマックス代表取締役の青松勇介さんをゲストに迎えた。

17年前に売り場面積15坪の小さなゴルフショップからスタートし
日本のみならず世界60カ国にインターネットでゴルフクラブを販売する同社。
カンボジア法人を設立し、自社業務の外部依頼(BPO)を行うほか、
ネット販売で培ったノウハウをより多くの人に伝えるため、
ITソリューション事業を立ち上げてWEBマーケティングに力を注ぐ。

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青松さんは高校卒業後、サラリーマンを経て25歳でペイオフの会社を興したのを機に
起業家の道をたどった。
リアルマックス創業は30歳の時。
ゴルフ事業のきっかけは、お父さんから譲り受けた1本の中古のゴルフクラブ。
ネット販売すると思わぬ金額になり、これを機にクラブを仕入れてネットで転売を始めた。
コネも経験もお金もなかったが「ないからこそ知恵と行動力で勝負した」。
創業の精神でもある「トライ&エラー」を繰り返し、
見場からの実体験の中で新しい成功体験を積み重ねた。

ネット販売でも「あなたから買いたい」という顧客対応に力を入れる。
ゴルフ人口が減少する市場で飛躍のきっかけは、海外進出とIT事業の強化。
国内ではこの顧客対応やマーケティングなどの「コア業務」に集中、
2014年にはITのバックヤードをカンボジアに移し
自社業務のBPO(外部依頼)を行っている。
さらに現在は、ネット販売で培ったノウハウを活かし、
あらゆる業種業態に対するITソリューション事業に力を入れる。

また、私の著書をきっかけに9年ほど前からBS経営に着手。
自己資本で未来ビジョンを掲げる中、そのゴールに向かうプロセスで
マーケティング分析をして利益の出るところに資本を集中。
未来投資を始めた。
カンボジアの法人設立や人財育成もその一環だ。

「当社の強みを活かすだけでなく、どうイノベーションしていくか。
ハードだけでなくソフトで売っていく。未来投資することで3、4年後に返ってくる」。
現在、自己資本額は3億円となり、3年後10億円のBSビジョンに向かっている。

「BS経営にして一番良かったのは銀行からの信用。強いBSを持つと入ってくる情報が違う。
先日もメインバンク(信用金庫)から無担保、無保証で融資を受けることができました。
万が一、会社が潰れても家も取られない。ものすごい信用力」
と、そのメリットを明かす。

現在、社員は60名。日中韓、カンボジア、ウクライナなど多彩な国々から人が集まる。
「人財育成の秘訣は、一人ひとりの強みは何かを見極めること。
無理なことを無理な人に要求しても無理。それよりも強みと強みの結合」とも。

大事なのは売上ではない。バランスシートの自己資本だ。
バランスシートこそ経営者の通信簿。
BS経営は自己資本を積み上げて強いBSをつくる経営だ。
では、強いBSをつくるとどうなるか?
金融機関からの信用が得られて資金調達が容易になる。
調達した金を活かしてこそ経営だ。

さらにBS経営は、ビジョンを共有して経営のわかる社員 (経営社員)を育てる経営でもある。
自分よりも優れた人財が育てば、経営力は無限大に膨らむ。
人を活かし、資金を活かす。企業は経営者のものではない、社会のもの。
BS経営は、人・もの・金を活かし、それを何十倍にもふくらませる「公利公欲」の経営だ。

いまや日本を代表する起業家として各界から注目される青松さん。
ベースには「男は金を稼げ」という、昭和を駆け抜けたお父さんの言葉があったという。
若い頃はやんちゃをして警察のお世話にもなったこともある。
つっぱりヘアーでカメラをにらむ15歳の頃の写真を開示して会場を沸かせた。

失敗と挑戦、ビジョンを抱いて学び続けることの大事さ。
学歴がない。歳がいっている。地方だから。そんなことは全部言い訳。
やるか、やらないか。人生は、そのどちらかだ。
青松さんの人生が、そのことを教えてくれる。

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☆いただいたアンケートより抜粋

・ BS経営は資産を再投資すること。また、見えない資産である人を残すという目的があるということを学びました。資産をつくる源泉は人財。ありがとうございました。
・ 青松さんのライフストーリーに感銘を受けました。とくにご両親の起業家としての教え、マインドが青松さんのような起業家をつくったのだと得心しました。
・ BS経営強化の重要性。海外雇用の将来性。ITソリューション、多角経営の重要性。BSビジョンの共有により社員が育つ。本日の気付きです。
・ 青松さんのご両親の言葉「男は金を稼げ!」と「危機感を植え付けられて育った」が心に残った。自分の生き方にも子供の生き方にも活かしたい。
・ 前回発表したものです。私も青松さんのように公言したことを実現していきたいと思いました。
・ 顧客に価値を提供する。同じバックヤードでつくられる提供価値の違う2つのサイト。イノベーションを起こすヒントをいただきました。ネットでも接客がある。人材育成の大切さが分かった。
・ 「ないからやれない」のか「ないからこそやる」か、発想の違い。コア事業に集中する方針。コアとなるものを正しく見極め、集中する勇気が要る。それが分かった。
・ 青松さんの木村会長と同じ「やったみな分からん」精神。「ないから知恵と行動力がついた」という言葉が印象的。「根拠のない自信」も大切だと思った。
・ 青松さんの「強み×強み」「無理なものはやらせても無理」、木村会長の「ビジョンの共有で社員が育つ」。人財育成の秘訣を学びました。
・ 感動しました。世界を股にかける男、最高です!!



 

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